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大山祇神社

ファイル 1122-1.jpg今治市大三島町宮浦にある伊予国一宮の神社。
八年前に来て印象よかったのでこの島に来た時には是非また来たかった場所。
今不意に全国で雰囲気印象よかった神社を五つ上げろといわれたらスラリと名前が出ると思う。(他は、伊勢、淡路、対馬、羽黒ってとこかな)

その八年前は代休を付けた不通の週末だったようで全然空いてたんだけど、今日はさすがにGW連休中日でその差に驚くくらい混雑してた。

石造りの鳥居をくぐるとその先に新しい立派な大門が見えた。
あれ、再建?前来たときあったかなぁ?(と、帰ってから調べたら700年前の古図を元に2010年に再建したものだそうだ)

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その門をくぐると境内の真ん中に大楠。
「乎千命御手植の楠」という樹齢2600年の大楠の御神木。
この樹がとても印象的で思い出になる神社だった。
けっして高くも太くもない樹だけどその佇む雰囲気が良く、参拝客多いようなこんな日でもやっぱり来て良かったという気になった。
思えば大樹古木に興味持つ切掛けにもなってたかも。

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周り回って樹をゆっくり眺めてから参拝。
しっとりした神門をくぐって拝殿に参る。
ここは拝殿も裏の本殿も共に室町時代の再建の国重文。
どっしり立派な歴史ある神社。

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ファイル 1122-5.jpgさて、境内には他にも幾つもの大楠があり、裏の鎮魂の森から「大山祇神社のクスノキ群」として国の天然記念物になってる。

名前が付いたもので「能因法師雨乞いの楠」は樹齢3000年の日本最古の大楠だそうだけど、枯れ崩れた感じで残念。
他にも「河野通有兜掛の楠」などは枯れて倒れていたけど、名前の無いもので立派なものもあった。

ファイル 1122-6.jpgそして境内を出ると、三基並んだ宝篋印塔があって、これも国重文。
「←奥の院」の案内があって行ってみようかなと思ったけど、そうそうその前に国宝・国重文ざっくざくの「宝物館」
前回、帰ってから調べてて知って(友達も賞賛してた)次行くことがあったら必ず入ろうと思ってた。 
のに、入館料1000円で躊躇。。
いや、ケチらず入ろう!と思ったけど、隣の観光客のおばちゃんの「千円は無いわぁー 国宝なんてインターネットで見ればいいわぁー」という声が聞こえて気持ち折れてヤメた。。

とぼとぼ歩いてたら「瀬戸内のジャンヌダルク 鶴姫」という銅像が立ち並んでて、この道も「鶴姫ロード」と名が付いてて、先に「鶴姫公園」というのがあるみたいなのでそっちに行ってみた。

ファイル 1122-7.jpg「鶴姫公園」は櫓と東屋のある花の咲いた公園で、櫓の周りには鶴姫の伝説が描かれてた。
要約すると、戦に散った兄に代わり18歳の鶴姫が水軍を指揮して勝利を導いた。が、恋人が戦死すると姫も詩を残して海へ身を投げた。。という恋哀物語。
えー
勇ましいんだか乙女なんだか、、ジャンヌダルクは無いでしょ。
これはつまりカップル向きの公園だな。

失敗した。こっちじゃなくて奥の院に歩けばよかった。
(帰って調べたら奥の院には「生樹の御門」という祠をくぐれる大楠があったらしい)

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小みかん

ファイル 1121-1.jpg「しまなみ百選 愛媛県指定天然記念物 小みかん」という案内に誘われて来てみたスポット。

っていうか普通の民家の庭なので駐車場はない。。
入っちゃっていいものかどうか躊躇しつつも、駐車場は無いって書いてない案内板が悪い!と開き直って取り敢えず庭でターンさせてもらって、やっぱせっかくだからホンのちょっとのつもりで車を降りて見学させてもらった。

他に見てる人はおらず、もう一台停まってた車はこの家の人のもののようだった。

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ファイル 1121-3.jpg丁寧な案内板によると此の「小みかん」はなんと樹齢540年!
一本の親株から伸びた三十本の子株だそうだ。へー。
珍しいケースとはいえ、みかんてそんなに長生きするモンなんだ。

果実は3~4cmのミニサイズ。鏡餅の上やしめ飾りに使われるそうだけど、石碑によると天皇陛下に献上されたりもしてるそうだ。食べてみたい。

ちょっと時季じゃないようで実が生ってなかったのが残念。。
でもよく見たら一個だけ見本のように残ってる蜜柑があった。

ファイル 1121-4.jpg一個だけかー
なんて思ってたら、奥の方に一株だけ沢山生ってるのがあった。
あれも三十本の内のひとつかな?
地中で繋がってる兄弟の樹で一本だけ果実がなる時期が違ったりとかってあるのかなぁ?

