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福島潟

新潟市北区新鼻にある潟湖。
「潟」とは河口や湾が堰溜まってできた湖沼の一種。
この新潟にはそんな「潟」が幾つかあって、前回新潟メインでドライブした時にどれかひとつくらいは寄ってみようと思いつつ通過しちゃったのがこの「福島潟」
新潟なのに福島とはコハイカニって感じだけど県内では一番大きい「潟」だそうだ。

ファイル 1795-1.jpgで、今回、たまたま豊栄の道の駅で案内見かけて思い出して来てみたわけだけど、なんか小雨降りだしちゃってた。。
まぁ、休憩がてらって感じでちょっと眺めるだけだからいいか、、と、傘差して歩いてみた。

水の駅というトコから歩くと、潟の北の正面付近は公園のようになっていて、道もちゃんとしてて他にも歩いてる人もいた。茅葺民家風な休憩室もあったけど、まだ朝は開いてなかった。

そして「福島潟」
ひろーいけど、広さの割には見えている水面は狭く大部分が水草の葉に隠れていた。

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真南には雲に隠れた五頭連峰の山裾までみえてて、天気悪いながらも見渡せる感じは悪くなく気分良く休憩。
とにかく周りは鳥が多くて賑やかだった。

カルガモ、コガモ、マガモなどの鴨類、コサギ、ダイサギなどの白鷺類、カッコ良かったのがカンムリカイツブリ、凛々しく優雅に泳いでいた。
水草の葉の密集の仕方も浮島の如く凄くて、大きな白鷺も普通に上を歩いていた。

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バードウォッチングって程ではなくてもなんかいろんな鳥がフラフラしてるのを見てると飽きないねぇ。
手前では黄色い蝶がヒラヒラ舞ってたし、水辺では同じ様な黄色の花(コウホネ?)が水面で咲こうとしてるトコだった。

俯瞰で眺めながら岸の道を西側に歩いてみた。
けど、暫く歩くと道は草むらで途切れていたので引き返した。

こんなトコで車に戻ろうかなと思ってたけど、雨はほぼ止んで傘とじて歩けたのでもう少し散歩。今度は東側に進んでみた。
こっちはくねくねと茂みに合間に進むような道で、脇の狭くなった潟の水面は前面水草の葉で覆われてた。
そんな中、よくみるとオニバスの葉の浮いた箇所もあった。オニバスは(埼玉でも見てたけど)ここ「福島潟」が北限の自生地だそうで、保護してるのは西の対岸の方だったんだけど、こっち側でも見れて良かった。

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どこら辺で引き返そうか、、とか思いつつそのまま進んでたら、途中から湿地の中を進む木道のコースになっていた。
なんか、雨の後の木道なんて滑りそうだなーなんて思ってたトコでさっそく、ツルっと見事に滑ってドーンと尻餅付いちゃった。。こわいこわい
服と手は汚れたけど道から落ちず腰も打たず頭も打たず足も捻らず無傷で済んだのでよかった。。

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もう引き返そうかとも思ったけど、その先に建物が見えてたので、あそこまで、、とゆっくり歩幅短く慎重に進んだ。
ら、何やらモゾモゾ動く水草に気付いて橋の部分の途中で止まって水面を眺めてみた。
モゾモゾ動いていたのは真ん中に小さい花が咲いている水草(「菱」だそうだ)で、しばーらく見てたら水中に亀の甲羅みたいなのが見えた。カメがヒシの根を食べてるトコだったようだ。

そして建物のトコに出た。
これは「雁晴れ舎」という竪床式三階の野鳥観察舎。二階と三階が観測資料室になってるみたいだけどまだ開いてなかった。
けど、屋上には上れたので眺望休憩。
水路でつながったような福島潟の奥の部分を見渡せた。

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ここでも大鷺と軽鴨と冠鳰が見れ、他に鷭の幼鳥も単独でいたりして、この建物の手前の柵にはカワイイ灰色の小鳥も停まってよく見えた(コサメビタキ?)
しばらくあちこち眺めて屋上から下りた。

