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旧吉田家住宅

ファイル 819-1.jpg柏市花野井にある江戸時代後期建築の豪農屋敷。
国の重要文化財ということで駐車場も広く整ってた。

見学無料でガイドの人までいてくれて至れり尽くせり。
フラリと立ち寄ってみただけの予備知識ゼロの者としては案内があるのとないのとでは全然違うよね。
ありがたいありがたい。

で、まずは入口の大きな長屋門。
綺麗だったからそうとは思わなかったけど、これが一番古い天保時代の建築。
豪農の屋敷ということで門番の部屋をではなくて倉庫だったらしい内部は、珍しい斜めの木組みの土塀。

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「新蔵」は名前は新だけど長屋門の二年後の築。
こちらは木の壁の造り。
ちゃんと中にも入れて、古い写真とか飾られてた。

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そしてメインの「主屋」は嘉永時代の黒舟来航の頃に建てた物。
これはとにかくでかくて立派。
屋根の藁が多重で分厚くその断面や曲線も凄い屋敷。
脇の薬医門もさりげなく重文。

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屋敷の中も広く柱も立派ながら、かなりの趣向と贅を尽くした文化遺産。
こまかく説明してもらって感心するばかり。
話は建物だけじゃなく柏市の歴史風景など興味あることも広くわかりやすい解説で楽しかった。

で、意外なのは、これだけの重要文化財ながら、この屋敷はレンタルできるそうで、ドラマやCMの撮影から将棋の大試合に使われてたりするそうだ。
再放送だけどちょうど前日に見てたドラマ(仁)でも使われてたそうでビックリ。

いやいやいやいや、こんな近場でこんな興味深く楽しめる物があったなんて知らなかった。
もう今日は柏メインって事でいいやね。

タグ:観:屋 観:重 観:門 楽:話 観:ロ

白井の湯

ファイル 818-1.jpg白井市中にある天然温泉のスーパー銭湯。
工業地帯の中にあるので週末とか割とすいてて子供も少なく好印象で、ちょくちょく来てる風呂。
スタンダードすぎてもちろん今まで点景にしたことなんかなかった。
今日は珍しく食事までしたのでアップ。

さてさて、正月休みというのはこういうところはやっぱ混むのかね?
暮れに入った友人宅近所の風呂も友達曰く「こんなに混んでるの初めて」ってくらい混んでたし、今日来たここもやっぱりこんなに混んでるの初めてってくらい混んでた。
車だっていつもは入口近くに停められるのに今日は奥の方。。
ロッカーも変なところしか空いてなかった。

ちょっと落ち着かない感じで風呂を上がると、食堂はそんなに混んでなかった。
ので、たまにはいいかな。とおもった。

ファイル 818-2.jpgで、前々から気になってたのが、屋外の看板にも出てるおすすめメニュー「日本一旨い ばりうま ぼっかけ カレーうどん 温玉入り」
で、「辛さが選べます」ともあった。

ので、「全然辛くないくらいでお願いします」
とたのんだら
「じゃあ普通ですね。席でお待ちください」
「え??」
「辛さは、普通・中辛・大辛とあるので一番辛くないのは普通になります」

なんでここで「じゃあいらない」とはっきり言えなかったんだろう。。
いつもいつも辛いの苦手という自分に対しての恥ずかしさというか
情けなさというか面倒くささというか、、
そんな反発もありいの。
変にこだわって思い込んでないで、もっと苦手意識捨てて立ち向かって慣れていければ、、
という挑戦もありいの。

と、うじうじ悩んでいるうちに出てきちゃいました。

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なんか、うつわでけー。
っていうか、温玉入ってなくない?


で、食べてみると。

かれー(;_;)

。。。あたしって、ほんとバカ

風呂入った以上に温まりました。
さうなよりきくかも

こんな年明けですが今年も呆れずよろしくお願いいたします。。

タグ:楽:湯 餐:麺 餐x辛x

友人宅

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友人宅での年越し鍋パーティー。

すみません、、しょうこりもなくのみすぎました。。

ふかくはんせいしております

タグ:食:鍋 楽:宴 楽:集 楽<困

とら食堂松戸分店

ファイル 816-1.jpg松戸市紙敷の松飛台駅前にある白河ラーメンの店。
あの白河の有名店「とら食堂」の暖簾分け店。

いやぁ実は前に来て美味しかったけど、日曜の昼時に店内ガラガラだったので正直閉店しちゃってないか心配だった、、、って思ってるくせに来る機会もなくやっと二度目の来店。

