加須市北平野の県道沿いにあるうどん店。
普段は一本南の道で折れて大利根の工業団地に進んでるんだけど、今日は前を走るトラックが曲がって行ったので、じゃあこちらは直進で回り道、信号次第でこの先の交差点で先に出れるかも!と急いでみたけれど、ここでこの店を見かけ暖簾が出てたので咄嗟に寄ってみた。
そういえば前に見かけて気にはなっていたんだっけ。
気にはなっていたけれど、別の道(もっと埼玉大橋に進んだ方の道)かとも勘違いしてて、あれーここらにうどん屋なかったっけ?とか思って見当たらずに忘れてたのかな。そのくらい滅多には通らない区間なので、今日来れたのはトラックのおかげ。三が日からご苦労様です。
さて、駐車場は広く余裕で店の前に停め、店に入ると入口のメニューボードに「加須産小麦『あやひかり』使用」とあり、横に立った幟には「加須手打ちうどん会」とあった。あ、そっか、大利根は加須市なんだっけ。加須うどんか。いいね。と期待大。
店内は壁に向いたカウンター席もあっておひとりさまもバッチリ。
自分の車が見える席がやっぱりいいね。
メニューを見つつ迷わずに一押しとあった「肉ネギ汁うどん」をたのんだ。
貼り紙にあった「自家製だし巻玉子」もつけようかと思ったけどそれは土曜日限定だった。。
そういえば加須うどんって、ざるか冷汁でしか食べたことなかったっけ(点景では「子亀」の冷汁うどんしか上げてなかった、、)。肉汁というと武蔵野うどんっぽいけどどうだろうか、、
と思って食べた「肉ネギ汁うどん」、うんおいしい。
やっぱり肉汁で武蔵野うどんぽい印象だったけど、小麦感がドンと強い武蔵野のような感じながら、上州っぽいしなやかな瑞々しさもあっていい感じな加須のうどんと思えた。
そして肉ネギ汁のネギが甘くおいしくいい感じ。そしてわり湯がおだしという贅沢。
思いがけずいい昼食になった。トラックありがとう。
さて店を出て、横に神社があったので、ちょっとお参り。っていうか店の正面の駐車場は神社の駐車場だったのかもしれない。(横の方が店の駐車場だったのかも)
神社は「北平野稲荷神社」440年の由緒をもつ古社だそうだ。
初詣は済んでたので気軽に「おいしい食事をありがとうございました」と挨拶くらいのお参り。
御由緒も貼紙であった。創建は1577年。祭神は宇賀魂命(ウカノミタマ)穀物の神の稲荷だから饂飩に感謝でちょうどいい。
裏には「勝軍地蔵の石仏」というのがあった。
造立は享保11年(1726)だそうで、悪業煩悩の軍に勝つという意味だそうだ。
ひとまわりして車に戻ると、ハクセキレイがチョコチョコ歩き回ってた。