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杉並木公園

日光市(旧今市市)瀬川にある日光杉並木街道沿いの公園。
いつも車で駆け抜ける日光杉並木だけど、たまにはゆっくり歩いてみたいもんだなぁ、、なんて前々から思ってたので寄り道。

今市市街から並木道に入るトコに駐車場があるんだけど、通過しちゃって少し先のトイレのある国道沿いの駐車場で転回しようと入ってみたら、ここも「杉並木公園」の中間の駐車場ってことで公園への入口があったので丁度よかった。
っていうか、この駐車場は何回かトイレで寄った覚えがあったけど、公園の駐車場だったんだ。。

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さて、その公園入口の階段を下るとすぐに未舗装の杉並木道。
でも並木道は公園を回ってから帰りにゆっくり歩いて戻ろうと思って取り敢えず横断。
並木道の反対側に続く公園に進んだ。

ファイル 1416-2.jpgその「杉並木公園」は案内図を見ると水車とか古民家とかあるらしい。
まずは「日本庭園」というトコに出た。
ここには「そばの粉ひき水車小屋」というのがあったけど、水車は外されてるのかな?小屋があって中の装置がガラス窓から覗けるだけだった。
庭園もいまいちパッとしなかった。まぁ公園の一区画ってことでパッと見て通過。

坂の階段を下ると東武線の線路沿いの「世界の水車」というトコに出た。
此処には水路が覗ける東屋と二基の水車が並んでいて、稼動する水車と滴る水と水車に生した苔が涼しげで、こんな暑い日に休憩するのには丁度イイとこだった。
そしてトンボが沢山いた。トンボ見ると捕まえたくなるよね。でもそう簡単には、、、捕まえられた。バカなのか、人なつこいのか、それとも僕がうまいのか、、そんな簡単に捕まるなよ。

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「世界の水車」ということだけど、水車に案内や解説は無く何処の国のかは分からなかった。
どうやら案内板を外されたような支柱があった。それと、そんな支柱があって水車がありそうなスペースとかもあって、もう一基並んでたのが壊れて外されたのかなぁ、、と思えた。少々残念な忘れられそうな公園って印象。

その先に歩くと「杉並木観賞広場」。ここは見晴らしいいわけでなく杉並木を観賞するわけでないただの休憩広場(ひろくない)。杉並木を見に来た人の休憩所という意味だと解釈した。
その先は白いアジサイばかりの「あじさい園」。
「コミュニティ広場」という名の東側の公園入口には「朝鮮通信使今市客館跡」というのがあって、そこのアジサイはきれいだった。

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ここにはいくつかのオブジェと故障中の「重連水車」があり、裏の東武線の上今市駅には「杉並木ギャラリー」があった。(市民の写真展をやってて杉並木は関係なかった)

ここで折返し。
杉並木の道を戻ろうかと思って正面に出たら、国道の向かいに神社があったのでちょっと行っていた。
「瀧尾神社」という今市総鎮守で、何やら鳥居前に入口を封鎖する形で神輿山車が置かれてた。

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「願いを込めてかざぐるまを祀る」そうで、境内には願い事が書かれた風車が並んでいた。

さてそして日光街道杉並木。
徳川家康没後の江戸時代初期に大権現として祀った日光東照宮への街道に造られた世界一長い並木道。
特別史跡と特別天然記念物の文化遺産。
ちょっと話はそれるけど僕が生まれたのは東京都杉並区。だけど杉並に杉並木はなく「杉並木」というと日光!というのが子供の頃はなんか癪で気になってた場所でもあった。

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で、歩いてみた感じは涼しげでイイ感じ。道の脇に用水溝のような小川が流れてるのも涼やかだった。
昔仰々しく大名行列が通った歴史ある街道というような感慨はなく、立派で長すぎる参道の道って雰囲気だった。
割と他にも歩いてる人、犬の散歩の人、自転車の人、横断する車などがチラホラいて、さり気なく日常に溶け込んだ感じも神社の一部みたいな感じがした。
でーもやっぱり歩くよりは車で駆け抜ける方が気持ちよく楽しいよな、、と思えたw

