記事一覧

海辺の湯

ファイル 161-1.jpg観光客向けのドライブインで
1階が土産屋で、2階が日帰り温泉。
正直、あんまし期待してなかった。
が、
ちゃんと千葉らしい黒いお湯の温泉で、浴槽はそんなに広くはないけど、目の前の東京湾から三浦半島を見ながら入れる風呂。
露天風呂の方は、角度的に湯船につかると海が見えなくなるけど、内湯だと湯船に肩までつかってても海が見える。
ゆっくりつかって海見て舟見てのんびりできた。
なかなかいい湯だった。

さてさて
風呂から出てから軽食コーナーで食事。
「かじめラーメン」を食べた。

ファイル 161-2.jpg

かじめというのは強いねばりの海藻。
金谷の海でとれるらしく、ここの1階の土産屋でも大々的に売ってた。
実はそこで、かじめ味噌汁を試食できて、ちょっと飲んでおいしかった。
それでこの「かじめラーメン」を食べようと思って風呂にも入ったという順番だったりする。

ファイル 161-3.jpgで、「かじめラーメン」
かじめは自分で入れる形で出た。
これはなるほど、どんだけ粘るか先に分かるのでいい演出。
とにかく粘る。凄い粘る。面白いくらい粘る。

正直に言うけど、ラーメンはおいしくなかった。
家で作れるようなラーメンだった。
でもこのかじめが美味しく、粘りが面白く、汁も最後までペロリと完食。
「かじめ」いいね〜。

タグ:餐:ら 餐:菜 観:P 楽:湯

牧の原公園 コスモスの丘

ファイル 159-1.jpg
千葉ニュータウンの東。ショッピングモールが並ぶ国道の北にある公園。
この無料の公園がちょっとしたコスモスの見所だそうな。
ウチから一番近くのコスモスポイントかな?
季節的にも買物ついでにも丁度いい場所なので行ってみた。

ファイル 159-3.jpg広い広場と丘の公園で、駐車場から見るとコスモスなんて咲いてないように見えた。。
けど、公園内を歩いてみたら、広場のまわりにコスモスの花壇があって結構咲いてた。
そして丘へ歩いて近づくと、丘にも割とコスモスが咲いてるのが見えた。
屋台なんかも何店か出てて、ちょっとしたコスモス祭になってた。

ファイル 159-2.jpg結構つぼみも多く咲き方は、五分くらいかな?
来週とか丁度イイかも。
それでもまあいい感じでコスモスが見れた。タダだし。満足満足。
丘はそんなに高くもないけど、まあ少しはいい眺め。
ちょっと散歩でのんびり歩けていい感じ。

でも子供達はもちろん花なんてどうでもよく、それより広場で跳びまくるバッタを追いかけて駆け回ってた。
バッタ、なかなか機敏で跳ね逃げて一匹も捕まえられなかったようだ。
ファイル 159-4.jpg

タグ:植:花 観:園

成東・東金食虫植物群落

ファイル 124-1.jpg
千葉県東金市と旧成東町(現山武市)に跨がる食虫植物等が自生する国指定天然記念物の原っぱ。
場所は成東駅に近いので東金??って感じ。

原っぱ(湿原)に木道が架かっていて一回り出来る形になっている。見学無料だけど管理棟で記名をして入る。
管理棟で管理員のおじさんに
「植物は詳しくないけど見て分かりますかね?」と聞いたら、
「それでは簡単に案内しましょうか」と言ってくれて先に立って色々案内していただけた。
有難うございました。

ファイル 124-2.jpgもっとも木道沿いにも親切な案内プレートがあったのでそれを見て回っても良かったみたいだけど、やっぱり人に説明して貰って歩くと違うよね。
イロイロ聞けるし。

木道は管理棟の前のものだけではなくて、前の道を進んだ先にももう一カ所同じ長さ(広さ)のものがあった。
これは知らなかった。また少し見れる植物が違うらしい。

それと前の道のもう少し先にしか咲いてない花も紹介してもらった。
案内してもらってよかった。


一回り案内してもらった後に、もう一回ゆっくり一人で見て回ってみた。
なーんか植物なんて全然分からなかったけど、それでも楽しくゆっくり飽きずに見て回れた。

ファイル 124-3.jpg

とにかく小さな花が多い。
けど、このスケールに標準を合わすと、なんて多種多彩な花が咲き乱れていることかと思えて来て面白い。
線香花火のような美である。

ファイル 124-4.jpg
そしてメインの食虫植物。
左はナガバノイシモチソウ。
腺毛から出す粘液で虫を捕らえる。右上の白いのが開く前の花。
右はコモウセンゴケ。
赤い腺毛から出す粘液で虫を捕らえる。中央やや右下の赤いつぼみが花になる。

