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渋沢栄一記念館

ファイル 2990-1.jpg深谷市下手計にある博物館。

渋沢栄一は現在放送中のNHK大河ドラマ「青天を衝け!」の主人公。この地域の出身で、ドラマでもまだこの地で育つ青年期が放送されているくらいなのでモロ舞台。今時期が一番混んでるんじゃないかなーとか思って冷やかしのつもりでちょっと来てみた。
ら、
全然混んでなくて、広い駐車場も悠々空いてたのでじゃあ寄ってみようかと寄ってみた。で、車は建物のすぐ前の近くに停められた。

入口受付で指名と連絡先の記名は求められたけど入館は無料だった。え、そうなの?(都内北区飛鳥山の大河ドラマ館は有料で要予約の定員制とかなのに。。〈そして実はうちの会社でも関連商品を製作販売したりしててその「大河ドラマ館」で販売されてたりする〉

「近代日本経済の父」といわれる渋沢栄一は次期壱萬円札の肖像に決まって注目の明治の偉人だけど、個人的には昔ハヤった「帝都物語」の映画や小説で知って少し調べたりもしてたので、壱萬円云々以前からこの深谷の道を通る時この記念館の案内は気になってはいていつか寄ろうとは思ってた。
ので、資料展示室はじっくりゆっくり見てまわるつもりだった。。んだけど、渋沢栄一の資料ってよく考えたらドラマ的にはネタバレだよね。。先の展開を具体的に知っちゃうのは気が引けて見たいような見たくないような、、というのに来てみて初めて気づき、あーそういうこともあってドラマ放送中の今は逆に空いてるのかな?ドラマが終わる頃になってから混むのかも。。とか思った。

まぁ無料だからまた来ればいいや!とか思ってあまり見ないようにさらさらっと回るだけにした。(それでも奥さんの千代〈役:橋本愛〉は後にコレラで死亡してすぐに再婚というのは目にしてしまった、、、orz)

その資料室はもちろん写真禁止で、俯瞰でも入り口からでも禁止。これは点景にならないかな、、とか思いきや、二階の講義室でふにゃふにゃ動いてた「渋沢栄一アンドロイド」は撮影OKだった。
これは70歳くらいの実業家姿。このあと予約制での講義とかあるみたいだけど、それ以外の今は挨拶しながら手を振ったりを繰り返してた。

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それと体育館を抜けた建物の裏にある大きな渋沢栄一も写真OK。
っていうか、顔デカくね?四頭身くらい?
これは元々は昭和末期に深谷駅前にたてられたものだそうで、いまいち貫禄なくコミカルな感じだからかこちらに移動、今の駅前には和装で堂々と椅子に座った像があるそうだ。

さて、さっきのアンドロイドの講義室入口で「渋沢栄一生家の方にももう一体、80歳くらいの渋沢栄一アンドロイドを展示してますので是非」と言われてて興味持ったのでそっちも行ってみることに。
車で宅地速度で三分ほど移動。こっちも駐車場の誘導もあって近い場所に停められた。

ってわけで「旧渋沢邸「中の家」」
堂々とした門と塀の中のお屋敷で、ドラマで見る農民屋敷の印象とは違って纏まった感じに見えるのは落ち着いた庭のせいかな。
こちらは明治28年に栄一の妹夫妻が建て直した屋敷なので一応別物。だけど都内住の栄一も帰郷の際には滞在してたそうだ。
造は養蚕屋敷そのもので平面図見るとやっぱりデカい屋敷だった。

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庭には「若き日の栄一」という像があり、コイが泳ぐ池はやたらと深かった。
屋敷内には入れず縁側から覗くだけで、ここだけは人が詰まって列でトロトロ。。
その上座敷の隅に「渋沢栄一アンドロイド」二号機の晩年バージョンが座っていた。
こちらは喋っておらず、静止してるのかと思ったけどよく見たら首とか微妙に動いていた。

順路は屋敷の裏に続いて誘導されたけど、裏庭には別に何もなく竹林の公園のような中に石碑が並ぶくらいで、見学者を流すためだけの順路だった。

表に戻って脇の土蔵も写真撮る程度に軽く拝見。この蔵は江戸末期築の米蔵だそうで、やっぱり栄一が出てってからのものだけどいい雰囲気でキレイに残っててグー。

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庭側に並ぶ土蔵も同時期の築で、こちらは藍玉づくりの作業場として使われたそうだ。
ドラマでも藍草栽培販売は大きく取り上げられてたので成程と思えたし、やっぱり栄一が出てってからもこうした本業で渋沢家は成り立ってたわけだよね。
足元の鉢にアイがちょこっと芽が出てたのもいい演出だった。

平成末期の天皇皇后行幸記念樹の槙をはさんで、もう一つあったハナレのような「副屋」は藍玉取引の店として事務所としても使われたものだそうで、明治末期の築。でも写真とってなかった。。
撮ってたのは裏の煮ぼうとうの店。養蚕屋敷で食べるご当地グルメとか、、うわーこんな店あったのか、、

