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霞ヶ浦総合公園

土浦市大岩田の霞ヶ浦岸にある県営の公園。
その広い公園の中程に目印的なオランダ風車形(風車の形だけど動力は電気だそうだwww)の展望塔があり、その手前に「土浦市ネイチャーセンター」という霞ヶ浦の生物の学習施設がある。

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来た目的は此処で魚の水槽が並ぶ無料のプチ水族館的なトコらしい。学習施設ということで学童向けかなと思って今まで来てなかったけど、来てみたら子供は少なかった。天気悪い日曜だからかな。

で、一階の奥に並ぶ水槽は「世界の淡水魚」になっていた。
一般的な熱帯魚から少し変わった魚などが並び、順番に見ててまず驚いたのがウーパールーパー。でかい、、太目の魚肉ソーセージーよりでかい。ウーパールーパー(メキシコサラマンダー)というよりメキシコサラマンダー(ウーパールーパー)と書いた方がしっくりくるくらいだった。

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他に目を引くのは奥の大きい水槽のレッドテールキャットフィッシュがでかくて元気過ぎ。アロワナもでかかった。
実は海外の魚にはあまり興味ないんだけど、何故か唯一和物の「アカハライモリ」も並んでて元気にじゃれあっていて可愛かった。

えー国産はイモリだけか(子供に何を学ばせるんだ?)、、、なんて思ってたらそうではなくて二階が「霞ヶ浦の魚」コーナーになっていた。

で、二階にあがるとだーれもおらず「霞ヶ浦の魚」は何故か暗く、まるで人気のないコーナーになっていた。。(やっぱ普通は外国の魚の方が華やかで見てて楽しいもんなのかな)

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たしかに一般的なフナとかドジョウとかがメインで珍しい魚は無く、雷魚も青魚もナマズも小さかったけど、目の前の霞ヶ浦に住む魚たちなので親近感あってかわいらしいと思うけどなぁ。。まぁ静かなのでゆっくりまわって存分に眺められた。

そして二階の反対側の奥は野外観測窓になってて望遠鏡が設置されていた。展望もできるけど冷房で窓は雲っちゃってた。

魚を眺めた後は外に出て水生植物園のハス園を歩いてみた。
蓮の花が沢山咲いていた。っていうか蓮って赤とか白とかだけじゃなくて色んな形と種類があるんだね。花びらの枚数なんか全然バラバラで椿みたいなのまであるんだ。しらんかった。。

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そしてモーモーと牛蛙が啼いていた。啼いてるカエルは見つからないんだよねー、、なーんて思って探してみてたら簡単に見つかった。。牛蛙ってバカなのか?(っていうか牛蛙ってこんな形だったっけ?)

さて、その先のウッドデッキの道が続く蘆原の遊歩道にも進んで歩きまわってみた。
こちらは暫く歩いてもあまり景色に変化が無く、咲いてる花も蘆の根元の白い「ハンゲショウ」くらいだったけど、こういう風景が本来あるべき形の自然な霞ヶ浦の沿岸の景色なのかと思うと、そんな中を歩きやすい道ですいすい進めるのも不思議な感じで面白い。

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なんか今日は湿気がキツく、少し歩いただけで汗ベトベトだったので、全面は歩き回らずに中ほどで蘆原から出て折り返した。
表の湿地の水溜りには黄色い「アサザ」の花が見えた。

そして水生植物園から出て、最後にオランダ風車形展望塔に上って展望してみた。
霞ヶ浦も見えるには見えるけど、どちらかといえば公園内を広く眺めおろす展望って感じだった。

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そしてここはやたらとスズメが多く、みんな風車の頭のほうに上っていくようなので追ってみてみたら、頭の部分の笠の隙間に巣があるのが見えた。フンが落ちてきそうなのでのんびりせずに切り上げて戻った。

