「しまなみ百選 愛媛県指定天然記念物 小みかん」という案内に誘われて来てみたスポット。
っていうか普通の民家の庭なので駐車場はない。。
入っちゃっていいものかどうか躊躇しつつも、駐車場は無いって書いてない案内板が悪い!と開き直って取り敢えず庭でターンさせてもらって、やっぱせっかくだからホンのちょっとのつもりで車を降りて見学させてもらった。
他に見てる人はおらず、もう一台停まってた車はこの家の人のもののようだった。
丁寧な案内板によると此の「小みかん」はなんと樹齢540年!
一本の親株から伸びた三十本の子株だそうだ。へー。
珍しいケースとはいえ、みかんてそんなに長生きするモンなんだ。
果実は3~4cmのミニサイズ。鏡餅の上やしめ飾りに使われるそうだけど、石碑によると天皇陛下に献上されたりもしてるそうだ。食べてみたい。
ちょっと時季じゃないようで実が生ってなかったのが残念。。
でもよく見たら一個だけ見本のように残ってる蜜柑があった。
一個だけかー
なんて思ってたら、奥の方に一株だけ沢山生ってるのがあった。
あれも三十本の内のひとつかな?
地中で繋がってる兄弟の樹で一本だけ果実がなる時期が違ったりとかってあるのかなぁ?
とか思ってしみじみ見てたら、子供が出てきて「だれかきたー」と家に駆けてった。。。
奥のほうで「観光客の人でしょ」という親の声が聞こえてちょっと安心。
泥棒じゃないんだから堂々としてていいんだろうけど何か気まずく、長居せずに(逃げるように)立ち去った。