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上野国總社神社

ファイル 813-1.jpg前橋市元総社町にある文字どおり上野国の総社神社。
また何の根拠もなくなんとなくで上野国の国府ってここらかな?とか何か案内ないかな?とか思って来てみた。
ら、入口の案内にこの総社は上野国府南西の端に位置するとあった。そかそか。大方思った通り。っていうか、総社を探せば早いって事か。

さて来たからにはお参り。
なかなか立派な拝殿で彫刻も多様な彩り多いものだった。
んー最近なんか自分、神社も見るところが変わってきたなぁ。

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ファイル 813-3.jpg境内には色々あって神楽なんかも立派だったけど、気になったのは「蒼海城跡地図」。
ここら辺は鎌倉から戦国時代まで大きな城だったそうで、信玄やら北条やらの戦乱に巻き込まれまくってたらしい。
ってことは、昔の上野国府跡に城を築いてたってとこかな?
(という憶測も正解だったらしい、平安時代には平将門が攻めに来てたようだ)

神社の裏には奇妙な神木とか石とか集められた道祖神とか宝塔とかいろいろ並んでて、何に対してなのか解らないけど水が撒かれてた。

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そして裏の本殿。県重要文化財。
実は駐車場から来ると先にこっちの裏の本殿はいるは見てから正面に回る形なのでもう先に見てはいるけど改めて拝見。安土桃山時代の物でゴテゴテはしてないけど彩りきれいな本殿。群馬県は何気に立派な神社が多い気がする。たまたまよく寄ってるってだけかな?

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その後はその蒼海城跡を歩いてみようと思ったけど、表の通りは信号長くて渡れず面倒くさくなって、車で回っちゃった。


帰ってから調べたら、上野国府跡がそのまま蒼海城跡というのは正解らしかったけど、本丸跡(本庁跡)と目星付けて入り込んだ蒼海公園は見当違いで進みすぎだったようだ。
もっと手前にある宮鍋神社というのがそれだったらしく、後から気が付いたけど道狭くて入り込みたくない場所にあったようだ。
車じゃなくてそのまま歩いていれば辿り着いて「国府政庁推定復元図」も見れたのかも知れない。ちょっと残念。

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板鼻館

ファイル 812-1.jpg安中市板鼻にある食堂。
結構な老舗らしく入口の暖簾には「創業以来百余年」とあった。
そんな歴史ある店だけど、ウリは変わり種のカツ丼。
随分前に毎日見てる某ポータルサイトで見て気になっていた。
確か見たときは、福井,駒ヶ根,桐生などのソースカツ丼でさえまだ新鮮で珍しい御当地グルメだったような気がするけど(今ではほぼ当たり前の定番)ここは一歩越えて甘辛醤油カツ丼にタルタルソースを乗せてしまうと言う奇抜的で独創的なカツ丼。
気にはなってたしそんなに遠いいわけでもないけど、ここら辺を食事時に通ることもなくなかなか来れなかった。

で、去年だったか一昨年だったか、実は友達とここ目当てで来たことがあった。
けど、目標にしてきたクセに午後遅く時間が合わず休憩時間で閉まってた。。(11.02.05、、去年だった)

てわけで再挑戦。今日はバッチリ開いてて無事入店。

ファイル 812-2.jpg席について注文するとすぐに「待ってる間にかき混ぜてて下さい」と、すり鉢椀の卵とタルタルソースが出された。
へー、面白い。
混ぜるのはもんじゃのヘラで卵も細かく粉砕しながら混ぜられるアトラクション。
参加型の料理で退屈しない。
っていうか、混ぜ終わらないくらいですぐにカツ丼運ばれてきた。
早い早い、、

ってわけで「タルタルカツ丼」

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いやいやこれ、カツはカツでちゃんとしてて歯ごたえ十分のおいしいカツ丼。
タレも良く、更に嬉しいのは写真に写ってないけどカツの下に煮玉葱が入ってた。これがいい。
それだけでも立派なタレカツ丼に冷えたタルタルを少しづつ乗せて食べる。(一気に掛けると冷えちゃいますと注意書きにあった)
と、、不思議な組み合わせ、、ではなく思ったよりも正統派!
そうか、カツにタルタルって考えてみれば変な事じゃないよな!共に洋食だもんな。
単なる変わり種じゃなくてちゃんと調味熟究して理にかなった料理だったわけだ。
これは美味しく面白いカツ丼。いいねぇ。

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