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食い処 克貴

ファイル 3936-1.jpg結城市北南茂呂の県道沿いにあるラーメン店。

頻繁に通る定番ルートにある店でちょくちょく寄ろうと思っているものの、いつもたくさん車停まってて混んでそうなのでついつい通過しちゃっててしばらく来てなかった。
というほぼ前回と同じ文章で10ヶ月ぶりの来店。

まだ六月なのにクソ暑いから「冷やしラーメン」食べよう!と思って少し車多かったけどかまわず来店。
でも券売機見たら「冷やしラーメン」はもう売り切れだった。。3時閉店の店に2時半来店なのでしかたない。むしろ開いてて有難いくらいだ。

ってわけで、そんじゃ一度も食べてなかった「岩のりラーメン」にしてみた。
今日はホントは点景にする気はなかったんだけど、たのんだことなかったメニューなので一応上げてみた。ああ、またラーメンの点景がつづいちゃった。。
そういえば以前はどこのラーメン屋でも岩海苔はメニューに見かけると必ずたのんでた時期があったけど、いつの間にかパタッとたのまなくなって久々な感じ。

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なんか黒くてビジュわるいけど、惜しみなく盛られた岩海苔でたっぷりの風味がいい味の汁とまみえておいしいラーメン。
うん、わかった、海苔たっぷりでおいしいのは確かだけど、如何せんラーメンの味が隠れがちで食べてるうちにだんだん邪魔に思えてきた。それでパタッと食べなくなってたんだ。そそるんだけどね。
それと意外と海苔がおおきくて消化されなさそう。(ちたないはなしげっぷでなんどももどってくる)よく噛まないといかんね。

とはいえ食事は満足。おいしかった。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:ら

とん吉

ファイル 3935-1.jpg印西市滝の県道沿いにあるラーメン食堂。

久々の来店。CR-Xの頃に何度か寄ってたと思う。なので点景にはしてなかったような、、と振り返ったら九年前の2016年に点景にしてた。

しばらく来てなかったのは避けてたわけではなくて、いつも店先の駐車場に車が沢山停まってて混んでそうに見えて通過してたからで、店内広いから多少車停まってても入れそうではあったけど、最初に来た時に昼からすっかり常連さんの飲みモードの雰囲気の店内だったから、そんな感じかなと思って、、(やっぱ避けてたんじゃんw)

ファイル 3935-2.jpgで、今日は車が一台も停まってなかったので安心して寄った。
店内も客は自分だけなのでゆったりできた。
見ると食器棚に「セルフドリンクコーナー」とあってコーヒー紅茶ご自由にどうぞとあった。食後もゆったりできるいい店だった。

メニューは麺類+ミニご飯のセットメニューが手ごろすぎていい感じ。そういえば実はこういうセットメニューが気になってたけどたのんだことなかったんだよね。で、塩ラーメンとミニ豚丼のセットにしてみた。

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お、塩ラーメンは汁透けてて塩味くっきりしてゴマ油で香ばしいまさに塩ラーって感じのうまい塩。素直にうまい。
豚丼は牛丼風な煮肉乗せのものだった。これはカツ丼のほうがよかったかな。
なんかそんなに多い量でもなさそうに思えてたけど、食べ終えたら満腹で、食後のコーヒーはいいやって感じだった。思ったほど腹減ってなかったのかな。

っていうか、、、点景、ラーメンネタが続いてしまったね。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:ら 餐:肉 食:丼

你好

ファイル 3934-1.jpg成田市北須賀の464号沿いにある中華食堂。

鰻屋が何軒も続く宗吾街道にある店で、前から知ってはいたけど寄ろうと思ったことは一度もなかった。むしろ少し先の「台方ラーメン」という店の方が地名を冠した店なので関心はあった。(そっちは閉まる時間早く今回はパス)
っていうか、今日は成田が日誌の表題かなと思い、成田市内でラーメン屋を検索してて、あ、ここが近いじゃんとか思って来てみたらこの店だったという具合。こんな時でもなければ寄らなさそうだからままよと入ってみた。

