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道の駅 びんご府中

ファイル 2927-1.jpg府中市府川町の486号沿いにある道の駅。

初めての立ち寄り。この486号はわりと通る道だけどここに道の駅があるのは知らなかった。(16年のオープンだそうだから見かけてた筈だけど)早朝だったり夜だったりが多かったからかな。

この道の駅は入るとバスロータリーの中に駐車場がある感じで警備員さんもいて誘導されて停めた。

あれ?なんか鉄道の駅みたいで道の駅っぽくないなぁとか思ったけど、歩いて見たら鉄道の駅はなくてちゃんと洒落た道の駅があった。キレイなトイレで嬉しかった。

さて、またお腹はすいてないので興味は薄かったんだけど、一応中を見てみたらチョイ食いメニューもいろいろあって、メンチくらいならいけるかなーと思い「府中味噌メンチかつ」を買ってフードコートの席に座って食べてみた。

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浅野味噌と神石こんにゃくのコラボでレンコン入りだそうだ。シャキったりクニャったりしつつ肉もおいしいメンチだった。味噌は麦味噌みたいな風味で意外とソースとも合ってた。

と、これだけの軽い寄り道のつもりだったけど、ちょっと気になってインフォメーションで「国府跡ってどこら辺なんですか」と聞いてみた。「遺跡のことですか」と返されつつ「道の駅の裏の道を歩いてすぐ先の左側にありますよ」というので、あ、そうなんだ!だったら行ってみようかなと裏の道に出てみた。

道の駅のフードコートの窓からホームに入る列車が見えたので裏はすぐ駅かと思ってたけど、出てみると少し距離があり駅の口もこっち側にはなかった。。
そして道を歩くと、すぐ先にはそれらしいものはなく、あれ?とか思いながらその細めの道を進んだ。

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んー?どこだー?と案内もなく不安に思いながら進むと、4分ほど歩いた先に数軒分の広場の公園があった。とうちゃくー。

「はじまりの広場【備前国府跡(鳥居地区)】」とあった案内板を読むと、、
ここが国府跡というわけではなく、昔の山陽道の道から国府への道が分かれる交差点の場所だそうで、道路脇の側溝や石敷などが発掘されたそうだ。
なーんだここが国府の跡地じゃないんじゃん、、と思ったけど、まぁ道の駅での案内も嘘ではないし、太古の道路跡というのも興味深くなんか想像図から想像も広がって面白くもあった。
っていうか、昔の山陽道って今の海側じゃなくてこっちの少し内陸だったんだね。

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公園の真ん中にあった石鳥居は国府には関係なく、鎌倉時代からこの地にあった神社のものだそうだ。江戸時代に再建したものらしいけど貴重な文化財のようだ。

そしてその分岐点から伸びた先に水路というかドブというか川を渡る橋があってちょこっと道が延びていた。想像図のイラストにも小川が描かれてて「え、こんな川が大昔からそのままの流れであったの?」などと驚いたけど、そんなわけないよねw

渡って進んでみるとその先は文化センターだそうで、何か資料展示でもあるかな?とおもって表に歩いてみた。

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建物入り口前には石のオブジェがあったけど遺跡とは関係なく、国府については案内板が立ってるだけで他には何もなかった。
どうやら国府跡はもっと北の先の町中のようなのでこれで折り返した。

ファイル 2927-6.jpgゆっくり歩いて道の駅に戻ると、さっきより日が陰ったか構内の電飾がキレイに見えた。
電飾は吊られたもの以外に地元企業が提供したようなオブジェのものがいくつかあって夜に見てみたいものだけど、まだ日暮れ前でそこまでのんびりするわけもなく車に戻った。

タグ:餐:揚 観:府 観:道 楽:歩 道の駅

中華そば しだはら

ファイル 2926-1.jpg笠岡市四番町にあるラーメン店。

笠岡ラーメンとしてネタ帳に上げてた店で、他の店は閉店してたり駐車場なさそうだったりで割りと迷わずに決めて来てみた。

店は宅地の中の商店街区画の一部でその商店街の駐車場に楽に停められた。車で来やすい店で好印象。
店は小さくお客さんたくさんで賑やかだったけどカウンターにはすんなり座れた。