表に戻ると人も捌けてて案内してた人もヒマそうにしてたので「普段は屋敷の中も入れるんですか?」と聞いてみたら、コロナ前でも入れたのは玄関のトコだけだそうだ。
でも同じような養蚕屋敷はこの近隣にも何軒かあるそうで是非と案内された。また次回晴れたときにでも行ってみようかな。
少し他にも話を聞いて駐車場に戻った。(アンドロイドは実はまだ公開してないけど喋れるそうだ)

タグ:観:館 観:像 観:ロ 観:屋 観:建 観:庭 植:草

麺屋みつば

ファイル 2916-1.jpg久喜市河原代にあるラーメン店。

埼玉県北端へ進む定番コースの県道の交差点から横道の先に見える店で、人気店らしくいつも列が出来てる店。
どんなもんかとネットで調べたら「白トリュフ塩ラーメン」とかあって興味持ち、一度すいてそうな平日にでも行ってみたいと思ってた店。

で、平日休みの今日はホントは群馬のうどんのつもりだったけど、そっちは火曜日休みだと知り、ああ、じゃあこっち行ってみよう。と思って来てみた。
ら、店の前に列はなかった。よっしゃ。

ファイル 2916-2.jpgと思って中に入ったら椅子で待ってる人がいた。。中でも待つのか、、先に券売機で券を買って順番に椅子で待つんだけど、、券売機見たら「白トリュフ、、」なんてメニューはなく、ラーメン自体中止になっててつけ麺しかなかった。。げーやめようかなーと思ったけどせっかくなので「特製つけ麺」にした。

なんか、、待つ部屋から覗く客室はカウンター席とか幾つもあいてて何で入れないのか謎で、後からきた客も椅子があいてても外で待たされてたりした。コロナ対策?の割には感覚あけて座るようにはなってなくてよく分からなかった。

ファイル 2916-3.jpgそして前の人が入った時に一緒に自分の後ろ二人まで案内されて、感覚あけて座るのかと思いきやカウンター席で並んで詰めて座らされた。???そして反対側の席が空いてその次が来るかと思いきや、そこは呼ばれずに空席のまま。人気の店のシステムはよくわからなかった。。

そしてしばらく待って出てきたつけ麺はなぜか自分より後の人のところへ。まぁすぐに続けて出るのかなと思いきや、しばらく待ち。イライラしてきた。(メニューに差があったのか?)

そしてやっと自分にも「特製つけ麺」でてきた。

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んー風味はいいんだけどこってり過ぎで濃いわ。最近はこういうのが人気なんだなぁ。麺がうどん並みに太いのはいいけどそれでいて縮れてるから啜りずらい。。
一応食べ切ってスープ割りにしたけど店員は外に出ちゃってたから自分でやったら薄くし過ぎたかな。うまくなかった。

正直に言えばこういう系ならうちの近所のモールの店の方がうまい。フードコートで楽だし。その近所の店に10月に行ったばかりで、しばらくはいいやと思ってたトコだったのでやっぱり今日は失敗。つけ麺しか無い時点でやめて他で食事するべきだった。。

っていうか「白トリュフ塩ラーメン」って別の店だったのかなぁ、、それとも古すぎる情報だったのかなぁ、、
と、もやもやしながら「ごちそうさま」も言わずに店を出ると(僕がごちそうさまを言わないのは珍しい)外には列が出来ていた。。
あーあ来た時に外に列が出来てたら寄らなかったんだけどなぁ。

タグ:餐:ら 楽<待 楽<残

さいたま水族館

羽生市三田ヶ谷の羽生水郷公園内にある水族館。

海のない埼玉県らしい淡水魚だけの水族館で、巨大な青魚がいるとかで以前から興味はあったけど行ったことはなかった場所。事あるごとに冗談で人を誘ってみたりしたけど「淡水魚しかいないってアリエナイ」と(子供の頃の甥にも)小馬鹿にされ、興味を示す人ゼロだった。

そしてこの埼玉には魚道が覗けるお気に入りの施設があり、有料の水族館にわざわざ行かずとも自然の野生の魚を眺めに行く方がドライブの寄道としては最適だし楽しかった。ので、まぁ行くことはないんだろうな、、と思ってた。

のが、
昨今のコロナの疫病流行でその魚道の観測室が閉鎖されてしまった。
あーもーこれは有料水族館でも行かなきゃオサカナ欲が満たされないなーと思い、とうとう来てみた次第。

「羽生水郷公園」の広い駐車場から歩いて、水族館の位置は分かってたけど何気なく公園の案内図を見てみたら、「天然記念物ムジナモ自生地」というのが目を引き、そっちを見たら展望台みたいなのが見えたので、先にそっちに行ってみた。

案内板には「宝蔵寺沼ムジナモ自生地」とあった。「ムジナモ」は水生植物だそうで、なんと国指定天然記念物。国かぁ。
さっそく展望台に上がって見下ろしてみた。 けど、やっぱこの時期は草生えまくりでダメかぁ。。まず水面が見えない。。本当に沼ですかここ。(なんかつい最近似たようなことがあったような、、)

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ゆっくり眺めて草の合間に見える田圃のような水面を探してみたけど、そんな水草は見つからなかった。。
なぐさめとしては、黒くてきれいなチョウトンボが沢山飛んでた。

