安中市板鼻にある食堂。
結構な老舗らしく入口の暖簾には「創業以来百余年」とあった。
そんな歴史ある店だけど、ウリは変わり種のカツ丼。
随分前に毎日見てる某ポータルサイトで見て気になっていた。
確か見たときは、福井,駒ヶ根,桐生などのソースカツ丼でさえまだ新鮮で珍しい御当地グルメだったような気がするけど(今ではほぼ当たり前の定番)ここは一歩越えて甘辛醤油カツ丼にタルタルソースを乗せてしまうと言う奇抜的で独創的なカツ丼。
気にはなってたしそんなに遠いいわけでもないけど、ここら辺を食事時に通ることもなくなかなか来れなかった。
で、去年だったか一昨年だったか、実は友達とここ目当てで来たことがあった。
けど、目標にしてきたクセに午後遅く時間が合わず休憩時間で閉まってた。。(11.02.05、、去年だった)
てわけで再挑戦。今日はバッチリ開いてて無事入店。
席について注文するとすぐに「待ってる間にかき混ぜてて下さい」と、すり鉢椀の卵とタルタルソースが出された。
へー、面白い。
混ぜるのはもんじゃのヘラで卵も細かく粉砕しながら混ぜられるアトラクション。
参加型の料理で退屈しない。
っていうか、混ぜ終わらないくらいですぐにカツ丼運ばれてきた。
早い早い、、
ってわけで「タルタルカツ丼」
いやいやこれ、カツはカツでちゃんとしてて歯ごたえ十分のおいしいカツ丼。
タレも良く、更に嬉しいのは写真に写ってないけどカツの下に煮玉葱が入ってた。これがいい。
それだけでも立派なタレカツ丼に冷えたタルタルを少しづつ乗せて食べる。(一気に掛けると冷えちゃいますと注意書きにあった)
と、、不思議な組み合わせ、、ではなく思ったよりも正統派!
そうか、カツにタルタルって考えてみれば変な事じゃないよな!共に洋食だもんな。
単なる変わり種じゃなくてちゃんと調味熟究して理にかなった料理だったわけだ。
これは美味しく面白いカツ丼。いいねぇ。