ら、意外と店内はお客多く混んでて、テーブル席はひとつしかあいてなくて、自分以降の数組のお客さんは座敷席にあがって満席になってた。人気の店なんだ。知らなかった。

メニューはちゃんとした中華の一品ずつもあったけど、ラーメンとのセットメニューもあって、ラーメン半チャーハンセットにした。

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うん、普通のラーメンと普通のチャーハン。ふつうにおいしい。
おいしいんだけど、特別な個性やメニューはなくこんなに人気で混む店というほどではなく思えた。

普通に街角にあってほしい感じで、みんなそういう普通な感じを求めてるのかな。でも街角じゃ人気にならなさそうなので、ちょっと郊外にあるのがちょうどいいのかも。
空いてそうならまた普通に寄りたいと思った。

この日の日誌

タグ:餐:ら 餐:飯

麺屋あじくま 柏インター店

ファイル 3933-1.jpg柏市大青田の16号沿いにあるラーメン店。

実は少し先のモツ煮の店に行くつもりで通過してたんだけど、そっちの店が閉まってたので、裏道まわって戻ってきてこちらの店に来た。
そういえばこの店も以前ネットで調べてて気になってた店だったんだけどさっき通過する時まですっかり忘れてたので、むしろいい機会だったかも。

調べてたのは普段よく通る野田方面の定番ルートの近隣の店だったんだけど、そういえば野田って世界一の醤油企業があり醤油工場が並ぶ町だけど、そんな野田の醤油をウリに使った店とかないのかなぁ、、とか思って検索してみてたけど意外と見つからず、野田以外でも調べてたら「野田醤油を使用したラーメン」と上げてた店がここだった。
いや、実はこの「あじくま」は初台が本店で、そっちもさっき近くの道を通ってて看板見かけてて気にはなっていたけど、野田醤油の事は忘れて通過してた。もっともその本店は初台駅前だから駐車場なさそうなので、調べてた時から行くなら16号沿いの駐車場ありそうなこっちと決めてたから図らずもその通りになったわけだ。

前置き長くなっちゃったけど、来てみたら店の看板には「極上魚介だし」をウリにしてて、あれ?違ったか?とか思ったけど、店の入り口には「野田醤油ラーメン」の一行があったので安心して入店。

ファイル 3933-2.jpg洒落た山小屋喫茶風な店内で席についてメニューを見ると、やっぱり野田醤油とは書かれていなかった。。野田醬油じゃウリにはならんかったのかね。
メインっぽいのは「中華そば 白」で白醤油だそうだ。黒という再仕込み醤油のと、赤という自家製ラー油のゴマ辛味というのもあった。まぁ好みは白かな。ワンタンメンもあったので「白ワンタンメン」にした。

注文の後にトイレにいったけど、壁紙にあった店のこだわりにも雪融け水とか厳選した小麦粉とかはあるけど野田醤油の事にはふれてなかった。。おかしいなぁ。

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いい感じにあっさりめながらしっかり味わいあっておいしいラーメン。なんか汁が透けてるから塩ラーメン食べてる気になっちゃって、思い出して醤油を意識してみたけどやっぱりそんなに醤油っぽくは感じなかった。おいしいからどちらでもいいんだけどね。麺もいい感じでおいしかった。
ワンタンはわるくないけどちょっと違った味付けがされててチグハグに感じた。

こういう店が増えてほしいなぁ。増えすぎた横浜家系の半分くらいはあっさり系になってくんないかなぁ。

ちなみに帰ってからサイトを見てみたんだけど、やっぱり野田醬油についての記載はなかった。けど、説明文の背景にキノエネ醤油のプレートの写真があった。
あ、キッコーマンじゃなくてキノエネだったんだ。てっきり大企業からの縛りであまり喧伝できないなかと勘繰っちゃってたけど、ローカルなキノエネ醤油だったと思うと好感度アップ。いやべつに肩持つ義理も縁も無いんだけどねw

