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そば処あぐり亭

ファイル 1432-1.jpg成田市(旧下総町)猿山の356号沿いにある「直売所しもふさ」にあるそば屋。
この直売所は一年半前にオープンしたトコで、何度か立ち寄ってみているんだけど、最初の頃は凄く混んでてそば屋も待ちができて並んでた。そんな印象が強くてそれ以来通過しちゃってた。
けど、そういえば国道の先に道の駅ができたからもう空いてんじゃないかな、、とか思って寄ってみたら案の定すいていた。

で、そば屋もすいてて悠々席に着けた。道の駅のせいかどうかは邪推でしかないけど個人的にはありがたい。

さて、店内には蕎麦について色々貼りだされてて、今使ってる粉は成田市内産の常陸秋蕎麦で下総高校の生徒が作った特別製だそうだ。を半年以上寝かして今が食べ頃なんだとか。そして麺も自家製麺の自慢の一品だとか。へー。(やっぱり最近は手打ちというより自家製麺のほうが流行りかな)
ってわけで、ざるそば一丁。

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うん、これはばっちり風味あっておいしかった。
二八そば(小麦2蕎麦8)ってことだけど、十割のようなコシと重みがあり、へたな十割より風味もよくて啜りやすくおいしかった。
そして蕎麦湯も濃くて満足。

ファイル 1432-3.jpgそして「そばがき」もあったからたのんでたんだけど、これは食後のデザート扱いで蕎麦を食べ終わってから出てきた。おかずに添えた一品のつもりだったので意外だった。
ああ、そういえば、、我が家では体の弱い母親がよく「そばがき」を作って食べてたんだけど、思い起こせば食事とは別のおやつ的な扱いだったかも。。

こちらのセットは大根おろしの乗ったそばがきに、そばチップス、そば茶の蕎麦三昧。なるほど、お茶請けにいい感じ。おいしかった。

という、蕎麦の風味満天の満足の食事。蕎麦はイイねぇ。

食後はちょっと裏の公園「下総利根宝船公園」を歩いてみた。

ファイル 1432-4.jpgこの公園は356号の土手の道を通る度に見える宝船の展望台が目につく公園で、建設中から「なんじゃその宝船、、」と気になりつつもあきれてた。
で、今日は蕎麦で気をよくしたのでその流れでたまにはちょっとのつもりで来てみた。

ら、意外と宝船は意味無いわけじゃなくて、ここからスタートで「しもふさ七福神巡りモデルコース」というのが設定されていたというわけだった。ふーん。

そしてこの公園は横断する園路を利根川に見立てて造ったものだそうで、思ったよりも面白そうだった。

で、歩いてみたら、まず左右に交差する江戸川の道を越えてスタート。
ん?ここが関宿?ではなくて流山の利根運河だった。江戸川より広い運河かぁ。。

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脇道に鬼怒川とか見ながら、橋の仕切を越えて川の道を下る。
手賀沼は細い脇道だったけど、印旛沼は広い親水公園の池の部分になってて幼児が水着で遊んでた。

そしてこの旧下総町の部分に半円形に並んだ七福神像があり、その先に例の宝船の展望台があった。
のぼっちゃう?のぼっちゃうのか?ちょっと恥ずかしかったけど登ってみた。

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もっと国道とか利根川とかよく見えるかと思ってたけどそんなでもなく、公園内を見下ろすくらいの展望だった。
利根川園路の最下流の太平洋部は雑草ぼうぼうだった。。
双眼鏡も設置されてたけど、何を見るんだろう?
逆に国道から丸見えで通る車みんなに「あ、布袋尊みたいなのが登っててウケる」とか思われてそうで恥ずかしいからすぐにおりた。

タグ:餐:麺 餐:菓 観:園 観:道 観:楼

海の駅 九十九里

ファイル 1415-1.jpg九十九里町小関の片貝漁港にある道の駅のような施設。
あれ?こんなのいつの間に出来たんだ?(今年の4月にオープンしたばかりらしい)
駐車場も結構混んでたけど、未舗装部分に停められた。

どれどれどんなもんかね、、と中に入ると、

わお!

