久慈市宇部町にある漁港。
いわずもがな、今やってる朝のドラマ「あまちゃん」の舞台となった「袖ヶ浜海岸」のロケ地。
そしてドラマの始まる前からも「北限の海女」として名所となってたそのままの漁港だそうだ。
漁港の入口には「ようこそ海女の国へ 海女センター」という看板と、「歓迎 ようこそ北限の海女の古里へ」の横断幕が掛かっていた。
その中に歩いて進むと、早速この辻。ドラマでは漁協事務所や「海女カフェ」があった場所。撮影終わった今は何もないんだね。。案内板てかスピーカーとかポストまでセットだったのか。。
いろんなシーンを思い起こしながら「ロケ地ガイド」の看板と見比べてたら、地元のお婆ちゃんが犬の散歩で通りかかって挨拶かわした。
「ドラマ見て思ってた以上に景色いいトコですね」と言ったらニコニコと「なーんにもねえとごだよ」といわれた。
さてさて、港の奥に進むと、仮設の「小袖海女センター」。
トラックの移動式キッチンも含めて観光地らしい賑やかさ。と、言っても勿論全部まだ閉ってるけどね。
プレハブの建物の前には「どちらからお越しですか?」と、来たトコにシール張るボードがあって、関東あたりまでは埋まり掛ける勢い。一人も来てない県はひとつもなく海外や沖縄からなんかも結構来てた。
千葉に一枚ポチっと貼った。
その目の前が、海女が潜る湾なんだけど、取り敢えず素通り。
もっと先に歩いて対岸の埠頭に進んだ。
振り返ると港とその背景の山が朝日に照らされていた。ズームを使うと、山の上の監視小屋もよく見えた。
埠頭の段の上は、ドラマのオープニングで主人公が駆け抜けてる場所だけど、登る階段は立入禁止だった。。
そして先まで歩くとこれまた印象的な白い小さな灯台があった。
けど、、ここも立入禁止だった。
自己責任って事でちょこっと覗いてみた。
眺めよくて気持ちいい場所だった。
ちゃんと灯台の袂には「STOP」の文字があった。
これ撮影用だよね。けっこう剥げた感じだけど「海死ねウニ死ね」の文字は読めた。
目の前の海を覗くと、思ったよりも浅そうで海面下に岩が見えていて、ここでドラマみたいに海に飛び込んだら大変なことになりそうだ。あのシーンは合成かぁ。
角度的に監視小屋からも埠頭の陰になって見え無さそう。。実際に来てみるとそういうのわかるね。
埠頭から戻って、最後にゆっくり海女が潜る湾を眺めた。
透明度高そうな印象だけど、今朝はわりと波があって水面下は覗けなかった。
もちろん海女さんも誰もいなかったけど、波に揺れながら浮かび泳ぐ鵜を発見。海女さんの代わりに何度も潜ってくれてた。
いいサービスだww(ウニは獲ってくれないけど)
潜った位置と浮かぶ位置が離れてるので、探りながら見てて面白かった。
このドラマ「あまちゃん」は、宮藤官九郎脚本のやんわりコメディーなんだけど、登場人物が小さな端役に至るまで味があって面白く、小ネタも展開も面白いんだけど油断してるとホロリと泣かされてしまうウマイ物語。
ここ三陸がメインの舞台の現代劇なので、当然終盤には震災の回もあるんだけど、「震災の辛いトコ悲しいトコは沢山伝わってるみたいだども、元気でやってるところは全然伝わんねぇ」というとこが良く、そういう描き方で最後まで秀逸なドラマだった。
でも、
ドラマ関係なく、ここは景色いいトコなのでまた是非ドライブがてら来たいと思う。
タグ:景:海 景:岩 楽:証 観:灯 観:ロ 楽:話 動:鳥