この日の日誌

タグ:餐:ら

煮干し中華そば たかつき

ファイル 3932-1.jpg船橋市二和東にあるラーメン店。

新京成電鉄の三咲駅近くの店で、去年もイベントの帰りに寄った店。点景も二度目、、とか思って振り返ってみたら店名が違ってた。「極上煮干し鶏そば やまだ邸」だったのが店名変えてリニューアルオープンしてたそうだ。ぜんぜん気づかなかった。。

確か去年は「濃厚煮干し中華そば」で醤油にしてたと思ったから、今年は塩にしてみた。

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うん、おいしい塩。
クリーミーながらしっかり塩の味で優しめでいい感じ。
僕はこっちだな。次回のイベントの帰りもこれにしようと思った。
(っていうか、もう東京ビッグサイトには戻らないのかなぁ?あっちの方が楽でいいんだけどなぁ)

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:ら

下野薬師寺歴史館

ファイル 3931-1.jpg下野市薬師寺にある史跡のガイダンス施設。

前から近くはよく通るのでなんとなく気になってたものの、国分寺や尼寺との違いがよくわかってなかったし、そもそもお寺はあまり興味なく、下野だったら国府跡は随分前から何度か行ってたので別にいいかなとも思ってて寄ったことなかった。

今日はこの下野で風呂入って帰ろうと思って進んでて、案内見かけて寄ってみようかなって気になって来てみた。

駐車場からは少し上って館内に入った。
入館は無料で写真OK。小さな館だけど入ってさっそくジオラマ模型とかちゃんと作られてて新しく照明も落とし気味の雰囲気ある展示館だった。

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で、パネルとか見て読んでひと回り、下野薬師寺は七世紀末に建立され、八世紀前半に国の寺となって戒壇がおかれて東国の中心寺院として栄華を極めたそうだ。戒壇というのは戒律を受持する場ということで、奈良時代の当時は全国に三カ所しかなく、つまり東国においてはここで受戒しないと僧として認められないということらしい。天下の三戒壇と呼ばれたそうだ。 ってことであってるのかな。すごいトコだったんだ。ピンときてないけど。

展示をひとまわり見て、当時の服装とかパネルとかある部屋も見て、エレベーターで上に上がると屋上は展望台だった。

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そんなにいい眺めでもないけど、まずは駐車場を見た。一瞬自分の車がない!と思ったけど、そっか代車だったっけ。

そして反対側が下野薬師寺跡。そりゃそうだけどすぐ近く。そっちに行くつもりはなかったんだけど、すぐ先だから行ってみようかなと思えた。っていうか、そう思わすための展望台って感じだった。

で、裏口から出て下野薬師寺跡に歩いてみた。
案内板が多く二次元コードで動画が見れるらしいけど試すほどではなかった。所々解説されてて丁寧ではあるけど、広かったり雑多に物が置かれたりして国の史跡の割にはパッとしない印象だった。

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真ん中あたりに戒壇堂という六角堂があった。江戸中期にあった戒壇院を偲んで建てたものだそうだ。史跡としてはちぐはぐな感じだけど仏教仏教してて面白かった。天井が派手だった。

創建塔台という五重の塔が立ってた台跡もあった。これを再建してほしいものだ。

そして写真撮影用スマホスタンドなんていう洒落たものが立つ先にあるのが復元された回廊の一部。一部すぎてなんともはやだけど、シロートとしてはこういう再現物があるのとないのとでは全然違うのよ。

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周りの畑ではヒバリがピ-チクパーチク囀りながら飛んでいた。春だねぇ、暑いけど。
史跡内のすっかり緑の梅林では沢山のスズメが戯れて飛んで跳ねていた。
現在は長閑な農園の中の遺跡だけど、ここが栄えた奈良時代はどんな感じだったんだろうね。
っていうか、、梅の季節に来るべきだったかねぇw

この日の日誌

タグ:観:館 観:寺 観:史 観:模 観:像 動:鳥

網掛公園

ファイル 3906-1.jpg茨城町網掛の涸沼岸にある公園。

トイレ目的で初めて来てみた公園。表の通りから少し離れて細い道の奥だったけど、そのわりには広めの駐車場にちゃんとトイレがあって助かった。

さてせっかく寄ったのでトイレだけでなく少し歩いてみた。
けど、公園の中心というべき遊具のある広場は低いけど雑草茂ってて中央にある道は昨日の雨の影響か水溜まりになっていた。
カエルの声が聞こえてたので足元探して歩きまわりたかったけど、端から眺めるだけで諦めた。カエルも見つからなかった。最近どうもカエルと縁がないなぁ。。