とか思ってしみじみ見てたら、子供が出てきて「だれかきたー」と家に駆けてった。。。
奥のほうで「観光客の人でしょ」という親の声が聞こえてちょっと安心。
泥棒じゃないんだから堂々としてていいんだろうけど何か気まずく、長居せずに(逃げるように)立ち去った。

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道の駅 今治市多々羅しまなみ公園

ファイル 1120-1.jpg今治市上浦町井口の315号沿いにある道の駅。
八年前に来て以来の二度目の来訪。
しまなみ海道で大三島に渡るとインターのすぐ先にあるので観光の玄関口って感じ。それだけに午前中とはいえGWなのですでに凄い混雑。
駐車の誘導員も出てて、多分駐車スペースじゃない部分だと思うけど無事に停めさせてもらえた。

今日は愛媛県がメインって事にこだわって、ここまで一気に来た感じだったので一息つけてよかった。
っていうかこの先どう進むかまるで考えてないので思案も兼ねての休憩。

まぁ、まずはパーッと見て気になったもので腹ごしらえ。そういえば朝食べて無かった。

一番目についたのは「大三島ソースオムそば」昼を前に大量に焼いてた。
これは御当地っぽい名物なのかな?(そうらしい)一つ食べてみた。

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建物裏の浜辺に下りる段に腰掛けて、瀬戸内海と多々羅大橋と生口島を眺めながら食べた。

甘めのソースが美味しい焼きそばで、ちょっと多いかなと思えたマヨもいい感じでおいしかった。
けど、、なんか物足りない。。なんだ?
あーオム(たまご)がちょっと主張がないんだ。
味濃いから粉モノのような食べ応えがほしいと思った。あーでもそれじゃ広島風お好み焼きになっちゃうのかな。。空腹時よりチョイ足しで食べるのが丁度いいのかも。

ちょっと物足りないので他にも目についたものを、、てわけで、「鯛カツバーガー」と「食べちゃい鯛」
いろいろあるなぁ。

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おーこれはうまい鯛のカツ!
ボリュームあるし味わいもグー。とてもおいしかった。
ナイスな御当地バーガー。鯛いいね鯛。
「食べちゃい鯛」は鯛のすり身を魚の形で揚げた物。串に刺さってて食べやすくおいしいけど、鯛はやっぱ鯛カツが旨すぎたのでその後でこれはちょっと蛇足な感じだった。

ファイル 1120-4.jpgそのあとはちょっと売店を見てまわった。
売店の外だけど渇き物の露天商コーナーが種類豊富で面白かった。
サメとか面白い物もあって、全部味見できた。やっぱ太っ腹に色々味見させて貰えると購買意欲増すね。迷いながら三つ選んで買ってみた。タコだけは半生だから早めに食べてだそうだ。

屋台市のコーナーにはこれまた豊富な種類の柑橘系果物が並びまくってた。
やっぱ愛媛は柑橘系だよね。こちらも幾つか購入。

そしてもう食べないけど食堂の方に歩いてみたら、その入口に大きな水槽があってタイやらハタやらヒラメやスズキが泳いでた。

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これは如何にも新鮮なもの食べられそうな食堂。こっちを先に覗けば良かったかな?
いやいや僕は「鯛カツバーガー」で十分満足。
愛媛のスタートは気分よく、少しテンション上がった。

でも結局また、どう進むか考えないまま出発しちゃた。。
っていうか島内の案内すら見てなかった。。

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大三島ブルーライン

大崎上島の木江港から四国の今治港に渡るフェリー。
「フェリーみしま」という213トンの船。
格納庫は貫通してないのでバックで乗せるタイプだった。

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格納庫の上が客室になってて売店もテレビもあった。
けど、いつも通り外に出て海を眺めてた。
やっぱり早く感じる船で、みるみる港が遠ざかった。
そして島だらけの海を行く。さすが瀬戸内海だね。
でもやっぱりパノラマは歪む。。

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しばらくして島と島の間を通り抜けると簡素な港があって寄港。
え?ここが経由の大三島?ってくらい島の裏側の寂しい所。(しまなみ海道で渡った時は大きな神社や道の駅が立派な島って印象だった)
で、着いたと思ったらすぐに出港。
ホントにバス停に停まるくらいの短い時間で港にキスしたような感じだった。
生活の足なんだなぁ。

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大三島を出たらもうすっかり暗くなって夜の海。
暗い海眺めてもつまんないから客室に入るかな、、とか思ったけどアニハカランヤ。
船の先に灯りがともったしまなみ海道の橋が見えて来た。

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おお、キレイキレイ。

ファイル 354-5.jpg思いがけない夜景にはしゃいで、右舷と左舷を行ったり来たりしながら橋を見た。

橋をくぐる時は四日目にしてやっと着いた四国の入口の門で歓迎された気分。

ファイル 354-6.jpg橋を過ぎると後は真っ暗。
でも間もなく四国の灯が近づいた。

今治港にも間もなく到着。
丁度一時間の船旅は短く感じた。
この時間の船に乗れて良かった。

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