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河岸公園

銚子市中央町の利根川河口沿いにある公園。

割と新しいけど川沿いに銚子に来た時には毎回見かけてる公園で、ちょっと寄ってみようかとは思いつつ毎回通過してた。
今日も寄るつもりはなかったけど、トイレ行きたかったので寄ってみた。

公園は川側のウッドデッキの部分と中側の芝生が波のような形で並んでて、湖と言われても納得しそうな幅の広い利根川河口と対岸の波崎の町がよく見え、銚子大橋がよく見えた。

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この銚子大橋は川に架かった橋では日本一の長さ(1450m)なんだそうだ。へー。

駐車場側から歩いたので、一番先が公園の入り口。
こっちの画像を最初にのせたかったけど、順番チグハグになるのでヤメた。

その公園入口の四角い車止めがヒラメだったりエイだったりしてた。

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ちなみにこの公園は以前は対岸の波崎への渡船の乗場の桟橋があった場所だそうで「渡船場跡地」の石碑もあった。
人と自転車の渡船は波崎町営で、車輌を詰めるものが千葉県営だったそうだ。共に平成8年(1996)に廃止だとか。え??そんな最近まであったの??全然知らなかった。知ってればCR-Xで乗れたじゃん!うわー乗ってみたかったなー。(車輌の船はもっと前に廃止されたんじゃないの?隣に立派な橋かかってるのに船で渡る車はいないでしょ、、)

ちなみに銚子大橋は初代の赤いトラス橋が昭和37年(1962)に開通。当初は有料道路だったけど昭和49年(1974)に無料開放。
そして老朽化で現在の吊り橋に架け替えたのが平成25年(2013)。

平成8年まであった船は頑張ったね。とか思って橋を見てたら、手前に小さな桟橋があった。
、、、これは??

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ウッドデッキの端の柵には浮き輪がかけられてて、船みたいな雰囲気だった。(人が落ちたら投げればいいのね)

風はそんなに強くはないとはいえ、少しは吹いてて寒いから、そんなにのんびりはできず、案内板読んで、空に浮くように飛ぶカモメを見上げながら、川では流れるように飛ぶウを見ながら車に戻った。

タグ:観:園 観:橋 観:一 観:石 観:具 景:川

さば処 ちょくら

ファイル 2442-1.jpg銚子市双葉町の県道沿いの銚子セレクト市場内にあるラーメン店。

この「銚子セレクト市場」というのが気になって寄ってみた。
いつの間にできたんだろう、全然知らなかった。
醤油工場の多い銚子のイメージに合わせたような黒壁倉庫風な店が集まってて「まちの駅」でもあるようだから、別に買物しなくても休憩で寄ってもよさそうだ。

駐車場は満車に近い感じだったので、中は混んでそうだなぁ、、と思いきや、そんなに人が多くは無く、店も閉まってる所が多く、やや寂しい感じ。(ただの無料駐車場として使ってる車が多いのか?)
街のジオラマ模型が置いてある所は鍵閉まってたし、中ほどにテーブルベンチが並んでたけど、その近くにスナックコーナーがあるわけでもなく誰も座ってなかった。(軽食Cafeの店もあったけど離れてた)

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メインの市場物産店は少しにぎやかだったけど、えーなんか食べれる店はないのー?と諦めかけてたトコで、表通りに面した一番前に「ちょうし鯖ラーメン」と看板出てる店があって、暖簾を覗くとラーメン屋だった。(ラーメン屋っぽく見えなかったから覗くまで分からなかった、、)

鯖も好きなので迷わずに入店。メニューもシンプルで迷うことなくメインの「ちょうし鯖ラーメン」にした。

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おーこれはうまい。
さっぱりした汁ながらしっかり味がついてて、麺もいいプニプニ感で啜りやすく、サバチャーシューも骨なし味良しでおいしいラーメン。
汁飲むときに削り節(サバ節?)のトコで掬うのと、海苔のトコで掬うのと、レモンのトコで掬うので風味が違い三様に楽しめた。
しっかり最後までおいしく完食。これはいいね。おいしかった。

ちょっと要望を言えば、やっぱり銚子と言えばイワシのイメージなので、イワシのラーメンもあってほしいとか思った。

そして、メインの市場を覗いて見てまわって車に戻った。
そのメインの物産店市場が商品充実してるし賑わってるからいいんだろうけど、せっかくの雰囲気いい小路なのでもう少し独特な面白い店があってほしかったなぁ、、と思いつつ、銚子も少しづつしゃれてきて立ち寄りやすい所が増えるのはありがたいし嬉しい。

