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来らっせ

ファイル 1716-1.jpg宇都宮市馬場通りのMEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮店地下1階にある協同組合宇都宮餃子会の直営餃子専門店の食堂。
まえまえから一度は行ってみたいと思ってはいたけど、一人で行く雰囲気のトコじゃない感じなので、妹連れてる今日に来れてちょうどよかった。

まず地下一階に降りる。
と、お土産コーナーもありつつ、食べるトコは2カ所あって共に「来らっせ」だそうで、片方は5つの店のメニューがちゃんと味わえる「常設店舗」、一方は35店舗の餃子を試すように食べれる「日替わり店舗」で、どちらも同じくらいの列ができていた。
やっぱいろいろ食べてみたい!と二人とも同意見で「日替わり店舗」に並んだ。

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日替わりのメニューとレプリカの餃子の像を眺めながら10分ほど待って店に入れた。

メニューは日曜日が一番多いようで、焼き餃子はAからEまでの6種盛りの皿と10店舗の一人前皿とがあり、水餃子は1店舗だけだった。

ファイル 1716-3.jpgで、まずはその水餃子からスタート。
これは「青源」の水餃子で。実は前に行ったことある味噌餃子の店。(→)
辛くて厳しかった記憶があるけど、さすがに水餃子は辛くなかった。
もし辛くても、辛いの平気な妹がいるので問題ナシ。

味噌の湯に浸った水餃子で、これは汁じゃないから飲まないんだよね?(妹が「汁はマズぃ」とか言ってたw)
さっぱりみそ風味の水餃子。おいしかった。

で、
6種盛りの皿を、B盛り、D盛り、C盛り(写真順)と頼んでみた。
一つ一つ違う店の餃子が3皿×6種で18店舗。
互いに半分づつ食べて味わってみた。

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Bが「新三」「三栄飯店」「御空」「紅一点」「きりん」「とんきっき」
Dが「中国飯店」「香蘭」「美雪乃」「麺々市場」「夢餃子」「味一番」
Cが「飯城園」「華」「幸楽」「桃泉楼」「玉ちゃん」「雄都水産」
メニュー見ながら食べたけど、、、正直どれがどれだか。。
お互いの感想も「野菜!」「さっぱり野菜!」「あ、これ肉が勝ってる」「これおいしい」「これ変わってる」と、どうでもいいコメントw
でもそれぞれ違うのはわかって、意外と野菜勝ちなのが多く、餃子って野菜料理なんだなぁと思った。やっぱり肉っぽくてニンニク効いてる方が好きだと思えたのは比べてたからかな。
個人的に一番いいなと思ったのは「玉ちゃん」だった。

三皿食べたところで、「まだいけるよね?」ということで、食べてなかったE盛りとA盛りも追加注文。結局全部いっちゃった。

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Eが「さつき」「龍門」「らーめん武蔵」「宇都宮みんみん」「高橋餃子」「遼順茶楼」
Aが「青源」「アトム」「宇都宮餃子館」「宇都宮ねぎにら」「鵜の木」「餃子会館」
この二つはスタンダードっぽい感じかなと最初外してたんだけど、それでもやっぱりそれぞれ違って最後まで楽しめた。(青源はやっぱりチョコっと辛かった)

いやぁたっぷり餃子三昧。30店舗。いつもは「みんみん」とか「正嗣」くらいしか行かない宇都宮餃子だけど、いろいろあって深いねぇ。
やっぱり餃子は宇都宮だよ。浜松がいくら消費量で抜いたと騒いでもこういう店はできないでしょう。


さて、順番は逆になっちゃったけど、表の前の通りでは二荒山神社の神輿が出て賑わっていた。

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こんな祭りの賑わう真昼間の市街中心でコインパーキングがすんなり停められたのは意外だった。宇都宮あたりだとそんなもんなのかね?なーんて思ってたけど、餃子食べ終わって戻ってみると満車の駐車場待ちの列で混雑してた。。 タイミング良かったようだ。ナイスナイス。

