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らーめん壱番亭 岩瀬店

ファイル 2017-1.jpg桜川市上野原地新田の50号沿いにあるラーメン店。

「らーめん壱番亭」は僕が普段よく通ってる茨城方面の道沿いによく見かけるラーメンチェーンで、一度寄ってみようかな、、とは思いつつチェーン店だからと通過していた。
で、本店はどこなんだ?と調べてみたらこの岩瀬店が総本店だそうで、50号を通ることがあったら寄ってみよう!とか思いつつずっと忘れてた。

実は今日も忘れてたんだけど、この手前で通過した上野沼にちょっと寄ってみようかなー、、と思って、転回するとこないかなぁー、、と思ってたトコで見かけて思い出して寄ったという次第。

昼が稲荷寿司だけだから全然物足りなくて腹減ってる筈なので、半端な時間だけどイイかと食事休憩。

店に入ってカウンター席についた。
メニュー見ると、味噌がメインで「熟成」が北海道「白」が信州「黒」が愛知とあって、オススメが「辛ネギ熟成味噌ラーメン」
、、、辛いのはダメなので(幸せになれなくてもいいし)味噌は鬼門だなぁ、、と思ってたら「あっさり醤油」の銚子なんてのもあったのでそれにした。

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したらこれ、意外と美味しかった。チェーンだからという思い込みはもうやめた方がイイかもね。
醤油は屋台ラーメンのような懐かしい香りで、麺も程良くモチモチの弾力。
でも、食べてみたら意外とそんな空腹でもなく、やっぱ少し早かったかな。。(意外と腹持ちのイイ稲荷寿司だったようだ)
でもおいしかったから何とか食べられてラーメン一杯で満腹になった。

これはアリだな。次はどこかで味噌な気分になったら寄って試してみてもいいかも。(辛ネギではないやつ)

タグ:餐:ら 観:本

片庭ヒメハルゼミ発生地

ファイル 2016-1.jpg笠間市片庭にある「楞厳寺(りょうごんじ)」の森を北限としたヒメハルゼミの生息地で天然記念物。

また性懲りもなくヒメハルゼミである。
もう自宅付近ではニイニイゼミが啼きだしたというのに、やっぱり悔しくて北限の地へ来てみた。

細い道はまだ続いてたけどこの先は行き止まりのようで、駐車場に車を停めて参道の石段を見上げたら、、やっぱやめようかな、、と弱気になった。

手摺なく苔むした石段をゆっくり登って、時折苔を眺めたりして休憩しつつ、調査のように周りを飛ぶトンボに翻弄されつつ、登り切った。
運動不足とはいえこのくらいの石段で汗ダラダラ息ハーハーはなさけない。。

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古い御堂の先に進むと、脇にちゃんと「片庭姫春蝉発生地 楞厳寺境内」と立っていた。(あれ?境内も重文?)
境内というより周りの森のことだろうけど、本当はヒメハルゼミは森というより樹につくらしいので、どの樹なのか標示されてると嬉しいんだけどなぁ、、

とりあえず呼吸を整えて、奥の新しめな本堂で拝んだ。(神社みたいな感覚で拝んでいいんだよね?)
その本堂前あたりでウロウロして鳴き声を待ってたんだけど、、やっぱり聞こえず移動。
古い御堂には大きなスズメバチの巣が下がってた。けど、苔生えてるから蜂はいなさそうだった。

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その横の裏に進むと並んだ仏像と収蔵庫があって国重文の「木造千手観音立像」が奉納されているようだ。どうせ閉まってるだろうと、そこまでは進まずに、手前でウロウロして鳴き声を待った。
けど、聞こえるのは野鳥の声だけ。。
足元には苔が青々と茂り、ハンミョウがひょろひょろ飛んでいた。

ファイル 2016-4.jpgイノシシよけの電線に気を付けつつ、あっちウロウロこっちウロウロしてて、寺の横の家(住職の家?)の犬に吠えられて不審者そのものだったカモだけど、セミが啼かないのが悪いんだと開き直ってウロウロしてた。