タグ:観:園 観:館 観:塔 観:蛙 景:湖 動:魚 動:虫 植:花

中城商店街

土浦市中央にある商店街。
125号に沿って土浦城に向かう手前に横目に見えて、古風な店が並んで気になっていた通り。

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その入口にある天ぷら屋「保立食堂」は小学生くらいの昔に家族で筑波山へ行く途中の筑波鉄道乗り換えの間の散策で入った覚えがあるんだけど、駅からはわりと離れてるから記憶違いかなぁ。。
店先には古写真と説明で「創業は明治2年~戦時中は予科練の指定食堂~」だったそうだ。
次はこっちでも食事したいな。。

そしてこの前の駅前通りの125号は江戸時代の昔は城の堀と霞ヶ浦を繋ぐ川だったそうで、隅に「櫻橋」と橋の欄干っぽい石柱が残されていた。

って感じで、ちょっと商店街の入口だけ「れんこんラーメン」の記事のオマケに載せる形で商店街に入ってすぐの駐車場に戻ろう、、と思ってたんだけど、その先の通りにも古めかしい店や蔵が見えて「土浦まちかど蔵」とかあって観光向きっぽくなってたりしてたので、ちょっとそのまま少し歩いてみることにした。(ので別記事になりました)

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まず一番手前の土浦まちかど蔵「大徳」は天明5年(1785)の創業の呉服の老舗。表の建物「見世蔵」は江戸末期の建物だそうだけど、裏には天保13年(1842)築の蔵もあるそうだ。

「御自由に~」とあったので入ってみたら、中は土産売場になっていた。
でも二階にも上がれるようになっていて、他に客もなかったので、レジのおばちゃんに少しゆっくりこの建物の話や二階の見所なんかを聞けた。

早速二階に上がってみると、何もなくきれいにガラーンとしたギャラリー的なスペースになってて、格子窓と枡形の天井の感じはいいけどそれだけだった。

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ぐるっとまわったら階段の裏に奥屋敷への連絡口があった。
これは下で話聞いてなかったら気付かずに「何だこれだけか」と下りちゃうトコだったかもしれない。。

その先に進むと見世蔵に隣接した屋敷の二階に入れた。
スリッパを脱いで座敷にあがると、なるほどいろいろと装飾が施された立派で素敵なお座敷だった。

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右の座敷は天井が畳に合わせた仕切になってて床の間に「ざくろの柱」があった。ざくろは珍しいねぇ。
そして左の座敷は「エンジュの柱」だった。

座敷の先の中庭側の廊下はなんと継ぎ目のない一本の長い木材を並べた廊下になっている。これはすごい。
そして覗く中庭の瓦風景もイイ感じ。続く向かいの蔵が天保建築の「元蔵」のようだ。(そこは公開されていなかった)

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そして廊下の奥には小さな螺旋階段。細い手すりがまた洒落てるね。
実はこの階段の一部に「鯉の瀧上り」の彫刻が施されていると聞いていたんだけど、なかなか見つからずに少々立ち往生。上ってきたときの視点でと考えてみたら脇にあったのを見つけられた。
いやぁ天井も柱も廊下も階段も、間違いなく話を聞かなきゃ気付かなかっただろうね。楽しめて満足。

一階に下りて、今度は店の隣にある「袖蔵」に進む。

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こちらは「袖蔵展示館」となっていて、一階には土浦の文化資料展示で花火や帆曵船、二階には大徳の資料で古道具や古写真などが飾られてて面白かった。


表に出て通りのその先にも歩いてみた。
ら、なんとすぐ先に広めで無料の「土浦まちかど蔵専用駐車場」があった。。こっちに停めればよかった。  まぁいいか。

気を取り直して町散歩。
大徳の隣は県指定文化財「矢口家住宅」だけど解体修復中。完成までは三年かかるそうだ。けど、ギザギザの柱がよく見えてこれはこれで面白い。

その先には明治6年創業の蕎麦店「吾妻庵」。ガラスを填めた店名の、、(なんていうのこういうの)が洒落ていた。

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その辺りで折り返して戻り、大徳の向かいの「土浦まちかど蔵・野村」を覗いてみた。
ここは裏の煉瓦蔵が喫茶店になってるそうだけど、表は観光案内休憩所って感じで、案内のおじさんに沢山話を聞けた。(前記の矢口家住宅の改修の話とか)