タグ:餐:餃 観:像 観:飾 楽:催

らー麺 藤原家

ファイル 1689-1.jpg上三川町上三川の県道沿いにあるラーメン店。

よく通る北方向のドライブコース上にあって、なんとなく気にはなっていた和食料理店みたいなラーメン屋。
ちょっとひとりでは入りづらいような感じだったけど、今日は思いきって入ってみた。

ら、

店内は洒落たカフェ風な飾りの店で外見とはまた違った印象。
でも席着いてメニューを見るとまぎれもなくラーメン店。そしていろいろと気になるメニューも多く少し迷った。

ファイル 1689-2.jpgお冷やのカップも金属製で冷たくひんやり。お通し的な小皿のサラダも洒落てて恐縮。また一瞬ラーメン屋と言うのを忘れかけちゃった。。

で、
当店の看板メニュー「藤原家麺」というのがあってどういうのか聞いたらトッピングがふんだんに乗ったメニューだというので、まずは基本をと思い普通に「らー麺」、と、プラスのチョイ足しで「めんま丼」というのをたのんでみた。
この地域って支那竹も特産だったよね、、なんて思ってたのんだんだけど、良く考えたら特産は支那竹じゃなくて干瓢だった。。全然違うじゃん。

ファイル 1689-3.jpg先に「めんま丼」から登場。
おお、
これは太くてでかいメンマがどんと三本のった潔いミニ丼。
たのんだあとに、ひょっとしたら辛いかも?と危惧したけど、ぜんぜん大丈夫。からくない醤油風なタレの味付けでおいしかった。

そして「らー麺」。
取り敢えず普通でも悪くなければ、ドライブコース中の食事の選択肢が増えて嬉しいかな。ってくらいの薄い期待で食べてみた。

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ら、
意外っていったら失礼だけど、ホントに意外においしかった。
鶏ガラのイイ味の出たおいしい汁と、弾力よく汁にも絡んで啜りやすい麺。
鶏ガラ好きなんだよね。広島風のコッテリ感とは違ってスッキリしながらイイ味わいのおいしいラーメン。そして一枚乗った焼豚もうまかった。(「藤原家麺」にしとけばよかった、、)

これはいい。また来よう。っていうかもっと早くくれば良かった。

タグ:餐:ら 食:丼 餐:菜

道の駅 東山道伊王野

ファイル 1660-1.jpg那須町伊王野の294号沿いにある道の駅。
頻繁に走る294号沿いなので何度も寄ってはいるけど、巨大水車で挽く蕎麦はいつも混んでて終了が早く一度しか食べたことがなく、トイレだけの休憩が多い。

今日は来てみたら「五月まつり」だそうで屋台が出てたので、何か面白そうなの食べられるかな、、と期待して覗いてみた。

まず中央では子供向けの大きなダルマ落としをやってたり、この地の伝統の「千本杵餅つき」の実演をやっていた。

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搗きたての餅を食べられるかなーと思ったら、まだ30分以上かかると言われてあきらめた。。「千本杵餅つき」は源義経がこの地で足を痛めた馬の療養をし、回復に喜び建てた「馬頭観音堂」の完成祝いに里人が貴重な米を持ち寄って餅を搗いて祝ったのが始まりだそうだ。(また義経伝説かと思ったら客観的にしか関わってなかった、、)

ファイル 1660-3.jpgところで、その餅つきの奥に「まつり伝承館」というのがあった。
これは常設で無料の展示館。あれ?こんなのあったっけ?全然気がつかなかった。
中に入ってみると祭りに使う山車が並んでいた。11月の秋祭りでこれが町を練り歩くそうだ。

さてさて、何か食べようと屋台を覗くと、焼きそばとか焼きとりとかは焼き始めてた。
その中で地元産大アスパラベーコン焼きというのが気になったので「アスパラください」といったら「数限定で大王アスパラ揚げもありますよ」と言われてそれにしてみた。
(大王って何?品種?形体?料理名?ちゃんときいとけばよかった、、ネットにもみあたらない)

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メニューにないその「大王アスパラ揚げ」は、確かに立派なアスパラ丸まる一本揚げて半分フライの衣が付いていた。「お好みで好きな物かけてください」と、マヨと塩胡椒とソースと出された。
「え、どれがおいしいかな、、」と女の子に聞くと「マヨが普通だけど私だったらシオコショーだけで食べる」というので、全体に塩胡椒かけて、先っぽだけマヨつけてみた。

おーおー甘くておいしくて食べ甲斐あるアスパラ。瑞々しくておいしいね。味は確かに塩胡椒が一番いいね。素材が生きる。娘ナイス。
ペロリと食べて「塩胡椒いいね!おいしかった」と声かけたら「だってマヨは太っちゃうから、、」ってそーいうことかい!

