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高千穂神社

ファイル 1484-1.jpg高千穂町三田井にある神社。
日本神話にある日向三代の六柱の神「高千穂皇神」を祀る神社。
パワースポットで人気あって神社前の駐車場はいつも満車だからという事で坂の上の道の駅から歩いて来たけど、来てみたら空いてた。。(下りの方がヒザにはキツいんだよね)

「ここは暗くなってから来ても大丈夫」という話の通り、林の参道には明かりが灯されてていい雰囲気。
前回行った「幣立神宮」は若干近寄りがたいような硬い雰囲気を感じたけど、ここは軟らかい親しみやすい感じだった。

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まずはおまいり。
個人的に「願い事」とか長々と祈るのは嫌いなので簡素にお参り。
そして境内を見てまわった。

気になったのは真っ直ぐ伸びた杉の大木の多さで、樹齢800年の「秩父杉」とか、二本並んだ「夫婦杉」とかあった。

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この六柱の神というのは三組の夫婦の神々ということで、縁結びや夫婦円満にいいそうで「夫婦杉」あたりが一番人が多かったかな。

境内には他にもいろいろと有り、拝殿から続いた社務所の窓ガラス内には鎌倉幕府が寄進したという国重文の「鉄製の狛犬」
そして同じく国重文の本殿の横には鬼八を退治する三毛入野命の彫刻が大きく施されていた。

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そしてその横に「高千穂宮鎮石」というのがあった。
『垂仁天皇の勅命で創建された際用いられた鎮石』だそうで、鹿島神宮の鎮石はこの高千穂宮より贈られたものだそうだ。
こここそパワースポットの中心じゃないか?と思ったけど、見てる人は誰もいなかった。。

さて、境内にある「神楽保存館」という建物では一般向けに「夜神楽」が演じられててそれ目当ての人も多いそうで、入口で並んで待ってる人とかもチラホラ見かけたけど、開演は8時からって、、まだ二時間も先じゃん。
「他では見れないよ見ていく?」とは言われたけど、まさか乗り気で「見たい見たい」とは言わないだろうと思って聞いてるのは分かってるので、「んー悩むね」なんて冗談で言いつつ、立ち止まらずにゆっくり境内を出た。

鳥居をでたトコで「足痛いから休憩させてーー」と言うと
「じゃあ車取ってきて駐車場まで送ってあげようか」とのありがたい言葉。ひとつよろしくたのんますと甘えて待った。

ファイル 1484-5.jpg「待ってる間にウズメの像でも見てて」と言われて見てみた「鈿女の舞いの像」
ああ、夜神楽っていうのはこういう舞なのね。
顔はこれお面かな? パッと見、女性柔道家で議員になった「最低でも金さん銀さん」の某メダリストに見えた。

あ、でもあれか、アマノウズメって猿田彦と結婚したブスの踊り子で、実は化粧取ると絶世の美女っていう、、、(それは「火の鳥-黎明篇-」での話)

タグ:観:宮 観:飾 観:石 観:像 観:重 植:樹

国見ケ丘

ファイル 1483-1.jpg高千穂町押方の舌状に延びた展望の良い峰。
ドライブ中に下からも見えてて、平らな台地みたいな丘に櫛のように木が並んだ場所。見るからに眺めよさそうな場所だなーと思ってた。

で、駐車場からは少し歩き。
でも高低差は殆んどないようなもんで、平らな尾根の歩きやすい遊歩道を進む。
下からは台地に見えてたけど、馬の背のような細い尾根だったんだね。

少し歩いた尾根の中間が展望台になってて、北西と南東の両面が展望できた。
まずは北西を見ると、遠くにぼんやりと阿蘇の山並みが見えた。友達のくにさん曰く「何度も来てるけどここで阿蘇まで見えたのは初めてだ」そうだ。いいときに来れて良かった。
その阿蘇の山並みは「涅槃像」と案内が出てた。
横になった仏の横顔に見えると言えば見えるかな。っていうか、普通に人の顔でよくないか?

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南東方向はすぐ先に高千穂町の町が見下ろせて、高千穂峡に架かる橋とかも見えた。

ファイル 1483-3.jpgさて遊歩道は緩やかな下り坂でまだ先に続いていて、下から見た櫛の様な樹はここの松の木のようで、不思議と真っ直ぐ奔放に生えた元気そうな松が並んでいた。
先っぽまで歩けるようなので進んでみた。

くにさん曰く「いつもはここは曇ってることが多くて、風が強くて寒くて長居したくない場所だけど、今日みたいな穏やかなのは初めて来た」そうで、緩やかな風は心地よいくらいの涼しさで気分良く、でも足痛いからゆっくり歩いた。

そして先っぽで進んで北東の眺め。
走ってきた325号とその先の山々が間近に見えた。

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「祖母傾国定公園」とあったけど、正面の一番高いのが祖母山かな?
棚田とかも見えていい眺めでのんびり眺望。
こんないい眺めだけど、くにさんは「何度も来てるからもう麻痺して、今日は天気がいいくらいにしか感じなくなっちゃったよ」だそうだ。
ゆっくりまた来た道を戻った。

