記事一覧

イシヰ飯店

ファイル 1513-1.jpg我孫子市布佐の県道沿いにあるラーメン店。
前の道の県道は茨城方面に行く時によく通る定番コースで頻繁に通る道、なのでもう随分前から「手打ちラーメン」の看板を見かけて気になっていた店だった。

さて店の中はカウンターだけのL字の席で、テーブル席がない分厨房も座席も広く感じてシンプル。これは一人でも気安そうでいいわ。何で今まで来なかったんだろう。
孫娘さんの書かれた店の紹介作文が貼られてて微笑ましかった。

ファイル 1513-2.jpgメニューは普通に揃ってて何にしようか迷いつつ、紹介作文にあった孫娘さんの好きなメニュー1位のワンタン麺にしよう、、と思ったけど、テーブルにあった「+300円でギョーザ、半ライスセット」というのも気になった。ので、ワンタンやめて餃子セット、ラーメンはちょい足しの岩海苔ラーメンにしてみた。

テレビを見つつ少し待つと、まずは餃子ライスから登場。
餃子は単品で300円だからセットは3個くらいかなーと想像してたんだけど、5個並んだレギュラーサイズでおどろいた。

ファイル 1513-3.jpg

そして餃子は片側の口を閉じてないオープンタイプ。
なんか珍しいね。ネコ舌の客としては餡が早めにさめてくれそうで嬉しい。
そして食べたら、野菜の甘みが優しく皮のもちもち感も程よい美味しい餃子。おいしかった。

そして岩海苔ラーメン。

ファイル 1513-4.jpg

ラーメンは「手打ち」とあったので、珍来か喜多方かって感じの太め縮れ麺と想像してたけど、これも意外な中細の丸味ある縮れの少ない麺だった。弾力あって元気で溌剌とした感じだった。
汁はシンプルな昔ながらの醤油ラーメンで、割と薄味のさっぱりタイプ。こってりしたラーメンに飽きてきてた時には懐かしく嬉しい味わい。岩海苔のチョイスで海苔の風味の増し増しでおいしかった。

普通にシンプルだけどおいしい店で気に入った。なんでもっと前に来なかったんだろう。ぜひまた普通に来ようと思った。

タグ:餐:ら 餐:餃 楽:読

酒々井プレミアムアウトレット

ファイル 1509-1.jpg酒々井町のアウトレットモール。
軽く海までドライブする時の帰り道の県道のすぐ近くだけど、一人で寄ることは無く、常に妹の付き合いで来てて三度目の来訪。
プレミアムアウトレットにしては珍しく「アディダス」が入ってないので個人的には興味も薄く、ココで買い物をした記憶がないんだけど、妹曰く「ジーンズを買って裾直しで待たされたのがココ」そうだ。(んー、やっぱべつのトコだと思うけどな)

さて、買物だけでは点景の記事にするつもりはない。
序盤で気に入った物が買えて上機嫌の妹とは裏腹に、僕は昼も食べて無くてへろへろなので、中間まで来たトコでフードコートで軽く食事。

フードコートの中心には成田空港の発着パネルがあって、リアルタイムで更新されている。ここは成田へのお客が多いようだ。
海外旅行とかが好きな妹は、これだけでも気分いいとまた上機嫌。

食事は「今日は印旛で武蔵野うどん食べられなかったから」と、うどんの店にした。

ファイル 1509-2.jpg

メニューは少し迷って「塩麹味噌と豚肉のつけうどん」を「これって辛いですか?」と聞いてみたら「味が濃いときはお好みで薄めてください」と話が噛み合わず、濃い薄いしか問題にならないなら辛くは無いだろうと思って食べてみたら、辛かった。。これは失敗。
妹が食べてた「たっぷりきのこ」はとても美味しく同じのにすれば良かったと後悔。。
でも、そんな恨み言だけで点景の記事にするつもりはない、メインはまだ後。

食後はまた買い物の続きを歩かされ、何も買う気がない自分はかったるかった(昼間タイヤ交換を付き合わせてたので仕方ない)

けど、とかなんとか言いつつも最後の方で、いいブランドでいいサイズの激安なシャツとか見つけて数点購入。調子が出てきた。
その後も妹が「前来たときジーンズ買ってたのはココだよ」としつこいのでジーンズをちょっと見てみたらいいサイズでいい色の物があったのでついつい購入。
一通り見終わって帰る寸前ってトコで裾直しで待つ事になってしまった。