ファイル 1660-5.jpgさて、全然腹一杯ではないけど凄く野菜食った感いっぱいで満足。あとは食後のソフト。
ここは「そばソフト」がうまい道の駅。これだけは前から何度も食べててお気に入り。でもそういえばちょっと久々に食べたかも。
(前に点景に書いた六年前以来?いやその間に一回くらいはたべてるだろう)

やっぱり香ばしくておいしかった!

タグ:楽:催 楽:話 観:飾 餐:菜 餐:冷 道の駅

塩谷オキナグサ群生地

ファイル 1604-1.jpg塩谷町上平の鬼怒川に松川が流れ込む口の手前の川原。
前に来たときは案内板がなかった上に、駐車場までの川原の未舗装路も荒れてたので諦めた場所。
久々にまた来てみたら意外とちゃんとしてて楽に来れた。どんなトコでも来るタイミングが必要なのかもね。

さて、車を停めて川原に歩いてみた。
ここにも案内板があり、他の保護植物や昆虫の写真案内版も立っていた。なんかちゃんとしたなぁ。

で、そこまでの増えた案内板に安心して川原を歩くと、、
その先には何の案内もなくて、、あれ?こっちに進んでいいんだよなと不安になってきた。
でも「ここらが群生地」とか「この先は違うよ」とか案内がありそうなもんだけど、、とか思って取り敢えず進んでみた。

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、、、だんだんと道は荒れてきて何か違う雰囲気。
それらしい花は咲いてないかなと足元見ながら周りを見ながら進んでたけど、しまいにはエロ漫画が捨ててあるような荒地になってきた。
(少年達の冒険心を試すアイテムだ、、とか思うと微笑ましい)

気付けば、どう考えても道らしくないような茂みに入っているような場所、増水で倒れた芦を踏みながら行けるトコまで、、と進んでみたら、天然っぽく咲き集まった菜の花畑でどん詰まり。花の先は支流の松川。鬼怒川に流れ出す所。

これは菜の花だよな、、鮮やかで艶やかな香りいっぱいで春っぽく、しばし菜の花に包まれてみた。

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紋白蝶がヒラヒラ舞い踊り、足元を見ると枯葉迷彩の雨蛙ちゃんも元気に飛び跳ねてた。(っていうか、飛び跳ねなきゃ見つからないのに、、)掴まえて戯れた。
今年初のカエルちゃん。目的のオキナグサとやらは見れなかったとしても、一応満足の春らしい散歩になった。

で、荒地をズシズシと戻ってみたけど、川を覗いてみたら水に浸かった草が見えたので「あ、ひょっとして水性植物か?」なんて思って川縁に下りてみた。

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けど、花は咲いてないし、やっぱ違うかな。。
川を覗いてみたら湧水口みたいなのが見えて、正にスプリング。春らしいねぇ。。とか思った。

何気なく軽い気持ちで川縁に下りたけど、段差が意外と高くて足元緩くて上るのに手こずった。。
上に戻ると、「こんなとこ歩いてきたんだっけ?」と思うような荒地で呆れた。。 うへぇ、、こんな感じで気侭に歩いてたらいつか戻れないような変なトコに入り込んじゃうんじゃないかと心配だ。。
割と新品の靴なのでためらいつつも汚しながら元の道に戻った。

エロ漫画まで戻ると道らしくなった。(ここは違うという目印だったのかも、、)

あーあ、、結局オキナグサなんて咲いてなかったなー

、、なんて思いながら来た道を戻ると、道が荒れる手前の途中で写真を撮ってる老夫婦を見かけた。

ファイル 1604-5.jpg何撮ってるのかな?と覗き込むとそこにオキナグサ

あれ?さっき通ったとき全然気付かなかった。。。
「この奥の方に群生してますよ」だそうだ。
ここで気付いて横の原っぱへ曲がればよかったのか。。(案内立ててよ、、っていうか足元の花に気づけよ自分)