ていうか漁獲量日本一の銚子なんだから、もっと魅力的になれると思うし千葉県民としてもなってほしい。
昔は千葉県で一番人口の多い町だったんだから元気になってほしい。

タグ:餐:ら 餐:魚 観:街

茨城タンメン カミナリ

ファイル 2441-1.jpg牛久市ひたち野西の6号沿いにあるタンメン店。

最近、味噌ラーメンとか横浜ラーメンの店は街道沿いにやたら増えた気がするけどタンメンの店は、、どこかで見たような気もしたけど、そんなに増たって印象はなく、更にここは「茨城タンメン」と地名まで入っているので、前に6号を通った時から気になっていた。

で、今日はその6号を土浦からトロトロ帰って来てて、おなかすいててればもう寄るしかないでしょ。
上り方向からだと対向車側なので裏道に折れて裏から駐車場に入った。

カウンター席について、たのんだのは「茨城タンメン」
色々メニューあったけどまずはシンプルなメインのもの。店内の貼紙を見たら15日からキャンペーンで500円(130円引き)になるっていうのはちょっと悔しかったけど、まあいい。

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で、その「茨城タンメン」
しっかりボイルされた野菜のホクホクさっぱり感と、かなーりニンニクのきいた汁でコントラストの強いタンメンだった。
汁は鶏ガラかな、ニンニクが勝ってたけど柔らかさもある感じでおいしく食べられた。
野菜は厚めのキャベツや白菜が多くなかなか冷めないからゆっくーり食べた。寒い時期に来てよかった。

どこらへんが茨城なんだろう、野菜の産地が県内なのかな?とか思ってみたけど、そういう表記はなかった。まぁいいか。

タグ:餐:ら

道の駅 しもつま

ファイル 2440-1.jpg下妻市数須の294号沿いにある道の駅。

以前から何度も来てる道の駅。
最近はトイレくらいでしか寄ってないけど、今回は食事するつもりで寄ってみた。
ここは店内の新しい食堂以外に蕎麦屋と洋食屋が構内に並んで立ってて、随分前に何度か食べてた手打そば屋がおいしい印象で、食事で蕎麦を食べるつもりで寄ることがあっても、毎回ついつい別なのを食べてばかりで、蕎麦はまだ点景にしてなかった。つまり10年間以上ここで蕎麦を食べていないわけだ。(って、前回の点景でも同じこと書いてたw)

ファイル 2440-2.jpgで、まっすぐそば屋「そば打ちめいじん亭」に来て、今回こそは脇目ふらずに入った。

で、蕎麦はやっぱり「もりそば」
、、と思ってたけど、やっぱ冬だから汁の温かい蕎麦の方がいいかな、、と、ここで優柔不断が発症。
少し迷ったけどやっぱり「もりそば」にした。そしてプラスで「ミニ温たま納豆丼」をつけた。

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10年間以上ぶりに食べたここの常陸秋そば。
やっぱりおいしかった。
おいしかったけど、とびぬけてって程ではなく気軽に普通に食べれる感じかな。むしろ瑞々しさとか強い風味とかコシとかの個性付けに走ることなくそのままおいしいしっかりした蕎麦だと感じた。

温たま納豆丼は思った通りのおいしさだったけど、納豆は普段食べてるのより大粒で納豆感強く、たまには大粒もいいなと思えた。

10年の間にあちこちで蕎麦食べてきたから感想も変わるよね。
でも普通にまた来ようと思う。おいしいという印象は変わらないし、この付近でおいしくて入りやすい蕎麦屋は他に知らないからね。
 
 
ちなみに去年の点景

タグ:餐:麺 食:丼 道の駅

羽黒山神社

ファイル 2439-1.jpg宇都宮市今里町にある山の上の神社。

この山は、北方向のひとまわり定番コースの「彼岸花ロード」とその先のふるさと農道からよく見える小山で、広い田圃の海の先の小島みたいに見え、山の上の方に何かあるのは見えてたし、地図みれば上まで車で行けそうなのでいつかは行こうと思いつつ、何度も何度も見送って一度も来た事が無かった山。
今日は西東どっちに周って帰ろうかと迷ってたトコで、逆にたまにはと北のこっちに進んで来てみた。