取り敢えず気休めに花なんか眺めつつ土手を登って涸沼にでてみた。

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土手の上の岸では釣りをしてる人が数組いて、ああ公園はこっちがメインなのかなと思えた。
水面には水鳥も少々浮いてて、オオバンは潜ったり浮いたりを繰り返してた。
まぁ広い湖面の眺めは気持ちいいもんだ。しばし眺めた。

ファイル 3906-3.jpg涸沼は天然の海跡汽水湖。海には面してないけど満潮時に海水が逆流して混ざって汽水になっているそうだ。

土手を下ってその下でカエルの声を追って少し歩いた。
「遊漁券 購入のお願い」という張り紙が何か所もあった。みんなちゃんと払ってるのかな。現地に徴収に来るのかな。

公園の端に歩くと、農業用水路が流れてて、ちょっと覗いてみたら小魚が見えた。全部ドジョウかと思いきや、縞々の小さな魚もたくさんいて、これはシマウキゴリ?ヌマチチブ?よくわかんないけど沢山流れてた。

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そして声はするけどなかなか見つけられないカエル達は、しばらく眺めて目が慣れて一匹見つけられたら、あ、こっちにも、ここにも、すぐ目の前にも沢山いるのに気づいた。どうせウシガエルだろうと思ってたけどアニハカランヤ、全員在来種のダルマガエルだった。ナイス。
水に浮いたやつ枯草の上のやつ土のやつ、ラブラブのやつもいた。

しばらく眺めまわしてたら、水中の底で大きなカニが歩いてた!うわ、立派なカニ。モズクガニかな。小動物だらけだわ。楽園だわ。

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よく見たらカエルの下でもカニが歩いてた。沢山いるんじゃん。お互い知らんぷりなのも面白かった。

なんかいろいろ見れて楽しめた。これから遠出のドライブに行くのを忘れて普通に楽しんじゃった。

この日の日誌

タグ:観:園 観:蛙 景:湖 植:花 動:鳥 動:魚 動:虫

Cafe&Deli Indigo Coffee

ファイル 3905-1.jpg神崎町立野にある軽食喫茶店。

ずっと以前から神崎の道の駅で見かけるたびに買って食べてるお気に入りの厚焼き玉子の「ふわたま」を作ってる店の「くすくす笑店」というのはどこにあるんだろうと調べて知ってた店。くすくすという名も当時ちるくすと名乗ってただけに気になってて一度行きたいなと思っててすっかり忘れてた。
で、今日、たまたま「神崎 食事」で検索してこの時間やってそうな飲食店を探してみてて見かけて思い出して、来てみた。
っていうか、神崎で食事処を調べたのって今までにも何度かあったような気がしたけど、なんで気が付かなかったんだろうと不思議に思えた。

そして、来てみたら町からは随分離れた細い道の先の丘の上だけど、すごく洒落た感じの店で、あーそうか、メニュー見て洒落てそうだからひとめでスルーしてたのか。。とわかった。
んー、洒落乙だなぁ、、と怯んだけどママヨと入ってみた。

ら、更に店内も窓とか小物とか飾りとかお洒落で、女性客数人が会計で店の人に絶賛してるところだった。

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けどその客が帰ると自分だけになったのでゆっくり落ちつけた。
メニューを見てたら「ごめんなさいラーメンは三月でもう終了しちゃったんですよ」と言われた。え?ラーメンもやってたの?っていうか、ラーメン目的で来た客に見えたのね。いやまぁそうだろうね。(ラーメンは大網の方の店「黒揚羽」で出してると聞き、後で調べたら、物凄い人気店だった。。)
「厚焼玉子で知ってて来てみたんです」と一応言って、セットメニューで「チーズインドレスオムライス」をたのんだ。やっぱ玉子の料理が気になった。