タグ:楽:眺 景:山

トンネルの駅

ファイル 1482-1.jpg高千穂町下野の325号沿いにある観光物産店。
うちのカーナビの地図には道の駅のマークがついてたので、てっきり道の駅だとばかり思ってたんだけど、そうではなくて神楽酒造という酒蔵会社の物産館施設だそうだ。

まず325号を走ってて目についたのがSLと赤い列車。
両方とも静態保存されている物、九州は鉄道ネタが多い気がする。
SLは大正10年製造の「48647」という機関車。昭和44年にはお召列車を牽引したそうな。とりあえず熊本で走り回ってた車輛だけど、この地域で走ってたわけではなさそうだ。

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赤い方は高千穂鉄道(現在は廃線)で延岡から高千穂間を走っていたイベント車両だそうだ。

ファイル 1482-3.jpgそして列車以外にも滝があったりしてのんびり休憩するのによさそうなトコ。
「天孫降臨の滝」と名が付いていて、、、んーまぁまぁよくできてるけど人工の滝なんでしょうね。(高千穂だけに)
説明には水のことが書かれててマイナスオンが出てるから前で休んで癒されましょうみたいに書かれてた。
まあ、足湯とか親水公園とかそういう種類の物と思えばいいかな。

そしてメインはトンネル貯蔵庫。
このトンネルは「葛原トンネル」といって、国鉄高千穂線の高千穂駅が延長されて高森線の高森駅までを繋ぐはずだった区間にあるトンネル。この先の高森トンネルで水脈をブッた切ってしまって大量の出水による工事中断によって開通しなかったそうで、高千穂線の廃線で延長の可能性が皆無になった後に酒蔵会社が買い取って貯蔵庫として活用し、観光スポット的販売場にしたらしい。

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なるほど、細いけど天井が高い鉄道トンネルだね。
試飲できる観光バス客とかならいいだろうけど、ドライブ中の立ち寄りとしてはちょっと悔しいかな。

タグ:観:鉄 観:装 観:水

馬ヶ背

ファイル 759-1.jpg日向市細島の日向岬の先にある景勝地。

5年前に一度来たトコだけど、その時は、灯台に登ったあと「柱状節理の絶壁」を見て感激して満足して帰っちゃった。
で、帰ってから調べたら、その絶壁の先の展望台が絶景だったそうで、くやしく思ってた場所。ある意味リベンジ。

さて、駐車場から遊歩道を歩く。
前回は灯台周りで行ったから今回は逆から進む。
っていうかこっちの方がメインのルートで、灯台に行く人ほほとんどいないっぽい。。

んー。
一度来たとこだし、なんか小雨降ってるし、時間も気になってゆっくりできなさそうだし、、
なんて思ってたけど、歩いてて早速海が見えてきたら景色よく気分も乗ってきた。
最初に内側の細島港が見えて、回る形で広い日向灘と島が見えた。
ああ、なるほどね、こっちから進めばその先の展望台まで行きたくなるわ。

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そして「柱状節理の絶壁」
んーここはやっぱり凄いな。見入っちゃうな。

ファイル 759-3.jpgで、その先には少しだけ坂を登る。
これっぽっちの登りで敬遠してたのか、、、ナサケナイ
そんなに太って歩くの嫌な時期だったかなぁ?

っていうか前回は朝日が登ったばかりで、灯台から朝日と海を眺めて十分満足しちゃってたみたい。

そして「馬が背展望台」
小さい東屋の先は海に突き出た岬の峰の上をまっすぐ海に向かって歩ける形になってた。
おお、っこれは凄い。なんとも理想的な展望台。
こういうところに来てみたかった!
なるほどこれは馬の背だわ。馬の背中のような切り立った頂点からの展望で曇った海もいい景色。

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海は広く見えてその両側の入江の柱状節理の岩場が続いてていい眺め。
まずは東側の隣のなだらかな岬と細い入江。

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そして荒々しい西側。
こっちはすぐ手前の細い入江が、さっきの絶壁の入口になる。
波も荒く、低い岬の先っぽが洗われまくってた。

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いやー、日向岬に来たら此処まで来なきゃダメだね。
しばーらく眺めちゃった。
家族連れの賑やかなのと入れ替えに引き返した。

ファイル 759-7.jpg最後に一応灯台にも登ってみた。
あ、いや、これ、意外と結構急な登りだった。
あーやっぱりこっち先に来ちゃったら、その先はいいやって思うかもね。

灯台の先も展望台になってて、広く眺められる。
けど、やっぱ全然海遠いいし物足りないね。
今回はちゃんと回れてよかった。

ちなみに日向岬はその全体が国の天然記念物だそうだ。

タグ:楽:歩 楽:眺 景:海 景:岬 景:島 景:崖 景:岩 観:地 観:然 観:灯

西郷隆盛宿陣跡資料館

ファイル 758-1.jpg明治初期の西南戦争で西郷隆盛の軍が敗走を決めた宿陣地。

んー、西南戦争についてはそんなに深い興味を持ってるわけじゃないし、時間的にもあまり余裕ないはずなのに寄ってみた。
かててくわえてなんと有料だった。(¥200)

入口前の芝生には西郷隆盛が陸軍大将の軍服を焼いた場所と標されてた。
素人なので此れからして既にわからないんだけど、西南戦争は士族としての反乱だけど、新政府軍大将だったときの軍服はやっぱり大事だったの?

