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神戸岩

ファイル 949-1.jpg檜原村神戸の神戸川にある岩の峡谷。
神戸は「かのと」と読むそうだ。

ナビ地図の景勝地マークで見かけて来てみたんだけど、変わった形の岩でもあるのかなーとか思ってたら、そうではなくて高い岩山の割れた崖だった。
そういえば、滝でも見て涼もうとか思って寄り道してたのに、何で岩山に来てるんだろう?とか思いつつ、少し手前にあった駐車場から歩いてみた。

まぁ、聳えた岩崖は立派だけど半分木々に埋もれてたし、わざわざ来るほどでもなかったかも、、なんて思った。

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けど、
岩の袂まで来てみたら、その岩の狭間を川が流れてて、小さい滝が重なっててイイ感じの峡谷になってた。
下る階段もあったので道から下りてみた。

んー涼しくていいね!ナイスナイス!ちゃんと滝見て涼めた。
滝は小さいけどすぐ脇に行けて風と飛沫が爽やかだった。

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この滝の脇の鉄梯子、滝を上から見る用のものかと思いきや、登ってみたらそうではなくて、その先の岩の峡谷を歩くルートだった!
おお!おお!
何とその先は鉄の鎖をつたって岩沿いを進むプチ山歩き風なワイルドな道だった。
これ、サンダルでも平気かな、、、とか思いながらも躊躇なく進んだ。

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ファイル 949-5.jpg結構岩肌は滑って恐かったけど、鎖つかまりながらゆっくり進めば安心だった。
これはいい景色。ずっと滝が連なった峡谷で水はキレイで空気感も気分よくゆっくり味わって進んだ。

そして岩の狭間を抜けるとその先は広くなってた。
トンネル抜けてこっち側からも車停めて歩けたようだ。
また小さな滝で折返し。

振り返ってみたら、峡谷に射し込む午後の陽光が神々しく、まさに神の戸の岩!
戻りはトンネルでもいいかなとか思ったけど、やっぱりまた鎖の道を引き返した。

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ファイル 949-7.jpgそして元の入口の滝でまた涼んだ。

最後にその手前の所でちょこっと足ポチャ。
おー冷たくて気持ちいい。
やっぱ夏は川がいいね。
ここは来て良かった。こんなトコあったんだね。

さて、車道からの入口にあった案内板によると、この「神戸岩」大嶽神社への入口の戸って意味なんだそうだ。
大嶽神社ってどこだ?近くなら行ってみようか、、と思ったけど、分からなかったので帰った。(帰って調べたら全然近くじゃなかった)

タグ:楽:歩 景:川 景:谷 景:岩 景:滝 楽:浸

羽村市郷土博物館

ファイル 948-1.jpg羽村市羽の多摩川沿いにある博物館。
駐車場使ったし無料だったので入ってみた。

建物は結構新しめで展示室も大きく見やすかった。
管内の写真はOKだったんだけど「インターネットなどの掲載は禁止」ということであしからず。
でもジオラマの展示も思いの外ちゃんとしてて見ごたえあったし、展示品も見やすくきちんと並んでたし、実物大の昔の水門や現在の水門なんていうのも部屋のしきりに使われてたりして、無料の割になかなかの施設だった。
(でもガラガラだった。駐車場に停まってる車はやっぱり、、、)

そして建物を抜けて裏庭に出ると外には江戸中期の眼科医宅の「赤門」が移築されてた。

その先には「旧下田家住宅」とい国重文の民家が移築復元されてた。
弘化4年(1847)築のものだそうだ。

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ファイル 948-3.jpg中に入ると囲炉裏で火を焚いてた。
おおーこんな実演があるんだ。結構煙り籠もるもんだなぁ。。
換気扇あるわけじゃないもんな。
けど風通しいいから不思議と煙くなく暑くもなく、墨の匂いを楽しんで見てた。

囲炉裏焚きの人が話しかけてきてくれたけど、ボランティアガイドかと思ってたらただの管理人のおじさんだったようで、説明とか解説とかしてくれるかと思いきや、普通の世間話(「韓国の飛行機が落ちた」とか)だった。

