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三津屋古墳

ファイル 2737-1.jpg吉岡町大久保にある古墳遺跡。

モロに宅地内の細い道の先にあって、案内は出てたものの袋小路っぽい道を不安に思いつつ進んでたけど、着いてみたらちゃんと駐車場もあり案内板もあって公園のように整備されていた。

道の駅の案内板で真っ先に気になったスポットで、古墳とか時代的にも関心薄めのネタながら、その見た目にナニコレと興味持ち、来てみて実際に見てみて更にナンジャコリャと驚いた。(っていうか、すぐ裏の駐車場から見下ろせる古墳と言うのも珍しいよなぁ)

二段構築の八角墳で石が詰まれたその風貌はまるでトーチカか砲台か地下要塞の見張り口かって感じだった。
こんな古墳があったんかいな、、とか思ったけど、案内を読むと石葺きの外見も本来の形で補修復元したらしい。
八角墳は近畿の天皇陵などで幾つかあるけど、どれも調査による推定で実際に正八角形の姿を残してたものは珍しい貴重なものなんだそうだ。

さっそく一段下の古墳部に下りて周りを廻って正面に出た。
うーん、やっぱり要塞w 子供の頃に近所にあったら戦争ごっこしてるな絶対。。

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その中央の石室の入り口はドアで閉まってたけど、ノブに「午前八時から午後五時までは鍵が開いてます」とあって、ひねると開いて中に入れた。おお!

中は石室の周りを広く掘られてて、センサーで灯りが点いたので怖さもなかった。
けど、動いてなくて灯りが消えたらヤなので(道の駅のトイレとかでたまにあるやつ)フラフラゆらゆらしながら奥に進んだ。後から人が来たら絶対怪しく思われただろうけど誰も来なかったw

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奥の壁は「土層」と説明があって、厚さ20㎝くらいずつ土を踏み固めて重ねて造成した跡だそうで横縞の模様がよく見えた。へー。

そして石室は盗掘で副葬物は全部持ち去られてて、石もほとんど無くなってた上に奥の石も割って持ち去ろうとした痕が残っていた。石までもってって何に使うんだろう?盗人のコレクション?

七世紀の古墳と言われてもピンと来ない無学な自分だけど、整備されて見やすく特異な風貌のスポットを中まで見て楽しめた。良いトコだった。

タグ:観:遺 観:石 観:地

道の駅 よしおか温泉

ファイル 2736-1.jpg吉岡町漆原の17号前橋渋川バイパス沿いにある道の駅。

日帰り温泉のある道の駅で、露天風呂広く料金やすく気にいってて何回か来てて、点景にしてはいるけど、いかんせんこの辺りは安い日帰り温泉はがあちこちにある激戦区、バイパス沿いの道の駅という混みがちなイメージからついつい他に行きがちで、今回も実はホントは別のよく行く方の温泉(北橘温泉 ばんどうの湯)の方へ行こうと思ってたのが、こっちに来てみたのはホンの気まぐれ。久々に来てみた。

午後早めの半端な時間ながら駐車場は混んでそうなので、手前の第二の方に停めたけど、階段下りたらすぐ温泉という場所で返って都合よかった。

入ってみたら、料金は400円で100円値上げしてた。いや500円でも安いくらいだし道の駅だから他より100円高いくらいじゃないとと思うので許容許容。
風呂はすいていた。湯は薄い褐色の油臭あるしっかりした温泉だし、露天は広くて奥の方がそのまま寝湯になってて実にリラックスできるけど、前にのぼせたことがあるので注意してゆったり浸かった。

で、湯上りに少しのんびり道の駅をふらふら歩いた。

裏は利根川に面した公園になってて、公園を歩く人も公園を見ながら明日湯につかる人もいてのんびりムード。川は離れてて見えなくて残念。
なにやた飛行機を見かけたので寄ってみたら、静態保存されたグライダーだった。機種とかここにある由縁とか何の説明もなかった。。

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そして道の駅の売店は2階が展望台になってるようなのでその階段を上ってみた。
上る途中で西側の榛名山がよく見えた。けど駐車場メインでごちゃっとした眺め。
屋上の展望台に上がったけどとくに眺めに変化はなく、やっぱり利根川は離れてて見えないし、赤城山はバイパスの高架橋の先でぱっとしなかった。。