水辺の柵の手前を歩くとキノコがはえまくってたり、カエルがぴょこぴょこ跳ねて逃げた。ダルマガエルとツチガエルだった。自然は豊かに保護されてる気がした。

ファイル 2823-2.jpgそのまま公園部の方の池にも歩いてみたけど、水草が浮いてる雰囲気ではなくあきらめた。

で、水族館。
やっぱり平日でも家族連れがメインなんだね。
入口でちょっと怯んだけどままよと入園。連絡先の記名をして入場券買った。

錦鯉の大きな池を横目に過ぎて水族館に入館。

入るとまず最初の円柱の水槽には、小型の鮎が群れて泳いでいた。
この春に生まれた鮎だね。(アユは1年しか生きないから今年生まれたのしかいなくて当然だけど)
やけに色が白くてヒョロヒョロっと儚げで行儀よく泳いでいた。
やっぱり普段は利根川の野生のを見てるからそう感じたのかも。

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常設の水槽は川の上流の魚から順繰りに並んでて、まずはイワナ。こんな赤い日光岩魚は初めて見たかも。きれいだった。そしてヤマメ。イワナとヤマメが別なのが珍しい。余裕あっていいね。
オイカワも婚姻色でキレイだったけど動き素早く写真失敗。。
オオサンショウウオは中国のがでかく日本のがスマートだった。実は日本には移入種(中国大山椒魚)のほうが多く居るというのは知らなかった、、

そして先日食べたカジカ。(実物はうまそうに見えないw)小さなトウキョウサンショウウオもかわいかった(でもサンショウウオは二度と食べたくないなw)

順に見進むと「繁殖賞」の受賞をパネルで解説してた。
このさいたま水族館は「ケツギョ」と「アオウオ」と「ヌマムツ」を国内で初の繁殖に成功したそうな。
ヌマムツだけは国内種で意外だった。(本来は東日本にはいない移入種だから一緒かな)
そんな「ヌマムツ」と「アオウオ」は写真撮ってたけど「ケツギョ」は撮ってなかった。。外来種のコーナーだったかな。(見たことないけど利根川にもいるらしい)
「アオウオ」は大きい水槽に大きいのがいた。でもソウギョとの見分けがいまいち難しいなぁ。

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そしてさっき食べたばかりのコイ。一番ふてぶてしいね。
実はコイもほとんど中国からの移入種だと解説されてた。
さらにさっき周りで食べられてたウナギ。ウナギはオオウナギが別にいてそっちの方がおいしそうだった。実際はどうなんだろう。

外来魚コーナーはまず最初にブラックバス。これもやけに色が薄くておとなしい。ラージマウスとスモールマウスで別々になってたのが珍しい。
外来種は最近特に嫌われがちだよね。自分も嫌いがちだけどブラックバスだけは釣りしてた頃から好きだったので嫌いにはならないなぁ。(とか考えててバス以外写真撮らなかった)
魚には罪はないけど外来種の分布の危機感や実状実害、いつごろから増えたか、原産地ではどういう扱いの魚か等の情報も解説してくれてたらいいのになぁ、、と思った。

そして希少種のコーナー。ここがメインかな。説明も丁寧だった。
まず先月大田原で見てきた「ミヤコタナゴ」やっぱりキレイだけど素早かった。

そして今では熊谷でしか生息していない「ムサシトミヨ」。埼玉県の天然記念物で県の魚に指定されている。色も模様もなく黒んずんでて見た目はパッとしなかった。
ちなみに先日見に行って見れなかったのは「イバラトミヨ」個人的にはトゲウオの仲間の「イトヨ」や「ハリヨ」との差がよく分からず、巣をつくる魚と言っても巣まで見れるわけがなく、希少種でなかったらあまり興味もたないかも。魚としては「ミヤコタナゴ」の方が好き。

そしてさっき見れなかった「ムジナモ」。へーこういう水草なんだ。
根が無く浮いてるだけの変な水草で、なんと食虫植物。つぶつぶのような袋に虫を誘って捕獲するそうな。拡大鏡のある水槽はありがたくよく見えた。筒形の水槽でも展示してて、ゴミの用に浮いていたwwへーんな植物だなぁ。さっきの宝蔵寺沼が唯一の自生地だそうな。

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最後は子供の写真用のコーナーがあって、顔を出せる金魚の水槽は、金魚が染めたように鮮やかな赤でキレイだったので思わず写真とった。子供を映しても魚より霞みそう。。

そして外に出た。
離れの別館でやってる特別展を見に行く前にコイの池を見てみたら、なんとこの池、横から覗けるようにもなっていた。
大きな錦鯉なみにでかいアルビノの黄色いソウギョや、それよりもでかいアオウオが泳ぐのが覗けて、更に脇にエサのガシャポンがあって、エサに集まり食べる様子も横からもみれていた。
これはおもしろい。騒いでた子供連れがエサ撒き終えて退散したあとに自分もエサ買って撒いて楽しんだ。

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いやーおもしろい。大きいのだけじゃなくて小さなオイカワみたいなのもいて賑やかだった。
これは空いてる平日に来てみてホントによかった。休日だったら家族連れがもっといて割って入れないだろうし、やらないだろうし。