そして来た道を戻った。
もとの正面まで戻ると、なんか来たときより天気良くなってて水面も静かに周りを映してて少し悔しかった。
近くのクイの並んだトコにはカワウが来て翼を広げていたし、それを隣で「なにカッコつけてんだこいつ」って顔で眺めるチュウサギも面白かった。

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少し時期早く天然記念物の渡鳥「オオヒシクイ」が見れなかったのは残念だけど、鳥については詳しくないから来ててもわからないし、他の沢山の鳥で満足だった。

こんな天気のわりになんかふらふらと思いのほか楽しく、思いのほか歩きまわっちゃって1時間半もゆっくりしちゃった。
「潟」いいねぇ。

タグ:景:湖 楽:歩 楽:眺 楽<困 植:花 植:草 動:虫 動:鳥

宮中取水ダム魚道観測室

十日町市小原にある信濃川にかかる宮中ダムの魚道を観察できる施設。
全国にいくつかあるこうした魚道観察室の中では比較的上流の山間の清流域にある魚道ということで見れる魚種に期待してた場所。(東京奥多摩の白丸ダムは渓流域だけど、あそこは魚なんか見れず魚道をみるだけのガッカリスポットだった)

で、来てみたら思ってた以上にちゃんとしてて駐車場があって幟が立ってて意外だった。(だったら国道の方に案内板のひとつも欲しいトコだ)

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まずはダムを見て放水する水流に気分を高め、上から魚道を眺めて期待も高めて階段を下った。

中はきれいで明るくアクリルの窓面も大きく広くとてもいい雰囲気。
解説パネルは沢山あって見やすく、冷房は小さな扇風機だけで真夏はやや暑いけどベンチもあって親切。
窓面は下流に向かって左側に二面、そして少し流れが緩やかな右側に一面あり、それぞれの箇所ともに段の部分を中心のレイアウトになってた。

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けど、やっぱ真夏の午後なんかはダメかね。魚いなかった。。
まぁ、こういうトコは10分は待たなきゃ見れないもんなので落ち着いて眺めてた。
ら、
小っこい魚が凄い速さで激しい流れを一気に上って行った。
うわー写真撮れねぇ。種類もわからねぇ。清流域だと元気すぎてダメか。。

と、思いつつ次を待ってたら、緩やかな方に小魚が現れた。よかった取り敢えず写真で収穫。この子は、、?ブラックバスの子供のように見えたけど、自信ない。

またしばらく待つと今度は激しい方の段の下に、、ドジョウ?

そしてまたしばらく待つとまた激しい方の段の下に、、ナマズっぽい子、これはギバチかなギギかな(はたまたアメリカナマズかな)

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真ん中で座って三面の窓を注視してたけど、しばらく見てたら親子客が来たので遠慮して端で見た。
またしばーらくは魚が現れず、親子連れはすぐ帰るかな、、と思ってたら意外と元気な男の子も粘り強く見てたので、「ここらへんでさっき小さいのが」と声かけてあげたトコでさっきの小魚が再登場。ナイス。

そのあとももう一組親子が来て眺めてたけど、やっぱり魚は滅多に現れず素早いのが二回通っただけ。なんとか写真撮れたけどオイカワかな。(利根川だったらのんびりしてよく見える奴なのに)

ファイル 1762-4.jpg後から来た親子も粘り強くずっと見てたんだけど、気が付けば雨が降ってきてた。。
思った以上に強い雨だったけど、夕立か一時的な雨だろうと思ってのんびり、逆に日が陰って涼しくなれば魚も活発になるかなとか思って期待して見てた。
けど、
雨は一向に止まず、魚も現れずとうとう閉館時間の四時になっちゃった。あーあ。
っていうか埼玉の魚道にでも来てるくらいの感覚で時間忘れて見てたけど、ここ新潟なんだよな、、やべー