パーッと眺めてすぐ下りて、売店入口で焼いてた「焼きまんじゅう」を購入。
その前のテーブルで座って食べたら、カップにお茶もいただけた。

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んーやっぱ群馬は「焼きまんじゅう」だね。(実質パンだけど)日向ぼっこ気分でのんびりゆっくり食べた。

あとは売店も一応のぞいてみつつ、吉岡町の案内地図を見て気になったとこに行ってみようと思った。今日はっ吉岡スペシャルだ。

ここの特性の梅ソフトといのも気になってたけど、それは次回でいいかとヤメて駐車場へ戻った。
けど、この駐車場への階段の横に「船尾まんじゅう」手作り直売所というのがあって、そういえば最初に気になってたけど、忘れてたなぁ。温泉まんじゅうみたいなのかと思いつつ一応チラッと見ると「小豆あん」「チンゲン菜あん」「なす味噌あん」とあって、親機みたいな感じかな?とやっぱり気になって「チンゲン菜あん」と「なす味噌あん」を買ってみた。

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クルマに戻っても、アツアツだし、口はまだ「焼きまんじゅう」なので、すぐには食べずに出発。
30分後の次のスポットから出発する前になって食べてみると、これが意外や意外、チンゲン菜もナス味噌も甘い餡だった。
でも決して変でもわざとらしくもなく、いい甘味でおいしかった!
地元の味なのかな。買ってみてよかった。

タグ:楽:湯 楽:眺 景:山 観:園 観:機 餐:饅 道の駅

小林屋

ファイル 2726-1.jpg板倉町板倉の雷電神社参道にある川魚料理店。

メインメニューのナマズの天ぷらがお気に入りで何度か来てる店。
っていうか天然ナマズをこの値段で食べれるのは驚きだよね。

で、点景にも二度ほどしてるのでもう書かないでいいかなと思ってたけど毎回「なまず天ぷら定食」を食べてて、今回は「なまず天丼」にしてみたので上げてみた。

まず先に雷電神社にお参りしてから店に入った。
そういえば今日は大晦日で明日元日だけど、普通の静かな休日って感じだった。
新しいしめ縄と門松はあるし謹賀新年の看板もあるので、まぁこんなもんか。

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なんか壁のメニューは新しくなってた。
少しは値上げしたのかな?
でもテーブルのファルダーファイルのメニューは同じのようだった。

他に色々壁に貼られてて、TVで紹介された時のとかは割と最近だったりするけど、前から変わらず貼られてた雷電神社の歴史みたいなのは毎度興味持って読んじゃうね。(そして次回来るまでに忘れててまた読むw)神社の周りは湖で島だったようだ。今より鯰も沢山獲れたんだろうね。

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そして「なまず天丼」登場。
あ、単品だと味噌汁も付かないのか。。これは定食の方がお得だな。
でも天丼は天丼でいいとこがある。思いきりかっ込んで食える点で、タレで柔らかくウエットになっているのも定食とは違った味わい。どちらかというとこちらの方が川魚らしい感じが強い気がして鯰を味わった気がする。おいしかった。

今年も一年いろいろとおいしいものが食べられていい年でした。
よいおとしを
 
 
ちなみに前回の点景    前々回の点景

タグ:食:丼 餐:魚 観:宮

道の駅 しもにた

ファイル 2658-1.jpg下仁田町馬山の254号沿いにある道の駅。

自分が幹事をした妙義山のドライブオフの集合場所にしたりして何度か寄ってはいるけど、そういえば寄ったのはかなり久々でCR-X以降で寄った記憶がなくもちろん点景にもしていなかった。