全部撒いて奥へ進むと、池の別の区画にはチョウザメがいて、でっかいチョウザメも横から覗けた。
え、ここもエサ撒いていいの?うわーさっきのところで前部撒かないで半分とっとけばよかったなぁ、、と思った。(もうひとつ買えばいいのに)

さらに池から川のようにつながった側にも長鰭錦鯉とか沢山いて、さらに奥の布袋葵の池にはピラニアみたいなでかい魚「レッドコロソマ」がうようよ泳いでいた。こっちでエサ撒いてみたかった!(だからもうひとつ買えってw)
横には「かわうその渓流」というのが準備中とあった。面白そうだ。

そして最後に特別展「SOS怪獣大集合」
これは世界の風変わりな魚や爬虫類、両生類を怪獣に見立てて、キャラデザインされて展示する企画展。子供向けではあるけど面白い展示だと思った。順番に見てたら最後の方に「アズマヒキガエル」とか普通のガマガエルも混ざってて微笑ましかった。
そして中心に自衛隊の戦車や自衛艦のプラモに囲まれた展示があって、子供が自衛艦で遊んでた。っていうか護衛艦というのが面白いなぁ。大和とか昔の軍艦が混ざってそうなもんだけど。館内にマニアの人がいるのかなw

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じっくりまわって楽しんで、最後に売店見てたらムサシトミヨが書かれたさいたま水族館のTシャツ(背中には漢字で「武蔵富魚」)があってXXLとかあったので思わず購入。満足で園を出た。

その後も公園の池をフラリ散歩。
シオカラトンボの写真を撮って立ち止まってたら、水族館の職員の人が歩いてきた(見まわり?散歩?)ので、「すみません、こっちの池にはムジナモというのはいないんですか」と話しかけてみた。
いないそうだ。
けど、とても話しやすい人で、ムジナモから水族館の話、魚や虫の話などこういう話しができる人がまわりにいないもんでついついいい気になって話し込んでしまった。
ちなみにムジナモの花は夏の今時期に咲くそうなんだけど、水族館の人でも見れることは希なんだそうだ。そして、食虫植物とはいえ栄養豊富なら虫を取る必要はないわけで、虫獲るところは水族館でも見れるのは希だそうだ。
で、この公園も水族館も元々は「宝蔵寺沼ムジナモ自生地」が国の天然記念物になってそれを保護するために造られたものだそうだ。へー。
天然記念物や珍しい固有種の自生地とかって行っても見れない所の方が多いから、こうしてその場所で見れる施設があるのはとてもうれしい。(ヒメハルゼミ発生地とか何ヶ所も何度行っても蟬の声聞けないから資料館くらいあってほしい、、、って話から虫の話になったんだっけ)
ついつい気分よく長く話して足止めしちゃってゴメンナサイ。いろいろといい話をありがとう。

水族館に来て一番興味深かったのが水生植物だったのは意外だったけど、とても楽しめたので思い切って来てみてよかった。
最後に駐車場に戻る途中で足元のアマガエルを見つけたのが締め。舞ってたくらいの細雨もちょうど小雨くらいの降りになってきた。いいタイミングで車に戻れた。


(点景は水族館と公園とで分けるべきだったなと反省)

タグ:観:園 観:館 観:然 観:模 観:蛙 観:池 景:原 楽:験 楽:催 楽:買 楽:話 植:茸 植:草 動:虫 動:魚

丸一

ファイル 2822-1.jpg加須市柳生にある川魚料理店。

先週ドライブ中に見間違えた「鯉天麩羅」だけど、そういう料理を出す店とかないのかな?とか思って、帰ってからネットで調べてみたら何軒かあった!
その何軒かの中で店の場所が解りやすそうなこの店に来てみた。
よく通る埼玉北のコースから少し外れた北川辺の、東武線「柳生駅」のすぐ手前。地図一目見ただけで憶えられたし、迷わずスンナリ来れた。駅前だったら駐車場ないかも、、とか思ったけど普通に店先が駐車場で問題なし。
1人で入りやすい印象の店ではないけど、まー気にせずに店に入った。

テーブル席についてメニューを見ると。。
鯉料理、、安くて驚いた。
鯉天重500円、鯉天ぷら定食600円、、え?そういうもんなの?
ナマズ天重は900円で鶏唐揚げ定食も900円なのを考えても少々あやしい値段w
鯉天ぷら単品だと300円って、、どじょう唐揚げ単品900円との差は何。
まぁ、最初から「鯉天ぷら定食」って決めてたから迷いはしなかったけど、他のお客さんはみんな鰻重とか食べてる中でえらくケチったような気がしちゃって、、単品の「鯉あらい」500円も追加した。

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どんな量かどんな感じか、泥貫きしてるかなぁ、、なんて、疑りつつ待つと、先にあらいが出てきた。
キレイな身のあらいで、量も少なくはなく、しっかり氷の上に乗って登場。さっそく酢味噌で食べると、んーうまい。超さっぱり。臭みなんて全然ないし、食べやすい柔らかさ。
酢味噌で臭みが隠れたかな?とも思い、後半はあまりつけずに食べたけど全然泥くささどころか川魚くささもなくおいしく食べられた。夏にはイイね。

