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水城跡

ファイル 52-1.jpg大和朝廷が太宰府防衛の為に築いたと言われる、1.2kmにも及ぶ土塁の跡。
大野城の跡地を探しててたまたま見つけて立ち寄った。
これも大野城とセットでの一大防衛ライン設備らしい。
ここから西隣の丘までの間1.2kmを塞ぐように造られた長い土塁、それが「水城」だそうな。

その水城の東門跡に駐車場があって、水城から大野城に繋がる山の駆上がりの丘が展望所になっていた。
上から水城跡もよく見え、町も遠く見下ろせた。

ファイル 52-2.jpg
↑真中のやや右の森っぽいのが水城跡。こんな感じで高速などの道路や線路に削られながら1.2km続いて残ってる、1300年前の土塁。click:1700×400

実際は700年前の蒙古襲来の時に改修されたとあるから、実質その時代のバージョンなんだろうね。

丘から降りて、県道を挟んだ反対側の広場からも水城を見てみた。

ファイル 52-3.jpg
ん〜高速道路より全然立派だな。
っていうかコレってやっぱりかなりの人が使役されたんだろうな。

その水城跡の前には一面に濃ピンクのレンゲ草が咲いていてキレイだった。
ファイル 52-4.jpg

タグ:観:城 植:花 楽:眺 景:町

宇美八幡宮

ファイル 51-1.jpg宇美八幡宮は福岡市の少し南東にある神社。
安産や子供の成長を祈ってお参りする神社だそうな。。(知らなかった)
なんでも神功皇后が応神天皇を産んだ所なので「ウミ」という地名になったそうな。
僕は子供もいないし妊娠してもいないので神社には用はなく、、目的は巨木。大楠。

たいていの神社は御神木として老木の巨樹をでん!と一本守ってるもんだけど、この神社境内は国指定天然記念物の楠木二本を含む何本もの大楠が集まっている巨木林になっているとの事で興味を持っていた。

神社に入ると入口あたりからして太い楠が生えていたけど、それは普通の楠らしい。
奥に進んで拝殿の右横に大楠。まずは「湯蓋の森」

ファイル 51-2.jpg
この木の名前が「湯蓋の森」と言う。
いきなりその名前が「森」って凄いね。
幹周15.7mの国指定天然記念物。
宇美八幡の祭神になる応神天皇がここで産湯につかった時に、蓋をするように枝が覆っていたんだそうな。
ふーん。応神天皇っていつ頃の方?
その言い伝えからすると樹齢は何年?はっきり書いて無かったし、帰ってきて調べてもサイトによってまちまちだった。。

そして拝殿の左奥の「衣掛の森」

ファイル 51-3.jpg
この樹も森!っていうか何か凄い形の巨樹だなぁ。
ファイル 51-4.jpg近寄ってもよくわからない形の巨樹。若い幹が横からも出てて「J」の形。
なんか幹を見ると苔むしてたりして岩山の様で森って感じする。
幹周20mの国指定天然記念物。
この樹は環境省の日本の巨樹で六位の樹。
でもこのランキングって幹周りの太さでの順位なんだよね。

「衣掛の森」は応神天皇がここで産湯につかった時に、神功皇后が衣を掛けた樹という話らしい。
って事は伝説通りなら樹齢二千年くらい。
いやいや多分、そういう樹がその時代にあって、この樹達は二代目とか名前を継いだ樹ってことなんだろうね。

ファイル 51-5.jpgそんな伝説や番付や神様はどうでも良くて、それよか巨樹の森に包まれた神社の風景と空気をのんびり味わえればそれで良しなのです。
だって名前も説明もない何本もの大楠もそれはそれは立派なんだもの。

新緑の神社でのんびり森林浴、のつもりが、境内で工事してて重機がうるさく、、余り落ち着いて見れなかった。。
でも雰囲気いい森だった。子供が出来たらまた来よう。

タグ:植:樹 観:然 観:宮 観:伝 景:森

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