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UDON BISTRO 千代田饂飩

ファイル 3211-1.jpg館林市羽附旭町の354号沿いにある饂飩店。

うどんが大好き!というわけでもないけど、一応ドライブ先の全国いろんなうどんを食べた中で個人的には一番おいしくて好きなのがこの千代田饂飩。
その何度も寄ってるお馴染みのお気に入りの店(10回も点景にしてた)が、今年に入って千代田町の県道沿いからこの館林ICの少し東の国道沿いに移転してた。

んードライブ的には千代田町は行きで昼に合わせやすかったけど、こっちは専ら帰りなんだよなぁ、、うまく夕食に合わせられるかなぁ、、と不安に思ったけど、今日なんかは丁度夕方に通りかかれていいタイミング。昼の食事が4時にしててまだ二時間ばかりで腹は減ってなかったんだけど、饂飩くらい入るだろと寄ってみた。

国道から見るとY字路の股にある看板は目立つけど、その裏の店は駐車場に灯りもなく、一瞬あれ?今日は売切れ終了か?とか思ったけど、そうではなく、お洒落な感じで隠れ家のように営業してた。

ファイル 3211-2.jpg店に入ると中もビルの高層階の店舗のようにシンプルで洒落た都会的な雰囲気で、一瞬戸惑ったけど、元の店にもあった半紙に筆書きされた見慣れたメニューが貼られてるのを見てホッとした。
そして大型壁掛けモニターの前の席に着いてテーブルの紙メニューを見てたら、顔なじみの店主が奥から出てきてまたホッとした。

「移転記念で新メニューができたのでいかがですか」と薦められて、魚介系だしの「かねひら」というのをたのんでみた。

でも魚介系と聞いて思い浮かぶのは、ドロッとした今風なこってりラーメン。そんな感じのつけ麺かなぁ、、と侮ってたけどアニハカランヤ、出てきたのはスッキリ無色のダシがかけられただけのシンプルな千代田饂飩だった。おお!これはこれはと嬉しい方向に想像ハズレて喜んだ。

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食べてみると変わらぬ千代田饂飩のみずみずしさと小麦のおいしさを感じつつ、魚介だしの香ばしさがイイ感じ。しっかり味がきいててもくどくなくしっかり饂飩を味わえた。むしろラーメンでもこのくらいスッキリした魚介系のものが何故無いのかと不思議なくらいおさまりがよく、おいしく夢中でたいらげた。

これはおいしいですねぇと絶賛すると「もう一つの新作の胡麻の方もおいしくできましたよ」といわれ、是非また近いうちに来なければ!と思えた。
ちなみに夕方の営業時間を聞いたら「今はコロナなので一時間くらいしかやってない」そうで、やっぱり昼でうどん売切れで夜はやらない日も多いとの事、、前より倍率あがった感じ。。むむむむむ。
少し話したかったけど、後から客も来てたので遠慮して「またきます」と店を出た。


ちなみに移転前の前回の点景

タグ:餐:麺

鳥めし本舗 登利平 南部店

ファイル 3210-1.jpg前橋市公田町にある鳥料理店。

「上州御用鳥めし」の屋上広告塔が見えて気になって寄ってみた。
そういえば群馬県内でとり飯弁当の店を何店か見かけててヒジョーに気になってたんだけど、どこも持ち帰り専門の店だったので食べた事なかった。(鰻屋で鶏丼は食べたけど)
そして後からテレビやウェブで、鳥めし弁当は群馬のソウルフードというくらい地元ではスタンダードなものだと知って更に気になってた。

で、その屋上広告塔は工場ビルのものだったけど、その手前には和風レストラン風に店があったので駐車場に停車。
入口の横には持ち帰り用の弁当売り場もあり、ちょっと一人じゃ入りずらそうな感じの店だから持ち帰ってどこかで食べてもいいか、、とか腰引けてたけど、半端な時間で空いてるだろうからいいかなと思い切って入店。すいてたからよかった。

ファイル 3210-2.jpgメニューを見るといろいろあって定食セット物も気になったけど、やっぱり食べてみたいのはメインの鳥めし重、なので「鳥めし松重」にしてみた。値段は入口で売ってる弁当と同じかな。高そうな店の雰囲気だけどリーズナブルなメニューも多かった。

あとからくるお客はみんな鳥めし重はたのんでなかった。そりゃそうか。せっかく店で食事するなら買って帰れるスタンダードなものはたのまないだろうね。

鳥めし松重はあまり待たずにすぐ出てきた。

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うん、うまい。
タレの味わいがよくスッキリした胸肉やご飯にしみて、ウナギとは違ったスキッとしたおいしさ。そして「松」に入ってるもも肉の弾力が胸肉と違ってて互いに引き立っていた。
一般的な群馬県民は白い胸肉一色の「竹」こそスタンダードで、モモ肉は軟弱ととらえられているらしいけど、個人的にはどちらかと言えばもも肉の方が好きなので「松」にしといてよかった!