そして十分ほど歩いて駐車場に戻った。(行きの公園から神社までは三十分かけてのんびり歩いてた)
ここから反対の先の方にも「杉並木公園」は続いていて、そっちの方向に「日本の水車」や古民家があったりするそうだけど、ちょっと距離ありそうだから車でそっちの駐車場まで移動しよう、、と思った。

ファイル 1416-7.jpgんだけど、

駐車場に出ると国道のすぐ先が火事らしく黒い煙が立ち上るのが見えた。。
そういえばなーんかヤケに消防車が通るなと思ってたんだよな。

そんなわけで「日本の水車」や古民家の東側方向は渋滞になっちゃってた。
まぁこれじゃあ行ってもどうせ風で流れた煙だらけで散歩ドコロじゃなさそうだなと諦めた。

なんか、公園に関してはしょぼいようなことばかり書いちゃったけど、其処で何かを見るというわけではなく杉並木を散歩してまわるには丁度イイ感じの公園でなかなか良かった。
まぁまたいずれ。

タグ:楽:歩 観:道 観:一 観:然 観:園 観:装 観:宮 観:飾 動:虫

海の駅 九十九里

ファイル 1415-1.jpg九十九里町小関の片貝漁港にある道の駅のような施設。
あれ?こんなのいつの間に出来たんだ?(今年の4月にオープンしたばかりらしい)
駐車場も結構混んでたけど、未舗装部分に停められた。

どれどれどんなもんかね、、と中に入ると、

わお!

水族館並の大きな水槽にイワシの群が泳ぎ回っていた。
これは凄い。
水槽の左側は円を描いてループして回ってて、右側は個々に自由に泳ぎ回っていて、見てて飽きなかった。

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ファイル 1415-3.jpgそしてその横には「いわし資料館」の入口があり、全部無料で楽しめた。
あ!これは天然ガスの爆発事故でずっと休館になってた「いわし博物館」がここで復活した形なのかな?
だとしたらよかったしありがたい(無料になって)

資料館の中は撮影禁止なので入口だけしか撮ってないけど、漁船の模型や祭り装束等が見やすく飾られてて、イワシ料理のレシピコーナーなんかも人気あって人が集まっていた。
意外と気付かない人が多かったけど、入口の床にイワシの群の円が投影されていて凝っていた。

なんかイワシが食べたくなっちゃったので二階の食堂コーナーにあがってみた。

二階にはフードコート風に三つの店が並んでいたけど、定食とか丼のメニューだかりで、軽くイワシ刺身単品というのは無かったし、空いた席も無かった。。

ファイル 1415-4.jpg腹減ってるわけではないので食事はパスしてベランダ的なテラスに出てみた。
意外と高さが無くて港も遠く、見えるのは目の前の駐車場のみで、展望にはならなかった。

さて、一階に下りて一応物産店も見てまわってみた。

とくに何も買うつもりはなかったけど、惣菜コーナーで目についたのが「焼きサバサンド」いいねーこのくらいのスナック的な軽い魚料理が欲しかった。焼きソバっぽいイントネーションも気にいったので購入。
ジュースと共にオヤツって感じで、表のベンチで食べた。

ら、
「あれ?これ、違くない? これは、、サバだ。あ、そうかサバかぁ」
しっかり焼きサバって読んで買ったのに、頭の中のイメージがイワシだったので戸惑った。大呆け。間抜け。でも焼き魚ならイワシよりサバの方が断然うまいからよかった。(っていうか意外と量あってあまり軽くなかった)

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ジュースは「房総サイダー(海のめぐみ)」という海洋深層水の塩サイダー。
「房総サイダー」は枇杷と梨だけかと思ったら色々出てるんだねぇ。千葉県内はどこでも買える物だけど裏を見たら製造は長柄だったので此処から割と近かった。ココ限定でイワシ味とか出たらいいのにw

最後にまたイワシの水槽を眺めてから車に戻った。
ここイイねぇ。また空いてそうな涼しい季節とかにちょくちょく来そうだ。普段よく来る匝瑳の九十九里浜まで一回りの時もココまで足のばしたいな。