そして「鯉天ぷら定食」。
余計な野菜天などはなく大きめの鯉天ぷら三つそのままの定食だった。

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いやーこっちこそ多少の臭みはあるんだろうなーとか思いながら食べたけど、全然くさみないおいしい魚身の天ぷら。これはいい。
むしろ少しくらいは川魚っぽさがあってもよかったのに、、なんて思えるくらい。
他で食べたナマズ天ぷらの方がよっぽど川魚くささがあった。下準備のおかげかそういう料理用の鯉ってことなのか、それでいて安価なのが不思議でならない。周りの人の鰻重も気にならずにおいしくパクパクと食べていい昼食となった。

鯉天ぷらイイネ。
鯉と言えば「あらい」「汁(こいこく)」「甘露煮(ウチの田舎ではめでたい時の酒のつまみ)」「中華の酸っぱい唐揚げ」「そういえば以前長野の佐久で「鯉丼」というのも食べた事あったっけ(08/7/23)」と、たまーーーには食べる魚ではあるけれど、天ぷらは初めてだったのでおいしくて嬉しかった。もっと普通に見かければ普通に食べるのになぁ。。とか思った。
先日の「カジカ」に続いてちょっと変わった川魚料理の第二弾。ごちそうさまでした。

タグ:餐:魚 餐:揚 食:定

子亀

ファイル 2798-1.jpg加須市諏訪の125号沿いにある加須うどん店。

最近はしばらく来てないけど、加須のうどん店は何軒か寄った事があってうどんのおいしい町だという認識はあったんだけど、埼玉名物の「冷汁うどん」はここでしか食べた事がなくて、もうすっかりその店という印象になってしまってた。
暑い時季に丁度いいメニューなのでいいタイミングで思い出したとは思ったけど、前回来てからしばらくたってたので場所がうろ憶え。。市街を廻って諦めてた頃に見つかって無事に来店。駐車場も空いていた。

さて、今回は妹を連れての来店。
「冷汁うどん」を進めたいトコだけどうどん自体おいしいとおもうからとくに推さなかった。
で、メニュー見て、自分は勿論「冷汁うどん」(大盛)
妹は埼玉B級グルメで優勝したという「肉みそうどん」(と遠慮なく酎ハイw)にしてた。ああそういえばそれも前回気になってたんだっけ。

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で「冷汁うどん」。うまいというの以外はほぼ忘れてて久々に食べて思い出した。味噌のつゆで食べる瑞々しいうどん。うん、やっぱりうまい。よきよき。
武蔵野の堅さは無く上州よりみずみずしくてぷるぷるな饂飩。これはやっぱ夏向きだわ。普通の汁のとか鍋焼きとかの饂飩は別のを使ってるのかな?
そして味噌には胡瓜がよくあってるから、もっと胡瓜大盛でもいいのに、、とか思った。(けど、妹の酎ハイのお通しが胡瓜だったので、それを貰っていい感じだったw)

ファイル 2798-3.jpgそして妹の「肉みそうどん」
これはいわゆるジャージャー麺風なうどん。一口いただいたらちょこっとピリ辛。(妹曰く「えー全然辛さなんかないじゃん」)器が小さく見えたけど深さあって少なくはなかったらしい。
そしてうどんはやっぱり同じのみずみずしい饂飩だった。
なかなかいいけど僕的にはやっぱり「冷汁」の方がいいな。素直にそっちたのんでて良かった。

他でもおいしい饂飩の店にいろいろ連れてってる妹も「これはこれでおいしい」と好評。
そして「いろいろあるねぇ」と、だねだね。
ホントは妹には「古河の餃子たべたい」といわれてて、もっと涼しいの食べたい気分だったので無視してこっちに来たんだけど、好評で良かった。
 
 
ちなみに前回の点景
五年前だった。

タグ:餐:麺

道の駅 庄和

ファイル 2757-1.jpg春日部市(旧庄和町)上柳の4号バイパス沿いにある道の駅。

いつもトラック多いし混んでるし、プレハブの詰所のようなフードコートは普通のメニューで惹かれないし、地域の御当地メニューとか無いし、近隣に面白いスポットがあるわけでもなし、面白味がなくトイレくらいでしか寄らない道の駅と認識していた。

今日も適当なひとまわりで妹を連れて来たけど「つまらないとこ」とあらかじめ云っておいた。
それでこのあと五霞の道の駅でも行ってローズポークまんでも食べて戻ろうかとか思ってた。

で、車降りてトイレ済ませて、おもてのスナックコーナーとか見て歩いてみたら「春日部巻き」という幟を見かけて気をひいた。
え、こんなのあったっけ?最近できた?、、っぽい感じでもないよなぁ。
メニューの具の種類は色々あって、それぞれ春日部市産の野菜を使ってるそうだ。どれが人気とかありますか?と店の人に聞くと「ベーコンとかハムとか入ってるのがよく売れてる」そうだ。
それをふまえたってわけでもないけど「ハムオニオン」を購入。
「調理5分お待ちください」との間に妹と店の中見て歩いた。