水族館並の大きな水槽にイワシの群が泳ぎ回っていた。
これは凄い。
水槽の左側は円を描いてループして回ってて、右側は個々に自由に泳ぎ回っていて、見てて飽きなかった。

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ファイル 1415-3.jpgそしてその横には「いわし資料館」の入口があり、全部無料で楽しめた。
あ!これは天然ガスの爆発事故でずっと休館になってた「いわし博物館」がここで復活した形なのかな?
だとしたらよかったしありがたい(無料になって)

資料館の中は撮影禁止なので入口だけしか撮ってないけど、漁船の模型や祭り装束等が見やすく飾られてて、イワシ料理のレシピコーナーなんかも人気あって人が集まっていた。
意外と気付かない人が多かったけど、入口の床にイワシの群の円が投影されていて凝っていた。

なんかイワシが食べたくなっちゃったので二階の食堂コーナーにあがってみた。

二階にはフードコート風に三つの店が並んでいたけど、定食とか丼のメニューだかりで、軽くイワシ刺身単品というのは無かったし、空いた席も無かった。。

ファイル 1415-4.jpg腹減ってるわけではないので食事はパスしてベランダ的なテラスに出てみた。
意外と高さが無くて港も遠く、見えるのは目の前の駐車場のみで、展望にはならなかった。

さて、一階に下りて一応物産店も見てまわってみた。

とくに何も買うつもりはなかったけど、惣菜コーナーで目についたのが「焼きサバサンド」いいねーこのくらいのスナック的な軽い魚料理が欲しかった。焼きソバっぽいイントネーションも気にいったので購入。
ジュースと共にオヤツって感じで、表のベンチで食べた。

ら、
「あれ?これ、違くない? これは、、サバだ。あ、そうかサバかぁ」
しっかり焼きサバって読んで買ったのに、頭の中のイメージがイワシだったので戸惑った。大呆け。間抜け。でも焼き魚ならイワシよりサバの方が断然うまいからよかった。(っていうか意外と量あってあまり軽くなかった)

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ジュースは「房総サイダー(海のめぐみ)」という海洋深層水の塩サイダー。
「房総サイダー」は枇杷と梨だけかと思ったら色々出てるんだねぇ。千葉県内はどこでも買える物だけど裏を見たら製造は長柄だったので此処から割と近かった。ココ限定でイワシ味とか出たらいいのにw

最後にまたイワシの水槽を眺めてから車に戻った。
ここイイねぇ。また空いてそうな涼しい季節とかにちょくちょく来そうだ。普段よく来る匝瑳の九十九里浜まで一回りの時もココまで足のばしたいな。

タグ:動:魚 観:館 楽:映 餐:ば 餐:飲 観:P

妙楽寺ふるさとの森

ファイル 1414-1.jpg睦沢町妙楽寺の森。
道の駅の案内図にある「ふるさとの森」に『ヒメハルゼミ生息地』と言うのを見かけたので性懲りもなくやって来てみた。
ら、「ふるさとの森」というのは妙楽寺のお寺の周りの森のことで、駐車場はお墓の前で墓参り客の隣に駐車。
遊歩道も案内図を見ると、駐車場からお寺に行く間の道のことだけのように見れた。(よく見ると向かいの山の道とかも、細い道で見所もなさそうに書かれてはいた)

お寺への誘導って感じがしたけど、まぁせっかく来たからと取り敢えず素直に歩いてみた。

車止めがあるものの道は歩きやすい舗装路で、傾斜も緩く周りの木々も爽やかで歩きやすかった。
で、肝心の音はといえば、やっぱり鳥の声ばかり。。バードウォッチングらしいでかい望遠レンズを構えた人もいた。

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で、妙楽寺にはすぐに着いちゃったので、一応お寺も見てみた。

本堂は朱塗りの大きなお堂で、江戸時代中期、享保年間に建て替えられたものだそうだ。
その本堂の中に道の駅の案内図でも見かけてた「木造大日如来坐像」というのがあるんだけど、御開帳が二月とも書かれてたのを見たから、「どうせ普段は見れないんだろうさ、これだからお寺は、、」なんて思いつつ(神社だって御神体とかは見れないけど)本堂を覗いてみたら、、