タグ:動:魚 観:館 楽:映 餐:ば 餐:飲 観:P

妙楽寺ふるさとの森

ファイル 1414-1.jpg睦沢町妙楽寺の森。
道の駅の案内図にある「ふるさとの森」に『ヒメハルゼミ生息地』と言うのを見かけたので性懲りもなくやって来てみた。
ら、「ふるさとの森」というのは妙楽寺のお寺の周りの森のことで、駐車場はお墓の前で墓参り客の隣に駐車。
遊歩道も案内図を見ると、駐車場からお寺に行く間の道のことだけのように見れた。(よく見ると向かいの山の道とかも、細い道で見所もなさそうに書かれてはいた)

お寺への誘導って感じがしたけど、まぁせっかく来たからと取り敢えず素直に歩いてみた。

車止めがあるものの道は歩きやすい舗装路で、傾斜も緩く周りの木々も爽やかで歩きやすかった。
で、肝心の音はといえば、やっぱり鳥の声ばかり。。バードウォッチングらしいでかい望遠レンズを構えた人もいた。

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で、妙楽寺にはすぐに着いちゃったので、一応お寺も見てみた。

本堂は朱塗りの大きなお堂で、江戸時代中期、享保年間に建て替えられたものだそうだ。
その本堂の中に道の駅の案内図でも見かけてた「木造大日如来坐像」というのがあるんだけど、御開帳が二月とも書かれてたのを見たから、「どうせ普段は見れないんだろうさ、これだからお寺は、、」なんて思いつつ(神社だって御神体とかは見れないけど)本堂を覗いてみたら、、

あ、見れた。

ファイル 1414-3.jpg格子にはなってるけどその中の「木造大日如来坐像」は普通に見れた。
おーおー。
思ったより大きく立派だった。

この仏像は平安時代後期に作られた物で国の重要文化財。
高さ279cmで県内では最も大きいそうだ。
材質は榧(カヤ)。平安時代の木彫りの像がこんなにキレイに残って、それが普通に見れるのが凄いね。
そういえばこの本堂の中はとても風通し良くて涼しかった。

さて、意外なことに寺に満足して来た道を戻る。
そして道の途中の木々の合間から向かいの小山の森が覗ける所でストップ。
この向かいの森が「ヒメハルゼミ生息地」なのだ。(ここの姫春蝉は天然記念物じゃないけど森そのものは県指定天然記念物だそうだ)
またしばらくここで留まって姫春蝉が啼き始めないかなーと待ってみた。

手前のネムの木に刷毛みたいな花が沢山咲いていてキレイだった。蜂が飛び回るのを眺めつつ待った。

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足元にはキレイなカナヘビがチョロチョロと素早く現れては隠れ、また現れてを繰り返してた。じっとしてたら段々油断して足元まで近づいてきた。
なんかジッと見るとけっこうカッコイイ蜥蜴だね。色も金属的で鮮やかだし。
(でも、帰って調べたら、これはカナヘビじゃなくてニホントカゲだった。。そうだったのか。知らんかった。。)

で、やっぱり啼かず、、
なんかたまーにそれらしい声が短く単独で一小節分くらい聞こえる気がするけど、合唱に到らずすぐにやめたのか、別の虫なのか、そもそも気のせいなのか、イマイチはっきりしない。
んー夕方とかじゃなきゃダメかな。。もういいか。

どうせ梅雨が明ければ自宅の周りは蝉だらけ。
超音波地獄の如く夜まで啼かれまくる。
ここでこんなに蝉の声を待ち望んでるのがバカみたいに思える程だけど、だからいいのかな。なかなか啼かない蝉をのんびり待ってるくらいの感じが。
夏もそうだよね。
早く梅雨が明けて夏が来ないかなとか思うけど、来たら来たで蒸し暑くてキツくてヤバくて早く終われと思うよね。
今日みたいな梅雨中の夏っぽい晴れの日が一番いいんだよね。で、なんか午後は曇ってきて涼しくなってきたし。有り難いくらいの天気だよね。

