大崎上島の木江港から四国の今治港に渡るフェリー。
「フェリーみしま」という213トンの船。
格納庫は貫通してないのでバックで乗せるタイプだった。
格納庫の上が客室になってて売店もテレビもあった。
けど、いつも通り外に出て海を眺めてた。
やっぱり早く感じる船で、みるみる港が遠ざかった。
そして島だらけの海を行く。さすが瀬戸内海だね。
でもやっぱりパノラマは歪む。。
しばらくして島と島の間を通り抜けると簡素な港があって寄港。
え?ここが経由の大三島?ってくらい島の裏側の寂しい所。(しまなみ海道で渡った時は大きな神社や道の駅が立派な島って印象だった)
で、着いたと思ったらすぐに出港。
ホントにバス停に停まるくらいの短い時間で港にキスしたような感じだった。
生活の足なんだなぁ。
大三島を出たらもうすっかり暗くなって夜の海。
暗い海眺めてもつまんないから客室に入るかな、、とか思ったけどアニハカランヤ。
船の先に灯りがともったしまなみ海道の橋が見えて来た。
おお、キレイキレイ。
思いがけない夜景にはしゃいで、右舷と左舷を行ったり来たりしながら橋を見た。
橋をくぐる時は四日目にしてやっと着いた四国の入口の門で歓迎された気分。
橋を過ぎると後は真っ暗。
でも間もなく四国の灯が近づいた。
今治港にも間もなく到着。
丁度一時間の船旅は短く感じた。
この時間の船に乗れて良かった。