この前の商店街の道は江戸時代には水戸街道だったそうで古くから商家の集まる通りだったらしい。
そして、随分最近まで古い家がもっと残っていたけど、東日本の震災で随分被害があって建て替えちゃった所が多いそうだ。えーそうなのか。そういえば土浦城に来たのって震災前だよな、、その時にこっちも歩いとけばよかった。。

話の途中で某テレ東の某番組のスタッフの人が来て飛行船の写真を借りて行った。近々土浦特集で放送があるのかな。
そのツェッペリン飛行船は昭和4年(1929)に霞ヶ浦航空隊基地に寄港。霞ヶ浦に来たのは大型の格納庫があったからだそうだ。
この案内所も一角が飛行船のコーナーになっててツェッペリン船の模型が吊られていた。

いやぁ土浦でこんなに楽しめると思ってなかったわ。しかも無料で(駐車場だけ有料に停めちゃったけど)
へたすりゃ小江戸の佐倉なんかよりも面白いかも、、っていうか色々名物も歴史も城跡もあるけど地味な街だよね土浦。意外な穴場でオススメの街だと思った。

タグ:観:道 観:街 観:屋 観:建 観:館 観:飾 観:模 楽:話

中華の福来軒

ファイル 1408-1.jpg土浦市中央の125号沿いにある中華料理店。
ここは昭和28年創業の土浦の老舗店だそうだけど、来てみたらそうは感じさせない軽い印象の普通な入口だった。

そして生産量日本一の土浦のレンコンを使った「れんこんらーめん」というのが気になってきたんだけど、店先には「つちうら伽哩物語」「つちうらツェッペリンカレー」と、カレー押しの幟が並んでて、一瞬怯んだけど入口に「れんこんらーめん」とも書かれてたので安心して入店。

ファイル 1408-2.jpg店の中はまたちょっと意外で昭和の軽食喫茶店風な照明緩めの落ちついた感じ。
壁に張られたメニューはやっぱりカレー押し。「幸福いっぱい餃子」というのもカレー風味だそうで、「マーボー冷やし中華」という限定メニューもあってやっぱり辛味押しながら、かろうじて中華店を保っていた。
「れんこんカレーらーめん」「れんこんカレーつけ麺」というのを見てこれまた一瞬ヤバイ、、と思ったけど、テーブルのメニューには普通の「れんこんらーめん」が載ってたので安心してそちらをたのんだ。

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てわけで、普通の方の「れんこんらーめん」
自家製麺で蓮根が練りこんであるという麺は見た目普通だけど、少し感じが違ってて「何が?」と聞かれるとグルメレポーターではない僕は困ってしまうけど面白い食感。汁はあっさり醤油でさっぱりして優しいイイ味。上に乗ったレンコン天はカレー風味だったけど、これは辛いもの苦手な僕でも問題なくおいしく食べられた。
レンコンの特別感よりカレーのキャッチーな味のほうが分かりやすくて悔しいなとも思いつつ、ほどよく楽しめたラーメンだった。

で、
やっぱここは押しのカレーも味わうべきかなとか何とか自爆的なことも考えて、追加で「ツェッペリンカレーコロッケ」というのもひとつ挑戦しちゃってみた。

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一応形が細長くなってるのはツェッペリン船を模してるのかな。
これはカレー味のコロッケじゃなくて、じゃが芋(とレンコン?)をトロトロに煮込んだカレークリームをそのままコロッケ型に収めた感じだった。カレーパンのパンが無い感じ。片手で食べるカレー。
そのカレーは甘い味付けで、