山の上の方に続く駐車場の先の展望台の先の杉林に鳥居と石段の参道があり、すぐ手前にも停められた。

神社は少し登るのかぁ。。展望台の眺望だけでいいかなー。。(風邪気味だし)
とか思ったけど、やっぱりせっかくなので石段を登ってみた。なるべく億劫がらずにアクティブな年にしたいからね。

やっぱりまだ正月五日でけっこう人も多く、みんなゆっくり上り下りしてた。
石段は赤い幟がずらっと並んでいて、どこぞの神社の赤い鳥居のように参道の雰囲気を醸していた。(これは正月だから?幟は汚れてないので時季限定っぽかった)

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その幟の合間に狛犬があったり、推定樹齢450年の「夫婦杉」というのがあったりして、ちょいちょい写真撮るていで休憩しながらゆっくり登れた。
この「夫婦杉」は案内板によると、江戸時代前期の慶安年間に神社本殿の修復と共に植栽された杉だそうだ。

深い杉林に続く石段は本場の山形の羽黒山を彷彿させるけど、もちろんそこまでのキツく長い登りではなく五分ほどで上まで登れた。登ってこそ羽黒山、、というなら程よいくらいの登りで雰囲気味わえてよかった。

さて羽黒山神社にお参り。
山の上ながら思ったよりもちゃんとした広さを持った境内と立派な社殿だった。
おととい別の山の上の小さな神社で拝んでたのでこれが初詣じゃないのは申し訳ない気もするけれど、初詣のような気持ちで拝んだ。(ある意味ドライブ先では一年中どこの神社も常に初詣なんだよね、、節操ないよねw)

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この羽黒山神社は平安時代の康平年間(1060年前後)の宇都宮城の築城の際に出羽の羽黒山を勧請し建立したそうで、それ以前は河内山という名の山だったそうだ。(河内の地名は古いんだね)

建物内に保存された形の本殿は文政13年(1830)に造られたそうで、ガラス窓から本殿に施された立派な彫刻が覗けるんだけど、映り込み激しいのとピントが合わず、正面のしかうまく撮れなかった、、

そして境内でまず目につくのが社務所のテントの裏の変な飾りのついた竿柱。これは「梵天祭」で奉納される梵天だそうで、秋のお祭りの日に麓から担ぎ登りあげるんだそうだ。へええ。

そのテントで甘酒が配られていた。「アルコール入ってないですよね」と確認して(「正月だから特別にたっぷり入れたよ」と冗談で返されたけどw)一杯いただいた。
甘くて温かくて米も沢山沈んでておいしく、焚火の前でゆっくり飲んで心地よかった。

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境内には「子宝杉」とか「三代杉」と名の付いた杉の木が伸びていた。
そして「しっかり支える力持ちの神像」という顔ハメがあった。ああ本殿下部の彫刻にあった力持ちの像ね。そこが見所だったんだね。(残念ながら、そこを写した写真は酷いピンボケの為割愛、、)

そして元禄14年(1702)に建立したという鐘撞堂は、「神様のご加護に感謝して お賽銭を入れて鐘をついてください」とあった。のでそのようにして搗いた。ごーん
まさか年明け早々続けて鐘を突くとは思ってなかった。年末までにあと106回搗けるといいな。(多分この二回で終わりだと思うけど、、)

思ったよりも充実の参拝で気分よく石段を下った。
まだまだ登ってくる人が何人もいて、僕より若そうな人も僕以上に休憩しながら登ってたのでちょっといい気になった。

さて、石段を下り切って停めた車を通り過ぎて、杉林の先の展望台へ行って眺望した。
んー
関東平野の北部を南東向きにひろく見渡せていい眺め。
もっと一面田圃みたいな景色を想像してたんだけど、思ったより高い所からの眺めで田圃なんて小さく、正面にメインに見えるかと思ってた自分のドライブコースはパッと見どこだか判らなかった、、

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ファイル 2439-6.jpg遠くはもやーっとして東京の方は見えなかったけど(天気よければスカイツリーもみえるらしい)筑波山は見えた。

目の前の高架線路を東北新幹線が通ったので、新幹線をくぐるいつものドライブコースはここらへんかな?とズームで写してみた。 けど、道だと思ってたのは川だった。。
(ドライブコースは←この写真の右端あたりのようだ)

