羽村市羽の多摩川沿いにある博物館。
駐車場使ったし無料だったので入ってみた。
建物は結構新しめで展示室も大きく見やすかった。
管内の写真はOKだったんだけど「インターネットなどの掲載は禁止」ということであしからず。
でもジオラマの展示も思いの外ちゃんとしてて見ごたえあったし、展示品も見やすくきちんと並んでたし、実物大の昔の水門や現在の水門なんていうのも部屋のしきりに使われてたりして、無料の割になかなかの施設だった。
(でもガラガラだった。駐車場に停まってる車はやっぱり、、、)
そして建物を抜けて裏庭に出ると外には江戸中期の眼科医宅の「赤門」が移築されてた。
その先には「旧下田家住宅」とい国重文の民家が移築復元されてた。
弘化4年(1847)築のものだそうだ。
中に入ると囲炉裏で火を焚いてた。
おおーこんな実演があるんだ。結構煙り籠もるもんだなぁ。。
換気扇あるわけじゃないもんな。
けど風通しいいから不思議と煙くなく暑くもなく、墨の匂いを楽しんで見てた。
囲炉裏焚きの人が話しかけてきてくれたけど、ボランティアガイドかと思ってたらただの管理人のおじさんだったようで、説明とか解説とかしてくれるかと思いきや、普通の世間話(「韓国の飛行機が落ちた」とか)だった。
なんとなく受け答えしてるウチに話が弾んじゃって長話。(お客も少なくてヒマしてるところを捕まっちゃった感じかなww)
富士山の話や旅行の話とか地図の話とか得意な方向だったので飽きなかった。
おじさん曰く
「若い頃はあちこち行きたくても仕事忙しくてヒマがなくて、老人になってからはヒマはあるけど気力が無くて出かけられない」だそうで、「だから、旅行やグルメの番組見てると行った気になって面白くて有り難い」んだそうだ。。
そういう話聞くとつくづく自分はフラフラと贅沢に過ごせてるんだなぁ、、とか、
そんな自分のこんなサイトでもどこかでは有り難がられてたりしてたら嬉しいな、、とか思えて気分よかった。
で、一時間半もの長話の合間にこの屋敷のことで聞き出せたのは、奥の間の畳は166年前の物という話くらいだった。。畳って長持ちするんだねぇ。