ので、
「じゃあ、真ん中まで戻ってソフトクリームでも食べて待とうか」ということになった。

で、戻ってきたのがゴディバのショップ。
前を通って互いに気になってたのがここの「ダブルチョコレートソフトクリーム」
475円と高めではあるけど、観光地の冒険的ソフトで400円くらいの物に比べたら、全然安心で迷う余地無く二人とも同じの食べた。

ファイル 1509-3.jpg

したらこれ、やっぱすげー んんんまい!
濃厚なチョコでもうトロトロ。
チョコの味わいもバッチリで最後のコーンまで美味しく食べられて兄妹で目を丸くして感激
餅は餅屋だね。さすがゴディバ。
妹曰く「もうミニス○ップのなんか食べる気にならないかも」
また来たら絶対これまた食べよう。
ってわけでちょっと異例の買い物の点景。書かずにいられなかった。

いままで二度来てイマイチな印象しかなかった酒々井町のアウトレットだけど、なんか買い物とデザートで印象逆転。
「ここはいいわ」と兄妹満足で、すっかり暗くなった6時半に駐車場に戻った。

タグ:餐:冷 餐:麺 餐x辛x 観:街 楽:買

松戸食堂

ファイル 1472-1.jpg松戸市緑ケ丘の6号沿いにある食堂。
6号沿いでは茨城県内に進むとよく見かけるような、ドライブイン型の駐車場の広い昭和風な食堂で、多分昔からあったんだろうけど気が付いたのはごく最近。
フト気が付いてから、、そういえばここって「家は街道沿いのラーメン屋です」と聞いていた前の職場の後輩の実家じゃないか?と今更ながら思って気になってた。
とはいえ、部署も違うのでそうそう話す機会も多くなく、転職してからは音沙汰もない相手なのでどうというわけではないし、場所的にもまず寄らないだろうなと思ってたお店。
だけど今日は昼で6国渋滞してて滅多にないタイミングだったので気まぐれに寄ってみた。

ファイル 1472-2.jpg店内は意外と広く大きく、長テーブルの並んだモロ食堂。座敷も広かった。
厨房上の献立を見るとお馴染みの食堂メニューが札で並んでいた。なぜか別枠の三種が気になり、その中でも「たぬき丼」が気になった。

、、、まぁ想像は着くけど珍しいメニューなので、それにしてみた。

想像したのは三通り。
1、揚げ玉の卵綴じ玉丼風。(でも玉丼と同じ値段なんだよな、、)
2、揚げ玉にタレの天丼風。(これだと食べるの飽きそう、、)
3、揚げ玉が乗っただけの丼。(これは笑う、っていうか怒る、、)

で、出てきたのは1、の玉丼風でした。

ファイル 1472-3.jpg

これは見た目通りの味で、おいしかった。
揚げ玉というより天ぷらの衣のようにしっかりした物で、タネ抜きの天ぷらの綴じ丼。
そういえば元々「たぬき」というのは「タネ抜き」から来てるわけだから、揚げ玉のようなバラじゃなくてもいいわけだ。
上に乗った鳴門もさっぱりして最後までちゃんとおいしく食べられた。

さて、食事済んで会計の時に、、(やめようかとも思ったけど気になったので)後輩の事を聞いてみたら、「そういう方は知りませんが、、」と、
あれ?この店じゃなかったか?記憶違いか?
後から思いだしたような話だからなぁ。
まぁいいか。

タグ:食:丼 餐:揚

麻賀多神社

ファイル 1448-1.jpg成田市台方の464号沿いにある神社。
以前はよくここの464号を通って成田市街を通過してたので、気になっていたんだけど、成田市街の渋滞を避けるようになってからは滅多に通らなくなってしまって寄らずじまいだった神社。
気になってたのは「東日本一の大杉」
えーそうなんだ。ホントにぃ?なんて疑りつつ気になってた。