で、来てみたら店の前に列出来てるじゃありませんか、、
おお、繁盛してる。
嬉しいけど、並ぶのやだなぁ、、やめようか、、なんて軽薄に思ったけど、取敢えず車停めて来たら、前の人たちがぞろぞろ店に入るタイミングで、1組待ちくらいになったからまあいいやと並んだ。

で、少し待って入店。
メニュー見たら、期間限定の「とらミート」なるメニューがあったり、塩ラーメンがラインナップに増えてたりした。
少し迷ったけど「塩」でワンタンメンにしてみた。

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おお。透き通った汁はモロ塩の味。
本場白河には塩ラーメンなんかどこにもなかったから、どんなもんかちょっと不安だったけど、白河の醤油ラーメンの持つエッジの効いた感じが塩で表現されてて秀逸だった!
最近のおいしい塩ラーメンはとかく円やかさとかダシの濃さとかに走りがちなところを、敢えてドライにさっぱりと突き進んだような塩の味わいがとても美味しかった。
へー。いいじゃん。


ところで、帰ってから過去ログを見直してみたら、前に来たのはほぼちょうど一年前だった。
んーこの時期に食べたくなるのかな?
また次に行くのは来年の今頃だったりして。

タグ:餐:ら

所沢航空発祥記念館

ファイル 815-1.jpg所沢市並木の所沢航空記念公園内にある航空博物館。

お目当てはイワズモガナ 特別展「日本の航空技術100年展」の一環で来日している零戦。
米軍がサイパンで鹵獲した機体で、唯一の現存する飛行可能な機体だそうな。

零戦は説明するまでもなく太平洋戦争時の日本海軍の主力戦闘機。
零戦と書いてゼロ戦と読みます。
正しくは零式(レイシキ)艦上戦闘機なので略すとレイセンになるんだけど、「御霊前」みたいで縁起悪いから飛行隊員もみんなゼロ戦と呼んでたそうです。(どっちでもいいけど)

ファイル 815-2.jpg入館料は零戦を見るコースだと2倍の1000円!え、まじ?
なんていう客寄せパンダ。。 
怯んだけど入館。
因みに受付のお姉さんは「レイセン」と言ってましたね。(どっちでもいいけど)

さて、館内は所狭しといろんな小型機やヘリが立体的に展示され、中に入れる機体もあり、模型もあり、パネルもありで、じっくり見たいとこだけど軽くサーっと流して見ながら先に進む。

で、料金二倍の壁の向こうにジャジャーン。
零式艦上戦闘機五二型。

ファイル 815-3.jpg

おー。やっぱかっこいい!
そういえば零戦は鹿児島の鹿屋で五二型、広島の呉で六二型の二回見てるわけだけど、ハリボテじゃなくて実際に飛べるエンジン載せてる機体っていうだけでなんかワクワク度が違うねー。
周りの人達同様に写真撮りまくって舐め回すようにジロジロ見まくった。

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そして出口は階段登って二階になってて最後に上から眺められる。
いいなぁこの俯瞰。

ファイル 815-5.jpg

あー、でもやっぱエンジン音聞きたいね。
三月の最終日に「エンジン始動見学会」っていうのがあるそうだけど、すげー混むんだろうな。。

さて、目的のものは堪能したから後はもう少し館内を回った。

ファイル 815-6.jpgこの日本の「航空発祥の地」と言う所沢飛行場の歴史の紹介は面白かった。
複葉機の時代でやっぱり軍隊絡み。
ミニチュアも良かった。

ここ所沢は陸軍の飛行場だったらしく、三式戦「飛燕」のエンジンとか九一式戦の胴体(重要航空遺産)なども興味深かった。
っていうか陸軍じゃ所沢は零戦カンケーないじゃん、、「隼」とか「疾風」とかは無かったのかね?