ってわけで慌てて車に戻った。
雨は小降りになってたけど、まだこれからいくつも山越えて帰らなきゃならないのを思い出し、山での大雨は勘弁してよと祈りつつ出発した。


なんか、、
中流でも見れそうな種類の魚しか見れなくてトホホ。それらも流れ早いからゆっくりはしてなくてよく見てないと見逃すくらい。
やっぱり緩やかなトコに住む魚の多い中流下流域の魚道の方が見やすくていいのかも。そういう意味でもやっぱり普段行く埼玉の魚道が一番なのかな。。
とか思ったけど、やっぱ真夏は魚も少ないよね(埼玉でも真夏は少ないし)また秋とか春とかに来れる機会があれば再訪してみたいと思った。 けど、時間は考えて出発時間を決めてなきゃダメだね。

タグ:動:魚 観:堰 観:館 景:川 楽<困

相野原観音堂

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ドライブ中の車の窓から見る風景は日誌本編に載せたいトコだけど、他の画像と混ぜて小さく載せるよりはと思ってこちらに掲載。
田圃の中にポツンとあった茅葺屋根の建物!なーんか気になって寄ってみた。気になるでしょでしょ。

長岡市小国町相野原にある観音堂。
現地には標柱に「長岡市指定文化財 相野原観音堂」とあるだけで何の説明もなかったけど。堂々とした御堂でカッコよく、眺めてるだけでもおもしろかった。

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あまり古いものではなさそうだけど彫刻もちゃんと施され、脇にあった庚申塔や地蔵、屋根付きの丸い観音様の石灯籠も洒落ていた。

なーんか雰囲気よく周りを歩いて田圃の畔に上がった見下ろしたりした。(ここでもカエルに期待したけど田圃は水気なくいなかった)

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新潟の山間の盆地の平らでひろーい田圃の眺めもゆっくり眺められてイイ休憩。
棚田とかなら別だけどなかなか平らな田圃を休憩までして眺めることはないからねぇ。


で、
帰って調べてみると、中に祀られてる観音像は元は仙田村岩瀬にあったもので、川の氾濫のたびにこの地に流されて来てたので、江戸時代末期に観音堂を建立して安置したそうだ。
あー、なーるほど。氾濫で流されてきたからこんな田圃のど真ん中なのね。
それにしても仙田村岩瀬ってあの道の駅のあるトコだよね。あんなとこから毎回この場所に流されて来てたって凄いよね。

タグ:観:寺 観:石 観:農

道の駅 まつだいふるさと会館

ファイル 1760-1.jpg十日町市松代の253号(403号重複)にある道の駅。
ここは、「北越急行ほくほく線」まつだい駅。列車の駅の前にある道の駅って全国に沢山あるけど、駅舎そのものが道の駅というのはあまりないと思う。
なんかズルイ。どう考えてもドライブ中の休憩場所としての利用より鉄道利用の客の為の建物って雰囲気で場違い感あって落ち着かないんだけど、能登の空港の道の駅よりは全然寄りやすいので嫌悪感は薄い。
まぁ気にせず休憩。
駅には列車を待つ高校生が沢山と、のんびりしてるだけっぽいご老人が寛いでいた。平日の昼だもんねこんなもんだよね。

そして二階の食堂は、、定休日。あーやっぱ月曜日って厳しいね。

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売店や他の駅舎内を見て回った。
駅の入口近くには何やらカッコいい特急列車の頭の模型があった。これは以前この路線を走ってたJR乗り入れの特急「はくたか」(通称スノーラビット)だそうだ。北越新幹線の開業で廃止になっちゃったのかな?以前は北陸方面に向かう列車では最短距離の路線だったそうだ(富山出身のウチの社長の話で聞いていた)

ファイル 1760-3.jpg土産品は揃ってた売店だけど、チョイ食いできるものとか何かないかなーと見てて目についたのが人参ジュース「雪の下人参」
雪の下で寝かせた人参は甘くなるそうで、この地域の特産物。(「津南高原」とあったからここ松代とはちょっと違うけど、まあいいかな)
飲んでみたら、絞ったというより砕いたって感じの固形分豊富なドロドロのジュースで、やっぱり甘くておいしかった。