っていうか何か地味な花。
見た目はマリオに出てきそうな毒々しい姿ながら、白い産毛に覆われてみんな下向いて恥ずかしそうに咲いていた。
そして、花の後の形態の綿毛状態の物もあった。この綿毛が爺の白髪頭のようだからオキナグサと言うそうだけど、花の姿はしおらしくて恥じらいある乙女の様だった。(でも実際は毒のある草で食べたら心臓止まって死ぬらしい)

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「群生地といってもまばらに生えて咲いてて密集した感じはないなあ、、」とか思って原っぱを歩くと、地味で気付かなかったけどここにもここにもと意外と沢山生えていて、奥から振り返ると立派な群生地。
光の方向で、産毛が照らされる方向から見ると沢山の翁草がキラキラしててキレイだった。
これはなかなか悪くない。いいトコに来れてよかった。
オキナグサは昔は当たり前に見れた花だったそうだけど、今ではあちこちで姿を消して絶滅危惧種でもランク高い方なんだそうだ。見れて良かった。

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たっぷり眺めて来た道を戻った。
その道の真ん中にも小石で囲まれて踏まれるのを避けたオキナグサが何ヶ所かあり、何でコレに気付かなかったのか不思議なくらいだった。(案内があるもんだという思い込みがよくなかったね)

まぁ、おかげで変な冒険心もくすぐられたし沢山の菜の花やカエルなんかが見れて充実した散策になったからよかった。

タグ:植:花 植:草 動:虫 観:蛙 景:川 景:泉 楽:触 楽:歩

ふれあいの里しおや

ファイル 1603-1.jpg塩谷町上平の県道沿いにある農産物売場。
ここは以前に食べた蕎麦が美味しかった食堂のある所。
でも一度食べたきりでそれ以降何度も寄ってはいるけど、時間遅くて閉まってたり、丁度昼で混みすぎてたりで蕎麦を食べてなかった。
で、
今日は昼を少し回っててほどほどの混み具合だった。ので、ちょっと久々に蕎麦の食事。
前に食べたのは随分前だと思ってたけど、それ程でもなくて四年前、点景記事にしてた。(→)

ここの「もり」と「ざる」の違いは海苔だけかな?そば粉配分とか付汁とかも変わるのかな?と気にはなりつつ「天もりそば」にしてみた。

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うん、おいしい。
二八かな?けっこう蕎麦多めの硬さのある田舎蕎麦でシッカリしつつ啜りやすかった。
そして天ぷらも甘い玉葱と香る春菊でおいしく、蕎麦湯もちゃんと出た。いつも混んでるのが納得の美味しい蕎麦だね。

ファイル 1603-3.jpgさてさて、食後にトイレ行くと、その前にある「オキナグサ群生地」の案内図が目についた。
あーここ、前に行ったけど現地までの途中に案内とかなくて迷って諦めたんだよな、、
とか思いつつ、「花の時期:四月上旬から五月中旬」とあったのでもう一回行ってみるかな、、という気になった。そしてまた迷わないようにこの案内図を撮っといた。

ファイル 1603-4.jpgあ、それと、
目の前の鬼怒川の川原で座ってのんびり食べようかな~とか思って買ってみた地元製の揚餅(ねぎみそ味)。
だけど、川原のんびりはやめて群生地に向かうことにしたので、車内で少しづつ食べた。
軽くて餅っぽくて美味しかった。

タグ:餐:麺 餐:揚 餐:菓

岡崎麺

ファイル 1599-1.jpg佐野市富岡町にある佐野ラーメンの店。
ひょっとしたら、一番多く食べてる御当地ラーメンは佐野ラーメンかも、、いや間違いない。(喜多方も白河ももっと近ければちょくちょく行くんだけどね)
こんな何軒も食べてもまだ食べてなくて気になる店が沢山あるという街でなんともありがたい。
そしてハズレの店がないのもありがたい。

