呉にある軍艦博物館。
「大和ミュージアム」っていうのは愛称で、正しくは「呉市海事歴史科学館」というらしい。
個人的には戦艦大和だけ特別扱いなのがちょっと面白くないから「呉市海事歴史科学館」の方がいいけどな。。
軍艦に関しては子供の頃に連合艦隊の戦艦と空母はほとんど全部プラモデルで作り揃えてたりしたくらい好きだったので凄く興味ある博物館。
¥500払って入館。中は朝からばっちりGWモード。。。うわ
老若男女、戦艦なんて興味あるの?ってくらいの人までワイワイガヤガヤ。(きっとどこでもいいんだよね、人気あるトコなら)
ちょっと怯んで足取り重く進もうと思ってたら、入口広間でボランティアガイドツアーの参加を呼びかけ出した。
すぐに食い付いて参加。
参加者は一気に集まって10人づつくらい4グループに別れてすぐに出発。
他はどうか分からないけど、ウチらのガイドのお爺さんは面白かった。
話が分かりやすく、親しみやすく、笑いも取りながら一時間で一通り案内。ご苦労様でした。
で、その後また一人でじっくり最初から見て回った。
やっぱりなんといってもメインは戦艦大和10分の1模型。
思ってたよりもデカくて立派でカッコよかった。これは凄いね。
凄いけど写真で見返すと迫力半減で模型にしか見えないね。。イヤイヤ模型だけど。
展示室は「呉の歴史」がメインで、中央に大和のコーナーも広くとってた。
一応歴史で太平洋戦争の辺りには大和以外の軍艦も多数ちゃんと紹介されてて納得。
展示も模型とパネルと映像で丁寧に解説された現代風の洗練された資料館。やっぱ模型が味噌だよね。(模型好きも大喜び)
大型展示室は太平洋戦争の兵器類が色々並んでた。
やっぱりメインは零戦。かっこいいよね。
これは最終量産型の六二型。特攻用爆装機。発動機不調で琵琶湖に着水水没してた物だそうだ。(因に操縦者は健在だそうです)
ほかにも酸素魚雷とか人間魚雷とか特殊潜航艇と海中系が並び、最後に大和の砲弾が並んでた。
二階の空いたスペースには大和以外の軍艦の模型が並んでた(スケールやタッチがまちまちだけど)。う、よだれよだれ。
巡洋艦も細くていいし(最上のレールがイイ)駆逐艦も纏まっててカッコイイ。
あープラモデル作りたくなっちゃった。
三階のシアターではCGガンガンの大和解説映画。
それと、同時上映で小惑星探査機はやぶさの映画が十五分位づつ繰り返し上映されてた。
なかなか楽しく見れた。
四階は展望テラスになってたけど何故か誰もいなかった。。
貸し切り状態でもやーっとした呉港をながめた。
大和を作ったドックや大型タンカーに小さなフェリーなどなど、いろいろあってなかなか面白い港。
少し離れた洋上に自衛艦らしき艦影も浮いてた。(「ひゅうが」っぽくない?呉だから二番艦の「いせ」?)
最後に入口近くの売店を見た。
のど渇いたので地元飲料っぽい「げんまい乳」と言うのを買ってみた。
「館内には飲む所ゴザイマセンので」と釘さされて外に出た。
なんかね、甘酒っぽいミロっぽい感じ。
一口飲んで「うわ失敗した」と思ったけど飲んでるうちに美味しくなった。これはいいよ。しつこくないし。
ミュージアムの表には戦艦陸奥の碇や41センチ主砲の砲身などの実物!が並んでた。
うおお。野ざらしかい。
なかなか面白い博物館だった。
細かい事言えば不満な点も多いんだけど、それは割愛。
なんだかんだ九時半から午後の一時まで、三時間半ものんびりしてしまった。
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