眺めは見る場所によって違うもんだね。来てみなきゃ分からないもんだね。来てみて良かった。

タグ:観:宮 観:飾 観:具 観:鉄 景:山 植:樹 餐:飲 楽:登 楽:眺 楽:音

原岡海岸

ファイル 2438-1.jpg南房総市富浦町原岡の東京湾口に面した砂浜の海岸。

ドライブで来たのは二度目で去年の正月休みに来たばかり。(ばかりってこともないか)
富浦の町では127号からの道が細くて曲がる気にならず、寄らないつもりだったけど、その先で豊岡で夕日が見えて、曲がりやすいいい道もあったので戻る形で来てみた。

んだけど、こっちの浜は北西に向いた湾で、夕日は海ではなく大房岬に落ちちゃったところだった。
でもまぁいいか、せっかく来たから少し歩こうと浜を歩いた。

ここの浜の主役はやっぱり岡本桟橋だろう。その桟橋に向かって歩くと、日が落ちた岬の影と橙の空、暮れてはいたけどそんな空を映した海と桟橋の影。これはこれでいい感じだった。

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っていうか、、
桟橋の手前は、何事かってくらいの人が集まってて驚いた。
桟橋と海の写真を撮ったり眺めたりしてる人たちだけど、日が沈んだ後でもこれだけ人がいるとなると、これからドラマか映画の撮影でもあるのかって感じに思えた。

なんだろう、日が沈んだ後に何があるのだろう?
富士山も雲に隠れちゃって見えていないのに。

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取り敢えず桟橋の電灯に灯りがともったのを撮ってみた。
これが暗くなったら映えるのかな?(そうらしい。灯りが海に映って揺れるのがバエるようだ)

周りの人は全然帰る気配なかったけど、寒いし、僕はもういいやと車に戻った。
 
 
去年の点景

タグ:楽:眺 景:海 景:浜 景:岬 観:橋 観:光

おせんころがし

ファイル 2437-1.jpg勝浦市大沢にある太平洋に面した岸壁の断崖。

二度ほど来た憶えがあってこれで三度目だと思う。
けど、そういえばコワクにも点景にもしてないねぇ、、なんでだっけ。(あ、そっか、、)
最初はその「おせんころがし」という名前にどんなところだ?と興味持って来てみたんだっけ。

今回は単純に海でも眺めようと思って寄った。

128号からの入り口の広い所で車を停めて少し歩く。
前はもっと先まで車で進めた記憶あるけど、今はここの細い道の入り口に車止めがあった。

その丘の切れ目の笹と藪の間の道は、真正面からの西日が眩しかったけど、勾配もないしコンクリ舗装されてて歩きやすく、ゆっくり海岸に進んだ。

海の少し手前に石柱があった。「孝女お仙之碑」だそうだ。

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そして海岸に出たとこで道は行き止まり。(右に折れて断崖を進む道は廃道になり藪に埋もれている)
崖の手前に柵が立っててそこから海を眺めた。

ファイル 2437-3.jpg柵を越えればもう少し先から広く海を見れそうだし、どれだけ高い崖か下を覗けそうだけど、特別高いトコが平気なわけでもないし、もちろん目が眩んで落ちて死にたくないのでそんな事はしませんよー。

こんな感じかなと案内板を読みつつ少し戻ると、石柱の脇から裏に登ればもっとよく眺められそうだし、そんな感じで何人も登ってそうな感じだった。ので、登ってみた。

まぁ、もともとビビリーだから危なそうならすぐ戻るつもりだったけど、思いのほか普通に登れて、さっきよりも眺めは開けたし手を伸ばせば崖の下の写真も撮れた。(下に道があったんだね)

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ここでやっとすぐ西に延びる128号旧道の崖の道が見えた。
あっちは細いなりにもしっかりした道で、ドライブで何度も通って楽しんでいるし、そっちからこの「おせんころがし」の崖を眺めたりもしてたので、分かってはいたけど思ったよりも下に見えた。
そっちはちゃんとした道があって、こっちにはないのは、やっぱり高さと斜度と崩れやすそうな地質からかな。

そしてその先の入道ヶ岬のロウソク岩から、西日に照らされた眩しい海、そして正面の青い海、チョイ東の小さな岬までをゆっくり眺め、すぐ脇のさらに高く切り立った崖も見上げた。
満足して岩肌を下り、来た道を戻った。