あ、見れた。

ファイル 1414-3.jpg格子にはなってるけどその中の「木造大日如来坐像」は普通に見れた。
おーおー。
思ったより大きく立派だった。

この仏像は平安時代後期に作られた物で国の重要文化財。
高さ279cmで県内では最も大きいそうだ。
材質は榧(カヤ)。平安時代の木彫りの像がこんなにキレイに残って、それが普通に見れるのが凄いね。
そういえばこの本堂の中はとても風通し良くて涼しかった。

さて、意外なことに寺に満足して来た道を戻る。
そして道の途中の木々の合間から向かいの小山の森が覗ける所でストップ。
この向かいの森が「ヒメハルゼミ生息地」なのだ。(ここの姫春蝉は天然記念物じゃないけど森そのものは県指定天然記念物だそうだ)
またしばらくここで留まって姫春蝉が啼き始めないかなーと待ってみた。

手前のネムの木に刷毛みたいな花が沢山咲いていてキレイだった。蜂が飛び回るのを眺めつつ待った。

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足元にはキレイなカナヘビがチョロチョロと素早く現れては隠れ、また現れてを繰り返してた。じっとしてたら段々油断して足元まで近づいてきた。
なんかジッと見るとけっこうカッコイイ蜥蜴だね。色も金属的で鮮やかだし。
(でも、帰って調べたら、これはカナヘビじゃなくてニホントカゲだった。。そうだったのか。知らんかった。。)

で、やっぱり啼かず、、
なんかたまーにそれらしい声が短く単独で一小節分くらい聞こえる気がするけど、合唱に到らずすぐにやめたのか、別の虫なのか、そもそも気のせいなのか、イマイチはっきりしない。
んー夕方とかじゃなきゃダメかな。。もういいか。

どうせ梅雨が明ければ自宅の周りは蝉だらけ。
超音波地獄の如く夜まで啼かれまくる。
ここでこんなに蝉の声を待ち望んでるのがバカみたいに思える程だけど、だからいいのかな。なかなか啼かない蝉をのんびり待ってるくらいの感じが。
夏もそうだよね。
早く梅雨が明けて夏が来ないかなとか思うけど、来たら来たで蒸し暑くてキツくてヤバくて早く終われと思うよね。
今日みたいな梅雨中の夏っぽい晴れの日が一番いいんだよね。で、なんか午後は曇ってきて涼しくなってきたし。有り難いくらいの天気だよね。

と、負け惜しみのようなイイワケを考えながら車に戻った。

タグ:観:寺 観:像 観:重 観:然 景:森 植:花 動:虫 楽<残

道の駅 つどいの郷むつざわ

睦沢町上之郷の県道沿いにある道の駅。
初めて来た。っていうか睦沢町じたい初めて通ったと思う。
大型スーパーの隣でのんびりしたゆるい雰囲気の道の駅。
食べてきたばかりなのでおなかすいてるわけじゃないけど、どんなメニューがあるのか興味あったので食堂を探した。。

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ら、メインの産直売店の建物ではなくて、駐車場脇にあった平屋の住宅みたいなのが食堂になっていた。なんかローカルだなぁ。屋根の下に「道の駅」と書かれてたのがチグハグな感じで面白い。
(外に貼り出されてたおすすめメニューは「大穴子天丼」と「ステーキ」だったけど、ネットで見たらラーメンが面白い店だったらしい)

さて他になんか面白いものあるかなーと物産物販売所に入ってみたら、入ってすぐのレジの横のソフトクリーム売場に入る人がほぼ全員並んでソフトを買っていた。

ファイル 1413-2.jpgので、気になって僕も購入。
でも並んでたのはその一時だけでタイミングだったようだ。。まぁ暑いから売れるよね。
ソフトはけっこう堅めというか引っぱったら持ち上がりそうな固形分のアイスみたいなバニラ味。ソフトアイスだったのか?って感じだけど、何も填めずにニュルっと捲いているのでこういう仕様のようだ。まぁおいしかったから良し。