、、


、、いや甘い味付けだから辛く無いわけではなくて、やっぱり辛い。(一般的には全然辛くないのかも)
ラーメンの汁を残しておいてよかった。交互に口に運んで食べられた。

ともあれラーメンはおいしかったし、ツェッペリンカレーの片鱗は味わえたし満足の昼食。

いやーどうしてもツェッペリンというと、敬愛して止まない偉大なるロックバンドの「Led Zeppelin」が浮かび、ロックとカレーは関係ねぇとか否定しつつも、名前的に一度は口にしたいとか思ってみたりしてた。
Baby Baby Baby do you like it?

タグ:餐:ら 餐:菜 餐:揚 餐x辛x

大生郷天満宮

ファイル 1336-1.jpg常総市大生郷町にある神社。
ちょっと辺鄙な場所のわりに大きそうな神社で前から気になってたので寄ってみた。

こんもりした丸い島みたいな森の上にある神社で、裏側に大きな駐車場があり、停めて正面にぐるっと歩いた。

説明を読むと延長7年(929)に菅原道真(天神様)の三男景行が道真の遺骨を祭祀として創建。日本三天神の一つだそうだ。
(帰って調べたら、東日本では一番古い天満宮ではあるけど、三天神の福岡の大宰府、京都の北野、に続く三つ目はいろんなところで名乗り上げてて定まってないそうだ。。  よくあるよね)

そしてその創建の頃のこの場所は「飯沼」という広く長い沼が広がってて、この高台はホントに思った通りの島だったそうだ。

ファイル 1336-2.jpgとはいえ、参道の石段は思ったほど高くなく、これで島だとするとえらく浅い沼だったんだな、、とか思った。
そんな石段を一気に登って参拝。

境内にはまず牛の石像が参道に尻向けて座ってた。新しいもののようでツルツルだったけど、ちょっと珍しい配置だと思った。(拝殿前に横向いて置かれてるのはよく見かける)

境内はそんなに広くなく三天神を名乗るにはいまひとつな感じの普通の神社くらいの規模。ちょっと期待した眺望も木々が邪魔して開けてなかった。
牛の他には「親鸞上人礼拝の杉」という古木の焼け跡(明治に折れて大正に焼けたそうだ)、さざれ石、とかもあった。

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裏の本殿はとくに隠れることなく質素に続いて見えた。
ごてごてしてなくて感じのよい神社だった。

ファイル 1336-4.jpgその裏のコンクリの下り道から境内を出たんだけど、この坂みちの始まりのトコに「奉納 街商組合」とあったのがちょっと面白かった。
こういう部分で奉納って珍しい。文字を踏んで坂を下った。(御神忌千百年大祭記念事業の一環で作られた新しいものらしい)
でもこの坂道は雨上がりの濡れた状態だと、歩くには滑って怖かった。。

そして神社の高台から降りるとその裏には御神忌千百年大祭記念事業で作られたという池のある公園と、その背の高台に「道真公御廟所」というのがあった。

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お墓みたいだなとか思ったけど、お墓なんだよね。骨もあるそうだし。
散り残った桜が舞ってて春な感じだった。

さて、同じように日本三天神に名乗り上げている山口県の「防府天満宮」は以前に行った事あるけど(→)、全然大きくて立派で有力候補(というより、、)
この防府も大宰府も北野もみんな市街地で開けてる要所で観光的にも栄える場所にあるんだよね。そりゃ大きくなるわ。
逆に辺鄙で何もないところにある天満宮ではこの「大生郷天満宮」が日本一じゃないだろうか。

タグ:観:宮 観:像 観:石

香文

ファイル 1335-1.jpg八千代町佐野の広域農道「グリーンライン」沿いにあるお気に入りのラーメン店。
この冬にも来てるから今年二度目かな。
茨城県内には他にも好きな店が何軒かあるけど、定期的に何度も食べに来てるのはここと結城の「カーター」くらい。ドライブでよく通る方向で車が停めやすく時間も合いやすい場所においしい店があるというのは嬉しい事だね。