行きで眩しかった道は、戻りは影がクッキリ。日陰とのコントラスト強くてそれはそれでよく見づらかったりもしたけど、水仙が咲いているのには気付いたりした。

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車を停めたトコまで戻ってきたら、横の藪でガサッと音がした。
目を向けるとシカみたいな獣がこっちを見てて目が合った。
あまり慌てる様子も怖がる様子もなく、少ししたらゆっくり振り向いて藪の中に去って行った。
シカかなと思ってたけど、足が短くて寸胴だったので違うようだ。
(帰って調べたら「キョン」だった。あー増えて困ってるという外来種ね。こんなに普通に見かけるくらいいるんだね)

ところで、この「おせんころがし」の由来。
強欲な庄屋の一人娘「お仙」が身代わりになって領民達にここから落とされたという事件からついた地名だそうだけど、さっきの案内板には「いくつかの悲話が残されています」とあったので、ころがされたのはお仙だけではなさそうだ。。

ネットで検索しても昭和の戦後の母子四人を突き落として三人殺害した殺人鬼の事件とか普通に出てくる。。

そういうこともあって、一応ここは心霊スポットとしても有名なようだ。
ということを、最初に来た時に帰ってから知って、不気味な感じしたからコワクにしなかったのかもね。
二度目は知ってて来てみたら「なるほどやっぱり不気味な感じするトコだわ」とか感じて(石柱もお墓みたいだし)、へんなもの写ったらヤだから写真も撮らず退散した気がする。

今回はなんだろうねー。人が死んでる場所なんてあちこちいくらでもあるから気にしてたらいい景色見れないよーって気分かな。キョンが出て来ても驚かなかったしw こんな気分の時に来れて良かった。

タグ:楽:眺 景:海 景:崖 景:岩 景:陽 観:道 観:石 観:伝 植:花 動:獣

道の駅 たけゆらの里おおたき

ファイル 2436-1.jpg大多喜町石神の297号沿いにある道の駅。

何度かは来てると思うけど来てみたら憶えてなかった、、
たしか前回大多喜に来た時にも寄ってた筈で、次は食事で寄りたいなと思ったのは憶えてて、今回ははなから食事のつもりで寄った。

先にテントの上に風見鶏の付いた洒落た建物のトイレに行ってから、店に歩いた。

人が多く混んではいたけど、2時前だから食堂の方は比較的空いていて、飲み物やソフトクリームとかの客くらいだった。

ファイル 2436-2.jpgメニューを見たら色々あって、ボードに書かれてるものやポスター貼り出されてるものだけでなく色々あって少々迷った。
特色としては大多喜名物のタケノコ(季節ではないけど)とイノシシ肉を使ったメニューが多く、それだけでもどれにしようか迷った。。

バーガーが惹かれたけどちゃんとご飯食べたいのでカツ丼?
まだ正月みたいなもんだからケチらずに少し高めの「竹遊楽御膳」というのにしてみた。

「竹遊楽御膳(たけゆらごぜん)」はポスターによれば、笠原将弘シェフ監修で「大多喜町産の筍と昆布だしで煮込んだ地元の猪肉をふんわり卵でとじ」で数量限定だそうだ。つまり他人丼ね。

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たべてみた。ら、あれ? 味うっすーい。
これはタケノコや肉の風味を消さない為かな?それとも味付け間違えたかな?はたまた風邪で舌がおかしくなってたかな?
薄味過ぎてよくわからなかった。
っていうか、そこで自己主張しないイノシシもタケノコもおとなしすぎ。「おこのみでどうぞ」と付けられた山椒の粉をふったらサンショウ丼になっちゃうんじゃないかと思った。。

空振り感は強いけどマズいわけではないのでふつうに食べた。
でも、ソースカツ丼(猪と筍のカツ)にしておけばよかった。。

タグ:食:丼 餐:肉 餐:菜 道の駅

多胡碑

高崎市吉井町池字御門にある国特別史跡の石碑。

日本三古碑にも選ばれる奈良時代の古碑だそうだ。
石碑には全然興味がないんだけれど、以前宮城の多賀城に行ったとき(→)に同じ日本三大古碑の「多賀城碑」があって、ボランティアガイドの人に「同じ特別史跡の貴重な石碑なのに群馬の古碑は昔から立派な屋根付きの堂内に保存されてて優遇されててずるい、、」という話を聞いていたのが印象深く、この吉井はよく通るからこの「多胡碑」の場所はなんとなくわかってるので、一度くらいは行って見てみようかなとは思っていた。
んだけどねぇ、、
城跡とか国府跡とか神社とかにあるなら寄っただろうけど、石碑だけを見に行くのはなかなか足が向かなかった。