そして、そういえば今日の服装の色と完全にマッチしてるな、、と勝手におかしくニヤケながら一気に飲んだ。

外に出て周りを見ると、線路の先に変な花のようなオブジェが見えた。
「大地の芸術祭」のひとつ「花咲ける妻有」だそうだ。
正直毒々しい色彩から、何もない自然の風景の方がよっぽど芸術に思えた。何にしても色々感じさせて気付かせてくれるのが芸術だと思うから素敵だと思った。

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その横の棚田にある人影のもそうかな。横にある雪国農耕文化村センター「農舞台」から見るのが正しい見方らしい。

線路の手前には特急列車の形のベンチがあった。あれ?さっきの駅舎内で見た流線型のとは違って四角いのもあるんだ、、とか思ったけど、こちらは後ろ姿。ちゃんと逆から俯瞰で撮った写真に前からの姿も写してた。
そしてタイミングよく列車到着。(高校生が沢山待ってたからそろそろ来るかとは思ってたけどね)

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駅にダッシュする高校生を目で応援しつつ。列車を見送って車に戻った。(ああ、のんびりしてるだけっぽいご老人は車で迎えに来てた人達だったか、、失礼失礼)

タグ:餐:飲 観:鉄 観:模 観:藝 道の駅

坊金の大スギ

上越市安塚区防金の山の中腹にある杉の巨木。
思った以上に国道から入り込んだ山の上で、急勾配の細い林道でハラハラした先にちゃんと駐車スペースもあって、こんな場所なのに目前まで車で来れるというありがたいロケーションの古樹。
車を降りてさっそく樹を見た。

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高いというよりもどっしりと貫禄ある印象の樹で、杉のわりには幹が躍動するかのように畝って四方に広がっていた。杉って上へ真直ぐピンと伸びるイメージだけど単独だとこんな感じになるのかな?

説明板によるとこの木は樹齢800年以上、樹高25m、目通り8,5m、枝張り26mの巨木で、県の天然記念物。武能諏訪神社旧境内に生えた御神木だそうで、この場所は昔神社だったんだね。(今では祠らしいものすらないみたいだけど)

ファイル 1759-2.jpgまた、「下方に向かって張り出した枝の中で北側の一本は、枝が地に接してそこから派生した四本の枝が垂直に延びている姿は奇観である」とあるけど、どれだろ?地面まで垂れた枝は見当たらなかったからもう折れたかな?けどそれらしい小さな杉は北側に生えていた。これか。

そして樹の先の向かいに見える山は直峰城址の城山(標高344m)
戦国時代に上杉謙信がその直峰城との連絡のためこの杉に枝に鐘を吊り下げて連打して合図したそうだ。

杉の手前は廃れた棚田のような段になっててちょっと登って上から杉を眺めた。

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ファイル 1759-4.jpgこの上にはその棚田用っぽいシートで作られた溜池があって、トンボが飛び回っていた。カエルを期待して歩いてみたけどそれは見かけず、トンボだらけ。
どのトンボも素早く飛び回ってて写真は撮れず、ゆっくり飛んで止まったりしてるのはイチャイチャしてるカップルだけだった。。

そして車に戻ると、駐車スペースの前からは南東の眺めがよかった。
小さな棚田があちこちに見える谷間で、ここへ来る途中の林道からも見下ろせた風景。ドライブ日誌本編の方では割愛しちゃったのでここのは載せておこう。

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ちょっと思いのほか険しい道で奥の奥で寄り道が過ぎたかな、、とか思ってたけど、樹は立派で見栄え良く景色も眺望もよくていい休憩。
深い山の国道をクネクネ走るのがメインみたいなこの1日の象徴って感じの寄道。来て良かった。

タグ:植:樹 楽:眺 景:山 観:然 観:城 観:農 動:虫

道の駅 いりひろせ

ファイル 1713-1.jpg魚沼市(旧入広瀬村)大栃山の252号沿いにある道の駅。
252号は何度も通ってる道だけど、ここは寄った憶えがなく、多分、これから山に向かう手前だけに遅そうな車に抜かされたくないとか、せっかく抜いた後なのにとか、そういう事で寄るつもりにならなかったんだと思う。
そういう点では登りが遅い今の車だと以前より寄りやすくなる道の駅とかも増えそうに思えて逆に嬉しい。