もちろんこの点景記事にもしてたんだけど、振り返ると5年前(点景開始時期)以来なので、またたまには載せようかなと。

で、今回はリッチにチャーシュー麺。
(、、、と思ったら割と毎回チャーシュー麺を食べてた)

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野菜がじっくり煮込まれたような優しいまろやかな汁に、太めのぷりぷり麺。チャーシューはローストポーク風の柔らかく食べ応えある肉で満足。
いつもと変らぬおいしい味、、、と思いきや、
あれ?ラー油が垂らしてある?
前からそうだったっけ?
チャーシュー麺だから?(いや、それは毎回食べてる)
辛いもの苦手なのでちょっと敏感になりすぎたかな? 勿論全体が辛くなるような量ではなく部分的にアクセントって感じではあるけど、ちょっと邪魔な感じがしたので先にそこを漉くって飲んでからじっくり食べた。(メンマの味付けのラー油がかかりすぎてたのかも)

うんやっぱおいしい。汁飲み干して満足の昼食。
また五年後にこうして書けたらいいな。

タグ:餐:ら

とん平食堂

ファイル 1334-1.jpg牛久市東大和田町の6号沿いにあるもつ煮の食堂。
今日行った近所の馴染みの理髪店でモツ料理のおいしいラーメン屋と聞いて散歩がてら来てみた。

この店のある場所は国道沿いに膨らんだ駐車帯のような区間に飲食店が並んだところで、確か自分が運転初心者くらいの昔はラーメン屋も三店舗くらいあって吉野家もあり、毎晩ドライブしてた若い頃にはよくラーメンを食べに来てた

自分の記憶では、今でも唯一残ってる「ラーメン山岡屋」が山岡屋になる前の「ラーメンショップ」だった頃に好きで何度も来てたんだけど、ラーショが山岡屋になったらちょっとイマイチな味になってパッタリ来なくなってた。。。
と、思ってたけど、調べてみたらこの山岡屋は1988年に開店してたそうだから、ラーショから変わったというのは完全な記憶違いで、よく考えてみたら山岡屋の隣に並んでラーショがあったんだった!(理髪店でウソ話しちゃった、、、ごめんなさい)
で、たしかそのラーショも一回改装したあと味が落ちてガッカリしてこなくなって(その後は柏の6号沿い東京豚骨ラーメンの店にハマったりして)、気がついたらいつの間にか潰れてて山岡屋だけが残ったんだっけ。

最近では龍ヶ崎の県道ばかり通っててこの区間の6号は殆んど通らなくなったから場所の記憶もあやふやで、ナビ地図見ながら裏から来たけど、場所間違えてたりしちゃって行ったり来たり廻ってやっと辿りつけた。。
昔みたいに素直に6号真っ直ぐ来ればよかったんだけどね。

さてさて、話には松戸市内のラーメン屋「貴生」(実は行った事無い)の系列店だか暖簾分けだかと聞いていたけど、来てみたらしっかり「もつ煮」をメインに掲げたお店。
おススメはラーメンよりモツ炒めとかいう話だったのでラーメンはたのまずに「タン・ハツ炒め」を定食で、追加でもつ煮の(小)でたのんだ。

長いカウンターの席で待つと、まずはタン・ハツ炒めから出てきた。

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おお、ハツもタンもいい歯ごたえ。
たっぷり絡めた味噌とネギの味もバッチり、、、、、、

あ、

辛い、、、orz

辛くないって話だったけど、ちょっと僕には強い辛さ。
それでも食べられない事はないので、多分一般的には全然辛くない類なんでしょうね、、ごめんなさい、僕にはこんなでもう危険領域です。