ファイル 1413-3.jpg椅子とか休憩室とかないのかな?と思ってフラフラしてたら入口脇に建て増したような情報コーナーがあった。
やっぱなんかローカルだなぁ。
今日日の道の駅はやたらと洒落た感じのトコが多いから、こんな感じのトコもたまにはいいね。

ソフトを食べ終わってからもう一度ゆっくり販売コーナーをまわってみた。
飲み物を探してたけどとくになにもなく、気になったのはデザートコーナーの「米粉のスノーボール」。
米も米粉も沢山売ってたから流用して作ったここらしいものって感じがしたので買ってみた。

ファイル 1413-4.jpgそして道の駅の入口の大きな地域の見所観光総合案内マップを見ながら食べてみた。
このマップはその前に腰を掛けられる高さの手すりのような鉄棒があって、ゆっくり見れるのが良かった。(。。写真撮ってなかったけど)

「米粉のスノーボール」は軽い甘さと食感でパフパフでおいしかった。
(でもオリジナルかと思ったらそうではなくてよくある作りやすいお菓子だったらしい。。)

タグ:餐:冷 餐:菓 道の駅

生麺焼きそば まるやま

ファイル 1412-1.jpg茂原市早野にある焼きそば店。
裏の駐車場に停めて店に入ると他に客はなく、やっぱ暑い日に焼きそば食べたい人って普通そんなにいないよね。。なんて思ってたらそんな事はなく、自分の後に続いてぞくぞくとお客さんが来てた。
タイミング良く一番だったからメニューも迷わずに一番でオーダーしようと焦った。
でも味は大まかに二種類あって「ダシしょうゆ」と「ソース」でどちらにしようか迷いつつも、お持ち帰り不可の店内のみのオリジナル味という「ダシしょうゆ」で、トッピングに肉を付けてみた。
かろうじて一番で注文できたけど、後からのお客さんはみんな「ソース」をたのんでたのは気になった。。

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てわけで「ダシしょうゆ」普通で肉のせ。
うん、程良い味でおいしかった。
食べ始めはやっぱり「ソース」にするべきだったのでは、、という思いが邪魔をしてたんだけど、のせた肉のタレがイイ味でいいアクセントになって「ダシしょうゆ」をひきたてておいしかったので、この組み合わせで良かった。

実はこの店は、茂原の有名な焼きそば店「もりたや」が準備中(90分待ち)だったので来てみたお店。
だけど、ウェブで見てみたらこちらの「まるやま」はその「もりたや」で修業された直系のやきそばという情報が出てた。へー。文化だね。次回はやっぱりその「もりたや」か、また駄目だったらこっちでソースを食べたいな。

タグ:餐:焼

鶴枝ヒメハルゼミ発生地

ファイル 1411-1.jpg茂原市上永吉鶴枝の八幡神社裏の山が天然記念物の姫春蝉発生地。
以前にも来てて二度目の来訪。あーでも前回は点景に書いてなかったね。ヒメハルゼミ啼いてなかったもんね。
なんかこのヒメハルゼミが妙に気になってた時期があって、他にも新潟の「能生白山神社」とかも行ってた。こっちは啼いてなかったけど書いてた。(→)

その能生と共に発生地として国指定天然記念物になってるヒメハルゼミは、明治三十五年にこの八幡神社の森で発見されて新種として学会に発表されたので、学名が「Euterpnosia chibensis」とついた。「千葉に棲む蝉の種」という意味らしい。千葉県民として親近感沸きそうだけど、「chibensis」でググると有害な細菌の名前にもあるようで、、名前で喜ぶのは微妙かもしれない。

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解説には「発生時期は六月二十五日頃から一ヶ月ほど」とあった。丁度イイ時期だよね。
さぁ今日こそは大合唱するというその声を聞けるかなと期待して神社の石段を上った。

神社はどっしりした社殿の落ち着いた境内で、手水舎に水はなく天然記念物の標柱は苔生していた。
あまり人が来ない雰囲気でもあるけど荒れた感じはなくさっぱりしてて居心地は良かった。

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そして気になる音だけど、、
やっぱり蝉の声は聞こえず、逆に鳥の啼き声は賑やかで色んな囀りが入り混ざって響いていた。
まぁこれもタイミングだろうから魚道の魚を見るのと一緒でしばーらく待ってないと聞こえないものなのかな、、と思ってのーんびり森を眺めて待ってみた。