で、トイレだけのつもりだけど久々に立ち寄ってみると、なんかリニューアルしたのか駐車場が広く少し遠くなっていた。

建物は昔どおりの円形の作りだけど、記憶にある以前のとは違って、片側は内側の廊下がなくなって全部店になり、手前に大きな土産物産店と奥にフードコートが作られていた。

その前にトイレトイレ。
トイレはなんだか工事中で閉まってて、裏に簡易トイレが並んで勢いよく水を流してて落ち着かなかったw

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さて、フードコートではラーメン屋とピザの店と神津牧場の店と有り、おなかは空いてないので牧場のミルクソフトを食べた。
これ食べるの久しぶり。この店はやっぱ昔の侭残ってたんだね。(とか思ったけど、実はラーメン屋も11年前の08/11/05に食べて日誌に載せてた昔の侭の店だったらしい)
僕が白いミルクのソフトを食べるのは珍しいけど、濃くてバターっぽい芳ばしさがあってやっぱりおいしかった。

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そのあとは店も見てまわった。
下仁田ネギコロッケとか気になるけどねー、おなかすいてないしねー。
で、妙に気になったのが下仁田ネギせんべい。その「下仁田ねぎ群馬見守焼お煎餅」という一枚324円する煎餅。コロッケの三倍w
どんなもんかと買ってみた。

で、出発して走りながら食べた。
これ、ネギの風味も良く甘い味噌の餡が厚くどっぷりとかかってて濃い味だったけど、煎餅としては食べづらく、ぱりっとは食べられないし歯につくし、あまりよくはなかった。煎餅以外でしっくりくるような菓子がありそうだと思った。
(そこまでしない普通な感じの下仁田ねぎ煎餅は土産に買って持って行ったけど「おいしくてすぐ全部食べちゃった」と喜ばれた)

タグ:餐:冷 餐:菓 楽:買 道の駅

味の駅かわい

ファイル 2581-1.jpg館林市高根町の122号沿いにあるスナックコーナー。

前からちょっと気になってたちょっと怪しい店。
メニューとか色んなこと書きまくってて面白そうな店だけど、なんかアクの強い話出したらながそうな人がやってる店なんじゃないかな、、と及び腰になってたのも事実。
今日は手前で廃墟みたいな自販機コーナーとか寄ってたので、こういう雰囲気も行けそうな気がして思いきって寄ってみた。

っていうか実際何の店かよくわかってなかったけど、つまり持ち帰りのB級グルメスナックコーナーなのね。
看板に「天ぷら味処」とか「百年饂飩」とかあったから、食べていける店なのかと思ってたけど、飲食はその先の「うどんの里」という店のようで、ここはそこの店の人がやってる別店舗ってことかな。

で、いろいろ気になって買って帰ることにした。
店の人は呼び出しベルを押して少ししたら出て来た。普通の感じのいい人で色んなメニューの内容を聞いても分かりやすく簡単に説明してくれた。

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で、買ったのは「小時飯焼」と「焼きそば」と「天じゃが」
小時飯焼きというのはこの地域で夕食前の小腹すく時間に簡単に作って食べるお好み焼き風なものだそうで、群馬版のフライみたいなもんかなと思った。これが200円。なんか安いんだよね。
「焼きそば」は250円で「天じゃが」は二本で150円。
更に「もうそろそろ店閉める所だからこれもサービスで」と「コロッケパン」をオマケしてつけてくれた!なんかすごく感じのいい親切な店だった。見かけで判断しちゃだめだねw(いやいや、見かけで判断した方がいい店も沢山あるのは事実だけど、、)

そして運転しながら食べられそうなものだけ食べながら帰った。
「コロッケパン」はこれが意外とおいしいコロッケで凄く良かった!
ペロリと食べて「天じゃが」もいってみた。
あ、ジャガイモが続いちゃった、、と思ったけどこれもおいしかった!
栃木のイモフライと違って群馬はしっとりしてるんだよね。こっちの方が好きだわ。

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あとは箸で食べたいから帰ってから食べた。
「焼きそば」はこれもイモ入りだけど、やっぱりしっとりした芋で群馬だった。そういえば桐生で食べた焼きそばの芋もこうだったっけ。
中間の太田の焼きそばが芋を入れる印象がないのが不思議だけどイモは群馬の方がいいな。

そして「小時飯焼」は薄めながらしっかりお好み焼き。玉子入ってて王道なスタイル。埼玉のフライよりもしっかりしてておいしかった。
(なんか、、栃木とか埼玉とかと比べてばかりだけど、きっとそっちはそっちで行っておいしければ「群馬のは~」とか比べて誉めるんだろうな、、とか思い、節操ないなぁと思ったけど、今食べてるものがおいしければそれでいいんだよね)