で、今日は住宅街にある「岡崎麺」に来てみた。
夕方の半端な時間だけに店は空いてて悠々席に着いた。

そして佐野ではちょっと珍しくワンタンメンがあったのでそれにしてみた。

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佐野ラーメンは青竹打ちで、ひらひらした食感のおいしい麺。
で、ここの麺はそんな佐野の中でもかなりヒラヒラ感が強いタイプでとてもおいしく楽しめ、汁は濃くないのにシッカリとした味でおいしかった。

その麺のヒラヒラ感がワンタンのひらひらと混ざって訳分かんなくなっちゃうんじゃないかとか思ったけど、そんな事もなく、ワンタンの方は更にしなやかに優しいヒラヒラで可愛らしく差があって、それぞれおいしく食べられた。
いやぁいいね。

タグ:餐:ら

唐沢城跡

ファイル 1598-1.jpg栃木県佐野市栃本町の唐沢山山頂(標高247m)にある城跡。
関東七名城の一つで国指定史跡。

前に一度は来たつもりだったけど、来てみたら道も駐車場も見覚えなく、城跡の入口の虎口も初見だった。
わぁ、なんだ来たこと無いトコだったんじゃないか。
二度目だけど、、なんて思いながらも来てみて良かった。

ってわけで、思いがけぬ城歩き。
案内を読むと、あの平将門を討ち取った藤原秀郷が平安時代に築城した古くからの山城。
江戸時代初期の山城禁止令(そんなのあったんだ、、自粛じゃないんだ)で廃城。
明治時代に唐沢山神社を建てたそうだ。
あー、、新田神社のある金山城とまざってた。(あっちも関東七名城の一つ)

駐車場から歩くとまず石垣の「食い違い虎口」の先に「天狗岩」とあって階段が続いてたので登ってみた。
ら、
コレが何とも眺めのいい岩の頂上になってて、節理の岩も面白く、一番上まで登るとスリリングで楽しかった。

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さて、城内に進むと坂を登る前に「大炊の井」という池のような大きな井戸があった。

そして坂を登りながら石鳥居をくぐって進むと「神橋」という石橋があった。
この橋の下の窪みが「四ツ目堀」という堀切で、城っぽい。

そのまま真っ直ぐ坂を登りながら進む。
駐車場が結構上の方なのでそんなにキツイほどの登りでもないけど、運動不足を実感する。

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そして高石垣が見えたらその上が本丸。
この石垣は立派すぎたので、てっきり神社を建てた明治初期に積んだものだとばかり思ってマトモに写真撮ってなかったけど、上杉謙信が攻めてきた戦国時代に積んだものだったそうで、もっとじっくり見とけばよかった。。(その時期に改修はしてるだろうけどネ)

そして神社への石段を登る手前の社務所が「南城」。
一段登って「引局」と案内図にあったトコに手水があった。奥女中の詰め所があった曲輪だそうだ。
城としては勝手口から登ってきた形になる。

その上が「本丸」の唐沢山神社。
頂上だけど木々に覆われて展望はなかった。

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御祭神は藤原秀郷。
山の上とは思えない立派な神社で、裏の本殿の周りは手前から柵で立入禁止になってた。
かつては奥御殿があったそうだ。
古城にしてはシッカリしすぎた城で、戦国時代の攻城戦に堪えうる改修の成果だろうね。
見下ろす石垣も高さあって立派。(同じように戦国時代に謙信の攻城を凌いだウチの近所の城にもこれだけの石垣があったら宅地開発で埋もれたりしなかっただろうに、、)

そして西側の大手虎口側から下った。
ここは神社的には裏口っぽく管理の車も登れるようになってた。

その大手口の下が「二の丸」。
ここには現在は神楽殿がある広場、石垣の塁にも登れる。
往時は奥御殿直番の詰所のあったところだそうだ。

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二の丸の下は一段低い「武者溜」の曲輪(から続く北城への遺構)に下る坂の途中に「三の丸」に下る階段があって、そっちに下った。
「三の丸」は賓客の応接間のあったところだそうだ。
今は廃れた展望食堂跡が休憩の東屋がわりになっている。
展望よさそうだけど木が邪魔なのが残念。