と、負け惜しみのようなイイワケを考えながら車に戻った。

タグ:観:寺 観:像 観:重 観:然 景:森 植:花 動:虫 楽<残

道の駅 つどいの郷むつざわ

睦沢町上之郷の県道沿いにある道の駅。
初めて来た。っていうか睦沢町じたい初めて通ったと思う。
大型スーパーの隣でのんびりしたゆるい雰囲気の道の駅。
食べてきたばかりなのでおなかすいてるわけじゃないけど、どんなメニューがあるのか興味あったので食堂を探した。。

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ら、メインの産直売店の建物ではなくて、駐車場脇にあった平屋の住宅みたいなのが食堂になっていた。なんかローカルだなぁ。屋根の下に「道の駅」と書かれてたのがチグハグな感じで面白い。
(外に貼り出されてたおすすめメニューは「大穴子天丼」と「ステーキ」だったけど、ネットで見たらラーメンが面白い店だったらしい)

さて他になんか面白いものあるかなーと物産物販売所に入ってみたら、入ってすぐのレジの横のソフトクリーム売場に入る人がほぼ全員並んでソフトを買っていた。

ファイル 1413-2.jpgので、気になって僕も購入。
でも並んでたのはその一時だけでタイミングだったようだ。。まぁ暑いから売れるよね。
ソフトはけっこう堅めというか引っぱったら持ち上がりそうな固形分のアイスみたいなバニラ味。ソフトアイスだったのか?って感じだけど、何も填めずにニュルっと捲いているのでこういう仕様のようだ。まぁおいしかったから良し。

ファイル 1413-3.jpg椅子とか休憩室とかないのかな?と思ってフラフラしてたら入口脇に建て増したような情報コーナーがあった。
やっぱなんかローカルだなぁ。
今日日の道の駅はやたらと洒落た感じのトコが多いから、こんな感じのトコもたまにはいいね。

ソフトを食べ終わってからもう一度ゆっくり販売コーナーをまわってみた。
飲み物を探してたけどとくになにもなく、気になったのはデザートコーナーの「米粉のスノーボール」。
米も米粉も沢山売ってたから流用して作ったここらしいものって感じがしたので買ってみた。

ファイル 1413-4.jpgそして道の駅の入口の大きな地域の見所観光総合案内マップを見ながら食べてみた。
このマップはその前に腰を掛けられる高さの手すりのような鉄棒があって、ゆっくり見れるのが良かった。(。。写真撮ってなかったけど)

「米粉のスノーボール」は軽い甘さと食感でパフパフでおいしかった。
(でもオリジナルかと思ったらそうではなくてよくある作りやすいお菓子だったらしい。。)

タグ:餐:冷 餐:菓 道の駅

生麺焼きそば まるやま

ファイル 1412-1.jpg茂原市早野にある焼きそば店。
裏の駐車場に停めて店に入ると他に客はなく、やっぱ暑い日に焼きそば食べたい人って普通そんなにいないよね。。なんて思ってたらそんな事はなく、自分の後に続いてぞくぞくとお客さんが来てた。
タイミング良く一番だったからメニューも迷わずに一番でオーダーしようと焦った。
でも味は大まかに二種類あって「ダシしょうゆ」と「ソース」でどちらにしようか迷いつつも、お持ち帰り不可の店内のみのオリジナル味という「ダシしょうゆ」で、トッピングに肉を付けてみた。
かろうじて一番で注文できたけど、後からのお客さんはみんな「ソース」をたのんでたのは気になった。。

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てわけで「ダシしょうゆ」普通で肉のせ。
うん、程良い味でおいしかった。
食べ始めはやっぱり「ソース」にするべきだったのでは、、という思いが邪魔をしてたんだけど、のせた肉のタレがイイ味でいいアクセントになって「ダシしょうゆ」をひきたてておいしかったので、この組み合わせで良かった。

実はこの店は、茂原の有名な焼きそば店「もりたや」が準備中(90分待ち)だったので来てみたお店。
だけど、ウェブで見てみたらこちらの「まるやま」はその「もりたや」で修業された直系のやきそばという情報が出てた。へー。文化だね。次回はやっぱりその「もりたや」か、また駄目だったらこっちでソースを食べたいな。