また寄れたら買って帰ろうと思った。

タグ:餐:焼 餐:ば 餐:揚 食:串

ジョイフル24

ファイル 2580-1.jpg邑楽町中野の122号沿いにある自販機コーナー。

やってるのかやってないのか分からなかったけど、他に停まってる車もないので休憩のつもりで寄ってみた。

車と停めて降りてみてもやってるのかやってないのか分からなかったけど入口のガラス戸は開いていて中には入れた。

中はガラーンとしてて自販機は数台だけあった。
いわゆる最近はやりのレトロ自販機の代表のようなうどんそばの自販機もあったけど、故障で販売中止。
カップヌードルも商品取出型のも止まってて、あれ?ここ閉店で入っちゃマズかったのか?とか思ったけど、よく見ると真ん中の新しい缶ジュースのだけは動いていたので、自販機コーナーとしては営業中らしかった。

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中央には三畳分の休憩台もあり、散らかってるわけでもなく休憩所として開放してるって感じ。
壁にあったカレンダーを見ると2013年の5、6月だった。
取り敢えずのどが渇いてたから缶コーヒー買ってウロウロ休憩させてもらった。

ファイル 2580-3.jpg外に出ると、なーんかえらく旧式の男子トイレの低く小さいチューリップがあって、その前に錆び付いたティッシュの自販機があった。これって手動式だったっけ懐かしい。ティッシュ30円かぁ、いつ頃のものなんだろう。
そんな自販機と同じようにトイレも懐かしませるだけの使えないものかと思ったけど、それにしてはブロックが古くなさそうに見えて現役かとも思えた。(使わなかったけどね)

そういえばここは国道を挟んだ向かい側にも自販機コーナーが見えたので、渡って行ってみた。

この向かいのは完全に廃店舗だねぇ。。雑草も生えてたし。
店舗には店名がなかったけど、ガラスに「ジョイフル」ってあったから同列店なんだろうと思った。
中は、、と覗くと驚いたことにこっちも入口のガラス戸は施錠されておらず開いていて中に入れた。

こっちもうどんそばの自販機とカップヌードルの機体が残されていて、両替機もあったけど当然どれも動いておらず完全に廃店舗。
天井もはがれてたし、集められたイスもボロボロで休憩所としても使われてなさそうだった。

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店の前に電話ボックスがあったので覗いてみたら昔のまんまの緑の公衆電話が置かれていた。
なつかしいなぁ、自分ではいつ以来使ってないだろうか。
カード使用のランプは消えていて受話器を上げても音はしなかったので使えないようだと思ったけど、硬貨を入れたら使えたのかな?使えなくなったのをそのまま残しておく訳ないもんなぁ。(っていうか使えないなら使用不可とか書くよな)

ファイル 2580-5.jpg国道を渡って車に戻った。
そういえばこっちにも電話ボックスがあった。
こっちのは新しいやつで、中を覗くと電話機も新式っぽかった。
なるほど、やっぱりこっち側はちゃんと休憩所として一応は機能してる自販機コーナーなんだな。
どこかに電話してみたい気にもなったけど、そういえば憶えてる電話番号は自宅くらいしかないなぁ、、と思ってスマホ見るのもアホらしいのでヤメた。(妹宅ですら知らないわ)

なんかすごい懐かしい気分になったのは意外と自販機ではなくて公衆電話だった。
ちょっと微妙な場所だけどいい休憩にはなった。

タグ:観:装 観:具 楽:懐

小泉稲荷神社

ファイル 2579-1.jpg伊勢崎市小泉町にある神社。

ネットで見かけてその赤い鳥居の密集度に興味持って来てみたかった所。
小泉っていうからてっきり大泉町の小泉あたりだとばかり思ってたけど伊勢崎市の郊外だった。そんな勘違いでウロウロ探したりしてて見つからなかったりしてて、帰ってからちゃんと地図で確認してた。
ので、今回はバッチリ。っていうかナビにナビさせてたので迷わず来れた。