なんとなく受け答えしてるウチに話が弾んじゃって長話。(お客も少なくてヒマしてるところを捕まっちゃった感じかなww)
富士山の話や旅行の話とか地図の話とか得意な方向だったので飽きなかった。
おじさん曰く
「若い頃はあちこち行きたくても仕事忙しくてヒマがなくて、老人になってからはヒマはあるけど気力が無くて出かけられない」だそうで、「だから、旅行やグルメの番組見てると行った気になって面白くて有り難い」んだそうだ。。
ファイル 948-4.jpgそういう話聞くとつくづく自分はフラフラと贅沢に過ごせてるんだなぁ、、とか、
そんな自分のこんなサイトでもどこかでは有り難がられてたりしてたら嬉しいな、、とか思えて気分よかった。

で、一時間半もの長話の合間にこの屋敷のことで聞き出せたのは、奥の間の畳は166年前の物という話くらいだった。。畳って長持ちするんだねぇ。

タグ:観:館 観:屋 観:重 楽:話

羽村堤

羽村市羽東の多摩川にかかる取水堤。

対岸の羽村市郷土博物館の駐車場に停めて少し多摩川の土手を歩いた。
猛暑の中歩くのはツライかな、、とか思ったけど、思ったほどの距離でもなく、土手上でバードウォッチングしてる一行の解説を耳にしながら鳥眺めながらのんびり歩くと、すぐに「羽村堤下橋」という歩道橋に出て、多摩川を渡れた。

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左手が上流で「羽村取水堤」が見えた。夏だけに水遊びしてる人達もぱらぱらといた。
右手が下流で車で渡った羽村大橋が見える。

さて、羽村堤には小さな公園があって、そこに「玉川兄弟像」があった。

ファイル 947-2.jpgそうそうここ、ここ、杉並区の小学校に通ってた時に社会科見学で来た場所。
3年生か4年生くらいかな?社会科見学って遠足と違って写真残ってないんだよね、、
来れば懐かしく思い出すかと思ったけど、、
友達の顔とか浮かんで欲しかったけど、、
何故か「玉川兄弟像」だけはしっかり憶えているのに他は何一つ思い出さず、、
ちょっと寂しいなぁ。でももう35年くらい昔のことなので仕方ない。(勿論ぼっちだったわけではないww)
その後はコーラ工場に行ったんだけど、そこは貰って飲んだ190mlのコーラしか憶えていない、、そんなもんか

そして取水堤と水門を眺めた。

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ファイル 947-4.jpgここから玉川上水が始まる。
承応3年(1654)からずっと多摩川の水を江戸に流す水路。
すごいよな。江戸は大都会だよな。

そして玉川上水は緑の長いトンネルの中を豊かな水量で青々と流れていた。
風もながれてて涼しかったので少し立ち止まって眺めた。

公園脇からは川原に降りる階段があったのでおりてみた。

ファイル 947-5.jpg取水堤の前は石タイルの並んだ浅い流れだったので、サンダルでそのまま足ポチャしながら歩いて対岸に渡った。
流はまあまあ有り底も滑りがちなので注意しながらゆっくり歩いた。(はだしになればよかったね)
いやーひゃっこくて気持いい。
夏は川がイイネ。
対岸で水から上がっても砂浜じゃないから汚れないし。

対岸では橋まで戻らずにそのまま川原の野原を進んでみた。

ファイル 947-6.jpg土手に戻れなかったらヤだな、、とは思ったけど、ダメなら戻ればいいか。
野原には自然な感じで花が咲いてて、川の風も爽やかで気分よかった。
(でもこの白い花って帰って調べたら「ヒメジョオン」っていう要注意外来生物だったりする。。昔から咲いてる野菊の一種とかじゃないんだ)

ずっと歩くと、丁度いい具合に羽村市郷土博物館の前で土手に戻れた。ナイスナイス。

駐車場に戻ったけど、これで出発しちゃったらただの無断駐車だから(他の車はみんなそれっぽいけど)一応って訳じゃないけど、ちゃんと羽村市郷土博物館に入ってみた。

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