けど、やっぱ鳥だらけ。
虫はといえば、蜻蛉も蝶も揚羽も飛び回ってたけど、蝉はニイニイゼミすらいなかった。蚊に刺されずに済んだのだけはありがたい。

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んーやっぱ今日も駄目か。
やっぱ希少種でそうそう滅多に聞けるものではないのかな。。

っていうか、、実はまだ一度も聞いたことないのでどんな声なのかも知らないのだ。
名前に「姫」って付くくらいだから流麗な声で啼くんだろうなぁ。。(そんな事は無いらしい)

っていうか、、逆に此処に拘らずに西日本とかならもっと普通に聞けるのかな?(そういえば西日本じゃGWくらいから蝉の啼き声きこえてるもんな。。)

っていうか、、春蝉っていったって、六月下旬ともなればウチの近所でさえもうニイニイ蝉が啼き始めてたりするから、そんなに有難味はないんだけどね。。

と、ぶつぶつ考えながら三十分ほど森や鳥を眺めて待ち望んでみてたけれど、駄目そうなので諦めた。

タグ:観:宮 観:然 景:森 動:鳥 動:虫 楽<残

吉崎海岸

匝瑳市吉崎の九十九里浜の海岸。
何気なくいつも休憩するのと違う海岸に出てみた。
ら、ここは車がチラホラしかおらず悠々停めて休憩。
車を降りてみてみたら、ここは砂浜になっておらず段々のコンクリート護岸でずっと整備されていた。

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ああ、だからガラガラだったのか。砂浜のあるほうへ行くわな。
サーファーもいなかったのは波が強すぎるからかな。さっき通った飯岡海岸は混みあってたもんな。

まぁ僕は海を眺めるだけだからここでオーケー。
むしろ砂がつかずに楽々で都合イイかも。(でもそれじゃ九十九里にきてる意味ないか、、)
その護岸は波打ち際から黒々とびっしりとイガイ(インコ貝とかカラス貝)が群生していて、その間に沢山のカニ(カクベンケイガニ)がチョコチョコ歩き回っていた。

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見た目もよくないイガイだけど食べるとうまいらしい。(おやじギャグは割愛)ムール貝みたいなもんだからね。
そんなイガイが邪魔で波打ち際まで下りる気にはならず足ポチャは無し。
もっとも先週新潟のキレイな海に行ってきたばかりで、この千葉の海水に浸かる気はしないので丁度イイ。

ファイル 1406-3.jpg眺めてたらコンクリ部分じゃなくて岩の部分にはフジツボがいたり、モズクっぽい海草が密集してるとことかもあった。


ところで、この吉崎浜っていうのを帰ってから少し調べてみたら、40年前には普通に砂浜で海水浴場だったそうだ。
それが海岸侵食で砂浜は完全に消滅。海岸線は100mも後退したとか。
それでT字の人工岬(ヘッドランド)というのを造って侵食を防いでいるそうだ。ああ、あれってそういうモノだったんだ。

タグ:景:海 動:虫

つちや食堂

ファイル 1405-1.jpg旭市(旧飯岡町)三川の県道沿い飯岡海岸前にある食堂。

実はここまで一言も話してなかったけど、6月に入る前から心待ちにしつつ、6月に入ってすぐに来るのも慌てすぎと抑えつつ、ずっと楽しみにしてきた旬の絶品メニューが、この飯岡の天然「磯ガキ」
去年食べて以来、もう他で食べる牡蠣が味気なくてしかたない。
それまでは自分の中で「まぁうまいものはうまい」というくらいの認識だった牡蠣の存在が、ウニやイクラやウナギやアンキモと肩を並べるくらいの絶品食材にランクアップ。

そんな好物を食べにやってきました。

店は昼前でももう混んで賑わっていたけど待つことなくスンナリ入れた。(朝8時からやってるそうだ)

で、
去年は定食にして食べたら、牡蠣のうまさについついご飯とのペース配分を考えずにペロリと牡蠣を食べてしまって味噌汁でご飯を食べたりしたので、今年は「生ガキ」単品と「カキ丼」というぬかりの無い組み合わせにした。(一年間考えてた)