でまた30分くらい森林浴するつもりでセミを待ってたけど、やっぱり鳴かなかった。難易度高いんだなぁ。
帰りは石段を下りずに横の家の前からの舗装路を下った。

正直、セミを待ってるときは楽しかったし、啼かなくてもそれを理由に普通のトンボやチョウ(っぽい蛾)やスズラン(っぽい別の花?)を眺めつつ苔や木々の緑に囲まれて森林浴ってだけでも気分よかった。
  んだけど、それを点景に纏めようとなると、どう楽しかったのか、見返して楽しいものか、疑問になって作業が億劫だった。。(まぁ、実はそういう項目は割と多いんだけどね)

とりあえず、ヒメハルゼミはもういいや。あきらめた。

タグ:観:寺 観:庭 観:然 植:苔 植:花 動:虫 楽<残

笠間稲荷神社

ファイル 2015-1.jpg笠間市笠間にある稲荷神社。
日本三大稲荷に数えられるそうだけど、伏見稲荷以外の二つは幾つもあり、全国的に見たら三大に入るか入らないかは微妙かもだけど、選抜の神7には間違いなく選ばれるであろう関東代表の稲荷神社。

たまに通る笠間市街の中心にある大きな神社で、立ち寄ったのは三度目かな。点景にしてないからずっと前のことだな。
いつも近くを通る時は「いなり寿司でも食べていこうかなー」とか思いつつ、付近は駐車場有料だし、、神社付近の店は観光料金で高そうだし、、と通過してた。
けど、今日はたまには寄ろう!と少し離れた市営の無料駐車場に車を停めて歩いた。(前に来たときも此処に停めて歩いた)

ファイル 2015-2.jpgさてさて、そんなわけで目的は神社じゃなくて軽い食事のいなり寿司。
店も並んでて迷いそうになったけど、修繕された大鳥居の目の前の「鍋屋かさまカフェ」と言う店に入ってみた。
この店は食べ物は店頭で売られてる物を購入して中で休めるお店。店頭で「くるみ稲荷」のパックを、、、、買おうとしたら目の前で売り切れた。仕方ないから普通の稲荷寿司を購入して中で休んだ。(二階にも上がれるそうだけど一人だから手軽に一階で食べた)

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正直言って稲荷寿司って立ち食いそば屋で二個120円とかスーパーの三個パックが150円とかそのくらいの価格の食べ物という意識が強くて、その三倍くらいの値段のものを食べるのを戸惑うのはケチとかじゃないよなぁ、、
とか、思ってたけど、ここのお稲荷さんは普段食べてるそれより明らかに美味しかった。
甘さ控えめで、お揚げの油感やお米のおいしさがよく分かり、とてもいいお稲荷さんで満足した。

けど、、店内見ながら食べてたら貼り紙に「辛くても一歩踏み出せば幸せに」というのがあって、、カライ物食べなきゃ幸せになれないのか、、、とイヤな気分になった。。

さて、軽い食事の後は一応お参り。
本末転倒で失礼かもだけど、そういうつもりじゃなきゃ寄ってないわけだから仕方がない。
米と豆と油の一品を味わって五穀豊穣に感謝してお礼のつもりでお参り。ああ、別に失礼じゃないよな。むしろ願い事だけの参拝より正しい気さえする。

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濃いめの赤の山門と拝殿。境内には樹齢400年の「八重の藤」という藤棚があって、もう花は咲いていないけど緑の藤棚が涼しげでよかった。

そしてお参りした後は拝殿の横から裏に出て本殿を拝見。
この文久元年(1861)に建てられた本殿は国重要文化財。
周りには立派な彫刻が施されていた。これを見逃しちゃ勿体ないよね。

その先の美術館には行かずに引き返すと、ほかにも山門の東脇のさざれ石の先に何やら古そうな門があるのに気付いた。

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これは文化10年(1814)に建てられた神門で、今の楼門が建てられるときに移動されたそうだ。本殿より古いんじゃん。脇に追いやって失礼な、、とか思ったけど、これが中央じゃ小さめで通るのが大変で渋滞してたんだろうね。
ここにも彫刻があって、大黒様がウサギを助けてるトコかな。、、ってキツネじゃナインかいww