そしてセットのドリンクは「アイスアールグレイティー」にして先にいただいた。香り強くおいしかった。

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「チーズインドレスオムライス」はふわふわというよりトロトロなバッチリ玉子味でしっかり白身も混ざっていい感じ。チーズは主張せず和んでておいしかった。
サラダにかかったドレッシングがナッツの味でおいしかった。

セットのデザートは「キャラメリゼプリン」にした。

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これは固形感のないムースというかクリームのプリン。逆に上に乗ったカラメルは硬い飴になってた。すごく甘いけどおいしく食べられた。

なんというか、最初のアールグレイのいい香りはオムライスの玉子で消えて、玉子のいい味はプリンの甘さで消えて名残惜しいけどおいしかった。
最後は甘い口でいっぱいだったけど少しアールグレイを残しておいたのでよかった。

いい食事になった。けどやーっぱお洒落で場違い。厚焼玉子のイメージではもっと気軽な普通な店を想像してたんだけど、、自分なんかが一人で来る店じゃないなと思えた。

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タグ:餐:卵 餐:飯 餐:菜 餐:菓 餐:飲

玉敷公園

ファイル 3904-1.jpg加須市騎西にある神社の公園。

藤のスポットで、前にも丁度藤の花の時季に近くを通ったことがあって知ってた。行こうかと思ったけど遠出の帰りだったのでヤメて帰ってて、ちょこっと後悔しつつその後は丁度いい時期に忘れてたりで行けてなかった。

実は今日も、羽生で藤を見た後に思い出してたんだけど、羽生から騎西じゃ埼玉を小さくまわりすぎで方向違いかなと思って他を探してた。
で、熊谷からの帰りで検索して見つけた此処は住所が加須市になってたから騎西の藤だとは気付かずに、来てみたら騎西でちょっと驚いた。そっかー騎西町って加須市だったのかぁ。

さて、駐車場から公園に入るとさっそく藤棚があったけど、藤は小さめで棚も高かった。
フーンこんな感じか。とか思ったけど、公園を進むと中央の時計台の前の方の藤棚はもっと濃く長く枝垂れてていい感じだったし、覗いたら幹も大きめの藤が並んでた。そして藤の香りも今日一番強かった。

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そしてその先には屋台も並んでて何かまだ食べられそうだったけど、それよりその前の一番大きな藤棚が立派で目をひいた。まずはそっちを見た。

案内板もあってこれが県指定天然記念物の「玉敷神社のフジ」。樹齢400年のノダフジだそうだけど、近くにいたおばちゃんは「近所のお婆ちゃんが私が嫁に来た頃からずっと樹齢400年のままだって言ってたからもっといってる筈」と話してた。

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柵があって棚の下には入れないけど、根は露出してなかった。その代わり棚の上の幹は威勢よく見えた。同じ藤でもいろいろだね。
そしてここは蜂の姿や音はなかった。人が多くて聴こえてないだけかな?
今日行った三箇所の藤はそれぞれ違ってそれぞれよかったけど、ここが一番よかった。けど、昼間もっと混んでる時に来てたら印象違ったかもしれないし、最後に来れてよかった。

そして、小さい門のような棚もあってかわいかった。
くぐって歩いて、中央の藤棚越しに夕日を見た。

最後に屋台で何か買って食べようかと思ったけど、よく考えたらもう夕方だから、ちゃんとした食事の方がイイよなと思いヤメた。

さて、そういえば神社ってどこだ?と思ったら、公園とは別なようなので一旦出て神社に向かってみた。

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途中の道では、ケヤキに取りついた藤までもがキレイに咲いてて野生の藤まで観賞できた。

そして神社の手前に「旧河野邸」という塀の続く邸宅跡があって門が開いてたのでちょっと覗いてみた。
河野氏は宮司の家で「文学博士 河野省三先生の経歴」という細かい内容の大きな案内板が立っていた。

中は広場になった邸宅跡の庭園で、藤棚もあり、奥には水琴窟があって、竹筒が並んでた。この竹筒で耳をあてるとよく聴こえると解説があったので試してみたら、確かにキレイによく聴こえた。なるほど。これはよその水琴窟でもおいてほしいなぁと思った。(いや、あったかも、、)