ファイル 2435-1.jpgで、今日は牛伏山がなかなかよかったので、この吉井町(現:高崎市吉井町)で折り返そうと思ったので、だったらやっぱりこっちも寄っておくかーと思って来てみた。

県道からの案内は鏑川の手前で曲がって吉井運動公園の広い駐車場に誘導。
ここから「吉井いぶしみの里公園」と「多胡碑記念館」を経た先に石碑があるらしい。

まず公園には古墳のような塚が並んでいた。取り敢えずスルー。
記念館は立派な大きい建物でもちろん閉まってた。スルー。

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そして公園の奥にその石碑の御堂が見えると、その手間にも駐車場があった。。。
なんだよこっちのほうが近いじゃん。。
多分、途中の道が宅地内で細めだから、現地の案内で来るくらいの輩は広く安全な方から歩けって事なんでしょうよ。

と、
元々興味薄い上に宮城の愚痴も重ねた上でこの駐車場で、好感度低いまま石碑に進んだ。

で、
なるほど確かに「多賀城碑」がうらやむのもわかる立派な建物の中に石碑があった。
けど、暗いしガラス窓は周りが映り込んでよく見えない。敬礼するように手をかざして覗き、手をかざして写真撮った。

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ら、
後から来た人が電灯のボタンを押してくれた。あー照明があったのね。失礼失礼。
うがった目で見てると文句付けることしか考えないからダメだよね。。w
とかなんとか思いつつ石碑を眺めた。

ファイル 2435-4.jpg地震から守るためという台座も気になったけど、それより石碑の文字が気になった。
なんか下手くそじゃね?
どうもバランス悪いというか、、小学生が書いたような拙い感じ、、
逆に言えば小学生でも読めそうな解りやすい字でもあった。
旧字もパッと見「國」くらいの今でもたまに使いそうな字くらいだし。
これ、ホントに奈良時代に彫られた字?
ホントに国特別史跡?

と、結局文句で終わってしまったw

内容は行政区分として多胡郡が設置された事を記してあるそうだ。

さて、まぁこんなもんかと公園を戻る。
帰りは少し古墳(の説明)を見ながら園内を廻った。

古墳は「片山1号古墳」と「南高原1号古墳(石室)」
子供が喜んで遊びそうな片山1号は、4世紀末から5世紀初頭に築造された32.6mの円墳で、埋葬された主体部の粘土槨だけを移築したものだそうだ。
南高原1号は7世紀に築造された17mの円墳で、入口付きの横穴式石室を有する二段築成。石材は地元の牛伏砂岩だそうで、こちらも移築したもの。

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古墳はともかく、鳥の多い公園で鳴いて飛んで賑やかだった。
現地では種類が分からないシロートなので写真を撮って帰った。
調てみたらシメという鳥だそうだ。
へー初めて知った名前。色んな鳥がいるんだねぇ。

結局、石碑も古墳もやっぱりあまり興味深まりはしなかったけど、その割には纏めるのに手間取ってしまった。。
点景は写真並べて「こんな感じ」で余計なこと書かなくてもいいのになぁ。反省。

タグ:観:石 観:史 観:遺 動:鳥

牛伏山

ファイル 2434-1.jpg高崎市吉井町多比良にある山。

山の上に城っぽいのが見えてたのが前から気になってて来てみた。
そんなのがあるくらいだから山の上まで車で行けるだろうとは思ってたものの、途中の道は細めでマイナーっぽくて不安だった。
けど、山の上は駐車スペースも広く窮屈さはなく開けてた。

すぐ手前に見えた城っぽい建物よりも先の方が頂上らしく、その中間の未舗装の駐車スペースに車を停めて、まずは少し坂を下って上ってして、その城っぽい建物に歩いてみた。
ら、こっちはこっちでちゃんと舗装された駐車場になってた。。なんだ、こっち折り返して登ってみればよかったのか。