もう少しゆっくり見ようと思ってたけど、なんか小学生の群れがやって来た、、、遠足だか社会科見学か、、うぜー。
てわけで、足早に退散。

タグ:観:館 観:機 観:軍 観:模

柳瀬荘

ファイル 814-1.jpg所沢市坂之下にある昭和初期の実業家松永安左エ門の旧別荘地。
戦後に東京国立博物館に寄贈されたもので、何故か木曜日にだけ一般公開されている。

昭和初期のここら辺はどんなだったんだろう?
来てみたら駐車場の目の前はスクラップ工場で作業音大きく鳴り響いてたし、国道は渋滞して轟音と排ガスが流れててとても別荘地とは思えない場所だった。

その門の内側のやや広めの駐車場は、枯葉で半分埋まってて明らかに周りから隔離された雰囲気だった。

ファイル 814-2.jpgで、紅葉残る林の斜面の小道を登ると、さっそくデーンと大きな茅葺屋敷が現れた。
これがメインの屋敷として使われてた「黄林閣」

これは東久留米の名主だった村野家の庄屋屋敷を譲り受けて移築したものだそうだ。
(なんで興味持ったのかは取敢えず伏せときますwww)
天保年間の建築で江戸後期の様式がよく残っているとして国重要文化財になっている。

でも座敷は「あがらないでください」とあった。。
んー残念。
取敢えず土間には入れた。これがまた広い土間で、かまどもなんか普通に使ってそうな感じ。
天井も高く、奥には屋根裏への階段が、、もちろん「立入禁止」

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土間側から覗いた座敷は、日あたりよく広くていい。
けどこれは縁側の玄関の列で、横に中の間の列、奥の間の列と並んでいるらしい。

ファイル 814-4.jpgで、今度は外に出て、外から覗く。
玄関の間から中の間までは見えた。エンボスかかった木の襖が珍しい感じ。

その隣は廊下越しに覗く次の間と上の間。
日当たりよくポカポカで日向ぼっこするならここだな、、とか思ったけど、そういう屋敷じゃないよね(^^ゞ

これだけの大きな屋敷を構えてた庄屋さんはどんな暮らししてたんだろうか。。
何か感じるものあるかと期待して来てみたけど、でかくて立派というだけで他には特別何も感じなかった。


そして塀に沿って奥へ歩くと、渡り廊下で繋がった書斎のはなれ「斜月亭」や、茶室の「久木庵」があった。
こちらは戦前の建築だけど、由緒ある廃材を使用だとか。
この三棟をして柳瀬荘ということだそうだ。

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んー黄林閣の立派さは良かったけど、外見しか見れないし、わざわざいさんで来るほどでもなかったかなっていうのは正直な感想。
無料なかわりに誰も見かけず、通り道に箒が放っぽり出されていたりして少々残念だった。

タグ:観:屋 観:重

上野国總社神社

ファイル 813-1.jpg前橋市元総社町にある文字どおり上野国の総社神社。
また何の根拠もなくなんとなくで上野国の国府ってここらかな?とか何か案内ないかな?とか思って来てみた。
ら、入口の案内にこの総社は上野国府南西の端に位置するとあった。そかそか。大方思った通り。っていうか、総社を探せば早いって事か。

さて来たからにはお参り。
なかなか立派な拝殿で彫刻も多様な彩り多いものだった。
んー最近なんか自分、神社も見るところが変わってきたなぁ。

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ファイル 813-3.jpg境内には色々あって神楽なんかも立派だったけど、気になったのは「蒼海城跡地図」。
ここら辺は鎌倉から戦国時代まで大きな城だったそうで、信玄やら北条やらの戦乱に巻き込まれまくってたらしい。
ってことは、昔の上野国府跡に城を築いてたってとこかな?
(という憶測も正解だったらしい、平安時代には平将門が攻めに来てたようだ)

神社の裏には奇妙な神木とか石とか集められた道祖神とか宝塔とかいろいろ並んでて、何に対してなのか解らないけど水が撒かれてた。

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そして裏の本殿。県重要文化財。
実は駐車場から来ると先にこっちの裏の本殿はいるは見てから正面に回る形なのでもう先に見てはいるけど改めて拝見。安土桃山時代の物でゴテゴテはしてないけど彩りきれいな本殿。群馬県は何気に立派な神社が多い気がする。たまたまよく寄ってるってだけかな?