ファイル 758-2.jpgさて、料金払って中に入ると、まずは手前二階建ての資料館。
一階はなんか山小屋の物置みたいな雰囲気、、、正直言って有料の割には雑多で整ってない展示だけど、逆にどれもこれもいかにもその昔の実際の物って感じがして面白かった。

そして二階は手書きが多い昭和まんまの西南戦争解説パネル室。
だけど、内容濃く細かく、マジで読んでたら何時間も楽しめそうな感じだった。

そして次が本館、陣宿。
これは明治初頭築の当時の建物を補修しただけのものだそうだ。
正直そんなに大きな建物ではなく軍議するような屋敷とは思えないけど、人形展示とパネルで軍議風景が再現されていた。
囲炉裏や土間もそのままっぽくなってた。

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ファイル 758-4.jpg庭先には「西郷さんが飲んだ井戸」なんていうのもあった。
なんだこの手作り感は、、

全体通して県指定史跡だったらもう少し大事にしてるような見せ方があるとも思うけど。
でも個人的には楽しく見れた。
んー近ければもっと時間あるときにじっくり来たい濃い場所だった。


さて、
この裏の近くに「ニニギノミコト御陵参考地」というのがあるそうなのでちょっと歩いてみた。

ファイル 758-5.jpgふつーの田舎の裏山の入口みたいなトコにちゃんとパネルでニニギノミコトの紹介。
ニニギさんは高天原に降り立った神で、後に大和に渡って初代天皇になった神武のひいじいちゃんだそうだ。なるほど。

その先に宮内庁管理地入るべからずの小さな御陵(可愛山陵)があった。
でも、参考地って変な言い方だね。

タグ:観:館 観:屋 観:具 観:史 観:遺

道の駅 北川はゆま

ファイル 757-1.jpg延岡市北川町の10号沿いにある道の駅。

この道の駅は12年前に寝る為だけに立ち寄って以来の久々だったけど、なんか全然印象と違ってた。
まぁ夜だったしね。
寝ようとしてるのにビアガーデンやってて「道の駅でビアガーデンってどうよ?絶対飲酒運転の元だよ」なんて思いながら寝た記憶がある。(調べたら現在でも夏はやってるそうだ)

さてここには進路確認と情報収集の休憩。
この先の延岡で名物の「チキン南蛮」を食べて折り返そうと思ってたので、ネタ帳に載せてたその店の情報を携帯で調べた。
ら、その店は昼は2時まで。。って、今2時じゃん。ダメじゃん。
どうすっかなー
と、
考えながら歩いてたら、「チキン南蛮は延岡うまれ!!」なんて幟があって、ここの食堂にも「チキン南蛮」があった。ので、もう店探すのも面倒だしここでもいいか、、とここで食事しちゃった。

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てわけでチキン南蛮定食。
んーなんかふつー
チキンはふにゃふにゃで今日一番柔らかかったけど、これはこれでうまかった。
もう少し「やっぱ本場は!」っていうのが欲しかった。やっぱ市街の店をさがすべきだったかね。

会計の時に「宮崎市のチキン南蛮と延岡のってどこか違うんですかね?」なんて不躾に質問してみたら「宮崎では食べたことないけど延岡でも店によって全然違いますよ」だそうだ。むづかしいね。

ファイル 757-3.jpg食後も少しフラフラしてたら、ここも水槽があった。
泳いでたのはチョウザメ。
なんでも延岡市北川町はチョウザメの養殖が県内一だとか。
なんか、機嫌いいのか悪いのか元気にぐるぐる泳ぎまわってた。
うまいのかな、、、
食堂で出せばいいのに、、
チョウザメ南蛮とかあったら面白いかも。

ファイル 757-4.jpgさてさて、さっきから気になってたのはソフトクリーム。
午前中食ったし昼過ぎても暑くないしもうパスかな、、とか思ってたんだけど結局食べちゃった。

特産の「日向夏ソフト」
んー乳成分濃くて普通にミックスくらいの感じで日向夏の感じが薄かった。
おいしかったけどちょっといまひとつ。
のどもかわいたので「日向夏水」という薄味ジュースを買って飲んだ。ら、こっちのほうが全然柑橘感あっておいしかった。

タグ:食:定 餐:揚 餐:冷 餐:飲 動:魚 道の駅

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