桜川市岩瀬にある日帰り湯。。
のつもりでスマホの温泉アプリで検索してきてみたけど、なんかちょっと違った雰囲気。山の上の隠れ家的な旅館のような感じだった。
で、車を降りると、一段下に寺のような御殿のような瓦屋根が見えて「娯楽センター」というだけあって城の雰囲気のレジャー施設かなと思えた。
そして奥の駐車場の方に展望台みたいなのを見かけて行ってみたら、それは一段下の廃れて埋もれた遊具の滑り台で、よく見ると斜面の下へと長く続く所謂ローラー滑り台。そして遊具はアスレチックのように連続して連なって木々に埋もれていた。。侘しい。けどなんか面白いとこに迷い込んだ感じで楽しかった。
寺のような御殿のようなのは帰りの一方通行の坂の下なので帰り際に見てみようと、とにかく先に風呂入ろうと思って建物に歩いたけど、その裏に案内板を見かけたので「城跡の解説かな?」とか思って寄ってみた。
ら、それは「苦怒喜観音」という観音様の説明だった。ん?観音像なんてあるか?と周りを見ると、坂の上に像ではなくて城の天守のような建物があった。。え?なにそれ。ここってインチキ天守スポットだったんだ!
っていうか岩瀬城なんて今まで全然知らなかったので別世界に迷い込んじゃった気分でワクワクした。
その天守風建物は閉まってて中を覗くと飲食店ぽい感じだった。
そしてその裏の階段の上に観音像があった。これが「苦怒喜観音」平成八年建立とあった。
で、その横の奥には鐘撞台があり、逆側の階段の上には観音堂があった。こっちは「与楽観音」次から次へと現れるけどここが一番上のようだった。天守風建物の二階より少し上くらいの高さだった。(上から見下ろされる天守ってどうよ、、ww)
なんか面白くなって、後で行こうと思ってた一段下の寺のような御殿のような建物にも行ってみた。
白塀に沿った坂を下って折れると坂の下に城門が見えた。そんなんまであるのか。通過するだけじゃもったいないなぁ。
で、その坂の途中の小さい門を折れてくぐると、まず蔵があってその角に「武家屋敷」と書かれて入場券売り場みたいになっていた。昔は有料だったんだろうか、、
今は閉まってたけど、喫茶室になってるようだ。
そして戻って館内に入った。ロビーは旅館そのものだったけど、雛人形が飾られ受付の人も感じよく案内してくれた。
入浴料500払って貴重品を預かってもらって奥の浴室に進んだ。
「今、劇団の方が入ってるかもしれません」と言われてたけど取り敢えずは誰も入っておらず貸し切り状態。
10人以上入れそうな大きな浴槽1に洗い場3で日帰り湯としては小さい方だけど、貸し切りで悠々で泳げたw
そしてガラス窓大きく開放感あって展望できた。少々木が多いけど梅も咲いてたし、南の加波山もよく見えたし東の町並みと夕陽も見下ろせた。鍵のロッカーがないのでカメラもスマホも預けちゃってたのが残念だった。
途中から劇団の方々が入ってきて混んできたけど充分のんびり浸かってたのでサーっと出た。
劇団の方々はみんなふくよかで僕みたいな体型だったのもあって更衣室で後からきた若い人に間違われて話しかけられたりしたw
ここは食事して、大衆演劇を見て、風呂入るというセットコースが人気の娯楽施設なんだそうだ。
へー。どんなのやるんだろう。
最初に埋もれた遊具とか見ちゃって一見廃れかかってるようにも見えたけど興行しっかりしてて、なかなか面白ろそうなとこだった。
何度も通過してる岩瀬にこんなトコあるなんて知らなかった。
栃木の温泉は工事中で閉まっててパッとしないドライブになっちゃったと思ってたら、最後に茨城で発見があったりして、やっぱドライブは楽しいな。
(ちなみに昔あった岩瀬城は山の上じゃなくて麓の低い高台だったそうだ。。インチキすぎるw)