その妹はと言えば「春日部巻き」には興味を示さず、別のコーナーで売ってた「上州焼きまんじゅう」を買ってた。そちらは焼き7分待ちだそうだ。

ファイル 2757-2.jpg

で、「春日部巻き」ハムオニオン。
ああ、野菜やハム入りの揚げ春巻きなのね。 ああ!春日部の春巻きで春日部巻きなのね。(ってことは読みは「はるかべまき」になるのかな?)
軽く食べやすくペロリ。玉葱の甘味とチーズの味が丁度よくおいしかった。
でもちょっと小さいかな。あまりにすぐ食べ終わってしまってあっけなかった。(セブンイレブンのくらいの大きさでほしかった)

ファイル 2757-3.jpg隣りを見ると妹も焼きまんじゅうをペロリ。あーそっちの写真撮ってなかったw(僕は先週伊勢崎で食べたばかりだったからね)
妹はこの焼きまんじゅうがやたらと気に入ってて、群馬に入るたびに「焼きまんじゅうどこかで食べれないかな」と必ず言う程。
なので「こんな近場で食べれるとは思わなかった。憶えておこう」とかいってこの道の駅を気に入ったらしい。

店では春日部名物とか御当地の物やオリジナルっぽいものはなかったものの、日本全国別の地域の名物とかはいろいろおいてて「全然つまらないとこじゃないじゃん」と言ってた。

僕も「春日部巻き」は面白かったので印象反転。
欲を言えば春日部名所案内とかクレヨンしんちゃんコーナーとか、あってほしいし、庄和の大凧コーナーとかはあって然るべきと思うトコだけど、たまには寄って別の「春日部巻き」も食べたいなと思った。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:餐:揚 道の駅

ルヴァン

ファイル 2749-1.jpgさいたま市南区鹿手袋の埼玉建産連研修センター内にある洋食店。

友達を送って浦和まで来て「ここらのオススメの店」と話しを聞いて、興味は持ったたけどここらへんは自分だけのドライブでは来る事なさそうだから残念だなぁ、、とか思ってたけど「まだやってる時間だからよかったら」と店まで誘導してもらって食事して行くことになった。

で、来てみたら公共の「研修センター」で広めの駐車場はガラガラで、「え?ほんとにここ?」とか思ったけど、入口に店名の灯りもついてたし、中に入ると異質ともいえるような洒落た店があった。物凄い穴場感。

店に入ると店員の女性が友達に親しげに話してかけてきてた。なになに?常連さんなんじゃん! ずいぶんと洒落た店に通ってるんだなーと驚いた。(また事前の説明が足りてないよww)
この店は店主がボードゲーム好きで、店で開く食事つきのゲームイベントに興味を持って参加してみてからよく来てるんだそうだ。

メニューのメインはパスタとカレーで、季節のメニューとかもたのめばパスタでもカレーでも食べられるとか。。
黒板に書かれた季節のメニューも気になったけど、スタンダードな「はぎちくポークのボロネーゼ」にしてみた。

ファイル 2749-2.jpg

うん。風味あってうまい。
最近、スパゲティーは冷凍の物ばかり食べてたので、あー本物だーと安堵。ドライブ先でもなかなか食べることないからねー(点景でも珍しいかも?)いやはやまさかアンコウ鍋の帰りにおいしいパスタを食べるとは思わなかったw

友達は「塩ボンゴレ」(それと何か酒)
そして単品で「塩茹で豚タンの網焼きステーキ」をたのんでた。おおうまそう。

ファイル 2749-3.jpg

そのタンステーキ、「ひとつどうぞ」と分けてもらって食べた。
これは大きく横に切ったタン丸々ステーキ!
しっかり茹でられてて驚くほど柔らかくて美味しかった。

おいしくゆっくり食べた。店は洒落てるけどBGMはずっとビートルズで親しみやすく落ち着く店だった。

店を出てここから友達の家は近いらしく駐車場でわかれた。
いやー楽しい2日間、いろいろとありがとう。またよろしく。

タグ:餐:麺 餐:肉

哲麺 幸手店

ファイル 2729-1.jpg幸手市神明内の広域農道沿いにあるラーメン店。

わりと気に入ってる豚骨ラーメンの店で、何度か来てて点景も二度目。
多分前回と食べたメニューも一緒だと思うけど、年明けて最初のラーメンなので上げてみた。
とくに書くこともないので点景内容シンプル化への一歩みたいなつもりの項目。

あ、一緒じゃなかったわ。
券売機でトッピング券が当たったので岩海苔を追加したんだっけ。当たり付きの券売機っていいなぁ
それと、けっこう腹減ってたので小丼の「まかない丼」も付けた。

ファイル 2729-2.jpg

ラーメンは濃くしっかりした豚骨でマー油が入ってるのが熊本風だけど麺は細ストレートの福岡風。
麺も太めで熊本!って感じにしてほしいけど、熊本ってハッキリするよりは福岡を混ぜてあやふやな感じの方が文句も無くていいのかも。豚骨として満足。

ファイル 2729-3.jpgなんだかんだ
色々書いちゃったw

まかない丼についてはとくに書くことなし。
見た目通りの味。
替え玉のほうがよかったかな。ちょっと蛇足だった。

 
 