タグ:餐:焼

鶴枝ヒメハルゼミ発生地

ファイル 1411-1.jpg茂原市上永吉鶴枝の八幡神社裏の山が天然記念物の姫春蝉発生地。
以前にも来てて二度目の来訪。あーでも前回は点景に書いてなかったね。ヒメハルゼミ啼いてなかったもんね。
なんかこのヒメハルゼミが妙に気になってた時期があって、他にも新潟の「能生白山神社」とかも行ってた。こっちは啼いてなかったけど書いてた。(→)

その能生と共に発生地として国指定天然記念物になってるヒメハルゼミは、明治三十五年にこの八幡神社の森で発見されて新種として学会に発表されたので、学名が「Euterpnosia chibensis」とついた。「千葉に棲む蝉の種」という意味らしい。千葉県民として親近感沸きそうだけど、「chibensis」でググると有害な細菌の名前にもあるようで、、名前で喜ぶのは微妙かもしれない。

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解説には「発生時期は六月二十五日頃から一ヶ月ほど」とあった。丁度イイ時期だよね。
さぁ今日こそは大合唱するというその声を聞けるかなと期待して神社の石段を上った。

神社はどっしりした社殿の落ち着いた境内で、手水舎に水はなく天然記念物の標柱は苔生していた。
あまり人が来ない雰囲気でもあるけど荒れた感じはなくさっぱりしてて居心地は良かった。

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そして気になる音だけど、、
やっぱり蝉の声は聞こえず、逆に鳥の啼き声は賑やかで色んな囀りが入り混ざって響いていた。
まぁこれもタイミングだろうから魚道の魚を見るのと一緒でしばーらく待ってないと聞こえないものなのかな、、と思ってのーんびり森を眺めて待ってみた。

けど、やっぱ鳥だらけ。
虫はといえば、蜻蛉も蝶も揚羽も飛び回ってたけど、蝉はニイニイゼミすらいなかった。蚊に刺されずに済んだのだけはありがたい。

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んーやっぱ今日も駄目か。
やっぱ希少種でそうそう滅多に聞けるものではないのかな。。

っていうか、、実はまだ一度も聞いたことないのでどんな声なのかも知らないのだ。
名前に「姫」って付くくらいだから流麗な声で啼くんだろうなぁ。。(そんな事は無いらしい)

っていうか、、逆に此処に拘らずに西日本とかならもっと普通に聞けるのかな?(そういえば西日本じゃGWくらいから蝉の啼き声きこえてるもんな。。)

っていうか、、春蝉っていったって、六月下旬ともなればウチの近所でさえもうニイニイ蝉が啼き始めてたりするから、そんなに有難味はないんだけどね。。

と、ぶつぶつ考えながら三十分ほど森や鳥を眺めて待ち望んでみてたけれど、駄目そうなので諦めた。

タグ:観:宮 観:然 景:森 動:鳥 動:虫 楽<残

霞ヶ浦総合公園

土浦市大岩田の霞ヶ浦岸にある県営の公園。
その広い公園の中程に目印的なオランダ風車形(風車の形だけど動力は電気だそうだwww)の展望塔があり、その手前に「土浦市ネイチャーセンター」という霞ヶ浦の生物の学習施設がある。

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来た目的は此処で魚の水槽が並ぶ無料のプチ水族館的なトコらしい。学習施設ということで学童向けかなと思って今まで来てなかったけど、来てみたら子供は少なかった。天気悪い日曜だからかな。

で、一階の奥に並ぶ水槽は「世界の淡水魚」になっていた。
一般的な熱帯魚から少し変わった魚などが並び、順番に見ててまず驚いたのがウーパールーパー。でかい、、太目の魚肉ソーセージーよりでかい。ウーパールーパー(メキシコサラマンダー)というよりメキシコサラマンダー(ウーパールーパー)と書いた方がしっくりくるくらいだった。

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他に目を引くのは奥の大きい水槽のレッドテールキャットフィッシュがでかくて元気過ぎ。アロワナもでかかった。
実は海外の魚にはあまり興味ないんだけど、何故か唯一和物の「アカハライモリ」も並んでて元気にじゃれあっていて可愛かった。