他にもミミカキグサ、ホザキノミミカキグサが見れた。
これらは地中に虫を捕らえる袋があるタイプなので、ぱっと見は小さな花をつけた草。この花が小さくて写真じゃなんだか分かんなかったので割愛。
これら食虫植物の花は、ホント小さくて小さくて線香花火の終わりの方のような儚い美しさを感じた。

ファイル 124-5.jpg
そして虫達。
他にも小さなチョウやトンボやクモやイモムシもいて、アマガエルちゃんもいた。
でもとにかくバッタは凄かった。それこそ歩く先々でバッタバッタと飛び跳ね回ってた。


一見パッと見、ただの野原であり、ドコでもあるような気がする風景だけど、もうここにしかない本来の姿ってなんか寂しいよな。
昔は至る所にあった筈の小さな花の楽園は、開発で田畑になり道になり建物になり、はたまた外来種の雑草に滅ぼされてなくなって、国指定の天然記念物として管理されてやっと小さく残された原風景なんだよね。

花屋ではとても売れないこの小さな花々。季節や時間でまた見れる花や草が違うので、是非またのんびり眺めに来たいと思った。

タグ:楽:歩 観:然 景:原 植:草 植:花 動:虫

犬若食堂

ファイル 123-1.jpg千葉は銚子半島の南、外川漁港近くの古びた食堂。
何度目の来店だろう?
午後遅いと終わっちゃってたりするのでなかなか来れずちょっとひさびさー
ワクワクして来てみたら、まさかの大繁盛。
店の外にまでテントはって客びっしり。何事?

少し待ったら中の座敷があいたので何とか席にありつけた。

ここの店は僕的にはイワシの刺身の店!
大きくてプリプリでたまらないイワシ刺はたまらない夢のメニュー。
尿酸値を気にする生活でも、下がったら犬若!という思いを胸に日々過ごしてたりする。

でも今日は、、
「あ〜イワシは無いねぇ。ここんとこシケで船が出てないでしょう」
|||(~□~;)||| ガーン
。。。なんかニュースで、今年はサンマがヤバいけどイワシはまあまあとか言ってた気がしてほくそ笑んでたけど、、シケじゃしょうがない。

てわけで注文迷っちゃった。。
何かオススメみたいなのあるか聞いたら、
「一応うちの売りはサルエビのかき揚なんだけどね」
え?そうなの??知らなかった。。(いつのまに?まえから?)
もう何年も前から今まで何回も来てて、刺身とかしか食べたこと無かったけど、かき揚げがウリだったんだ。。

気分は刺身モードだったけど、だったらたまにはって事で「サルエビかき揚げ」を定食でたのんだ。

ファイル 123-2.jpg

いやいやさすが犬若食堂。
プリプリのエビが惜しみなく入ってて、ネギの風味も良く、美味しかった。
おろし醤油で食べるかき揚げっていうのもさっぱりして乙だった。

色んなメニューも食べてみるもんだね。
ひょっとしたらラーメンとかもうまいのかも。。


ファイル 123-3.jpgところで店内に飾られた三ツ星の認定証が気になって見てみたら、
『KITANACHELIN』とあった。
とんねるずの某番組のコーナーで5月に紹介されたんだそうだ。
最近テレビ見てなかったから知らなかった。。

それで繁盛してたのかな。

タグ:食:定 餐:揚 餐:甲 観:ロ

房総タンメンFactoryウルトラ麺

ファイル 121-1.jpg
ファイル 121-2.jpg松戸市は北小金近くの6号のラーメン屋。
車で数分のもろ地元。
今年オープンしたばかりの店で、通勤で帰りのバスから見てて気になってた。

以前もここはラーメン屋で、近くの本屋に買物ついでによく来てたんだけど、その本屋が潰れてから来なくなって久しく、なんか初めての来店ながら久々な感じ。

この店の麺はあの松戸の名店「13湯麺」の麺でタンメンをやってるという情報を聞いててますます興味深かった。
でも近所ってついつい忘れて行きそびれちゃってたりするんだよね。。

まず今日は、お勧めって書かれてた「豚バラタンメン」の醤油を食べた。

正直言うと、こういう野菜ドッカーンのラーメンって麺に集中出来なくて好きじゃないんだけど、シャキシャキの野菜がボリュームの豚バラと合っててよかった。っていうか野菜がなかったらこれだけの肉はキツかったかも。。
汁は思いのほかさっぱりした感じで、広島と三条燕のいいトコ取り見たいな味わいでGOOD。
そしてやっと辿り着けた期待の麺は、予想を裏切った太麺だったけど(13湯麺は細かったよな)、小麦粉感満天のモチモチ麺で、すすれるすいとんのような愛おしさで気に入った。

よし!次は塩を食べに来よう!

