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笠間稲荷神社

ファイル 2015-1.jpg笠間市笠間にある稲荷神社。
日本三大稲荷に数えられるそうだけど、伏見稲荷以外の二つは幾つもあり、全国的に見たら三大に入るか入らないかは微妙かもだけど、選抜の神7には間違いなく選ばれるであろう関東代表の稲荷神社。

たまに通る笠間市街の中心にある大きな神社で、立ち寄ったのは三度目かな。点景にしてないからずっと前のことだな。
いつも近くを通る時は「いなり寿司でも食べていこうかなー」とか思いつつ、付近は駐車場有料だし、、神社付近の店は観光料金で高そうだし、、と通過してた。
けど、今日はたまには寄ろう!と少し離れた市営の無料駐車場に車を停めて歩いた。(前に来たときも此処に停めて歩いた)

ファイル 2015-2.jpgさてさて、そんなわけで目的は神社じゃなくて軽い食事のいなり寿司。
店も並んでて迷いそうになったけど、修繕された大鳥居の目の前の「鍋屋かさまカフェ」と言う店に入ってみた。
この店は食べ物は店頭で売られてる物を購入して中で休めるお店。店頭で「くるみ稲荷」のパックを、、、、買おうとしたら目の前で売り切れた。仕方ないから普通の稲荷寿司を購入して中で休んだ。(二階にも上がれるそうだけど一人だから手軽に一階で食べた)

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正直言って稲荷寿司って立ち食いそば屋で二個120円とかスーパーの三個パックが150円とかそのくらいの価格の食べ物という意識が強くて、その三倍くらいの値段のものを食べるのを戸惑うのはケチとかじゃないよなぁ、、
とか、思ってたけど、ここのお稲荷さんは普段食べてるそれより明らかに美味しかった。
甘さ控えめで、お揚げの油感やお米のおいしさがよく分かり、とてもいいお稲荷さんで満足した。

けど、、店内見ながら食べてたら貼り紙に「辛くても一歩踏み出せば幸せに」というのがあって、、カライ物食べなきゃ幸せになれないのか、、、とイヤな気分になった。。

さて、軽い食事の後は一応お参り。
本末転倒で失礼かもだけど、そういうつもりじゃなきゃ寄ってないわけだから仕方がない。
米と豆と油の一品を味わって五穀豊穣に感謝してお礼のつもりでお参り。ああ、別に失礼じゃないよな。むしろ願い事だけの参拝より正しい気さえする。

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濃いめの赤の山門と拝殿。境内には樹齢400年の「八重の藤」という藤棚があって、もう花は咲いていないけど緑の藤棚が涼しげでよかった。

そしてお参りした後は拝殿の横から裏に出て本殿を拝見。
この文久元年(1861)に建てられた本殿は国重要文化財。
周りには立派な彫刻が施されていた。これを見逃しちゃ勿体ないよね。

その先の美術館には行かずに引き返すと、ほかにも山門の東脇のさざれ石の先に何やら古そうな門があるのに気付いた。

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これは文化10年(1814)に建てられた神門で、今の楼門が建てられるときに移動されたそうだ。本殿より古いんじゃん。脇に追いやって失礼な、、とか思ったけど、これが中央じゃ小さめで通るのが大変で渋滞してたんだろうね。
ここにも彫刻があって、大黒様がウサギを助けてるトコかな。、、ってキツネじゃナインかいww

あらためて歩くと意外と見るとこあって面白かった。
思い返すと稲荷寿司がおまけで神社がメインな気がしてきて真っ当な寄り道だった。

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