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「牛伏山展望台」とある案内によると「牛伏山は東西二峰から成り、西峰は金毘羅山とよばれ、東峰は一郷山という~」とあり、室町時代の永享の乱で鎌倉から退いた上杉憲実がこの一郷山に築城。
後の戦国時代に武田信玄に攻められた際、「防戦のため、山頂から落とした大石は、真下の見銘寺を押しつぶし、火災となり城は全焼、婦女子は急崖に身を投げ、落城した。」そうだ、、、

ってわけで、一応は城跡らしく、一郷山城跡に造られた模擬天守風展望台ってことらしい。ふーん。
(分類としては、天守なんかなかった城跡に造られたものが「模擬天守」、城でもなんでもなかったトコに造ったのが「なんちゃって天守」。この差は大きい)

さて展望台。ちょっと殺風景で見る気しなかった内部の資料館はスルーで階段を上った。三階最上階のジオラマ模型だけは付近の山の感じが分かりやすくてよかった。

そして眺望。かなりいい眺め。
広く群馬の中心部から関東平野が見渡せて、その周りの山も一番東の筑波山からよく見えた。
(けど、その肝心の北正面の写真は帰ってから見たら明るくとんじゃっててイマイチ、、残念)

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東に廻って南側はゴルフ場なので割愛。西側にもう一つの山頂「金毘羅山」が見え、その脇に妙義山と浅間山が見えた。
北の群馬の市街部は群馬県庁のビルだけが高く目立っていた。あそこの展望台も眺めよさそうだね。県庁の後ろの赤城山は上の方は薄っすら白かったけど、今年は雪少なめかなって見えた。

風もなく左程寒くなく、ゆっくり二周して眺めて満足して下りた。

さて、この城っぽい展望台が目的だったからこれで山を下ってもよかったんだけど、せっかくだからと一旦車に乗って少し先まで登って停車。西側の金毘羅山も登ってみた。

こっちはこっちでいろいろあって、まず「鐘つき堂」というのがあった。取り敢えず通過。
その裏にはちいさな神社があった。こちらも取り敢えず通過。

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その先の電波塔(FMの放送大学を発信してる所だそうだ)の裏まで進むと、そこが頂上だった。
金毘羅山ではなくて「牛伏山」とあった。
まあね、さっきの一郷山より標高高いからね。こっちこそ山頂!で異存はない。標高490.5m。

山頂ではあるけど電波発信所の裏だけにマイナーな雰囲気でいっぱいだった。
山頂の裏手には寂びれた檻があった。あーかつては案内図に書かれてた兎とか孔雀と鹿とか猿とかかが飼われててミニ動物園になってたのかな。

電波発信所の脇の崖ギリの細道を戻った。
そして一応神社をお参り。ここにあるのは「琴平神社」、金毘羅山って名前なくらいだからね。
そういえば去年も山の上の神社(神奈川の衣笠山)が初詣だったっけ。眺めよさそうで登ってみた山の上の神社で初詣ってドライブらしくていいよね。(自画自賛かよw)

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そして神社の前の鐘つき堂。ん?なんで神社で鐘なんだ?
まあ細かいことはいい。鐘には「平和の鐘」とあったから、別に寺からの寄贈とか(戦国時代に全焼した寺の鐘だったりとか)そういう事ではなく観光用だろうね。
せっかくだから一突き鳴らした。ごーん
大きくいい音したけど、しばらく鳴り響くからヤマビコは聴こえないね。

後は周りを見ながらゆっくり下って車に戻った。
周りが樹でも隙間から展望が覗けて、高い山の上にいるって実感があって気分いい。天気よくて良かった。

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最後に「天狗松」や、大岩で彫られた「牛伏山の牛」を眺めつつ山を下った。
ここの案内板によると、この山には昔、天狗が住んでたそうで、その天狗が惚れた村の娘の所に牛に乗ってコクりに行ったそうだ。で、むげもなく見事フラれてしまい、もっと奥の山に隠れて朝日岳という山になったそうだ。で、残された牛がこの山を牛の形に変えたという伝説があるそうだ。。
きっと、、
フッた村の娘はこの山を見るたびに天狗を思い出して「あいつなーw牛に乗って来て「つきあってください」ってありえねーつーのww天狗なら飛んで来いよなwwwマジウケル」とか言って平和に暮らしたんだろうね。

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