高千穂町下野の325号沿いにある観光物産店。
うちのカーナビの地図には道の駅のマークがついてたので、てっきり道の駅だとばかり思ってたんだけど、そうではなくて神楽酒造という酒蔵会社の物産館施設だそうだ。
まず325号を走ってて目についたのがSLと赤い列車。
両方とも静態保存されている物、九州は鉄道ネタが多い気がする。
SLは大正10年製造の「48647」という機関車。昭和44年にはお召列車を牽引したそうな。とりあえず熊本で走り回ってた車輛だけど、この地域で走ってたわけではなさそうだ。
赤い方は高千穂鉄道(現在は廃線)で延岡から高千穂間を走っていたイベント車両だそうだ。
そして列車以外にも滝があったりしてのんびり休憩するのによさそうなトコ。
「天孫降臨の滝」と名が付いていて、、、んーまぁまぁよくできてるけど人工の滝なんでしょうね。(高千穂だけに)
説明には水のことが書かれててマイナスオンが出てるから前で休んで癒されましょうみたいに書かれてた。
まあ、足湯とか親水公園とかそういう種類の物と思えばいいかな。
そしてメインはトンネル貯蔵庫。
このトンネルは「葛原トンネル」といって、国鉄高千穂線の高千穂駅が延長されて高森線の高森駅までを繋ぐはずだった区間にあるトンネル。この先の高森トンネルで水脈をブッた切ってしまって大量の出水による工事中断によって開通しなかったそうで、高千穂線の廃線で延長の可能性が皆無になった後に酒蔵会社が買い取って貯蔵庫として活用し、観光スポット的販売場にしたらしい。
なるほど、細いけど天井が高い鉄道トンネルだね。
試飲できる観光バス客とかならいいだろうけど、ドライブ中の立ち寄りとしてはちょっと悔しいかな。