とはいえ、お腹空いてないから軽くトイレだけの休憩のつもりの立ち寄り。
でも裏に「鏡ヶ池」という大きめの池があって景色良かったから、それだけでもいい休憩。

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形のいい池だから人工的な貯水池かとも思ったけど、そうではなく自然の山上湖だそうだ。水が青くキレイで、湖面を遊ぶカモ達が気持ちよさそうだった。
ここから池の周りにずっと散策路が続いてて、ずっと歩くと城跡に行けるそうだけど、、もう歩きまわってる時間じゃないよね。控えといた。

その鏡ヶ池の手前の畔に山小屋風な蕎麦の食堂があった。
壁に書かれた「ごっぽうそば」というフノリとオヤマボクチの葉をつなぎに使った蕎麦というのが気になった。。。
けど、長岡でラーメン食べて栃尾で油揚げ食べて腹減ってないんだよね。

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その横の「ぬか釜工房」というのを覗いてみた。
糠殻を燃料にして米を炊くと優しく強くムラ無く炊けるそうで、おにぎりもオススメのようだ。。

んーおにぎりも食べてみたいなー
でもおにぎりとそばだったらそばの方がつるつる食べられて軽い感じがするな、、
などと考え、えーい、やっぱ食べちぇ!と店に入った。

で、その「ごっぽうそば」を食べてみた。

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ほうほう、なんだろう。少し面白い風味のそばでコシも良く啜りやすく美味しかった。
この「ごっぽうそば」は平日限定で食べ放題のコースもあるそうだけど、もちろんそんな無茶はしませんw
普通においしく食べてもう満腹。
いやぁ、おいしいもの三連チャンで至福の午後ですわ。

最後にちょっと売店も覗いてみた。
かき餅とか沢山ならんでて試食でてたけど何も食べる気にならなかった。先に来れば良かったかなw

その入口の所にテレビCMで見たようなロボットがいた。
話しかけると応対するそうで、手順も書かれてたけど、恥ずかしくて声かけられなかった。。

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そして入口には「マコモダケ」が置かれてた。
へー「マコモダケ」ってこんな稲みたいな草だったんだ、、知らなかった。(竹か茸かと思ってた)

なんかいろいろあって濃く面白い道の駅だった。

タグ:楽:眺 景:湖 餐:麺 観:工 観:像 植:草 道の駅

道の駅 R290とちお

ファイル 1712-1.jpg長岡市栃尾宮沢の290号沿いにある道の駅。
ここは栃尾名物の油揚げでお気に入りの場所で点景でも2回書いてた。(13年 12年ので、今回は書かなくてもいいかな、、と思ってタンだけど、少し久々だし、やっぱりうまかったからと記載。

そんなわけで道の駅全体の写真はとってなかったので、いきなり油揚げのスタンドの写真から。
っていうか長岡でラーメン食べたばかりだから今回は食べなくてもいいかな?とも思ってトイレだけ、、とも考えてたんだけど、いつもは行列になって並ばないと食べられないのが、さすがに平日で列もなくガラガラだったので、これはやっぱり食べるでしょ。

ってわけで揚げたて油揚げ。
今日はネギ入りじゃなく(もちろんキムチ入りでもなく)プレーンな栃尾油揚げ。
特製醤油だけで充分美味しいもんね。

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んーんーやっぱうまい。
この厚さでボリュームあって腹に張るかと思いきや、意外と軽く食べられてペロリと完食。
今日みたいな暑い日でも全然イヤミ無く大豆の味バッチリで香ばしくて美味しい。
これは食べるべきだよね。

と満足しつつ、やっぱ暑いのは暑いので、そういえばここってソフトとかなかったんだっけ?と店内に入って冷房で涼んだ。

ファイル 1712-3.jpgソフトは普通の白いソフトであまりそそられず、そういえばいつもモナカ買って食べてたっけ、、と思い出して今回も「ぎんなんもなか」を購入。座って食べた。

