羽咋市寺家町にある能登の国の一宮の神社。
249号を通るたびに気になってた所。
とくになにか具体的に興味あったってわけじゃないけど一度来ようと思ってた。
広い駐車場に停めて半乾きのサンダルで歩いた。海からすぐだから仕方ないよね。
大きくカッコイイ木造の二の鳥居をくぐると、砂利の敷かれた立派な神社だった。
狛犬の先の国重文の「神門」は檜皮葺屋根の葺き替え工事とやらで足場とネットに囲われて隠れていた。ちょっと残念。
門をくぐると茅の輪の先に巫女さんが立っていて「説明させていただきます」というので、茅の輪のくぐり方とか参拝の作法とか注意事項かと思ったけど、そうではなく、参拝順路の説明だけだった。わざわざどうも。(でも一緒に聞いてた女の人は順路守ってなかったw)
ってわけで門の先は真っ直ぐ正面の拝殿を拝むのではなく順路に沿ってまず左の「ポケモンGO禁止」の貼り紙のある「幸せむすびどころ(気麗むすび処?)」という社殿に入って御縁を祈り、出てから拝殿で参拝だそうで、そうまわった。
「幸せむすびどころ」は中に神輿が置かれて明るかった。
そして拝殿。裏に本殿。共に国重文。
御祭神は大己貴命(大国主命)縁結びの神として祀られ地域随一の縁結び神社だそうだ。そのためか女性の参拝客が多い気がした。
絵馬もハートのものが多く並んでたけど、書かれてた内容は意外とちゃんとした事柄だった。
さてさて、境内を右に出て森に進む。
この奥の神社裏が国天然記念物の「入らずの森」だそうだ。もちろんそっちは立ち入り禁止の神域なので、手前の末社あたりを歩くだけだけど、暑い夏の昼間でも爽やかないい森で、木漏れ日も苔も緑も綺麗だった。
森には「むすび神苑」という丸い石が置かれ、その石の上に小石が積まれていた。小石乗せスポットらしい。
すでに許容以上乗ってるようなので乗せようは思わなかった。
その先の末社の太玉神社だけお参りして森を出た。
他には何かあったかな?と案内板を見てみたら、13カ所もの神木の位置が書かれてて興味ひかれたけど、この暑い日中に「入らずの森」の裏まで歩いて行ってられないので諦めた。
縁結びの神社とは知らなかったし、あらためて「気」とか特別な感じとかは感じなかったけど、雰囲気のいい神社で気分よくお参りできた。