えー国産はイモリだけか(子供に何を学ばせるんだ?)、、、なんて思ってたらそうではなくて二階が「霞ヶ浦の魚」コーナーになっていた。

で、二階にあがるとだーれもおらず「霞ヶ浦の魚」は何故か暗く、まるで人気のないコーナーになっていた。。(やっぱ普通は外国の魚の方が華やかで見てて楽しいもんなのかな)

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たしかに一般的なフナとかドジョウとかがメインで珍しい魚は無く、雷魚も青魚もナマズも小さかったけど、目の前の霞ヶ浦に住む魚たちなので親近感あってかわいらしいと思うけどなぁ。。まぁ静かなのでゆっくりまわって存分に眺められた。

そして二階の反対側の奥は野外観測窓になってて望遠鏡が設置されていた。展望もできるけど冷房で窓は雲っちゃってた。

魚を眺めた後は外に出て水生植物園のハス園を歩いてみた。
蓮の花が沢山咲いていた。っていうか蓮って赤とか白とかだけじゃなくて色んな形と種類があるんだね。花びらの枚数なんか全然バラバラで椿みたいなのまであるんだ。しらんかった。。

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そしてモーモーと牛蛙が啼いていた。啼いてるカエルは見つからないんだよねー、、なーんて思って探してみてたら簡単に見つかった。。牛蛙ってバカなのか?(っていうか牛蛙ってこんな形だったっけ?)

さて、その先のウッドデッキの道が続く蘆原の遊歩道にも進んで歩きまわってみた。
こちらは暫く歩いてもあまり景色に変化が無く、咲いてる花も蘆の根元の白い「ハンゲショウ」くらいだったけど、こういう風景が本来あるべき形の自然な霞ヶ浦の沿岸の景色なのかと思うと、そんな中を歩きやすい道ですいすい進めるのも不思議な感じで面白い。

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なんか今日は湿気がキツく、少し歩いただけで汗ベトベトだったので、全面は歩き回らずに中ほどで蘆原から出て折り返した。
表の湿地の水溜りには黄色い「アサザ」の花が見えた。

そして水生植物園から出て、最後にオランダ風車形展望塔に上って展望してみた。
霞ヶ浦も見えるには見えるけど、どちらかといえば公園内を広く眺めおろす展望って感じだった。

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そしてここはやたらとスズメが多く、みんな風車の頭のほうに上っていくようなので追ってみてみたら、頭の部分の笠の隙間に巣があるのが見えた。フンが落ちてきそうなのでのんびりせずに切り上げて戻った。

タグ:観:園 観:館 観:塔 観:蛙 景:湖 動:魚 動:虫 植:花

中城商店街

土浦市中央にある商店街。
125号に沿って土浦城に向かう手前に横目に見えて、古風な店が並んで気になっていた通り。

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その入口にある天ぷら屋「保立食堂」は小学生くらいの昔に家族で筑波山へ行く途中の筑波鉄道乗り換えの間の散策で入った覚えがあるんだけど、駅からはわりと離れてるから記憶違いかなぁ。。
店先には古写真と説明で「創業は明治2年~戦時中は予科練の指定食堂~」だったそうだ。
次はこっちでも食事したいな。。

そしてこの前の駅前通りの125号は江戸時代の昔は城の堀と霞ヶ浦を繋ぐ川だったそうで、隅に「櫻橋」と橋の欄干っぽい石柱が残されていた。

って感じで、ちょっと商店街の入口だけ「れんこんラーメン」の記事のオマケに載せる形で商店街に入ってすぐの駐車場に戻ろう、、と思ってたんだけど、その先の通りにも古めかしい店や蔵が見えて「土浦まちかど蔵」とかあって観光向きっぽくなってたりしてたので、ちょっとそのまま少し歩いてみることにした。(ので別記事になりました)

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まず一番手前の土浦まちかど蔵「大徳」は天明5年(1785)の創業の呉服の老舗。表の建物「見世蔵」は江戸末期の建物だそうだけど、裏には天保13年(1842)築の蔵もあるそうだ。

「御自由に~」とあったので入ってみたら、中は土産売場になっていた。
でも二階にも上がれるようになっていて、他に客もなかったので、レジのおばちゃんに少しゆっくりこの建物の話や二階の見所なんかを聞けた。