あらためて歩くと意外と見るとこあって面白かった。
思い返すと稲荷寿司がおまけで神社がメインな気がしてきて真っ当な寄り道だった。

タグ:餐:鮨 楽:読 楽<残 観:宮 観:重 観:門 観:模 植:樹

佐野ラーメン中村屋 境店

ファイル 2012-1.jpg境町長井戸の県道沿いにあるラーメン店。

今年の4月に来て気に入った店で、こんな短い間隔でまた来るとは思わなかった。なるべく行ったことない店で、、と考えがちな僕にしては珍しいと思う。
そこまでうまかったのかと云えば、そんなでもなかった気がするけど、気軽に寄れる店くらいがイイ感じ。

その前回は一日三十食限定の「青ねぎらーめん」だったので、今回は普通にワンタンメンにした。

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うん、黄色く澄んだホタテだしの汁がおいしい手打ちラーメン。
前回のは青ネギに隠れて汁の色がよく判らなかったからね。
ワンタンもおいしかったけど、ちょっと一言いえば餡の肉の味付け(胡麻油?)が強くて浮いた気がした。

店員のおばさんも感じよく気分イイ店なのでまた普通に来ようと思う。

ちなみに前回の(

タグ:餐:ら

盛信軒

ファイル 1999-1.jpg筑西市下平塚にあるラーメン店。

たまには下館ラーメンを食べてみよう!と思って探してきてみたら、今年の年頭に来た下館やきそばの店の手前の表通り沿いだった。
この地域はおいしい店が集まりやすいのかな?とか思った。

半端な時間だけどやっててよかった(一応調べたけどね)。店前に車を停めて中に入った。

店内は余り広くなかったけど、地元の人か身内の人かってお客さん一組だけのまったりした雰囲気。
メニューを見るとワンタンメンがあったのでそれにした。

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うん、おいしい。
東京が忘れてしまったような鶏ガラ醤油ラーメン。東京育ちの僕としては白河より佐野よりイイ意味で普通なラーメン。
下館ラーメンの特徴は肉が鶏肉(ワンタンに隠れてるけど下に鶏チャーシューがあった)というだけで極端な個性はないけれどこういうラーメンらしいラーメンが食べたいものである。(下館駅の方の「筑波軒」は特徴的だったけど)
そしてワンタンも程良くビラビラで沢山のってて嬉しい。

はやるとかはやらないとかではなく、ずっと残ってほしいラーメンだと思った。
また近く来たら寄ろう。
やきそばと気分で選べていい地区だなぁ。

タグ:餐:ら

香文

ファイル 1933-1.jpg八千代町菅谷の125号沿いにあるラーメン店。
以前は近くの広域農道沿いにあって何度も来てたお気に入りの店。いつの間にか店がなくなっててガッカリしたけど、こんな近くに移転してたのか。
正直おいしいからもっと町中に移転してもぜんぜんやっていけそうだけど、車で廻ってる者からすると郊外の方が来やすいからありがたい。

で、移転してからは初めての来店。
店は少し小さくなったような、、でも店員さんは増えていた。

カウンター席について、ラーメン注文。

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ん?あれ?こんな感じだったっけ?もっと汁透けてたと思ってたけど、、と思ったけど食べたら「香文」のラーメンだった。
よかった味おちたりしてなかった。(前の写真と比べると少し汁濁って見えるね。でも問題ない。前回邪魔だったメンマのラー油もかかってなくてよかった。)

おいしい店がなくならないで良かった。

ちなみに前回の移転前の点景(→)(→)(→)

タグ:餐:ら

佐野ラーメン中村屋 境店

ファイル 1923-1.jpg境町長井戸の県道沿いにあるラーメン店。
北方向の定番コースにあっていつも見かけてたけど入ったことはなく、先週のドライブで妹連れてた時に「ここのホタテスープの佐野ラーメンって気になってるんだよね」と話したら「食べたい」ってなったけど、先週は昼に他でおいしいラーメンを食べて来ちゃってたから夜も続けては食べたくないので通過しちゃった。