で、昼は過ぎてたけど朝との中間でカキオコ食べたから実はまだ腹減ってなかったので「中華そば」の(小)にした。

店は常連の人や近所の人が多いようで店の人と声かけあっててガンガンの笠岡弁が飛び交ってて耳心地よかった。やっぱ地元の人達に普通に愛される店がいいよね。

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んーんまい
鳥ガラ醤油の笠岡ラーメンだ!
ここのは鳥のかしわ肉じゃなくて豚のチャーシューがのってたけど、それでもしっかり鳥のラーメン。やっぱおいしい。
まだ数店でしか食べた事のない笠岡ラーメンだけど、やっぱり好きだなぁ。ラーメンというのはこういうものが基本であってほしい。
腹減ってなかったけどツルツル啜れてペロリと食べられた。もちろん汁も飲み干して満足。来てよかった。

ファイル 2926-3.jpgそしてなんと自分の次の客で「チャーシューが切れちゃったのでごめんなさい」とその後のお客を断っていた。。えー昼は3時までなのに1時で終わりかぁ。。「最初の方でチャーシューメンが続いて」だそうだ。あぶねあぶね。

実はまだ姫路でもらったGoToのクーポンを使ってなかったので、先に道の駅に行ってからラーメン屋、、とも考えていたんだけど、まず先にこっちに来てよかった!

タグ:餐:ら

笠岡市立カブトガニ博物館

ファイル 2925-1.jpg笠岡市横島にあるカブトガニの博物館。

カブトガニは古代から変わらぬ風貌の生きた化石と言われる節足動物(つまり虫)。日本のカブトガニは固有種でこの笠岡の生息地は国の天然記念物になっている。ので、以前集めてた天然記念物の月刊誌で見てから興味あった。

で、来てみたら広い公園の中にあって、まずは公園を歩いて横断。
この公園は大きな恐竜の像があちこちにあって子供が走りまわっていた。。んーやな予感。

建物の入り口にはコロナ対策での「入館制限」とか看板立ってて一瞬焦ったけど「解除中」で普通に入れた。まぎらわしい。。

料金払って入館。中はやっぱり他の客は子供連れしかいなかった。
さっそくロビーで水槽にカブトガニを見た。「オス4匹分離れましょう」とソーシャルディスタンスの呼びかけになっていた。。

少々暗い展示室に進むとまず笠岡近海の海水魚の水槽があった。
ヒイラギが銀できれいで可愛らしくハゼの型もよくイイ感じだった。

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そして大きな水槽にも大きなカブトガニがいた。
一匹だけで寂しいなぁとか思ったけど、このカブトガニがすごく元気で水槽内を行ったり来たり、サービス良く立ち上がったりしてグロテスクな内側をも恥ずかしげもなく見せていた。
うわ、やっぱり虫だなぁ、、と思ったけど、ちゃんとカニっぽいハサミも付いてんのね。暫らくじっくり眺めた。

博物館の部分は少々昭和感のある資料展示。カブトガニの生態と研究を解説。個人的には笠岡湾の干拓の歴史とか興味あった。かなり派手に埋め立てたんだね。ジオラマは干潟のだけでパッとしなかった。

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で、その他の大部分はほとんど恐竜の展示。「生きた化石」の化石つながりでって事なのかな。なるほど子供連れしかいないわけだわ。
一番メインの中央の舞台は子供向けの学習クイズビデオで、客席に回答ボタンがあってこってたけど、参加する勇気はなかったw

世界の恐竜の骨を見ながら二階に上がると「世界最長のカブトガニの這い跡化石」というのもあった。恐竜の足跡の化石は見たことあるけど這い跡の化石って、、どんな環境で化石になるまで残ったんだろうね。。

そして外の見れる展望室があって、ベランダから目の前の神島水道の海と目の前の神島がよく見えた。
昔はその地名の通り島だったんだね。(っていうかこの博物館がある横島も昔は島だったようだ)

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そういえば前にカブトガニが見れるかと思って海を眺めたのってどこらへんだったっけ。(もっと南の湾の口の方だった
恐竜メインであまりカブトガニに浸れなかったけど展望もできたしまあいいかな、、と出口に向かった。

けど、ロビーで「飼育展示室は←こちらへ」という案内に気が付いて、あ、まだカブトガニが見れるトコあるんだ!と廊下を奥に進んでみた。

ら、その廊下の途中に水槽が並んでるトコがあって、見るとタナゴが大群で泳いでいた。
おおー 水族館でもこんな濃い群れでタナゴを泳がせてる水槽はみたことないぞと嬉しくなって(ペットショップの入荷直後ならあったかも)しばし眺めた。