いやぁ今日はこんな時間まで食事できずヤレヤレな感じだったけど、半端な時間でゆったりと群馬のソウルフードを味わえてよかった。

ちなみに後ろの工場が本社だそうだけど、この店は本店ではなく、本店は前橋市街に宴会場ホールの入ったビルが建ってるらしい。

タグ:食:丼 餐:肉

妻沼聖天山歓喜院

ファイル 3209-1.jpg熊谷市妻沼にある寺院。

妻沼は西方向への北西周り定番ルートなので、ちょくちょく通って町中を通過してるので、その町の中心というべきこの寺院は一度は寄ってみたいとは思ってて、なんか前に一度駐車場には停めて少し歩いた記憶あるけど、その時はどうしたんだっけ?人が多かったから怯んでやめたのかな?歓喜院には行った事なかった。
とはいえやっぱり寺ってあんまし興味深くなく、今日も別に「ヨシ行こう」と決めて寄ったわけではなく、食事がてらふらふら歩きつつ軽く見ようかなってくらいの寄道だった。

で、まずは妻沼名物の稲荷寿司の店に行ってみたんだけど、参道付近の二軒とも2時ではもう売切れで閉まってた。。(っていうか、そういえばここ稲荷神社でもないのに稲荷寿司なのね)
で、他の店探しに表の通りに出る前に、軽く歓喜院を眺めて行こうかなとお参り。

まず立派な仁王門。聖天山の額がある立派な門で、国有形文化財とのプレート。くぐって入ると拝殿の前には石舞台という段があってよけて進んだ。

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そして線香の香りを纏いながら拝殿で拝んだ。寺院での拝む作法とか知らないけど、なんか近くの人はアレもコレもと途切れることのない願い事を教文のように唱えて拝んでた。
自分はとくに願いはなく、簡単に拝んでキレイな彫刻飾りを眺めて廻った。

聖天堂は拝殿・中殿・奥殿と続く神社のような形式。仏教系の神を祀っている神社っぽい寺院ということかな。ここは大聖歓喜天が御本尊。抱き合ってる象の神様ね。昔、マンガの「ディスコミュニケーション」で興味持った覚えがある。(たしか「夢をかなえるゾウ」て小説の象も歓喜天。流行ってて読んだっけ。。)

ファイル 3209-3.jpgその中殿から奥殿は拝観有料。国宝建築物だからケチらずに、、とも思いつつ良さがわかるとも思えず躊躇してたけど、ちょうどドライティアガイドが始まるトコだというので、だったらと入った。

この聖天堂は日光東照宮ができておよそ100年後に東照宮を建てた者の子や子孫によって建てられたもので、資金のすべては民間の寄付による民のための寺院だということだ。彫刻も市井の楽しい遊びなどがメインになってて、参る人の気持ちを癒して世の中には楽しい事が沢山あると思わせる配慮というところが好感持てた。(一般的には中国の故事や戒めや経典の彫刻が多いらしい)

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30分くらいといってたガイドはとても分かりやすく、ひとまわりゆっくり廻ってじっくり見て、最後は写真撮るのに一番いい角度という端で撮影タイム。最初ガイドについて歩いてたのは自分と女性の二人だけだったけど、途中から増えて、最後には七八人になっていた。なんか旅行に来た気分で楽しかった。

ガイドは表の拝殿まで説明してくれて終了。ありがとうございました。

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後は食事食事ーと思いつつ、奥にも何かありそうだなと歩いてみると、鐘楼も国有文、「夫婦の木」というケヤキとエノキが絡んだご神木があったり、軍茶利の滝というエッチな形の滝もあった。

池のような川を渡るとカッコイイ多宝塔もあって、これも国有文だった。横から上ると周りを歩けたけど、正面の階段は閉鎖されてたから入っちゃまずかったのかもしれない。。内緒内緒

ゆっくりひとまわりして先にあったトイレに行くとその前の看板に「地名の由来」とあった。昔は男沼と女沼があって女沼が妻沼になったそうだ。

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表の参道に出て、せっかくだから中門や貴惣門も見て歩いた。
中門は小さな四脚門だけど大火でも残った最古の建造物だそうだ。(でも地味なので市の文化財)

貴惣門は立派な八脚門。彩色はないけど彫刻も飾られてて国重文。中の仁王はちょっとコミカルな面だった。

軽く見るだけのつもりでなんだかんだ楽しく一時間歩きまわって3時になってしまった。食事はいいかと車に戻った。

タグ:観:寺 観:門 観:建 観:飾 観:像 観:塔 観:重 楽:話 植:樹