んー冷たくて普通においしいけど、やっぱり銀杏の風味がわからないや。。と前回と同じ感想。
だったらたまにはソフトにしてみればいいのにね。とか思いつつ、パターン化した定番っていうのもいいよね。

タグ:餐:揚 餐:豆 餐:冷 道の駅

青島食堂 宮内駅前店

ファイル 1711-1.jpg長岡市宮内のJR宮内駅前に古くからあるラーメン店。
長岡系ラーメンと言われる生姜醤油ラーメンの元祖の店だそうだ。

この長岡系というのを知ったのは、、
昭和の昔、東京の秋葉原駅にあった「秋葉原デパート」の入り口前の立ち食いスタンドのラーメン屋が好きで、行くたびに食べてたんだけど、秋葉原デパート自体もう失くなって店もなくなって久しく懐かしく、どこかに移転とかしてないのかなぁ、、とネットで調べてみたけど、やっぱり無いらしく、この長岡系の「青島食堂」の生姜ラーメンが割と近い味、、という記事を読んで『長岡系』というものを知って気になってたという次第。
いやいや、つまりこの「青島食堂」は秋葉原にも店があるそうなんだけどね。どうせなら本場の長岡に行ったときに食べてみたいなぁ~とかねがね思いつつ、、、も、ついついこっち方面に走ると燕の背脂ラーメンばかり思い出して通過してしまい(長岡っていうと洋風カツ丼やイタリアンを思い出してしまい)いつも通過して帰ってから思い出すみたいな感じで食べれてなかった。

で、実は今回も正直言うと忘れてて、長岡では「山本五十六記念館」とか「悠久山公園」とかに行こうと思ってたんだけど、手前の洗堰で時間取りすぎてちょっと余裕なくなって、ゆっくりできそうにないからじゃあ食事だけでも、、、と思ってやっと「あっ!」と思い出した次第。

と、前置きが長くなってしまったけど、たのしみな長岡系。やっと来れた。
この「青島食堂」は市内で他に二店舗あって経営的には別の店が本店なんだそうだけど味はどこも一緒らしい。
ならば昔からあるこの駅前店がいいかと来てみたら、乗り越えた時代を思い起こさせる風情ある容貌でなかなか雰囲気ある店だった。

入口に券売機があって、店内は長いカウンター席のみだった。
で、思い切って大盛にしてみた。

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おお、うまい。
生姜は甘めで円やかで優しい感じの汁に、麺はもっちりしながら意外としっかりしててちゃんと噛みたい歯触りのイイ麺。
熟練の味を思わせつつも古臭くない感じだった。麺はきっと昔の侭じゃないよね。

で、ラーメンとしてはおいしく満足して汁まで完食したけど、記憶の中の秋葉原のそれとはまるで別物に思えた。
もっと生姜の風味が尖っててドライでキリっとした極端なラーメンだった気がする。まぁ記憶の中で膨らんでるのかもしれないけど。
なので、『長岡系』と「秋葉原」は別物と認識。もう秋葉原の幻影にこだわることなく素直に『長岡系』を求めて長岡の楽しみにしたい。

またいずれ「山本五十六記念館」とかで来た時に食べよう!と楽しみができた。

タグ:餐:ら

洗堰魚道観察室

ファイル 1710-1.jpg燕市大川津の信濃川本流の洗堰にある魚道が覗ける施設。

ネタ帳に載せてた「大河津資料館」に来てみたら『休館日』で閉まってた。。がーん
なんだよ空振りかよ、、とか思ったけど、魚道観察室は資料館内にあるわけではなく別の場所のようだったのでひょっとしたら開いてるかも?と思って案内の方に進んでみた。

周りは自然いっぱいでトンボも多くシオカラトンボの取巻きと遠巻きのスズメ(新潟はスズメが多いなぁ)を眺めながら歩いた。

したらすぐ先に「旧洗堰」があった。
大正時代の建造の国有形文化財。
渡って上から見下してみたら何やら魚道観察窓が見えた。おお!あれか?あれだったら時間も何も関係なくいつでも見れるな。ナイス。
対岸からぐるっと回って行けるみたいだけど、堰の手前の堤から下りて水門をくぐって行ければ近そうなのでそっちに回ってみた。