そして「四ツ目堀」で元の道に戻って駐車場へ下った。
神社がメインではあるけど、いい山城で、程良く汗かいて気持ちよく歩けた。午後も遅めながら人も意外と歩いてた。

タグ:観:城 観:宮 景:岩 楽:眺

皆川城址公園

ファイル 1573-1.jpg栃木市皆川城内町にある城山の公園。
室町時代に築いた城で秀吉の小田原攻め後に廃城になり、平成に入って整備して公園になったそうだ。この前の県道は何度か通ってるけど気がつかなかったな。。

で、なんかカッコイイ山と見晴らし良さそうな頂上の展望台にそそられて登ってみた。
歩き始めてみたら意外とさっきの食事でまだ腹一杯、歩きづらかった。。山の遊歩道は細いながらも舗装されていて、園内整備用の軽トラとかは車で登ってるんだろうな、、なんて思いながらゆっくり歩いた。

ファイル 1573-2.jpg公民館前の杉林の先に出るとドーンと頂上まで一目瞭然の草木の刈られたキレイな城山。堂々としてカッコイイね。
どこの城山跡も廃城の後は歳月と共に草木に覆われちゃうけど、多分往時の山城ってみんなこういう感じだったんだろうね。草木に覆われてたら忍び込んで下さい状態だもんね。
そういう意味でも城山らしい城山って感じで登り甲斐あった。

頂上へはほぼ真っ直ぐ登る形の段の道もあったけど、さすがにキツそうだったので無理せずゆっくり廻る道を進んだ。
けどその舗装路も結構な勾配でプチ山歩き気分。少し登ると飛ばしてた梅園ゾーンに気がついた。紅梅と鑞梅が咲いていた。(帰りに廻ろうと思ってて忘れてた)

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そして小鳥も多く、歩くたびに逃げて飛び回っていた。(普通こうだよね先週の市川の鳥はサービス良さ過ぎだよね)

で、ぐるーっと北の裏側に廻ってラストは段になってた。プチ山登り気分。
登り切るとその頂点が「本丸」とあってそこそこの広さがあり、往時は建物が建てられてたらしい柱跡も埋没してたそうだ。

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しっかり苅られてるから展望台に乗るまでもなく眺めはバッチリ。特に南正面の太平山がよく見えた。その太平山の山頂にはこの城の砦的な見張り櫓があったそうだ。(っていうか、なんでそっちに城を築かなかったんだろう?太平山のほうが更に眺め良さそうなのに)

とはいえもちろん展望台にも登ってのんびり眺望。
北東から南西に横たわる東北道を足元に東の栃木市街方面に展望が開けてて、裏のゴルフ場からぐるっと360度見回せた。
(上からの眺望は大きめのパノラマ写真で3500×480

ファイル 1573-5.jpgそして下りはど真ん中の段の道。真っ直ぐ一気に下ろうと思ってたけど少し下に「見はらし平」と名のついた二の曲輪の広場があったのでちょっと折れて歩いてみた。
その二の曲輪の先にはもうひとつのピークがあって「西の丸」と書かれてたのでそれも登ってみた。
けどその「西の丸」の上は開けてなく、櫓台にもキツいかなってくらいの広さだった。

西の丸の脇から廻って一段降りると「井戸注意」と「池注意」の立札があって、小さい井戸の穴と汚れた水溜りのような池があった。往時はもっとちゃんとしてたのかな。

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で井戸から折れてジグザグに下りると「横堀」という土塁と「竪堀」という真っ直ぐな大きい溝があった。
これは攻めてきた敵の連携を断ち切る為の構造だそうだ。

眺めもいいし城の形としても楽しめたし、なかなかいい城址公園だった。

タグ:楽:歩 楽:眺 景:山 景:町 観:城 観:楼 観:園

もつ煮まるぶん

ファイル 1572-1.jpg下野市医大前の4号沿いにあるモツ煮の店。

昨年の秋に道の駅「にしかた」で食べた肉めし弁当(→)がとてもおいしく、テントの出店で販売してた店の元を帰ってから調べてみたらこの店だった。
肉めし弁当はテント売りのイレギュラーメニューらしくこちらでは売ってないようだけど、その専門のモツ煮を店内でも食べられる店らしいので、いつか昼飯がてら来てみようと思ってた。
けど、日曜休日だったのを知らずに前に来たときは閉まってて、実は二度目の来訪。今日は土曜日なのでちゃんと開いてた。(幟を暖簾代わりにしててオヤ?と思ったけど、、)