で、近場だけフラリのつもりの暑い夏の午後遅め、もう帰るとこでやっと寄れた。
車も国道前の木陰に停められてイイ感じ。他にも停まってる車がチラホラいた。

ファイル 1448-2.jpgさて、段差の少ない森の神社。まずは勿論社殿にお参り。
この麻賀多神社は、千七百年余前の推古天皇の時代からある印旛国(律令以前の国名)一の神社。平安時代には延喜式内社の格式があり、この印旛郡地域にある(というか、この地方にしかないらしい)麻賀多神社の総社だそうだ。
御祭神は稚産霊命(和久産巣日神)。
社殿は江戸中期の寛文13年(1673)の建造物だそうだけど、あまり古さを感じないサッパリした拝殿と本殿だった。それでも佐倉藩の総鎮守だったそうな。

さてさて、目的の御神木の大杉は境内の左の末社が並ぶ奥にあった。
大杉の前の道には堂々と賽銭箱があって、まるで有料の観光地みたいだったけど、こころよく賽銭入れて大杉を見上げつつ進んだ。

ファイル 1448-3.jpg

おお、おお、これはなかなか立派で太い真っ直ぐな大木。
こんな立派な樹がこんな近場にあったんだねぇ。
石碑の案内によると幹周8m、樹高40m、樹齢約1200年だそうだ。
「東日本一の大杉」というのは昭和10年に認定されたもののようで、幹周も樹高も樹齢もそれぞれもっと上がいそうだけど総合的にその時には東日本一とされたようなので間違いではないと思う。

樹の周りは柵と板の道で、根を踏まず樹体を触らずに一回りできるようになっていた。
ひとまわり樹を見上げながら回ってみた。
んーホント真っ直ぐで立派な樹だなぁ。見上げる方向で樹の表情も違って見えた。

ファイル 1448-4.jpg

そして周りの森や合間に見える青空もイイ感じで、セミも啼きまくってた。ウチの自宅の周りくらいのセミだ。(っていうか、、神社の森くらいのセミが啼きまくってるウチの近所って、、ひょっとしたら蝉口密度No1の宅地かも)

ファイル 1448-5.jpgこの樹の真裏の辺りが一番イイ風が吹いて涼しかった。
展望台でもないのに珍しい。ひょっとしてこの夏では初めて涼しい風を感じたかも。気持ちよくてしばらく涼みながら森を眺めた。

そして社殿の方に戻ると風はなくて蒸し暑かった。
あれ?気のせいじゃないよな。ともう一度樹の裏に行ってみたら。やっぱり緩やかに風吹いてて気持ちよかった。

ひょっとしたら古く長生きの大樹って風を呼ぶ力があるのかもね。
(それか逆に、風通しのいい場所だから枯れずに残ったのかも)

いやぁ来て良かった。近場もまだまだいろいろあるなぁ。

タグ:観:宮 観:本 景:森 植:樹 観:一 楽:音

武蔵野うどん 鈴や

ファイル 1447-1.jpg印西市(旧印旛村)山田の県道沿いにある農産物直売所「グリーブ」内にあるうどん屋。

もう前から何度か来てる店で半年に一辺くらい来てるかな。
連れて来てみた妹もお気に入りで、千葉NTに買物とかの時に来る事が多いので単独では久々かも。
先週先々週と埼玉群馬方面のおいしいうどんが続いたので今週はうどんは無いかな、、なんて思いとウラハラに、逆にそんな事考えててここのうどんを思い出したので来てみた。

店についたのが3時の5分前でギリギリで本日最後の客だった。
いつもは「肉もり」で細麺太麺合盛りを頼むけど、今日はシンプルに「ざる」にしてみた。
「細麺ですか太麺ですか」と聞かれなかったので、多分太麺は品切れなんだろうと解釈。
実は「ざる」は食べるの初めて。なので久々のたまにはと点景にしてみた。

ファイル 1447-2.jpg

ってわけで、シンプルなつけ汁の「ざる」
うん!やっぱうまい。
歯ごたえたっぷりで風味のあるうどん。
えっとこれは細麺だっけ?太麺だっけ?と比較対象がないと一瞬迷うけど細麺。いやいや充分に太めでどっしりした重量級の武蔵野うどん。
「肉もり」は汁が温かいから夏はこっちのほうがいいかもね。
(ログハウス風の店舗ながら、ちゃんと入口閉め切って空調効かせてくれていたから多少温かくてもおいしく食べれただろうけど)
ゆっくり1,2本ずつ噛んで味わっておいしく食べた。