早速二階に上がってみると、何もなくきれいにガラーンとしたギャラリー的なスペースになってて、格子窓と枡形の天井の感じはいいけどそれだけだった。

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ぐるっとまわったら階段の裏に奥屋敷への連絡口があった。
これは下で話聞いてなかったら気付かずに「何だこれだけか」と下りちゃうトコだったかもしれない。。

その先に進むと見世蔵に隣接した屋敷の二階に入れた。
スリッパを脱いで座敷にあがると、なるほどいろいろと装飾が施された立派で素敵なお座敷だった。

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右の座敷は天井が畳に合わせた仕切になってて床の間に「ざくろの柱」があった。ざくろは珍しいねぇ。
そして左の座敷は「エンジュの柱」だった。

座敷の先の中庭側の廊下はなんと継ぎ目のない一本の長い木材を並べた廊下になっている。これはすごい。
そして覗く中庭の瓦風景もイイ感じ。続く向かいの蔵が天保建築の「元蔵」のようだ。(そこは公開されていなかった)

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そして廊下の奥には小さな螺旋階段。細い手すりがまた洒落てるね。
実はこの階段の一部に「鯉の瀧上り」の彫刻が施されていると聞いていたんだけど、なかなか見つからずに少々立ち往生。上ってきたときの視点でと考えてみたら脇にあったのを見つけられた。
いやぁ天井も柱も廊下も階段も、間違いなく話を聞かなきゃ気付かなかっただろうね。楽しめて満足。

一階に下りて、今度は店の隣にある「袖蔵」に進む。

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こちらは「袖蔵展示館」となっていて、一階には土浦の文化資料展示で花火や帆曵船、二階には大徳の資料で古道具や古写真などが飾られてて面白かった。


表に出て通りのその先にも歩いてみた。
ら、なんとすぐ先に広めで無料の「土浦まちかど蔵専用駐車場」があった。。こっちに停めればよかった。  まぁいいか。

気を取り直して町散歩。
大徳の隣は県指定文化財「矢口家住宅」だけど解体修復中。完成までは三年かかるそうだ。けど、ギザギザの柱がよく見えてこれはこれで面白い。

その先には明治6年創業の蕎麦店「吾妻庵」。ガラスを填めた店名の、、(なんていうのこういうの)が洒落ていた。

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その辺りで折り返して戻り、大徳の向かいの「土浦まちかど蔵・野村」を覗いてみた。
ここは裏の煉瓦蔵が喫茶店になってるそうだけど、表は観光案内休憩所って感じで、案内のおじさんに沢山話を聞けた。(前記の矢口家住宅の改修の話とか)

この前の商店街の道は江戸時代には水戸街道だったそうで古くから商家の集まる通りだったらしい。
そして、随分最近まで古い家がもっと残っていたけど、東日本の震災で随分被害があって建て替えちゃった所が多いそうだ。えーそうなのか。そういえば土浦城に来たのって震災前だよな、、その時にこっちも歩いとけばよかった。。

話の途中で某テレ東の某番組のスタッフの人が来て飛行船の写真を借りて行った。近々土浦特集で放送があるのかな。
そのツェッペリン飛行船は昭和4年(1929)に霞ヶ浦航空隊基地に寄港。霞ヶ浦に来たのは大型の格納庫があったからだそうだ。
この案内所も一角が飛行船のコーナーになっててツェッペリン船の模型が吊られていた。

いやぁ土浦でこんなに楽しめると思ってなかったわ。しかも無料で(駐車場だけ有料に停めちゃったけど)
へたすりゃ小江戸の佐倉なんかよりも面白いかも、、っていうか色々名物も歴史も城跡もあるけど地味な街だよね土浦。意外な穴場でオススメの街だと思った。

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中華の福来軒

ファイル 1408-1.jpg土浦市中央の125号沿いにある中華料理店。
ここは昭和28年創業の土浦の老舗店だそうだけど、来てみたらそうは感じさせない軽い印象の普通な入口だった。