というのを近くまで来て思いだして今日は寄ってみた。

まず、
何で今まで寄らなかったかというと、パッと見ファミリー向けのチェーン店っぽい印象だったし、佐野ラーメンは佐野で食べたいからというのが理由。

でも店に入ってみたら、テーブル席は二卓だけであとは長いカウンター席という思い切ったレイアウト。これはお一人様でも寄りやすい。

オススメで限定とあった「青ねぎらーめん」の食券を買ってカウンター席についた。
半端な時間だけどガラガラではなくお客さんもわりといた。

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びっしりの青ネギ。
なるほど、この葱が甘みあるホタテだしの汁といい感じにマッチしてておいしい。これはイイ味だ。
麺は佐野というほどのビラビラ感はないけどおいしい手打ち麺。佐野って言わなくてもいいと思うけどなぁ。つけたほうが客がつくのかなぁ。。

入ってみて良かった。馴染みの道だしまた寄ろうと思う。
次はワンタン麺とかいってみようかな。
でも、すんげーうめーって程ではないからやっぱり先週は通過して正解。先週の昼はうますぎた。

タグ:餐:ら

予科練平和記念館

ファイル 1922-1.jpg阿見町廻戸にある資料館。
展示物の情報も知らなかったし、テーマ的に重い印象であまり関心はなかったんだけど、前を通ったら格納庫にプロペラ機が見えたので、何だろうと気になって寄ってみた。

ら、

なんとゼロ戦!

零式艦上戦闘機の二一型!

明灰白色のきれいな機体!

え?こんなのあったの??と驚いて説明版を見ると、去年(16年9月)造られた実物大模型だそうだ。
模型とはいえ精巧に再現した実物大。きれいな未使用機の状態を見れるのは木造復元された城の天守を見るような気分で嬉しい。

ファイル 1922-2.jpgしかも現存物では見たこと無かった二一型!
(みたことあったのは鹿屋の五二型、呉の六二型と所沢に来てた五二型)
大戦初期で大活躍した近接戦闘の侍。
格闘性能では後期型よりも上だったとか。

というか、子供の頃色々なスケールでよく造ったプラモデルがこれ(「たまごひこーき」は何型だろう?)空母の甲板上に並べる700/1の色塗りが大変だったけど楽しかった。
そんなことも思い出しながらじっくり眺めた。
思ったよりもエンジンカウルがポコッとしてクラシカルなコケシ風に見えた。

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残念ながら正面からしか見れないけど、まぁ無料だから贅沢は言えないね、、
存分に眺めて後から来た人と入れ替えに離れた。

せっかくだから記念館も見ていこうかな?と変な形の建物に歩くとこっちは有料。。500円。
んーJAF割引もきくみたいだけど、払って入るほどの関心はないんだよな、、(何か特別な物が展示されてるっていうなら入るけど)
と、戸惑いつつ通過するとその先には「回天一型」の実物大模型があった。

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これは特攻兵器の人間魚雷。上部が白いのは予科練の訓練用だそうだ。
爆発しない訓練用でも乗るのは恐ろしそう。。
(回天は148機出撃して戦果は撃沈3大破1小破1だとか、、)

その先の隣接する自衛隊基地への扉が開いてて、雄翔館(予科練記念館)へ行けるようになっていた。
そうそう前にこの「土浦駐屯地 陸上自衛隊武器学校」に戦車を見に来たときは入れなかったんだよね。こっちから入ればいいのか。

ってわけで、そっちに進んでみた。
ら、こっちは無料。え、こっちでいいじゃん?有料の平和記念館は何なの?と入ってみた。
中は撮影可だけど掲載は厳禁とあった。ので、あしからず。

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予科練というのは海軍飛行予科練習生の略称で、ここに教育施設があったそうだ。卒業生で出撃したのが二万四千人、で、およそ八割の一万九千人が戦死及び殉職したそうだ。

雄翔館の中にはその卒業生の遺書や遺品等が並んでいた。
その中には戦艦陸奥の舷窓や、空母赤城のラッパ、一式陸攻の尾輪、戦闘機雷電や零戦のプロペラなどもあった。

入口には、霞ヶ浦航空隊副長を務めてたこともある山本五十六提督像があった。
知将はどういう終戦を想い描いていたんでしょうね。

タグ:観:館 観:機 観:軍 観:模 観:像

太平山神社

ファイル 1920-1.jpg栃木市平井町の山の上にある神社。
ここは二度目の来訪。
前に来たのは七年前のデルソルに乗り始めた頃(この点景の項目を付け始めた頃)で、来るまでの道は忘れてたけど、ここは停めた場所から全部ハッキリ憶えていた。