ファイル 1447-3.jpgある意味、上州のうどんとはもう別種だよね。さらに埼玉で食べる白い武蔵野うどんとも違って思える。
店の看板には「昔、ばあちゃんが打ってくれたうどん、うまかったなぁ…」とある。そのばあちゃんが武蔵野の人なのか、店の人が武蔵野出身なのか、はたまた武蔵野うどんの店で修行して開いた店ってことなのか、それともこの極端なうどんのイメージを武蔵野風ってことで表現してるだけなのか、詳細は全然知らないけど、これはもう「印旛うどん」と名乗ってもらいたいくらい独特で立派な小麦料理の美味しい饂飩だと思う。
千葉県民として応援します。

ちなみにいつも食べてる「肉もり」の前回記事は

タグ:餐:麺

ふれあいパーク八日市場

ファイル 1438-1.jpg匝瑳市(旧八日市場市)飯塚の広域農道沿いにある農特産物直売所。
この「東総広域農道」をよく通ってた頃(十年くらい前かな)に何度か寄ったことあって、いつも混んでた休憩場所。

でもよく考えたら、いつもトイレとソフトくらいで店内に入ったのは初めてだったりする。
砂糖をまぶした「ごまめ」というイワシ菓子が気になったけど、試食がないので買わなかった。

ファイル 1438-2.jpgさてさて、やっぱり暑いからソフトかな。
「バニラ」「抹茶」「ピーナツ」「ミックスベリー」とあって迷ったけど「バニラ」にしてみた。

壁に書かれた吹き出しが撮影場所みたいな感じで面白い。
「コクがちがいます」とドヤ顔のソフトクリームって感じ。
うん、おいしい。
とくに「ナントカ牧場」とかそういうのが無くてもおいしいのはおいしいね。

ファイル 1438-3.jpgで、冷たい物食べた後になんだけど、、食べながら眺めてた入口の炭火の焼き鳥がうまそうで、ついつい一串購入。

「熱いですよー」と渡された串が熱すぎて持てなかった。。

この焼き鳥がうまかった。
これも「ナントカ地鶏」とかなんとかそういうのじゃなく市内の養鶏場の若鶏だそうだけど、やわらかくておいしかった。
焼きたてで一本100円はお得だわ。

さてここは裏に「飯塚沼農村公園」とかあるみたいだけど今日は暑いのでパス。車に戻った。

タグ:餐:冷 食:串 餐:肉 観:P

まいわい

ファイル 1437-1.jpg銚子市飯沼町の第一魚市場にある食堂。
「海業支援施設」というのが名前の前に付くんだけど堅いので省略しました。

老朽化と震災の被害で建て替えた第一魚市場が今年完成して、以前は直売所だった東端がこの食堂になっていた。
んー、、もっと道の駅っぽい一般の人が立ち寄りやすそうな観光的なのを期待してたんだけど、意外とあっさりと小さめの食堂スペースにしかなってなくて、期待はずれなような、むしろ自分的にはこの方が立ち寄りやすいようなモヤモヤ気分。
日本一の水揚げ高を誇る漁港ながら相変わらず硬派な業務的漁港で、観光サービス意識が低いという千葉らしさが素直に出てるって印象。
(まぁ一般客は「ウオッセ21」にいけばいいんだけど、それでもよそに比べたら弱いよね)

ファイル 1437-2.jpgさて食堂は入口に手書きメニューでいろいろあって、マグロの丼がメインな印象だけど、刺身や焼き魚+ごはんみたいなシンプルなのもいいね。
「お食事までの流れ」とか書かれてたけど、要はセルフ方式で会計済ませて席に着けという簡単なこと。そういうシステムを理解する気ない粗野な千葉人とか多そうなので丁寧に書かれてるんだろうね。(自分も千葉県民でありながら千葉の印象はそんな感じ)

で、中に入ってスマートに注文しようとして気が付いた、、刺身に「イワシ」がない!。。。
あれ?まだ旬だよね?天気もしばらく崩れてなかったと思うし。。売り切れ?ダントツで日本一の水揚高の銚子のイワシが売り切れ?そうなのか?
「イワシ刺はないんですか?」と聞くと「イワシはフライだけです」だそうだ。。
えー、、じゃあどうするか、、マグロ?丼物でいいかな。とか迷いつつ、咄嗟に目についた魚「ホウボウの刺身」+ごはん中にしてみた。