タグ:餐:ら

印旛そば 石亭

ファイル 120-1.jpg
ファイル 120-2.jpg印旛郡栄町安食の蕎麦屋。
いつも前の356号を走っててちょっと気になってた店。
昼飯時間の16時を少し過ぎちゃったけど、ここで昼食。

メニューに一番人気と出てた「鴨つけそば」と、
店頭や店内で「ザリガニ入荷しました」と大々的にアピールしてたのが気になって「ザリガニ」を注文。

「鴨つけそば」
これはおいしかった。
つけ汁と鴨肉とネギがサッパリと良い味。
そばは割と普通な感じながら優しく啜り易かった。


さて。。
順番かえちゃったけど、実は先に出て来て食べてた「ザリガニ」。
友達と二人だったのでうっかり二人前頼んじゃった。
したらこんな感じ

ファイル 120-3.jpg

しっかり茹で上げたザリガニ
なんか美味しそうな感じで赤かった。

ファイル 120-4.jpgで、やっぱバリバリ割って食べるのね。

身は、寿司ネタのエビのような色。
うまそうじゃん。

で、食べた。
味、、なくない?
クサミやクセもないけど味もなく、まぁ別に悪くはないんだけど、良くもなく、、
ハサミにも肉が詰まってて割って食べたけど、あまり頑張り甲斐もなく、、
っていうか、二人前は多すぎ。。

でもなんとか友達と二人で残さず食べ切った。

なんか「鴨つけそば」はおいしかったのに
味薄い「ザリガニ」の方がインパクト強かった。

タグ:餐:麺 餐:甲 楽<困

江戸屋

ファイル 119-1.jpg
流山のうなぎ屋さん「江戸屋」。
こちらはいつも行く地元の床屋さんの情報で、うまい!と聞いてて前から行ってみたかった店。友達を誘って行った。

ファイル 119-2.jpg「見た目普通の地味な店構え」と聞いてたので、気が付かずに通り過ぎたらどうしようか?とか思ってゆっくり流山を流してた。
けど、あにはからんや。
いかにも人気店らしく店前の駐車場は満車で、様子見で速度落とす車も多く目立ちまくってて見逃す心配はなかった。
でも車は停められなかったので、少し離れた某所の駐車場に駐車。少し歩いて来店した。

うな重の特上を頼んだ。
いや〜うなぎ食べるの久しぶりだけど、柔らかくてプリプリでおいしかった〜。
幸せ一杯でニコニコしながらペロリと食べた。

江戸家さんありがとう。ウナギさんありがとう。
旨い鰻屋を何店も知ってる友達も「うまかった」と言ってた。

こんなおいしいものを、肩の凝らない普通な感じの店で食べられて嬉しい。


ファイル 119-3.jpgさてさて、
食後は駐車場まで戻るついでに流山を軽く散歩。
店の裏から江戸川に出られるかな?と思ったら、そのまえに、、この「江戸屋」、実は店の裏にも駐車場があったという事に気が付いた。。。がーん。まあ散歩もしたかったからいいやね。。

店の裏(の駐車場)からは江戸川に出られず、少し南に川に出る道があった。
そこから川に出た。
ちょうど此処は「矢河原の渡し跡」という所で、かの新撰組の近藤勇が投降して土方と分かれた場所だそうだ。

ファイル 119-4.jpg少し歩いて土手から下ると、今度は「新撰組本陣跡」とかあった。
本陣が残ってるわけではないけど感慨深い場所である。
そしてローカルで小さい流山駅に歩いて、流山電鉄の車庫とか覗いたりもした。

隣の市でありながらなかなか来る機会がなかった流山。
いやいや前からこういう感じで流山を歩きたいと思ってたんだけど、うまい食事がてらの散歩でなかなか面白く歩けた。

タグ:食:丼 餐:魚 景:川 観:街 観:史

手賀沼ハス群生地

ファイル 117-1.jpgl花が咲く時期ってそんなに短いわけでもないだろうけど、
通りがかって思い出して立ち寄ってみたら、とっくに咲き終わってたって事はよくある。
で、来年こそはもっと咲いてる時期にこよう!とか思いつつ、また時期外しちゃう場所とかよくある。