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そして隣りの水槽には川魚が混合でこれもわりと沢山泳いでいたし、その下に魚の解説が手作り風にしてあって「他の魚に子育てをお任せ」とか「パパが子育て」とか愛を感じてほほえましかった。とくにカマツカは推しのようで一枚使って細かく解説してて見ごたえあった。

最後にミニ水族館も見れて満足。出口に戻ろうとして、、おっといけない「飼育展示室」はこれじゃないよな、と思い直して廊下を進み、一旦外に出ると向かいに別棟でその「飼育展示室」があった。

その中は「カブトガニの飼育」の資料展示と小さい水槽がいくつか並んでるだけで、ガラス越しの実験室みたいな部屋は覗くだけだった。
その水槽を見ると小さく錆びれたようなカブトガニがいた。
けど、他の水槽には面白い魚が入っていた。

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まずは「トビハゼ」
これは目の前の神島水道で見て可愛らしかった陸を跳ねる小魚。ちゃんと解説もあり、陸に上がる姿も見れた。いいねいいね。
そして「ヨウジウオ」
ん?これも笠岡湾に沢山いる魚なのかな?(魚の解説はあってもそういう説明はなかった)タツノオトシゴの細長いバージョンって感じの変な魚。小さなタツノオトシゴも一緒に泳いでた。

風変わりな魚とかの地域の自然のこっちの方をメインにすればいいのにと思うけど、それじゃお客が入らないだろうしこれで広いスペースを演出するのはキツイだろうね。。

そして外には「カブトガニの飼育池」と「カブトガニの産卵池」というのがあった。

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「産卵池」の方は奥で覗けず「飼育池」だけ観察。。でもカブトガニの姿は見えず、ポコポコ開いた穴に隠れてるのかな?とカメラのズームでみてみたら、普通のカニだった。。
ちょっと残念。此処にも何か解説欲しかった。

と、最初は子供連ればかりの恐竜スポットで場違い感と隠れるような雰囲気で見るカブトガニの資料展示に失敗した気分だったけど、他にも色々あって充分楽しめた。
けどまた恐竜の公園を横切って駐車場に戻るのはやっぱり場違い感あって足早に戻ったw

タグ:観:館 観:然 観:模 観:一 観:池 楽:眺 景:海 動:魚 動:虫

五味の市

ファイル 2924-1.jpg備前市日生町日生にある一般向けの魚市場。

何度か来てるところで、去年も9月に来たばかり。
特に何を買うでもなく雰囲気を楽しんでまわって、外の屋台などで名物のカキオコを買って食べるのがパターン。
でも今回はホテルで朝食食べてきてて空腹じゃなかったのでカキオコを食べるつもりもなく、雰囲気を楽しむだけの冷やかしの寄り道。点景にもしない寄り道かなぁとか思ってた。

市場は人が多く賑わっていて、カキオコの屋台もまた出てたし入り口にたい焼きとか牛タンとかも焼いていてプチお祭り。
市場内も賑わっていて、魚を裁いていたり、生きたままケースに入ってる魚も多く面白かった。スズキが大きくカッコよかった。
あちこちで「お兄さん!どう?」とか「カキ買ってってー」とか声かけられつつ、スルリと躱して見てまわった。(白髪増えたけどまだお兄さんって呼ばれるのねw)

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奥の店にはカキフライソフトがあって、あーそういえばそういうのもあったっけ!とか思った。そういえば初めて来た時(09/3/21)はこのカキフライソフトが目的だったんだっけ。ネタ的にも味的にも悪くないソフトだけど、やっぱりカキはカキオコで食べた方がぜんぜんうまいのを知ってからは食指動かず、今回に至っては店内で見かけるまですっかり忘れてたw

そして牡蠣フライとか揚物惣菜の店もあってイシモチの唐揚げとかハモのフライとか面白そうだった。
ここはGoToクーポン使えるので丁度いいから買って車で食べながら進もうか。。とか思い、クーポン券車の中だったので取りに戻った。

けど、取りに戻る途中でカキオコの屋台を見て、いやいや唐揚げ買うくらいならやっぱりここはカキオコでしょー、、車に戻るのもまた市場に歩くのも面倒だし、、って気になって、少し迷いつつやっぱカキオコ購入。
焼くのを見ながら少し待ってゲット。