店内に入るとテーブルのメニューには「弁当メニュー」と書かれてた。
弁当?その弁当というのが食事のメニューのようだった。
モツ煮とモツ焼きのダブル弁当というのにしてみたら「ごめんなさい今日はモツ焼き終わっちゃったの」ということだそうなので、普通にモツ煮弁当にした。

そしたら弁当という感じではなく器で出てきた。
けど、その器は発泡容器の使い捨て丼。なるほど屋外出店がメインの簡易的な店って感じなのかな。

ファイル 1572-2.jpg

で、モツ煮は、うん、うまかった。
しっかり柔らかく煮込まれた臭味のないモツが沢山入ってて、汁にはニンニクもたっぷり入ってしっかりイイ味。
恐れてた辛さは全然なく、辛さはテーブルの一味唐辛子で御勝手にというのが有り難い。すべからくこうあって欲しい。
ただ、、御飯に赤いキムチが乗っちゃってたのが余計だった。(ついてたスプーンがキムチを取り除くのに丁度よかった)

日本酒ガバガバ飲んでた若い頃は「煮込みはおかずじゃないだろう、、」なんて思ってたけど、いまではすっかりイイおかず。
おいしかった。
(痛風?なんでしたっけそれ、、)

タグ:食:弁 餐:煮 餐:肉

磐裂根裂神社

ファイル 1571-1.jpg壬生町安塚の県道沿いにある神社。

最近のこの時期はいつの間にか定着した新興行事の「恵方巻」の季節になってるようで、なんで大阪商人の商売繁盛の儀式を全国のみんなでやらにゃならんのじゃ?とか思いながらウェブを見てたら、「恵方巻の発祥は栃木にあり」といった記事を見かけて読んでみた。
「恵方巻」はコンビニでキャンペーン展開する時に付けた商品名で、この栃木県壬生町の「岩裂根裂(いわさくねさく)神社」の節分祭で振る舞われてた「福巻き寿司」というのが元だということだ。

ってわけでちょっと気になってたので来てみた。

この神社のあるところは「亀塚古墳」の上だそうだ。
あまり大きくはない神社で他に来てる人もいなかったけど、亀の上に乗ったバイキンマン見たいな像があったり、手水舎には干支毎の12本の柄杓が並んでたりした。この手水の水が「長寿神水」という湧き水だそうだ。

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いろいろと面白そうな神社だけど由緒とかの説明は書かれておらず、御利益の項目は並んで書かれてたけど御祭神とかは分からず、お参りするのヤメとこうかな、、とも思ったけど一応ちゃんと拝んだ。(祭神は磐裂神と根裂神という日本神話の神だそうだ)

ファイル 1571-3.jpgさてさて本題の「福巻き寿司」というのは?と思い出して見まわすと、←こちらとの案内が社務所の方を示していた。

で、行ってみると「恵方神社」という方位盤モニュメントのコーナーがあった。
ちょっと目新しくて歴史は感じず、案内説明にも「節分に福巻き寿司を食べるという祈祷祭」の内容があるだけでいつ頃から続けられている祭事なのかは書かれてなかった。

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そしてその節分の数日前という今日でもそのコーナー以外は特に飾り立ててる様子もなく静かな境内。
んーやっぱ、ここの風習が伝播して広まって関西で定着したとは思えず(寧ろ西へ行って来た人がここで自慢げに披露して定着したのでは?)、発祥の地アピールは如何なものかと思えた。


ちょっと寄ってみた発祥の地が雰囲気イイ神社で「それも悪くないかな」って気になれたならば、たーまには「恵方巻」を食べてみてもいいかなー、 とか思って来てみたわけだけど、やっぱりそういうのは昔から慣れ親しんでる地域の人達だけで楽しめばいいんじゃないかと言う結論。
やっぱり2月3日は「豆」の方がいいな。撒かないけど。

タグ:観:宮 観:発 観:遺