この「手賀沼ハス群生地」がそんな感じ。
忘れてるわけでもないんだけど、一番見頃の八月上旬って混みそうだな、、とか思って、少しだけずらそう、、とか思って、気が付けば逃してしまう。毎年そんな感じ。

まあ今年は米沢城で蓮の花見れたからいいやって気持ちもあったんだけどね。

でも少しくらいはまだ咲いてるかな?
と思ってちょっと寄ってみた。
展望台から見てると、、

ファイル 117-2.jpgぜーんぜん咲いてません。(笑)

沼に突き出した木の歩道に降りてみた。

ハスの葉っぱは大きく勢いよく、その合間にハスの実が生り始めてた。
(グロいから画像は自粛しときますw)

ファイル 117-3.jpg

ファイル 117-4.jpgでもよーくみると辛うじて遠くの方で咲いてる花が見えた。

展望台に戻って双眼鏡持ってたおじさんと話したら、割とチラホラ咲いてたみたい。
お互いに来年はもう少しいい時期に来ましょうね(笑)などと話して駐車場に戻った。

タグ:楽:歩 植:花 景:湖

道の駅 くりもと

ファイル 112-1.jpg

栗源の道の駅の食堂「味処いっぷく」。
地元の栗源産ポークを使った豚肉メニューが美味しい食堂。
お気に入りなので良く来る。この点景のログでも2度目だ。

ファイル 112-2.jpgえっと前回はなにを食べたんだっけ?
なるべく色々なメニューを食べたいなー。。
とか思っているんだけど、帰って来てから前のログ見たら、、
前回もトンカツ定食じゃん。。
まあ美味しいからいいんだけどね。

今日はイモ天がサービスだった。
今年取れたばかりのサツマイモの天ぷら。
小さかったけどうまかった。

タグ:食:定 餐:揚 道の駅

佐倉城址

ファイル 110-1.jpg千葉県は群雄割拠の戦国時代までは、あちこちに城があったらしいけど、天下統一され江戸時代に至までに廃城になる物が多く、明治まで残った城は上総の久留里城と大多喜城、下総は関宿城とこの佐倉城。
藩の石高から見ても実質江戸時代の千葉では一番の城といって過言はないでしょう。江戸の東を守る役割だったようだ。

そんな佐倉城だけど、建物は明治に陸軍に撤去されて何も残ってない。
残るのは地形と土堀と土塁だけ。
っていうか石垣のない土堀の城って戦国時代の城みたい。。
でもこの城は江戸時代になってから建てられた城で、戦国時代の「本佐倉城跡」というのが別にある。
まあね、千葉は山が無いから石がなかったんでしょうよ。

そんな概要で関心はあるものの、あまり足が向かず今まで来てなかった。

ファイル 110-2.jpgで、来てみたら、見事に山の自然公園だった。
が!
その林に埋もれた谷のような土堀の深さに感激。
これ、きれいに整備したらさぞかし立派な城郭だろうな。

案内板も丁寧で、明治初期の古写真と地図で説明されてた。

ファイル 110-3.jpg

で、本丸は広い芝生の広場になってて周りの土塁の上を一周出来た。1500×400:click↑
一ノ門、台所門、銅櫓、隅櫓の跡はちゃんとしてたけど、天守代わりの御三階櫓の跡だけ説明もなく、囲いはあるけど段になってるし、半端な気がした。(台まで陸軍に破壊された?)

ファイル 110-4.jpg

その御三階櫓跡と銅櫓の間に「夫婦モッコク」という県指定天然記念物の樹がある。

ファイル 110-5.jpg樹齢400年だとかで城と共に生きた樹と思える。
パッとしない樹だけど、モッコクは江戸時代に流行った造園木だそうで、種々の庭木が植わった風流な本丸だったらしい。
この樹は裏に陸軍兵士の(とされている)落書きが掘られてる。
「十八年十月砲隊」と読めた。 、、戦中の日本兵にしては軽卒な行動と思え、嘘っぽく感じた。


思いのほか楽しめた城跡だった。
佐倉市では以前、城の再建計画とかもあったそうだけど、財政難で消えたそうだ。
(城どころか四街道市に吸収合併されて佐倉市自体がなくなりそうだったらしい)
凄く惜しいような気もするけど、折角の林の樹々を刈って整備するくらいなら、このまま樹々に埋もれた形で、勝手に想像しながら歩ける自然公園っていうくらいで充分な気もする。

今回は本丸中心に軽く歩いただけ。
次回はぜひ、陸軍時代の遺構が残る部分とかも歩きに来たいと思う。

タグ:楽:歩 楽:読 観:城 植:樹 観:然 観:史