なんとか御飯と合わせて食べてたらもつ煮(小)も出てきた。

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あー赤いですね。

あー辛いですね、、、、!あ、でも、モツはトロトロぷにゅぷにゅの絶品の柔らかさ!
これは、、悔しい (。♋ฺ‸♋ฺ。 )

多分一般的には全然辛くないくらいなんだろう、自分的にもこれはうまいというのが解るレベル。
それだけに辛さに弱いのが情けなくて残念すぎる。

それでも最後まで何とか味わえて食べられた。
多分この店はおいしいと思う。
もっと自分がマトモなら、何度でも来たくなるに違いない。
あーくやしいなぁ。

以前はモツ煮大好きの酒飲みだった僕だけど、ドライブ中に食べた群馬県の某定食屋の「日本一のモツ煮」が辛くて地獄でショックを受けて、それ以来は及び腰。。
すっかり世間一般のうまいとされるモツ煮は辛いのがデフォみたいな風潮が広まってると危機感がつのり、居酒屋でも必ず「モツ煮は辛いですか?」と聞いてからたのむようになってしまい、自分の中での居酒屋の魅力も半減。飲みに行く機会も減って、すっかり酒を飲まなくなってしまった。
今日もモツのうまい店という話が出たときに「そこは辛くないですか?」と聞いて安心して来てみたんだけど、、自分のレベルが低すぎた。。

仕方ないよな。。
ちょこっとピリ辛の要素ってつもりなんだろうからね。

自分がちょこっとドライブとか言って栃木県北部くらいまで廻ってきて「それはぜんぜんちょこっとじゃないですよ!」って言われるのと同じようなもんなんだろうね。
半日ドライブがピリ辛なら
 三連休ドライブが辛口。
あー五連休から七連休くらいの激辛を味わいたいなぁーーって感じかな。わかるわ。
なるほどピリ辛要素を除いたら、近所を廻るだけになっちゃうな。(さしずめ手賀沼くらいか)
辛いのは辛いので結構。
得意な人はたっぷり味わって楽しんでください。

タグ:食:定 餐:肉 餐:煮 餐x辛x 楽:懐 観:P

道の駅 日立おさかなセンター

ファイル 1330-1.jpg日立市みなと町の254号沿いにある道の駅。
ごく最近テレビで何度か見かけて、「あれ?日立に道の駅なんてあったか?」と調べたら、去年の9月に道の駅になった施設だそうな。(去年買った道の駅のロードマップにも載ってなかった)
テレビでやるくらいだから混んでるかなーと思いつつ寄ってみたら、2時半前という半端な時間のおかげか車はスンナリ手前に停められた。ナイス。

さて、駅内は表に列んだ幾つかの店とメインの建物の市場があった。
表の店の行列になってるラーメン屋とか地元漁師の地魚定食の店とか気になったけど、とりあえずメインの海鮮市場へ歩いた。
「みなと町横丁商店街」とあるその市場は入ってすぐのトコにテレビで見た「味勝手丼」と「浜焼きコーナー」の食事コーナーになっていた。

ファイル 1330-2.jpg「味勝手丼」は小分けした食材を好みで選ぶ海鮮丼。陸奥湊とかにあるような感じの簡易版ね。
「浜焼きコーナー」は市場で買った魚を焼いて食べれる炉端焼きコーナー。これは釧路にあったやつな感じね。
テレビで見たのは市場で魚を買って捌いてもらって食べてたので、とりあえず一回り見てから、、、
と、思ったけどもう腹減ってたからすぐの「味勝手丼」コーナーで食べちゃうことにした。

半端な時間だからか食材はそんなに多くはなかったけど、おかげであまり迷わずに数品選んでみた。
赤エビ、サーモン、キンメ、、久慈産の地物がツブ貝かシラスしかなかったのでこれはちょっと考えつつツブにした。
これ、食材一つ\150~200なので高い気もしたけど、まとめると千円以内だったのでまあそんなもんかな。