ホウボウって食べたこと無かったなぁ、と待つと綺麗な白身の刺身が出てきた。

ファイル 1437-3.jpg

へーへーこれがホウボウか。
フグやハギ系の滑らかさとタイ系のサッパリした感じのおいしい刺身。クセもなく優しい感じで夏向けかも。

ファイル 1437-4.jpgちなみにテーブル上にあった醤油は銚子らしく「ヤマサ」と「ヒゲタ」の二種類。どっちをかけようか迷ったw(今日はヒゲタにしてみた。うまかった)

刺身と御飯で700円。魚に寄るけどこれは安いのか高いのか。。多分ほかの店なら余計な小鉢とかチマチマ付いて1200円とかしそうだから、シンプルに食べるにはバッチリかもしれない。(ちなみにマグロぶつ+御飯なら500円以内だ)
取り敢えず目的のイワシは食べられなかったけど、おいしかったので満足の昼食。

ファイル 1437-5.jpgさて、食後にフラリと通り側の隣の入口を覗いてみたら、こっちは階段上がって二階通路から魚市場の風景が見学できるようになってるらしい。
今日はもう終了だそうだけど、いづれは覗いてみたいね。

そういえば銚子は来週「みなとまつり」だそうだ。あぶないあぶない丁度すいてる時に来れて良かった。

タグ:観:市 食:定 餐:魚

そば処あぐり亭

ファイル 1432-1.jpg成田市(旧下総町)猿山の356号沿いにある「直売所しもふさ」にあるそば屋。
この直売所は一年半前にオープンしたトコで、何度か立ち寄ってみているんだけど、最初の頃は凄く混んでてそば屋も待ちができて並んでた。そんな印象が強くてそれ以来通過しちゃってた。
けど、そういえば国道の先に道の駅ができたからもう空いてんじゃないかな、、とか思って寄ってみたら案の定すいていた。

で、そば屋もすいてて悠々席に着けた。道の駅のせいかどうかは邪推でしかないけど個人的にはありがたい。

さて、店内には蕎麦について色々貼りだされてて、今使ってる粉は成田市内産の常陸秋蕎麦で下総高校の生徒が作った特別製だそうだ。を半年以上寝かして今が食べ頃なんだとか。そして麺も自家製麺の自慢の一品だとか。へー。(やっぱり最近は手打ちというより自家製麺のほうが流行りかな)
ってわけで、ざるそば一丁。

ファイル 1432-2.jpg

うん、これはばっちり風味あっておいしかった。
二八そば(小麦2蕎麦8)ってことだけど、十割のようなコシと重みがあり、へたな十割より風味もよくて啜りやすくおいしかった。
そして蕎麦湯も濃くて満足。

ファイル 1432-3.jpgそして「そばがき」もあったからたのんでたんだけど、これは食後のデザート扱いで蕎麦を食べ終わってから出てきた。おかずに添えた一品のつもりだったので意外だった。
ああ、そういえば、、我が家では体の弱い母親がよく「そばがき」を作って食べてたんだけど、思い起こせば食事とは別のおやつ的な扱いだったかも。。

こちらのセットは大根おろしの乗ったそばがきに、そばチップス、そば茶の蕎麦三昧。なるほど、お茶請けにいい感じ。おいしかった。

という、蕎麦の風味満天の満足の食事。蕎麦はイイねぇ。

食後はちょっと裏の公園「下総利根宝船公園」を歩いてみた。

ファイル 1432-4.jpgこの公園は356号の土手の道を通る度に見える宝船の展望台が目につく公園で、建設中から「なんじゃその宝船、、」と気になりつつもあきれてた。
で、今日は蕎麦で気をよくしたのでその流れでたまにはちょっとのつもりで来てみた。