車を停めてまずはお参り。
沢山並ぶ摂末社の祠は通り過ぎて本殿にお参り。
妹が「全部お参りした方がいいんじゃないの?」と気にしてたけど、本殿より先に参っちゃ失礼だし、ちゃんと参るなら下から石段の参道を登るべきだし、数多くてキリなさそうだから通過。

ファイル 1920-2.jpgその本殿(拝殿)前には「御神石」という岩があって、撫でて霊験を授かる石だそうだ。
ん?前に来たときからあったかなぁ?
前来たときの方が人多かったから気づかなかったのかな?
兄妹二人でベタベタなでた。

そして参拝。
御祭神は瓊瓊杵命と天照皇大御神と豊受大神。
妹はいつまでも拝んでた「願いすぎー」ww

ファイル 1920-3.jpgいつもの感じで後ろに続く本殿を一目見ようと横にまわったけど、この社殿ウラの山の斜面が一昨年前の大雨(鬼怒川が氾濫したした時の)で崩れたそうで復興工事中の立入禁止になっていた。
本殿が傾くほどの被害だったそうだけど、パッと見は何もなかったかのくらいに復旧できてよかったね。

ここから五分ほど登った太平山の山頂に奥宮があるそうだ。腰が痛くなかったら登ったかな?勿論今日はパス。

そして車に戻る前に広く見える東側の栃木市街の展望を眺めた。
「東京はどっち?スカイツリーは見える?」方向違うし、スカイツリーは冬じゃないと無理でしょ。

ファイル 1920-4.jpg

ここの眺望は前回の点景に載せてなかったね。。
展望台は横の売店の食事スペースになってるのでちょこっと食事したいとこだったけど、日陰だったし、この後も売店並ぶ謙信平の展望所に行こうって話してたので、ここでは食べずに車に戻った。

タグ:観:宮 観:石 景:町 楽:触 楽:眺

近江や

ファイル 1914-1.jpg結城市結城の県道沿いにあるラーメン店。
凄い地味で昭和な店構えながら、店先にはバイクが停まってて車も何台も停まってるのが見え、意外な穴場って期待できそうな雰囲気だったので思わず寄ってみた。
バイク乗りって穴場知ってそうなイメージだよね。

店内は外見よりもヤレててレトロ感有り、手前のテーブル席二卓はうまってたので、奥の廃れた広い座敷に上がった。

ファイル 1914-2.jpg座敷には長く繋がったテーブルの島が三列。昭和の食堂って感じ。座布団もくたびれてた。
メニューはシンプルに「純手打ラーメン」と「純手打チャーシュー麺」、その大盛りと餃子と酒だけで、「本当の贅沢とは機会打麺ではなく本当の手打のラーメンを喰べることです」という書き込みで期待高まった。

店は見るからに人手が足りなさそうで、待ってたら注文こなさそうだったので大声で「ラーメンひとつ」とたのんだ。(ら、先に座って待ってた家族客より先になってしまい、料理が出てきたのも自分が食べ終わるくらい間あいちゃって悪い気がしたけど仕方ないよね。)
座敷の客は喫煙者が多くガンガン吸ってて煙かったけど、そんなところも昭和風(入口にタバコ売場があるくらいだからね)。最近店内喫煙が問題になってるからいずれ絶滅しちゃいそうだね。

そんな中で「純手打ラーメン」登場。覚悟してた割には思ったほどは待たなかった。

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これはこれは

んまい!

思った以上にうまいラーメン。
汁は透けて味わいバッチリの旨味に満ちていた。麺は青竹風のモロ手打ちで、ビラビラ感もあればうどんのようなどっしりしたのも混ざってて色々な食感を楽しめる。
たまたまだけどこれはイイ店に来れた。

満足で汁飲み干して席を立ち、会計をと厨房を覗くと、調理の中心と会計は御高齢のお婆ちゃんでビックリ。店はその子供世代のおばちゃん(会計を任されてないって事は手伝い?)の二人だけだった。
お婆ちゃんの手からお釣りを受け取ると「おいしいラーメンごちそうさま」と思わず声をかけたくなっちゃう店だった。

タグ:餐:ら