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市場の二階の休憩スペースで食べようかと思ったけど日当たりのいい外のベンチがあいたのでそこで食べた。
そう言えばお腹空いてなかったんだけど、食べ始めたらやっぱうまくて進む進む。カキはやっぱり味が滲みるのがいいよなぁ、このカキオコとか広島のカキ丼とか。
結局腹の空き具合なんて関係なく最後まで一気にペロリと食べられた。

っていうか、、そういえばカキオコは次来たら屋台とかじゃなくて町の店でも食べてみたいなぁって思ってたんだっけ。。まぁいいか。おいしかったし。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:観:市 動:魚 餐:焼 餐:貝

みなとがみえる丘公園

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備前市日生町日生にある展望公園。
公園というより普通に山。細い道を上ると山頂手前に駐車スペースがあって、えー歩いて登るのー?とか思ったけど、山頂はすぐそこに見えてたのでわけないだろうと歩いた。

少し進むと階段で一気に登る道と緩やかに周って登る道とがあった。もちろん緩やかな方でゆっくり登った。
いやぁ重量過多と運動不足と睡眠不足で歩く気はなかったんだけど、車でイヤーな細い山道登ってきて引き返すだけじゃやっぱ面白くないしね。

ホンの数分で山頂に出た。
「楯越山」と手作りの表記板が木に下がってた。
山頂は山頂ってくらいの広さで公園というよりやっぱり山だったけど、見下ろす島々の案内がちゃんとしてて、鐘とかもあったのは公園らしかった。

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そして展望。山頂だけに広く見渡せていい眺め。
これはいい。登って来て良かった。

まずは正面の朝日を背にした鹿久居島の方向。
去年渡った備前♡日生大橋もよく見えたけど、手前の小屋が邪魔、、

少し西に向くと瀬戸内海への大通り。
曽島、鴻島、長島の島々が行儀よく並んでた。船もチョコチョコ泳いでて、ズームで撮ったら可愛らしい船が写った。(大生汽船のフェリー「みしま丸」だそうだ)

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日生の町もよく見えた。
ゆっくり行ったり来たりして海や島並や山や町を眺めおろして楽しんだ。

そして下り。足元の五味の市に下る道とかもあって、もちろん下ることはないけど覗いてみたらエライ急勾配の険しい山道だった。見てるだけで怖いわ、、
なんて思ってたら、復路にと考えてた階段の方のコースも上から見ると急で険しく見えて不安を感じたのでヤメて、登ってきた緩やかな道を下った。

朝だけに小鳥が飛び回ってて、道脇に咲いたサザンカの花の茂みにも小鳥が何羽もたかってた。スズメかなと思ったらメジロだった。
動き早くてなかなか追えなかったけど、花の蜜を吸うところを何枚かは写せた。

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タグ:楽:眺 景:海 景:島 景:町 景:山 観:船 植:花 動:鳥

道の駅 みつ

ファイル 2922-1.jpgたつの市御津町室津の250号沿いにある道の駅。

ここは寄るのは初めてだと思う。
前に室津の町をフラフラ廻った時は通過してたみたいだし。(最近かと思ったらもう6年も前の事だった14/9/21)
で、今日もまだ店あいてない早朝だから通過かなーと思ったけど、朝日が昇って朝焼けの海のいい感じはとまってゆっくり展望しても悪くないかなと思って寄ってみた。

その道の駅の建物は二階のテラスが展望台っぽかったけど、登る階段は閉鎖されてた。。まぁ仕方ないかと建物裏から眺めてみた。

こっちから見えるのは手前下の浜と南にのびる室津の岬への海岸線。手前の海面には鳥の群れが浮いてて、調子悪いカメラのズームで見たらカモだった。(ホシハジロかな?)カモがのんびりできるくらい穏やかな海って事だね。

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見たいのは朝日の海なので少し移動、駐車場の先の東側に歩いた。

うんうんイイ感じ。折り重なる岬の先の朝日から海に陽光の橋が架かって見えた。

まだ眠る入り江の奥の漁港の町から瀬戸内海の海まで(木々が邪魔だったけど)見まわせて、海の先にはうっすらと家島諸島の島々が見えた。

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振り返ると背中の山は、朝焼けで赤いのか紅葉で赤いのか秋っぽい感じ。
でも気温はやっぱ冬だね、そんなにのんびりしてられなかった。

タグ:楽:眺 景:海 景:島 景:陽 動:鳥 道の駅