さてさて「玉敷神社」。
表の参道の塀の前にはシャガの花が沢山咲いていた。
それと御手水の水はセンサーで出る口になってて妙にカッコよかった。

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そしてお参り。
祭神は大己貴命(大国主)。創建は大宝3年(703)という古刹で延喜式内社。戦後時代には天正2年(1574)に上杉謙信に燃やされ、江戸時代の寛永4年(1627)に騎西城主によってこの地に遷座したそうだ。

境内にはかっこいい茅葺屋根の神楽殿があった。伝統の神楽は国指定の重要無形文化財だそうだ。
そして拝殿もやや小ぶりながら堂々としてて本殿も見えていた。

そして二本のイチョウは共に樹齢500年の市指定の天然記念物だそうで、本殿の脇のイチョウは堂々と立派で上の方が夕日に照らされて光ってた。
そして玉敷神社の社叢林についての案内板が三つもあった。混合林から極相林への変化を丁寧に解説してた。その林の中に夕日が照らす光のスポットが見えて誘われてるような気もしたけど、進むのはヤメといた。

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拝殿の右裏には水汲み場(御神水給水所)があった。けど、「お水取り日 毎月一日」とあって月に一日しか汲めないようだ。へええ。

最後に振り返ると、神楽殿の脇のもう一本のイチョウもよく見えた。こっちは広く丸く伸びてていい形だった。

そして境内から直接公園の奥に出れる道があるんだけど、なんか閉鎖されてるみたいだった。そのおかげか神社には公園の賑やかさはなく落ち着いていい気もするけど少々寂しくもあった。神様的にはどっちがいいんだろうね。来た道を駐車場に戻った。

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タグ:植:花 植:樹 観:園 観:宮 観:然 観:庭 観:具 景:森 景:陽 楽:音

江南の藤

ファイル 3903-1.jpg熊谷市板井にある藤園。

もう夕方だけど全然日が傾いてない明るいうちに着けて良かった。
駐車場には車が二台しか停まってなかったので、あれ?まだここは咲いてないのか?と思いつつ中に入った。

ら、

有料だった。あーそれですいてるのか。
どうやら個人で管理してる藤園のようで、どうぞどうぞと園の人に声をかけられたので戸惑いつつ500円払って中に進んだ。

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大きく広がった藤棚を見ると、藤は一本の木だけで、それが案内にあった樹齢約140年の「ノダナガフジ」で、小鹿野の親類宅から移植したものだそうだ。

周りから覗いてたら「中に入って大丈夫ですよ」と声かけてもらったので遠慮なく棚の中を歩いた。
ありとあちこち根が露出してて、藤は意外と棚の広さの分根も広く張ってるんだと思えた。注意はされなかったけど踏まないように気を付けて歩いた。

そして中央の木の幹は太くきれいで、滑らかに靱やかに嫋やかにくねってて艶めかしくさえ見えた。

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棚の外に植えられた牡丹もキレイに咲いてたけど、そんなに気にならないくらい藤一色で立派な棚だった。

そして奥から長く見ると、したたる雨が可視化したような藤の花に、棚の影と傾いた陽光が斜めに縞を描いてて不思議な光景。自分以外には一組のお客さんしかいなかったので広く悠々と楽しんで見れた。

そして棚の先の方は、溢れだした藤の花が滝の水のように垂れ落ちててて穏やかに勢いあって見えた。

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この外から眺めていたら、たくさんのミツバチが飛びまわっているのが見えた。
ふと気付けば、ぶーんぶーんと沢山の蜂の羽音が聞こえてて、細かく賑やかだった。

そして花の房はどれもまだ先の半分は咲いてなくて六分咲きというトコ。それでも充分きれいに見えてたので満開だったらもっときれいなのかなとも思えた。(入場料六割にしてほしかった、、)

っていうか藤の花って穂先の方が後に咲くんだね。

ゆっくり存分に眺めて藤園を出た。
人が少なくて悠々楽しめて良かったけど、有料だからトントンに思えた。

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