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八幡岬公園

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千葉県勝浦市の八幡岬の先端にある公園。(大原にも同じ名前の岬があるらしい。まぎらわしいね)
ここは何度か来た事がある。
園内に入ると早速海沿いを歩く。勝浦湾がよく見えた。今日は空気が澄んで随分先の海岸線まで見えた。

そうそれと、この公園は丸々勝浦城址でもある。
でも、簡単な歴史の説明板があるだけで、遺構も何も無し。
秀吉の小田原合戦後に攻められ没収されて廃城という関東らしい城跡。

整備された軽い石段を登ると展望台。
前来た時はこればかりの石段がキツかった憶えがあるけど、今は気にもならないくらいの石段であれ?って感じ。

ファイル 229-2.jpg展望台にはお万の方(養珠院於萬の方)の像がある。
この勝浦城の姫君で、後に家康に見初められて側室になった人。
あの水戸光圀の祖母にあたる。
この岬の先は「お万の布さらし」と呼ばれ、勝浦城の落城の際に40mの断崖に布を垂らして海に逃れたんだそうな。。布?布?
布はさておき、その逃れた時は14歳だったそうだから、その14歳くらいの姫の姿の像を建てるべきじゃないかと思うけど、、
尼さんの像より、崖を下らんとする凛々しい姫君の像の方がいいよねぇ。

さて展望。

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ファイル 229-4.jpg勝浦灯台から太平洋が広く見える。

海に睨みを利かせる城だったんだな。
姫が逃げたんだからこの小高い先端が本丸だろうね。
この東屋が建物跡とかなのかな?まさかね。
でもそんな想像しながら歩くのが面白いよね。

風もなく日差し眩しく海広く。
気持ちよく眺望。

八幡岬っていうくらいだから八幡神社もある。
展望台から石段を下って戻って、手前の広場から細い森の石段を登って行ってみた。
低いトンネルのような森の樹々をくぐって登ると、ちょっと荒れた小屋みたいな感じの神社が現れた。
いい眺望を見させてもらったのでお参り。
一緒に行ったくにさんはこれが初詣なんだそうだ。

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太東埼灯台

千葉県いすみ市の太東埼の高台にある灯台。
長い九十九里浜が終わって外房の海岸が始まった辺りにある岬で、車から降りたらすぐに展望できるのが嬉しい場所。
結構気に入ってて何度も来てる。

まずは北の九十九里方面からの海。

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そして南は夷隅川の河口と岬町三門の町。

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天気よく風もなくポカポカで気持ちよかった。

そして灯台。

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戦後に出来た灯台だけど、浸食による大規模な崖崩れがあったそうで、少し内陸に作り直したんだそうだ。
この灯台は昭和四十七年製。

今が旬のスイセンの花も咲いていた。
アップで撮るついでに嗅いでみたけどスイセンていい匂いするね。

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