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ファイル 1330-4.jpgうん。海老も魚も甘くとろけておいしーい。
ツブ貝はまあまあだった。(シラスの方がよかったかも)
それと席にあった醤油が薄味でおいしかった。
茨城県内の「黒澤醤油」という会社の醤油らしい。へー。

青森や釧路のような旅先の深い雰囲気の場所に比べれば、レトロ風に洒落て作ったばかりな軽い感じもするけど、近県でこういうのを楽しめるというのはありがたい。(建て替えてる銚子漁港もこういうふうになってくれないかな、、)

食後に市場の方も見てまわった。
テレビで出てたサヨリはもう並んでなかったけど、イワシが大きく青々してておいしそうだった。
あーこのイワシを刺身にしてもらってイワシ丼にすればよかったなぁ、、、とか思った。
ま、また次来たらそうしよう。今日は今日で満足の昼食。

タグ:観:市 食:丼 餐:魚 道の駅

道の駅 ごか

ファイル 1329-1.jpg五霞町幸主の4号バイパス沿いにある道の駅。
まあまあよくくる道の駅だけど、最近は通過ばかりだったかな。
昨日妹と話しててこの「五霞」の話が出てたのでちょっと半分冗談で寄って写メを送ってみた。

さてさて、ここは食堂のメニューが「ナマズ天丼」とか「ローズポーク」とかそそる物が多いのでここで食事してっちゃいたいトコだけど、昼が遅めだったのでそんなに腹減っておらず、軽食でイイかって感じだった。

で、軽食スナックコーナーにもいろいろ面白そうなものがあり、五霞町イメージキャラクターの「ごかりんまんじゅう」なんて可愛らしいものも目を引いたけど、ちょっと恥ずかしくて食べる気にはならず、それよかチャレンジメニューっぽい「なっとう味噌まんじゅう」の方にしてみた。

ファイル 1329-2.jpgけど、この「なっとう味噌まんじゅう」は残念ながら売り切れだそうで、仕方なく無難に「ローズポークの串カツ」にした。

んー。これもふつー。
今日はなんかふつー続きだなぁ。おいしい豚肉なら串カツより串焼きで食べたいね。

そして、どうせ腹の調子を考えて食べはしないだろうけど、一応ソフトやアイスのコーナーもどんな物があるのか見ておこう、、なんて覗いてみた。
ら、
さっき逃した「なっとう味噌」がジェラードであった。んーこれは悩む。腹もう大丈夫かなぁ。。
で、結局購入。「なっとう味噌ジェラ」はコーンではなくカップのみの販売だった。
「お好みで振りかけて下さい」ときな粉の包みも添えられた。

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これはこれは。味噌味?のアイスに粒の納豆が入ってて奇妙な味わい。あ、もちろん糸は引かなかった。
んー納豆は納豆で面白いし味噌も味噌でいい味だけど、なんか変。これはジェラードとしてはどうだろうか。マッチしてるようなしてないような。

ファイル 1329-4.jpg少し食べたトコで、きな粉をかけてみた。
今度は甘いきな粉が混ざったことでまた一段と訳の分からない奇妙な味わい。
そういえば、納豆も味噌もきな粉もみんな大豆だよね。同じ大豆から出来たものが三者三様の個性をぶつけて奇妙な味わいの面白いジェラード。

途中まではなんかよく分からなかったけど、最後まで食べたらおいしかった。
うんこれは悪くないぞ。

なんとなく気に入ったので、本体の「なめてみそ 納豆みそ」という瓶詰めの味噌を買ってみようかなーと思った。けど、少々高めの値段に怯んでヤメた。

タグ:食:串 餐:揚 餐:冷 道の駅

中華そば 華丸

ファイル 1327-1.jpg小美玉市羽鳥の宅地内にあるラーメン店。
華丸は「かわん」と読むそうです。

確か以前に筑波軍鶏(しゃも)で作ったラーメンというのをネットで見かけて興味持ってきて来てみたけど、駐車場満車に行列を見て退散。
今日も混んでたらやめようと思ってたけど、無事停められてすんなり席に着けた。