ちなみに前回の点景

タグ:餐:ら

大堰自然の観察室

ファイル 2699-1.jpg行田市須加の利根大堰にある魚道の観測室。

何度も来てる埼玉で一番お気に入りの場所。
点景にも何度もしてるし、今年は大雨台風多かったけど四回は来てるかな。(五回来てた、、)
今日も鮭の遡上時季とはいえべつに点景にするつもりはなかったので観測室の入り口の写真は撮ってなかった。

埼玉水路などの灌漑用水路に流す水を取水する利根大堰で、魚の遡上を妨げないように造られた魚道を横から覗けるようにした施設で、季節ごとに多彩多種な自然の魚たちが見れるのがいい所。
でも水族館ではないので常に魚が見れるわけではなく、実際に妹や甥や友達を連れて来た時なんかはちんまい雑魚がかろうじてみれるくらいだったりして、川魚や自然が好きでネバれるくらいの人でないと楽しめない場所である。
だいたいいつも、来てから十分十五分は何も現れないと言う日が一般的。

そしてアクリルガラス窓は三つ並んでて、いつもだいたいよく見えるのは一番奥の下流側。
とくに鮭などの遡上する魚は三番目で見れれば順番に二番目一番目と現れるから追えるしね。

ってわけで、何故か混んでた一番目二番目を無視して今日もいつも通り三番目で見てた。
ら、今日は水の流れが弱く見やすく、すぐに小魚の群れ(主にオイカワ)が現れた。最近はボウズが多かったのですぐに登場は嬉しい。

ファイル 2699-2.jpg

そして今日は珍しくブラックバスが見えた。
今までも何回かそれっぽいシルエットは見えたことはあったけど、ハッキリ見えて写真に撮れたのは初めてかも。

でも鮭はなかなか来ないなーとか思ってフト隣を見たら、二番目の端に鮭の尾鰭が見えた。え?
普段なら即行で通過する二番目で鮭なんて、、と意外に思いつつ、ひょっとしたら、、と一番目に行ってみたら。。

あー鮭いるじゃん。

鮭は3匹いてウロウロしててハッキリ見れた。なるほど一番目二番目が混んでるわけだ。
これは何?流れをゆるくして柵を下ろして閉じ込めた感じかな。。
遡上シーズンの見学サービスなのかな。今まで何度かこの時季に来た事あったけど、こんな状況は初めてだった。

ファイル 2699-3.jpg

鮭はそれぞれが何度かジャンプして遡上を試みてたけど、かわいそうに柵が降りてて無駄だった。
見てる人は「ジャンプした時イクラがこぼれた」とか言って喜んでた。

まぁ、正直一応遡上中の野生の鮭がしっかりとよく見えるのは嬉しいし、見に来た人もその方がいいんだろうけど、ライブ感は無くて盛り上がりもワクワク感もなくてつまらなかった。

やっぱり個人的には、いつ来るか分からない鮭を三番目で待ち構えて、通ったら周りにも声かけて二番目、一番目と追って移って遡上する姿を見るのが楽しくて好きだし、満足感も強い。
毎年そういう感じで見てたから、この初めて見る状況には少々複雑な気分。
今日のは、金魚すくいで掬わずに最初からオマケの金魚をもらってるような感じで満たされなかった。

ファイル 2699-4.jpgとはいえ、そもそも堰が本来の川を閉じて遡上を邪魔してるわけだし、それを横から通して覗けるようにしてるこの施設じたい見せるための演出でもあり既に自然のままではないわけだから、変なこだわりよりありがたがって楽しんで見ればそれでいいのかもしれない。

とか思いつつ、やっぱりずっと閉じ込められて変化ない鮭を見るのは、魚が現れない普段以上にすぐ飽きて、一番目を見始めてから10分ほどでもういいやと外に出た。(鮭の時季にありがちな、後から来て周りを全然気にしないでど真ん中を占領するような親子の登場もあったしw)

という感じで、これはこれでいままでにない状況だったので一応点景に上げておこうかなと思った次第。
 
 
ちなみに前回の点景は二年前の鮎

タグ:動:魚 観:館 観:堰

赤花そば祭り

ファイル 2698-1.jpg久喜市(旧栗橋町)間鎌と伊坂で「栗橋やさしさ・ときめき祭り」と併催されたイベント。

この時季になると「赤花そば畑」という看板が毎回通る県道に立ってて、まぁ、車で通ってちょこっとだけ見て行こうと思って来てみた。
んだけど、天気よくていい感じだし臨時駐車場(目の前のJA)もあったので、せっかくだから停めてゆっくり写真撮って点景にするかなと思った。

ってわけでゆっくり蕎麦畑。
やっぱ蕎麦って言ったら白い花だから全然蕎麦って感じしないね。
花はマゼンタで茎が赤。どちらかと言うと花より茎の赤さでいっぱいで一面の赤って感じ。花が咲いてなくても赤そうだw

ファイル 2698-2.jpg

花も間近で観賞。そばってこんな感じに咲くんだっけ。白い普通のもあまりまじまじとは見たことなかったかも。

そして畑の前のテントではスタンプラリーの用紙が配られていた。
もう一ヵ所「栗橋やさしさ・ときめき祭り」会場の文化会館でスタンプ押せば抽選ガラガラで景品がもらえるそうだ。
んー少し距離あるみたいだけど、天気イイし散歩がてらせっかくだから行ってみるかーと思って歩いてみた。