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ら、
この水門の辺り、草の地面は水たまりのようにぐずぐずで、水を吸っちゃうタイプのサンダルだったのでいやーな感じで濡れてしまった。。
その代わりといっては何だけどこの日陰の辺りは真っ黒なハグロトンボが沢山集まってた。胴まで真っ黒なのはあまり見ないな。珍しいヤツかな?(とか思ってたけどよく見る胴が青緑なのがオスで黒いのがメスなだけだそうだ。ちなみに上のシオカラトンボも白いのがオスで黄色いのがメスの同種。いろんな種類のトンボが見れた、、とか思ってたけどタイシタことなかった)

そして観察窓。
流れあって草も生えた自然っぽい雰囲気の水路を大きく長いアクリル面で広く覗けてスゴイスゴイ、、と思ったけど、水が濁りすぎててよく見えませーーん。 orz

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でも少し眺めてたらアクリル面に近づいて泳ぐ十数センチの小魚が見えた!アユの子供だな。
同じ子か別の子かわからないけど何度も何度も現れて窓面のコケを撫でて(食べて?)転回するのが見れた。
それと、窓面の端の方では20cmくらいの数匹の陰も見えてたので、その子らがもっとよく見えてくれないかな、、と心待ちに眺めてた。
で、
40分ほど眺めてたけどそれ以上は見れず、、風のない炎天下で汗びっそり。帽子かぶってきててよかった。

埼玉みたいな近場じゃないから、あんまし根張ってられず諦めた。

水路の先から駐車場に戻れそうなのでそのまま歩いてみた。
周りの水たまりにはまたトンボが飛びまくってて、小さなセスジイトトンボ?とか、真っ赤なのはショウジョウトンボ?(ズームで撮っとくと後で調べられるから嬉しい。けど手持ちだとブレて難しい、、)トンボの方が見やすくていいやw

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少し先には「探検水路」というのがあって「すべりやすいので気を付けて~」とか書かれてたけど、葦草ボーボーでとても入るような状態ではなく苦笑。探検どころか冒険だw

ちょっとついでに信濃川本流側を見てみると、放水して勢いある現役の洗堰が見えた。
ああ、こっちの堰も一応見ておこうかな、、なんて思って歩いてみた。
ら、
堰の水門の上に「魚道観察室」の入口があった。。
あ!こっちか!こっちが魚道観察室だったのか。危ない危ない。あやうく駐車場に戻っちゃうとこだった。。
そしてちゃんと「開放中」と出てて、扉を開けて階段を下りると、中は明るくキレイな内装で冷房まで効いていた。スゲー。

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そして三つの窓面の前には観れる魚が張り出され、ベンチまであってゆっくり眺められるようになっていた。
けど、、肝心の窓面は傷も汚れも多くやっぱり水は濁ってて魚も見えなかった。。
まぁ、こういう所は少しは根張らないと無理だよね、、、と、15分ほど眺めて待ったけど、見えたのはお情け程度の小さなダボハゼ1匹。
他には影もなく、ダメそうなので早めに切り上げた。

ここには他に二ヵ所もの観察室があるそうなので一カ所に拘らずにまわってみようと外に出た。

上から魚道を見下ろしながら歩くと、端にサギのような姿勢のイイ鳥が立ってるのが見えた。あ、新潟だけにひょっとしたらトキかも!なんて思ってズームしてみたけど、見慣れた姿のアオサギだった。

そしてパッと見本流にしか見えない分水路の分岐を眺めながら川を渡って、対岸側の観察室に入ってみた。

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したら、こっちはなんとエレベーターが付いてた!
うわーなんか贅沢な造りだなぁ、、まぁ嬉しいけど。(正直なところ造りより見える魚で喜びたい、、)

下の観測室は対岸と対の造りで同じく空調完備。
そして同じく水は濁ってて、魚も見えない、、と思いきや、大きなコイがバタバタと尾を振って泳ぐのが見えた。
他にも写真撮れなかったけど中型のフナの数匹編隊が通るのが見えた。やっぱタイミングなんだねぇ。
そして恒例のダボハゼ(ヨシノボリ)も数匹見れて、まぁ程よい収穫。でもまた早めに切り上げた。