来てみたら神社前に広い駐車場があって、ガラガラだったから写真撮りやすそうな位置に駐車した。で、車を入れてその特異な濃度の赤い鳥居の写真を撮った。雲が多く、日が陰ったりして晴れを待ったりしながらで少し時間かかった。

そしてそのトンネルの様な鳥居をくぐって進んだ。
鳥居の列は三列。どっちを進めばいいのか分からなかったけど自然に進んで左側の列をくぐって進んだ。

鳥居は鉄柱のもので真っすぐでカッチリしていた。だから崩れることもなく増えて並んで密度濃くできたのかな。

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通り抜けてる時は赤一色で不思議な気分。
伏見以上の濃い感じながらちゃんと青空も覗けているので、圧迫感は無いけど赤に包まれててまさに参道というか産道を抜けてる気分。

通り抜けて境内に出た時は子宮に辿り着けたような気分だった。(それは言いすぎかなw)

さて境内も燈籠が並んで狛狐が並んでトンネルの続きのようにまっすく拝殿に進んでお参りした。

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拝殿もしっかりしてて、彫刻も狐だった。
そして賽銭箱の上には油揚げがあった。これは持ってきて納めたものだよね。はじめてみたかも。

横から裏にまわったら本殿は拝殿としっかりつながってて隠れたタイプだった。
その裏にはまた少し鳥居が並んでて小さな狐の陶器製置物が並べられた「白狐納所」というのがあった。

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ぐるっとまわって反対側には市の重要文化財の「元小泉稲荷社奉納手洗盤」というのがあった。江戸時代末期の手洗盤だそうだけど、柵を作って守るほどのものという感じはしなかった。

そして今年出来たばかりらしい由緒の案内板があった。
御祭神は宇迦之御魂神と大己貴命、つまり稲荷様と大国主。
由緒はこれより後ろの石碑の方が細かく書いてあった。

そして来たのと反対側の列の鳥居をくぐって境内を出た。

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こっちの鳥居のトンネルはその出口の先に自分の車が見えてて嬉しくなった。いい位置に停めたなぁ自分!と自画自賛。
止まらず一気に車に向って歩き進んで真っ赤な鳥居の空間を抜けた。

駐車場に戻って振り返ると鳥居の横に小屋があったのでちょっと行ってみたら、ここには小型の冷蔵庫が置かれてて「油揚げ1組100円」と貼紙のある無人販売所。あけてみたら中に油揚げが入っていた。
ああ、納めるやつね。
これ、油揚げはともかく、冷蔵庫を持ってかれちゃったりしないのかな。。

タグ:観:宮 観:道 観:像 観:飾

生ゆば処 町田屋 白沢店

ファイル 2565-1.jpg沼田市白沢町上古語父道祖神の120号沿いにある湯葉工場直売店。

ここは「生ゆば食べ放題」(要予約)というのがある注目スポットだそうで、友達のしばおが見つけて予約してくれてた。

本来はどうやら団体さん用のようで、店前の駐車場は観光バス用になっていた。
それとは真逆の車五台で五人の客といううちらだけど、店の人はイヤな顔せずに誘導されて店の横にびっしり寄せて駐車。
「狭いトコでごめんなさい」とまで言われた。

ファイル 2565-2.jpg車を降りて、店先の町田大明神とか見つつ店内に入ると、そこは工場の一角の土産売り場。
飲食店だとばかり思ってたので少々困惑。

で、そんな土産売り場の商品の横から通されて隣の湯葉工場に入った。

目の前には湯葉を作る枡分けされた槽があって、発泡お椀と針金が渡され説明を聞いた。
これでできたてのゆばをすくって食べるそうだ。
へーへーこれはおもしろい。

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立ち食いだけど、作られ続けるゆばを掬うのを楽しむアトラクションって感じでむしろその方が楽しめた。

ファイル 2565-4.jpg調味料も色々用意されてて試せて飽きなかったし、麺つゆとか鍋汁とかコンニャクもありお茶もジュースもあった。
この鍋汁が野菜も茸も蒟蒻も筋肉まで入ってて特に美味しく何度も味わったし、湯葉を揚げたチップスもあってこれがまたおいしかった。