ら、意外と宝船は意味無いわけじゃなくて、ここからスタートで「しもふさ七福神巡りモデルコース」というのが設定されていたというわけだった。ふーん。

そしてこの公園は横断する園路を利根川に見立てて造ったものだそうで、思ったよりも面白そうだった。

で、歩いてみたら、まず左右に交差する江戸川の道を越えてスタート。
ん?ここが関宿?ではなくて流山の利根運河だった。江戸川より広い運河かぁ。。

ファイル 1432-5.jpg

脇道に鬼怒川とか見ながら、橋の仕切を越えて川の道を下る。
手賀沼は細い脇道だったけど、印旛沼は広い親水公園の池の部分になってて幼児が水着で遊んでた。

そしてこの旧下総町の部分に半円形に並んだ七福神像があり、その先に例の宝船の展望台があった。
のぼっちゃう?のぼっちゃうのか?ちょっと恥ずかしかったけど登ってみた。

ファイル 1432-6.jpg

もっと国道とか利根川とかよく見えるかと思ってたけどそんなでもなく、公園内を見下ろすくらいの展望だった。
利根川園路の最下流の太平洋部は雑草ぼうぼうだった。。
双眼鏡も設置されてたけど、何を見るんだろう?
逆に国道から丸見えで通る車みんなに「あ、布袋尊みたいなのが登っててウケる」とか思われてそうで恥ずかしいからすぐにおりた。

タグ:餐:麺 餐:菓 観:園 観:道 観:楼

海の駅 九十九里

ファイル 1415-1.jpg九十九里町小関の片貝漁港にある道の駅のような施設。
あれ?こんなのいつの間に出来たんだ?(今年の4月にオープンしたばかりらしい)
駐車場も結構混んでたけど、未舗装部分に停められた。

どれどれどんなもんかね、、と中に入ると、

わお!

水族館並の大きな水槽にイワシの群が泳ぎ回っていた。
これは凄い。
水槽の左側は円を描いてループして回ってて、右側は個々に自由に泳ぎ回っていて、見てて飽きなかった。

ファイル 1415-2.jpg

ファイル 1415-3.jpgそしてその横には「いわし資料館」の入口があり、全部無料で楽しめた。
あ!これは天然ガスの爆発事故でずっと休館になってた「いわし博物館」がここで復活した形なのかな?
だとしたらよかったしありがたい(無料になって)

資料館の中は撮影禁止なので入口だけしか撮ってないけど、漁船の模型や祭り装束等が見やすく飾られてて、イワシ料理のレシピコーナーなんかも人気あって人が集まっていた。
意外と気付かない人が多かったけど、入口の床にイワシの群の円が投影されていて凝っていた。

なんかイワシが食べたくなっちゃったので二階の食堂コーナーにあがってみた。

二階にはフードコート風に三つの店が並んでいたけど、定食とか丼のメニューだかりで、軽くイワシ刺身単品というのは無かったし、空いた席も無かった。。

ファイル 1415-4.jpg腹減ってるわけではないので食事はパスしてベランダ的なテラスに出てみた。
意外と高さが無くて港も遠く、見えるのは目の前の駐車場のみで、展望にはならなかった。

さて、一階に下りて一応物産店も見てまわってみた。

とくに何も買うつもりはなかったけど、惣菜コーナーで目についたのが「焼きサバサンド」いいねーこのくらいのスナック的な軽い魚料理が欲しかった。焼きソバっぽいイントネーションも気にいったので購入。
ジュースと共にオヤツって感じで、表のベンチで食べた。

ら、
「あれ?これ、違くない? これは、、サバだ。あ、そうかサバかぁ」
しっかり焼きサバって読んで買ったのに、頭の中のイメージがイワシだったので戸惑った。大呆け。間抜け。でも焼き魚ならイワシよりサバの方が断然うまいからよかった。(っていうか意外と量あってあまり軽くなかった)

ファイル 1415-5.jpg

ジュースは「房総サイダー(海のめぐみ)」という海洋深層水の塩サイダー。
「房総サイダー」は枇杷と梨だけかと思ったら色々出てるんだねぇ。千葉県内はどこでも買える物だけど裏を見たら製造は長柄だったので此処から割と近かった。ココ限定でイワシ味とか出たらいいのにw

最後にまたイワシの水槽を眺めてから車に戻った。
ここイイねぇ。また空いてそうな涼しい季節とかにちょくちょく来そうだ。普段よく来る匝瑳の九十九里浜まで一回りの時もココまで足のばしたいな。