わくわくしながら待つと、まずは「生ガキ」から登場。
大き目の牡蠣が二つ。殻自体は丸型で極端な大きさではないけど、その身が丸々と大きい磯ガキ。いただきます。

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おおー。おおー。
やばいやばい。ちょーやばい。にやける。
これこれ。このカキのミルクな部分がもうプリップリッで豊潤。たまらないわ~。
しあわせ気分で2つをペロリ。

つづけて「カキ丼」の登場。
店の人の話では一番大きいカキは焼きガキにして、次くらいの大きさを生ガキで出して、それ未満の小さなものをカキ丼にするそうだ。
そんな小ぶりな(一般的な)カキが幾つも玉子でとじられた丼。いただきます。

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以前、広島で食べたカキ丼は牡蠣の風味が玉子やご飯にしみてておいしかったんだけど、このカキ丼は玉子とご飯の部分に牡蠣の風味は薄くさっぱりした玉丼のていだった。 けど、入った牡蠣のひとつひとつが小さめのくせにミルクバッチリ!だからかえって周りがさっぱりしてて程好くて正解。たっぷり主役の牡蠣を楽しめる贅沢ドンブリ。これは何気に沢山牡蠣入ってるしリーズナブルだし大当たりのメニューだとおもう。!んまかった!

もうすっかりミルキーな牡蠣三昧を堪能。最高な組み合わせ。ナイス。

ファイル 1405-4.jpg食堂を出ると隣は売り場になってて、もちろん磯ガキも沢山あった。
ので、妹宅に(一応食べるか電話して)お土産にと一皿1kg購入。
店の感じのイイ(けど声は小さめの)オヤジさんがいろいろ話しながら剥いてくれた。
この牡蠣はホントこの飯岡だけで、銚子まで行くと淡水が混ざるから全然違ってくるんだそうだ。
他所の岩ガキとも大きさも味わいも違うからここだけの意味で「がき」と呼んでるそうだ。(あ!いけね。去年の点景記事では全部「ガキ」って書いてた。。。てへ(→)
この磯ガキは8月の盆前くらいまでが旬で、その後は脱皮して小さくなっちゃうんだそうだ。へー。


ってわけでこの日は帰りに妹宅に寄って牡蠣土産。
そして食べた時の「なにこれ!」という顔を見て満足。
「これほどまでとは思ってなかった」と。
ね、ウソじゃなかったっしょ?
甥っこ達は牡蠣は嫌いで食べられないそうでかわいそーww(大人になってから後悔しなさいw)

タグ:食:丼 餐:貝 餐:卵 楽:話 楽:買

道の駅 発酵の里こうざき

ファイル 1391-1.jpg神崎町松崎の356号沿いにある道の駅。
つい先日の4月29日にオープンしたばかりの道の駅で、356号のこの利根川土手沿いはよく通る道なだけに待ってましたという感じ。

最初は何もない田圃に盛り土してて何が出来るのかな、、とか思いつつ通過してたのが、道の駅だと知ってからは通るたびに進捗が気になっていた。
去年暮れには建物が建ち初めて、今年に入ってやっと駐車場への道が造られて、気が付けば思ったよりも早いオープンだったような気がする。

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さてさて、実は今日は朝から何も食べてなかったりして腹ペコだったので、何か食べられないかなーと歩いてみたら、入口前のテントの店で面白そうな物発見。
老舗「平甚」の味噌をベースにラーメンスープで焼き上げた「焼みそラーメン」。
「平甚」というのは神崎の町の自家製味噌を売る酒屋だそうで、「前に行った酒蔵祭りの通りですか?」と聞いたらその通りで、「酒蔵祭り」で話がはずんでいろいろ話が聞けた。

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で、その「焼みそラーメン」
やっぱりラーメンっぽさより断然焼そばっぽさのほうが勝っている感じだけれど、あっさりして変わった風味の焼そばって感じで味噌の風味も仄かにあって美味しかった。
このテントはずっとやるのかな?おいしかったので、オープン時だけじゃなくて毎週末出てて欲しいな。