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その後はその蒼海城跡を歩いてみようと思ったけど、表の通りは信号長くて渡れず面倒くさくなって、車で回っちゃった。


帰ってから調べたら、上野国府跡がそのまま蒼海城跡というのは正解らしかったけど、本丸跡(本庁跡)と目星付けて入り込んだ蒼海公園は見当違いで進みすぎだったようだ。
もっと手前にある宮鍋神社というのがそれだったらしく、後から気が付いたけど道狭くて入り込みたくない場所にあったようだ。
車じゃなくてそのまま歩いていれば辿り着いて「国府政庁推定復元図」も見れたのかも知れない。ちょっと残念。

タグ:観:宮 観:重 観:庁 観:城 観:石 観:飾 植:樹

板鼻館

ファイル 812-1.jpg安中市板鼻にある食堂。
結構な老舗らしく入口の暖簾には「創業以来百余年」とあった。
そんな歴史ある店だけど、ウリは変わり種のカツ丼。
随分前に毎日見てる某ポータルサイトで見て気になっていた。
確か見たときは、福井,駒ヶ根,桐生などのソースカツ丼でさえまだ新鮮で珍しい御当地グルメだったような気がするけど(今ではほぼ当たり前の定番)ここは一歩越えて甘辛醤油カツ丼にタルタルソースを乗せてしまうと言う奇抜的で独創的なカツ丼。
気にはなってたしそんなに遠いいわけでもないけど、ここら辺を食事時に通ることもなくなかなか来れなかった。

で、去年だったか一昨年だったか、実は友達とここ目当てで来たことがあった。
けど、目標にしてきたクセに午後遅く時間が合わず休憩時間で閉まってた。。(11.02.05、、去年だった)

てわけで再挑戦。今日はバッチリ開いてて無事入店。

ファイル 812-2.jpg席について注文するとすぐに「待ってる間にかき混ぜてて下さい」と、すり鉢椀の卵とタルタルソースが出された。
へー、面白い。
混ぜるのはもんじゃのヘラで卵も細かく粉砕しながら混ぜられるアトラクション。
参加型の料理で退屈しない。
っていうか、混ぜ終わらないくらいですぐにカツ丼運ばれてきた。
早い早い、、

ってわけで「タルタルカツ丼」

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いやいやこれ、カツはカツでちゃんとしてて歯ごたえ十分のおいしいカツ丼。
タレも良く、更に嬉しいのは写真に写ってないけどカツの下に煮玉葱が入ってた。これがいい。
それだけでも立派なタレカツ丼に冷えたタルタルを少しづつ乗せて食べる。(一気に掛けると冷えちゃいますと注意書きにあった)
と、、不思議な組み合わせ、、ではなく思ったよりも正統派!
そうか、カツにタルタルって考えてみれば変な事じゃないよな!共に洋食だもんな。
単なる変わり種じゃなくてちゃんと調味熟究して理にかなった料理だったわけだ。
これは美味しく面白いカツ丼。いいねぇ。

タグ:食:丼 餐:揚 餐:卵 楽:験

横浜中華街

ファイル 811-1.jpg言わずもがな日本で一番大きい中華街。
以前はネット繋がりで横浜とか神奈川方面の仲間が多くオフ会とかで中華街にもよく来たりしてたけど、最近パッタリ来ていなかった。
なんかちょっと懐かしい気分。
十数年ぶりくらいかな。

そのよく来てた時も店は人任せだったので、どこに入ったとかもハッキリ覚えてなくて、忘れられないくらいスゲーうまかったって憶えもない。
みんなでワイワイやるのが楽しく、ぷらすロケーションの雰囲気ってとこだよね。

ファイル 811-2.jpg妹も同じ様な感じらしく「お粥の店入ったらまずかった」のが印象的だそうだ。

ってわけで、狙いの店もなく、予備知識もなく、適当に夜の煌びやかで濃厚な雰囲気を楽しんで通りを散歩。

いやー歩くたびに甘栗甘栗うるさかった。
それと食べ放題の呼び込みも多かった。(一番安くて一人1800円だったかな)

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ファイル 811-4.jpgで、一回り廻って、入った店は横道「香港路」にある「大福林」という店。
この店は小皿料理の店で全品一皿380円。
ちょこちょこっと色々食べたい我々にぴったり。他にはこういう値段設定の店は見当たらなかったね。

飲物まで380円。あー軽く飲むのに良さそう。
子供のジュースまで380円なのはご愛敬ww
で、メニュー見て気になったものを色々頼んでみた。

つまみ程度の感じかな?とか思ってたら、そうでもなく、どの小皿も四人でつまんで丁度イイくらいの量はあり、味もどれも本格中華で美味しかった。これはいい。
特に僕が気に入ったのは「砂肝の葱和え」。

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子供が頼んだ麻婆丼だって自分が頼んだ炒飯だってちゃんとしてて満足。