パッと見ラーメン屋には見えない小さな店舗で、中に入ってもアメリカンオールデイズ風な洒落た雰囲気のカウンターメインの店。

ラーメンのメニューは中華そばとワンタン中華のみ。
僕はワンタン好きなので「ワンタン中華」にしてみた。

料理を待っている内に続々とお客が来て席待ちの列になっていた。来るタイミングが良かったみたいだ。ナイスナイス。

そして「ワンタン中華」登場。
あ、ちょっと苦手な鶏ガラこってりにストレ-ト麺。これはどうだろう、、

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、、なんて見た目で身構えてたけどアニハカランヤ。
苦手なエグさはまるでない実においしい汁と、プリュっとした意外な食感の面白い麺でこれは!んまかった!
そして添えた二種の肉、白い鶏(しゃも?)は柔らかくスッキリ絶品で、赤い豚もロースト半生でこれまた絶品。
緑の青梗菜までシャキっと清々しくてケチの付けようがない。
そして「熱いから気を付けてください」といわれてたワンタンを最後に食べてみると、これまた独得なプリュっとした意外な食感の面白い皮で可愛らしく雲を呑む感覚で、中の具にも味がしっかりついててこれまた!んまかった!

これはすごいね。
僕は鶏ガラのラーメンて従来のさっぱり中華や白湯汁は大好きで、広島風こってりも博多鳥炊き風も大好きなんだけど、京都風なドロリこってりだけは苦手。最近は特に人気店にその京都風なこってりの店が多くてハズす事も多くて難しい。。
ここの鶏はやや京都風な感じだけど別格で格別で実においしく、やっぱり来てみて良かったと大満足の昼食になった。
合う合わないは食べてみないと解らないね。

そして、しばらく調子悪かった腹が落ち着いてやっと美味しい物食べたくなったトコでの最初の御馳走。
ホント、腹が良くないとラーメンなんか食べる気力も出ないからね。ラーメン食べれる体調ってありがたいよ。

タグ:餐:ら

下野茶屋

ファイル 1317-1.jpg栃木市藤岡町藤岡の県道沿いにある蕎麦屋。

前に出てる「大根そば」の幟で気になっていた店だけど、昼近くに前の道を通るとたいてい駐車場一杯な感じで通過しがちだし、蕎麦を食べたいときは手前の道の駅の蕎麦もおいしいのでそっちで食事したりしてなかなか寄れなかった。

ファイル 1317-2.jpg店に入ると石臼の製粉機があってその奥に蕎麦打ち台もあった。おお、手打ちムード満点。
期待いっぱいで席について迷わずに「大根そば」を大盛りでたのんでみた。

「大根そば」というのは佐野の御当地そば。
っていうか佐野ってそれ以外にも「佐野ラーメン」や「いもフライ」の他に「耳うどん」なんてのもあって名物ありすぎ。
なので佐野ではラーメンを、蕎麦は近隣の別のトコで食べたいと思うので、佐野に向かう手前にあるこの店が丁度イイ感じ。
前に一度食べたのは板倉町だったかな。。ここから近いけど群馬県。(「大根そば」は館林あたりでも名物らしい。。館林はうどんじゃないのか?)

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で、「大根そば」大盛り。
細切りの大根が蕎麦に絡んだもので、この大根は辛くなくしゃきっとしつつ柔らかく瑞々しい食感。
蕎麦は期待通りの風味ある手打ちの二八。
うん、これはうまい。

やや立体的に盛られてたけどあっという間にツルツルぺろり。大盛りにしといてよかったー。
漬汁も蕎麦湯も多めに入っててゆったり余韻にひたれた。
やっぱ蕎麦はイイやねー。

タグ:餐:麺 餐:菜