ゆばはちゃんとした膜になるより、大丈夫かなーってくらいの若いくらいが柔らかくておいしく、五人でまわって飽きるまで食べた。

もうしばらくゆばは食べなくていいやw

あきるほどたっぷり食べて終わる頃に入れ替えで次の団体さんが入って来た。
あーこれ、うちら五人くらいだったから、後から何人か来てもすぐにゆばできて楽しめてたけど、団体さんとかだとゆばがなかなかできなくて競争率高そうでかわいそうだなぁ、、とか思いつつ土産売り場に出た。
土産は別にいいか、、(九州でも買わなかったくらいだしw)自分用にゆばチップス「湯葉のパリパリ揚げ」を買った。

店の人は「僕も車が好きで昔インプに乗ってたんですよ」と気さくに話してくれて、「豆乳甘酒アイス」というのをサービスでいただいた。匙は無く箸で食べたけどおいしかった。

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店出たけど、車は次の団体さんのバスに塞がれてしばらく出れなかった(裏の道へは出られたけど、少し段差有るので車によっては擦りそうなので無理ということで待つことにした)

ファイル 2565-6.jpgで、店の裏でのんびり雑談してたら「ごめんなさい、これ飲んで待っててください」と店の人が100%リンゴジュースをあけてくれた。遠慮する前にもう蓋を開けちゃってたので有り難くいただいた。
お碗でだったけど美味しいリンゴジュース。そういえばこの辺りってリンゴ多いんだよねーと思ったらこの店の裏もリンゴ林だった。
なんか至れり尽くせりで、団体でもない客なのに申し訳ないくらいだった。

そしてバスが出た後に誘導して貰ってバックで前の道に出た。
気前いいし美味しいし面白いし感じも良くて、とてもいいトコだった。

タグ:餐:豆 餐:汁 餐:冷 餐:飲 観:工 楽:験

御正作公園

大泉町朝日にある公園。
県道から見えたタワーみたいなのが気になって寄ってみた。

広い駐車場のある公園で、車を降りると駐車場の前の八重桜が丁度キレイに咲き並んでてトンネルのようになってて思わず花見て歩いた。
八重桜は少し時期が遅めなだけであまり注目されないし花見もされないオマケみたいな感じだけど、江戸時代以前は桜と言えば八重だったわけで本家本元、日本の春だよね。

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さて目的のタワーは公園の前に隣接する「いずみの杜」という建物にある。大泉町の勤労複合福祉施設だそうだ。
公園からの横のガラス戸は全部閉まっててぐるっとまわって正面から入ってみた。

館内は市民の憩いの建物って感じで、よそ者がフラフラと入っていいものか戸惑ったけど、まず広いロビーの端に船の模型を見かけた。
近付くと戦艦大和だった。

で、そばで見たらびっくり。
100分の1の大きさで細かい作りなのもあるけど、水兵が多数乗艦してて作業したりという姿まで作られていた。
軍艦の模型でよくできたものはそれだけでもすごいと思うけど、乗員まで作られてる模型は珍しく感激。まるで「この世界の片隅に」の映画のシーンを見てるかのような生きた大和のジオラマ模型!じっくり見入っちゃった。

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説明によると大泉町在住の方が十五年かけて製作して寄贈なさったものだそうで、素材:木製(一部は紙製)というのが驚き。プラモじゃない手製なのね。これはすごいわ。
ぶっちゃけ呉の10分の1の模型より興奮したかも!
他のも制作してくれないかな。群馬だから地名的に赤城とか利根とか。

さてさて目的のタワー。受付で訪ねてから奥のタワーの方に行こうかと思ったけど、なんか長話してる人を受け付けてて忙しそうだったからスルーして進んだ。

遊ぶ子供、くつろぐ大人、なんか場違いな感じのフロアを抜けて進んだけど、廊下にもどこにもタワーの案内などはとくになく、なーんか普段は登れないものっぽいよなぁ、、と思いつつ、ダメ元で進んだ。

ファイル 2501-3.jpgら、
普通にエレベータがあった。
案内はエレベーター前に「冬には富士山がよく見えます」とあったくらいで、注意事項は「双眼鏡・望遠鏡・望遠カメラの使用はご遠慮ください」とあった。(女湯でも覗けちゃうのかな?)普通に乗れて登れた。
んー、こんなにシンボリックに立ってて目立ってるのに、展望をウリにはしてない様子なのが不思議に思えた。登る人少ないのかな?高いトコ登りたがるアホは自分くらいなのかな?