ファイル 1391-4.jpgとりあえず空腹がやや収まったトコであらためて店内を覗いた。
農産物売り場の隣の「発酵市場」というのがこの道の駅の駅名にもなってるメインの特色ある売り場。
入口には醸造の桶が置かれ、店内に入ると爽やかな麹の香りで酒蔵を思い出すような感じ。商品も塩麹などの発酵食品から酒、味噌、醤油と揃ってて、見るとどれも神崎製だったりするのが凄い。(土地のものかと思って裏を見たら製造は別の、、ってトコ多いもんね)

で、すぐに味わえそうなちょこっとしたものを購入。
「花火山 大吟醸酒ケーキ」のばら売り。
でも買うときに気がついて「これ運転手でも平気ですよね?」と聞いてみたら「一応アルコールは1%未満なんですが偏りがあって濃い部分があるかもしれないので運転される方は控えて下さい」、、、だそうなので、これは開けずに帰ってから食べる事にした。

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それと発酵甘酒飲料「米グルト」
こっちは『ノンアルコール』とはっきり書かれてたので安心。
飲んでみたら、これが意外と濃い味の米麹飲料。かなりの米の香りで酒蔵を思い出すような甘酸っぱい風味。これは好きな人じゃなきゃ飲めないね。おいしかった。

更に奥には食堂もあって、そこも塩麹揚げとか味噌麹焼きとかのそそるメニューが揃ってたけど、とりあえず今日はいいかな。常設だろうからまたいずれ空いた時に来よう。

この道の駅は場所的にも内容的にもこれからもちょくちょく来る事になりそうだ。


あ、そして帰ってから食べた「花火山 大吟醸酒ケーキ」は日本酒の香りのカステラケーキ。口に入れて息吸うとモロに酒。
酒飲んでカステラは合わないだろうけど、これ食べて酒は合いそうな気がした。

タグ:餐:焼 餐:飲 餐:菓 観:具 観:キ 道の駅

日の出牧場サンライズファーム佐原店

ファイル 1350-1.jpg香取市佐原の駅南口商店街にある「わいわい食彩館」にある食事処。
香取市内の「サンライズファーム」という豚肉加工食品会社の直営店。

以前、蓮沼の道の駅でテント販売してた「豚豚小判焼」(→)というのが非常においしくて、帰ってから調べたら、それがその「サンライズファーム」の日の出牧場の出店だったようで、んじゃそこの直営店みたいなのはないかな?と調べて見つけたお店。
「わいわい食彩館」というのは名ばかりで中は全面的にこの日の出牧場の店。半分は食事処、半分は販売コーナーになっている形だった。

ファイル 1350-2.jpgさてさて食事処としては、黒豚料理がウリのようで人気ナンバーワンが「黒豚厚切りとんかつ定食」ということで、(ステーキ定食と迷いながら)それにした。

店の中は、手作りっぽいほのぼのアピールなのか、熱い食材情熱アピールなのか半々な感じで黒豚一筋アピールしていた。

そして「黒豚厚切りとんかつ定食」登場。
御飯とキャベツはおかわりOKだそうだ。

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おお、やわらかい。肉がサクっと噛み千切れる優しい歯ごたえでおいしかった。
、、おいしかったけど、 んーなんだろう?何か足りない。。
あ、アブラだ。脂だ。(漢字でも書きたくて2度いいました)
ロースカツに付きものの脂部分がないんだ。脂の嫌いな人やヘルシー嗜好の人にはばっちりのトンカツだろう。けど、、
脂部分こそ楽園の(黒烏龍茶の歌みたいな)ラード体質のカロリー野郎といたしましては少々(いや多々)物足りなく残念。おいしんだけどね。。(体にもいいんだろうけどね。。)

てわけで、一番うまかったのは添えてあったハム!白い脂がホッとさせる。。オアシス
そうかー「豚豚小判焼」というのもミックスハムの串焼きみたいな感じだったよね。

次にくることあったら「黒豚ポークグリル定食」がいいかも。
(「黒豚厚切りステーキ定食」は脂ついてるかなぁ、、ついてたらそれだけど)

タグ:食:定 餐:揚 餐:肉 楽<残