県道に出て東武線の線路に歩き、行き交う列車を何本か見ながらゆっくり歩いて10分弱。(思ってたより距離あった、、)

まず会場入ってすぐにスタンプラリーの抽選所があったんだけど、スタンプ台は会場の中だというので先に進んだ。

消防の梯子車が梯子伸ばしてたり陸自の装甲車もあったけどどちらも子供さん向け撮影スポットなので通過。
屋台の並ぶ会場内は人だらけ。人をよけながら取り敢えずどんな店があるのか見ながら奥へ進んだ。

ファイル 2698-3.jpg

中央の栗橋文化会館イリスの建物前のスタンプ台は取り敢えずスルー。一番先までどんな店あるか見て歩いて折り返して来ようと思った。
その一番先は「B&G海洋センター」という体育館。とりあえず特別埼玉らしい食べ物とか栗橋オリジナルっぽい興味引くものは見あたらず「赤花そばの蕎麦くらいあればいいのに、、」なんて思って折り返したら、体育館前で「赤花そば茶の試飲」とあって紙コップでお茶を配ってた。
ナイスナイス。とひとつ貰って飲んだ。温かくておいしい蕎麦茶だった。(赤くはなかったw)

配ってるおばちゃんに「赤花そばの蕎麦は食べられないんですかね」とか話してみたら「体育館の中で蕎麦打ちやってて食べられる」そうだ!おお、そうだったんだー聞いてみるもんだ。
でも今食べてきたというお客さんが「朝一で来たけど40分くらい並ばされたよ~」なんて言っててちょっと怯みつつもどんなもんか入ってみた。

ら、体育館は赤花そばの資料コーナーもあり、職人蕎麦打ちコーナーと並ぶ列と食べる席があった。列はちょうど昼という割には左程長くなく、40分は最初の内だけでは?とか思って並んでみた。

けど、この列がなかなか進まなかった。。
けど、横で蕎麦を打つ何人もの職人さんの作業を見てたり赤花そばの解説を読んだりしてたので飽きずに並べた。(赤花そばはヒマラヤ高地原産のものを品種改良した「高嶺ルビー」という品種だそうだ。なんだ埼玉原産じゃないのか、、)

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食券を買うまでの列が20分。そば湯(+だし)を飲みながら席が空くのを待って5分、席に着いて蕎麦が出るまで20分、、、結局45分かかった。
けどまぁここでしか食べられない赤花そば入りのもりそばを食べられた。(赤花100%ではなく北海道産キタワセとのブレンドだそうだ)

もちろん赤くは無かったし、特別クセや個性があるわけではなかったけどさすがに打ちたて新鮮でおいしかったので佳。
ちゃんと「赤花そば祭り」で赤花入りのそばが食べれて満足。(っていうかホントは群馬でうどん食べるつもりだったんだけどまあいいかw)

さて、それでも腹五分目くらいなので何か他にも買って食べようと思いながら屋台の間を戻った。
そして文化会館入り口横のスタンプ台で忘れずに判を押した。

買ったのは鉄板で焼いてたチキンステーキ。おいしそうだった。

ファイル 2698-5.jpg

でも食べる所がなくて少しフラフラと歩き回った。ん?他の人はみんな持ち帰って食べるのかな?
結局、文化会館の中に入ってロビー横のベンチくらいしか座れる所はなった。
その文化会館の外の脇ではバンドがベンチャーズを演奏。それを聴きながらゆっくり食べた。けどこの室内は暑すぎて汗かいちゃった。

文化会館の二階では鉄道模型の展示があってちょっと覗くと、昔ほしかったロープウエイの模型が懐かしかった。
外に出てもまだバンド演奏はつづいてて、一曲だけチェッカーズもやってた。

そして入り口の自衛隊の向かいでは、市指定文化遺産の「吉田家水塚」というのが公開中になっていた。
お祭りだからってわけではないんだろうけどね。
へーと思って2mの塚の大谷石の石段を登ると、塚の上のふたつの蔵も昔からの現存物だそうで、中に入って資料展示を見た。

ファイル 2698-6.jpg

蔵は共に木造二階の切妻造の桟瓦葺。手前の「大蔵」は江戸時代末期、奥の「向う蔵」は明治時代のもの。大蔵のほうが少し小さく二階が閉じているのに対して、向う蔵の方が照明あかるく二階も覗けて梁の木に「明治三十七年~」とか書かれててカッコよかった。

そういえば千葉でも「水塚→」って案内見かけるけど、こんな風に蔵があって中見せてくれるのかなぁ?

ファイル 2698-7.jpgそして最後にスタンプラリーの抽選ガラガラ。
コロンと出た玉は三等賞!何がもらえるかと思えば「鉄道むすめ」の栗橋のキャラの入った赤花そばのクリアファイルだった。それとポケットティッシュは沢山残ったのか「もっと持ってってー」と5個くらい貰った。

そしてまた赤花そば畑まで歩いて戻った。やっぱり十分かかった。

ちょこっと見るだけのつもりで寄った赤花そば畑だけど、二時間のんびりたっぷり楽しめた。
目的地に急ぐだけのドライブより、こういう自由気侭な寄り道を優先した方がいいね。

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