そして最後はその少し上流に張り出した側にある観測室。
ここが一番流れも変化もありそうで期待大。
渡ってぐるっと回って入口に進むと、、、あれ?ここの扉は開かない。えーーーまじ?
開放してないならもっと手前で言ってよー とガッカリ。

でも戻る間に青くて凛々しいカッコイイ鳥が見えた。
ゴイサギと言うらしい。取り敢えず魚は収穫低かったけどそれ以外もいろいろ見てのんびりできた。(っていうかのんびりしすぎた)
あ、胴が緑のオスのハグロトンボも一応姿見せてました。

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これでもう駐車場に戻ろうと思ったら、途中に国交省河川事務所があってこっちは開いてた。(月曜だものそりゃそうだ)
あ、一階は資料展示室みたいになってたので、ひょっとしたらダムカードとか貰えるかな?とか思って入ってみた。けど、そんなものは無かった。(新潟のダムカードはダムだけらしい)

空振りか、、と思ったけど、屋上が展望台になってるようなのでエレベーターで上がってみた。

左右に流れる大河津分水路とその手前の四角い遊水池、左に折れて洗堰に続く脇道みたいな信濃川本流まで広く見渡せた。

これでもういいでしょ、ちょっとのんびりし過ぎー、、とあとは真っすぐ駐車場へ戻った。
車に乗って時間を見ると昼をまわってた。。二時間ものんびりしちゃった。魚道だから仕方ないけど、埼玉と同じような感覚でじっくり見てちゃダメだよなぁ。見れた魚は埼玉より収穫低いし。。
でもまいいか。このくらいの適当で自由な感覚が楽しいんだよね。

タグ:動:魚 動:虫 動:鳥 観:堰 観:館 景:川 楽:眺

まいづる公園

ファイル 1709-1.jpg村上市庄内町にある公園。
村上城跡付近に駐車場らしき物が見当たらずウロウロしてて見かけて寄ってみた。宅地の間にあって間の別れた形の公園だけどちゃんと両側に駐車場があった。
けど、んーここから城跡まで歩くのはちょっと遠いいかな。ってことで公園内だけ歩いてみた。

この公園は「記念公園」と書かれてて、皇太子妃雅子様の先祖の武家屋敷など三棟が移築されている公園。一般公開されているようだけどこの時間じゃ開いてはいないよね。

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まあ、日が差して気持ちのいい朝なので見て歩くだけでもいい感じ。まず公園に歩いて門をくぐると武家屋敷が二棟並んでいた。

まず向かって左側の屋敷が「旧嵩岡家住宅」
これが皇太子妃雅子様の祖母方の曾祖父が暮らした屋敷だそうだ。
(という案内は現地にはなかったけど、、)

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その隣に建つのが「旧岩間家住宅」
生垣が広めに開かれて観やすかったり、縁側も(日陰ながら)庭っぽくなってたりしてて、この屋敷が一番外見カッコよく見えた。
岩間家は最後の所有者ということで江戸時代には別の武士の屋敷だったそうだ。

屋敷の開館時間は9時からだそうだ。んー2時間早かったね。

そして前の道を挟んで南東の公園に歩いた。
こちらにはキレイな公衆トイレがあってありがたい。
そういえば村上市街は、城下の雰囲気イイ「大町通り」にもキレイな公衆トイレがあったので、歩いてじっくり散策するにはいい街なのかもしれない。けど、逆に駐車場は見当たらず、車でちょこっと立ち寄るには難しい街。もっと探せば他にも停めるとこあったのかな、、

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こちらにあるのが「旧藤井家住宅」
先の二棟より少し大きく直線的な印書のシンプルな外見。これは移築ではなくて昔の侭の位置だそうだ。

屋敷の中が見れなかったのは残念だけど、朝日爽やかな散歩にはいい感じで気分良かった。

タグ:観:園 観:屋