土浦市中央の125号沿いにある中華料理店。
ここは昭和28年創業の土浦の老舗店だそうだけど、来てみたらそうは感じさせない軽い印象の普通な入口だった。
そして生産量日本一の土浦のレンコンを使った「れんこんらーめん」というのが気になってきたんだけど、店先には「つちうら伽哩物語」「つちうらツェッペリンカレー」と、カレー押しの幟が並んでて、一瞬怯んだけど入口に「れんこんらーめん」とも書かれてたので安心して入店。
店の中はまたちょっと意外で昭和の軽食喫茶店風な照明緩めの落ちついた感じ。
壁に張られたメニューはやっぱりカレー押し。「幸福いっぱい餃子」というのもカレー風味だそうで、「マーボー冷やし中華」という限定メニューもあってやっぱり辛味押しながら、かろうじて中華店を保っていた。
「れんこんカレーらーめん」「れんこんカレーつけ麺」というのを見てこれまた一瞬ヤバイ、、と思ったけど、テーブルのメニューには普通の「れんこんらーめん」が載ってたので安心してそちらをたのんだ。
てわけで、普通の方の「れんこんらーめん」
自家製麺で蓮根が練りこんであるという麺は見た目普通だけど、少し感じが違ってて「何が?」と聞かれるとグルメレポーターではない僕は困ってしまうけど面白い食感。汁はあっさり醤油でさっぱりして優しいイイ味。上に乗ったレンコン天はカレー風味だったけど、これは辛いもの苦手な僕でも問題なくおいしく食べられた。
レンコンの特別感よりカレーのキャッチーな味のほうが分かりやすくて悔しいなとも思いつつ、ほどよく楽しめたラーメンだった。
で、
やっぱここは押しのカレーも味わうべきかなとか何とか自爆的なことも考えて、追加で「ツェッペリンカレーコロッケ」というのもひとつ挑戦しちゃってみた。
一応形が細長くなってるのはツェッペリン船を模してるのかな。
これはカレー味のコロッケじゃなくて、じゃが芋(とレンコン?)をトロトロに煮込んだカレークリームをそのままコロッケ型に収めた感じだった。カレーパンのパンが無い感じ。片手で食べるカレー。
そのカレーは甘い味付けで、
、、
、、いや甘い味付けだから辛く無いわけではなくて、やっぱり辛い。(一般的には全然辛くないのかも)
ラーメンの汁を残しておいてよかった。交互に口に運んで食べられた。
ともあれラーメンはおいしかったし、ツェッペリンカレーの片鱗は味わえたし満足の昼食。
いやーどうしてもツェッペリンというと、敬愛して止まない偉大なるロックバンドの「Led Zeppelin」が浮かび、ロックとカレーは関係ねぇとか否定しつつも、名前的に一度は口にしたいとか思ってみたりしてた。
Baby Baby Baby do you like it?