そして生産量日本一の土浦のレンコンを使った「れんこんらーめん」というのが気になってきたんだけど、店先には「つちうら伽哩物語」「つちうらツェッペリンカレー」と、カレー押しの幟が並んでて、一瞬怯んだけど入口に「れんこんらーめん」とも書かれてたので安心して入店。

ファイル 1408-2.jpg店の中はまたちょっと意外で昭和の軽食喫茶店風な照明緩めの落ちついた感じ。
壁に張られたメニューはやっぱりカレー押し。「幸福いっぱい餃子」というのもカレー風味だそうで、「マーボー冷やし中華」という限定メニューもあってやっぱり辛味押しながら、かろうじて中華店を保っていた。
「れんこんカレーらーめん」「れんこんカレーつけ麺」というのを見てこれまた一瞬ヤバイ、、と思ったけど、テーブルのメニューには普通の「れんこんらーめん」が載ってたので安心してそちらをたのんだ。

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てわけで、普通の方の「れんこんらーめん」
自家製麺で蓮根が練りこんであるという麺は見た目普通だけど、少し感じが違ってて「何が?」と聞かれるとグルメレポーターではない僕は困ってしまうけど面白い食感。汁はあっさり醤油でさっぱりして優しいイイ味。上に乗ったレンコン天はカレー風味だったけど、これは辛いもの苦手な僕でも問題なくおいしく食べられた。
レンコンの特別感よりカレーのキャッチーな味のほうが分かりやすくて悔しいなとも思いつつ、ほどよく楽しめたラーメンだった。

で、
やっぱここは押しのカレーも味わうべきかなとか何とか自爆的なことも考えて、追加で「ツェッペリンカレーコロッケ」というのもひとつ挑戦しちゃってみた。

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一応形が細長くなってるのはツェッペリン船を模してるのかな。
これはカレー味のコロッケじゃなくて、じゃが芋(とレンコン?)をトロトロに煮込んだカレークリームをそのままコロッケ型に収めた感じだった。カレーパンのパンが無い感じ。片手で食べるカレー。
そのカレーは甘い味付けで、

、、


、、いや甘い味付けだから辛く無いわけではなくて、やっぱり辛い。(一般的には全然辛くないのかも)
ラーメンの汁を残しておいてよかった。交互に口に運んで食べられた。

ともあれラーメンはおいしかったし、ツェッペリンカレーの片鱗は味わえたし満足の昼食。

いやーどうしてもツェッペリンというと、敬愛して止まない偉大なるロックバンドの「Led Zeppelin」が浮かび、ロックとカレーは関係ねぇとか否定しつつも、名前的に一度は口にしたいとか思ってみたりしてた。
Baby Baby Baby do you like it?

タグ:餐:ら 餐:菜 餐:揚 餐x辛x

自家製麺 川崎屋

ファイル 1407-1.jpg越谷市平方の県道沿いにあるラーメン店。
最近ヤケにこの前の県道を通るようになってて少し気になってた店。
時間調整も兼ねて昼食に来店。
コンビニ店舗だったような感じなので車は停めやすかった。

店は入口左側が製麺室になってた。ちょい昔と違って最近は「手打ち」より「自家製麺」がはやりなのかな。(うどんの影響?)使ってる北海道産の小麦粉の袋も積んであって素材アピールもばっちり。

意外とメニューはラーメンだけじゃなくて定食物もあったりした。
初めての店だから普通の醤油ラーメンと思ったけど、「アゴ煮干醤油」というのがメインの雑誌の切り抜きもあったので、そっちにしてみた。

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やや少な目の洒落た感じの見た目(最近よく聞く「意識高い系ラーメン」寄り?)だけど、量も丁度よく汁も見た目よりちゃんとあった。
汁はアゴだしの甘さと和風な優しさであっさりと食べやすく、麺もほどよく啜りやすい食べやすいラーメン。極端で余計なトンガリがないおいしいラーメンだった。(もっとコシとか強調してるかと思った)
小さいコトだけど海苔が二枚入ってるのが嬉しい。一枚は麺と共に、一枚は汁と共に。

他メニューも気になるので、また時間が合えば気軽に寄りたいと思った。

タグ:餐:ら