で上の展望室。
展望のガラス窓は北東と南西の二面だけだけど、両側とも出窓のように少し突き出てるので、広く見え眺められた。
まず北東側は日光方面。少々もやっとしてスッキリと山までは見えない眺めで北西の端の方の赤城山も見えてなかった。冬に来ればよかったかなw

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南西は秩父から富士山の方向。多分利根川くらいまでの宅地と畑しか見えてない眺め。
手前の公園の池がよく見えた。停めた自分の車も木々に隠れながら見えた。

まぁ正直いえば地域住民以外は興味持たなそうな眺めではあるけど、それでも天気イイ日に高い所から見下ろすのは気分いい。無料なので休憩がてらに登って損はない展望室だった。
この展望室は夜9時まであがれるらしい。え?夜景というよりそれこそ人の家を覗くだけになりそうだけど、、

降りて(また大和をちょっと眺めて)外に出て、軽く公園を歩いた。
ゴマのような花を咲かせてる新緑の楓をくぐって池の方に歩いてみた。

そして池の端を歩きつつ八重桜の並んだ公園の北西口からいったん外に出てみた。
ああこの公園は「御正作公園」っていうんだと確認。実はここで見るまで公園の名前を知らなかったりしてw

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公園に戻って池ごしにタワーを見つつひとまわり。
「御正作公園のいわれ」という案内板も立ってて読むと、実はこの公園は古墳時代の竪穴式住居跡が発掘された「御正作遺跡」という所なんだそうだ。
え、そうなの?遺跡関係のは何もなかったけど、、完全に公園化しちゃったんだ。。

最後に最初に見た八重桜に囲まれたトンネルのような道で駐車場に戻った。
この八重桜の道の横には芝のグラウンドがあって子供たちが遊んでたんだけど、話す言葉がみんな日本語じゃなかった。あぁ、大泉町は人口の二割が外国人なんだっけ。

いろいろ見所ありつつあっさりした公園と施設でほどよい散策休憩になった。

タグ:観:園 観:館 観:模 観:楼 観:遺 植:花 景:町 楽:眺

江田館跡

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太田市新田上江田町の県道沿いにある国指定史跡。
新田荘遺跡としての国指定という文字に惹かれつつ、その南北朝時代あたりの疎い歴史を知る切っ掛けになればと来てみた。

入口に案内板があって解説を読むと、江田館は新田氏一族の江田行義の館だそうで、新田義貞に従い大将として西国を転戦し武功を上げた人物だそうだ。
そして戦国時代には金山城の出城として改修され、北条に攻められ落城。そして北条が亡びると廃城になった城跡でもあるそうだ。

土橋を進むと広い本丸の周りには土塁が囲い、堀も一周続いて残っているようだ。これは国指定だからではなく、地域住民が昔から保全に協力してきたので原形のままに残った史跡だそうだ。
その土塁に上ってひとまわり歩いてみた。

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ポカポカで気分よく、鳥も飛びまわってて賑やかだった。
写真にとれたのはヒヨドリかな?沢山いたのにみんな素早くて難しい。

西側の土塁と堀は少し折れていていい形。
これは出城として使われた時にも形を変えてなかったのかな?
案内板の復元図はまっすぐの絵になってたけど、それは参考図だそうでまぎらわしいw

そして北西の隅と北の中央に小さな祠があった。新田氏を祀ったものかな。何も書かれていなかったけど、土台がコンクリブロックだったので比較的新しいものかと思った。

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ひとまわり歩いて南側の正面に戻った。入口の案内板以外には何の案内も無かったので、ただののんびり散歩になってしまった。

最後に西側の外郭(二の丸?)を少し進んでみて、横にあった白梅の木に歩いてみた。
花の香りいっぱいの満開の梅の花の中にはスズメが沢山集まっていた。おどかすのもかわいそうなので裏には回らずにそっと戻った。

タグ:観:史 観:城 動:鳥 植:花