タグ:動:魚 観:館 楽:映 餐:ば 餐:飲 観:P

妙楽寺ふるさとの森

ファイル 1414-1.jpg睦沢町妙楽寺の森。
道の駅の案内図にある「ふるさとの森」に『ヒメハルゼミ生息地』と言うのを見かけたので性懲りもなくやって来てみた。
ら、「ふるさとの森」というのは妙楽寺のお寺の周りの森のことで、駐車場はお墓の前で墓参り客の隣に駐車。
遊歩道も案内図を見ると、駐車場からお寺に行く間の道のことだけのように見れた。(よく見ると向かいの山の道とかも、細い道で見所もなさそうに書かれてはいた)

お寺への誘導って感じがしたけど、まぁせっかく来たからと取り敢えず素直に歩いてみた。

車止めがあるものの道は歩きやすい舗装路で、傾斜も緩く周りの木々も爽やかで歩きやすかった。
で、肝心の音はといえば、やっぱり鳥の声ばかり。。バードウォッチングらしいでかい望遠レンズを構えた人もいた。

ファイル 1414-2.jpg

で、妙楽寺にはすぐに着いちゃったので、一応お寺も見てみた。

本堂は朱塗りの大きなお堂で、江戸時代中期、享保年間に建て替えられたものだそうだ。
その本堂の中に道の駅の案内図でも見かけてた「木造大日如来坐像」というのがあるんだけど、御開帳が二月とも書かれてたのを見たから、「どうせ普段は見れないんだろうさ、これだからお寺は、、」なんて思いつつ(神社だって御神体とかは見れないけど)本堂を覗いてみたら、、

あ、見れた。

ファイル 1414-3.jpg格子にはなってるけどその中の「木造大日如来坐像」は普通に見れた。
おーおー。
思ったより大きく立派だった。

この仏像は平安時代後期に作られた物で国の重要文化財。
高さ279cmで県内では最も大きいそうだ。
材質は榧(カヤ)。平安時代の木彫りの像がこんなにキレイに残って、それが普通に見れるのが凄いね。
そういえばこの本堂の中はとても風通し良くて涼しかった。

さて、意外なことに寺に満足して来た道を戻る。
そして道の途中の木々の合間から向かいの小山の森が覗ける所でストップ。
この向かいの森が「ヒメハルゼミ生息地」なのだ。(ここの姫春蝉は天然記念物じゃないけど森そのものは県指定天然記念物だそうだ)
またしばらくここで留まって姫春蝉が啼き始めないかなーと待ってみた。

手前のネムの木に刷毛みたいな花が沢山咲いていてキレイだった。蜂が飛び回るのを眺めつつ待った。

ファイル 1414-4.jpg

足元にはキレイなカナヘビがチョロチョロと素早く現れては隠れ、また現れてを繰り返してた。じっとしてたら段々油断して足元まで近づいてきた。
なんかジッと見るとけっこうカッコイイ蜥蜴だね。色も金属的で鮮やかだし。
(でも、帰って調べたら、これはカナヘビじゃなくてニホントカゲだった。。そうだったのか。知らんかった。。)

で、やっぱり啼かず、、
なんかたまーにそれらしい声が短く単独で一小節分くらい聞こえる気がするけど、合唱に到らずすぐにやめたのか、別の虫なのか、そもそも気のせいなのか、イマイチはっきりしない。
んー夕方とかじゃなきゃダメかな。。もういいか。

どうせ梅雨が明ければ自宅の周りは蝉だらけ。
超音波地獄の如く夜まで啼かれまくる。
ここでこんなに蝉の声を待ち望んでるのがバカみたいに思える程だけど、だからいいのかな。なかなか啼かない蝉をのんびり待ってるくらいの感じが。
夏もそうだよね。
早く梅雨が明けて夏が来ないかなとか思うけど、来たら来たで蒸し暑くてキツくてヤバくて早く終われと思うよね。
今日みたいな梅雨中の夏っぽい晴れの日が一番いいんだよね。で、なんか午後は曇ってきて涼しくなってきたし。有り難いくらいの天気だよね。

と、負け惜しみのようなイイワケを考えながら車に戻った。

タグ:観:寺 観:像 観:重 観:然 景:森 植:花 動:虫 楽<残