蒸しものは三個ずつだったのでジャンケン大会。
小籠包は勿論中味あつあつ。だからいったでしょうwwでもこれも経験だよね。大人になるまでにリアクションをマスターするべし!
焼売は「中華街点心品評会」で銀賞だそうで、肉がしっかりしてて美味しかった。

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で、丁度イイくらいの腹でお会計。
何皿食べたかな?食べ放題の店より高かったりして、、とか思いきや、けっこう色々頼んだつもりでも一人1500円もいかなかった。
満足満足。たまにはいいねぇ。

タグ:楽:歩 観:街 観:門 観:寺 観:光 餐:饅 餐:飯 餐:肉

観音崎公園

ファイル 810-1.jpg三浦半島東端の岬の灯台のある公園。
小さな浜や磯をみながら岬を歩ける。
何かいいよなぁ三浦半島は。横須賀みたいな市街部でも国道脇がすぐに海で、こういう公園でも海が身近で気軽に波打ち際を楽しめる。
房総側はこういうトコないよね。潮が荒いのかな。

で、灯台に歩くわけだけど、やっぱり海があると子供達ははしゃいで遊んでスローペース。

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洞窟あったり岩壁は地層になってたりといろいろ眺めながら歩く。
昔この洞窟に住む大蛇を退治して「十一面観音」を祀ってたので「観音崎」となったんだそうだ。

岬の先に進んで、灯台への上り坂に折れてグングン登る。
運動不足の妹は少しキツかったみたい。
でも大きく遅れるほどでもなく灯台に到着。

ファイル 810-3.jpgここ「観音埼灯台」は参観灯台なので上まで登って展望できる。
僕は六年前に来て以来の二度目。
料金は参観灯台一律の200円。払って入って登ると、他に客もなく風もなかったのでゆっくり展望できた。

まずは正面東京湾対岸の房総半島の眺め。
ずっと気がつかなかったけど真正面の丘に立ってる煙突みたいなのが東京湾観音だった。デジカメのズームで覗いて解った。

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そして東京湾奥の都心方面。
すこーし霞んじゃってたけど、それでもいろいろ見えた。
右手からは富津岬。三角の展望塔がカワイく小さく見え、アクアラインもよく見えた。
左手には横浜、ランドマークタワーからベイブリッジと流してみれば、真ん中が東京。
レインボーブリッジやお台場も見えた。
あれれ?スカイツリーは見えないかな?とか思ったけど、デジカメのズームで見たらそれらしきもの発見。みえたみえた。

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たっぷり見て灯台を降りた。
その下の資料館もゆっくり観覧。前来た時よりよりカッコ良くなってた。

さて、灯台を出て、来た道を戻るのはつまらないので、切通しの岩の細道を進んでみた。
グルッと海辺の道に降りて戻れるかな?とか思ってたけどそういう道じゃなかった。。まぁ、どっか出るだろうと気侭に少し進むと、何やら舞台のような構造物跡に出た。

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「北門第一砲台跡」だそうだ。
ああ、そうかこの岬も東京湾要塞の一部で砲台が置かれてたのか。
こっちの方は前回歩いてこなかったから知らなかった。
地下室とかもあったらしいけど入口もなくツルンとしてた。
木の根が建物跡に伸びて生えててプチ南国遺跡のような感じで面白い。

そのまま進むと県道に出た。あ、ここか。岬の裏に出た。
県道を歩いてトンネルくぐれば駐車場に戻るのは間違いないけど、車道脇を歩くのはどうにも詰まらないから「こっちこっち」とまた少し登る遊歩道を進んだ。

で、ぐんぐん登ると「北門第二砲台跡」に出た。
いやいや、知っててわざわざ回ってきたわけじゃないよ。ホント知らなかったんだってば。(^^ゞ

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こっちは草に覆われててますます南国遺跡風。ちょっと不気味なトンネルもあったりして雰囲気満点だった。

そして「東京湾海上交通センター」というトコに出て七曲の道で岬の丘を下ると駐車場手前の海岸に出た。
妹にはちょっといい運動すぎたかな?

最後にまた少し海岸で石投げたり遊んでから車に戻った。
そうそう、下の海岸からも東京湾が広く見えてたけど、水面はかげろう揺らいでるから、灯台上からの眺めには及ばない感じ。
スカイツリー見つけるの大変だった。

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