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真壁城跡

桜川市真壁町桜井にある城跡。
地図を見ると一応「真壁城跡公園」とか出てたりするけど、どこがどう公園なのか、どこに車を停めてどう歩けばいいのかさっぱり分からずに今まで何度も通過してた。

ファイル 2299-1.jpgで、今日は、取り敢えず「市立真壁体育館」に車を停めてみた。ら、ここでいいらしく案内板と石碑があった。
体育館の方に資料コーナーとかないかな?とか思って一応近寄ってみたけどそんなもんは無さそうなのでチラッと覗いて戻った。

案内を見ると永禄年間(1570頃)の築城とあるけど移転したのかな?真壁城はそれ以前の承安年間(1170頃)からの真壁氏の居城だったようだ。1602年には佐竹の秋田移封に随い角館に転移して廃城。(実際は真壁氏転移後に浅野長政が入城して隠居してこの地で亡くなって、子の長重が加増で笠間城に移って1622年にやっと廃城、、じゃなかったっけ?浅野の事は全然書かれてなかった)

。。。平将門の小説で出てきた真壁の親類の屋敷っていうのがここかと思ってたけど、それは更に昔で時代が違うか。歴史無知だわぁ、、オハズカシ。(将門に討たれた叔父の平国香の子孫が真壁氏だそうだ。その国香の焼かれた屋敷はもっと南で筑波山の横あたりらしい)

そんでもって、この駐車場と体育館が本丸だったらしい。
以上終わり! でもよかったんだけど、その案内板からの未舗装路を歩いてみたら、堀があり、「一の堀」と案内板が立っていた。
おお!見た目広大な廃農地かなにかに思えた一帯が、一応は「真壁城跡公園」として整備されてるのかな。ちょっとそのまま歩いてみた。

少し歩くと木陰の辻があって「二の丸東虎口」との案内板。そっか本丸から出て二の丸を歩いてたわけか。いつもは本丸目指して歩くことが多い城歩きだけど、本丸からスタートして外を歩くのは初めてかも。
木陰で少し涼んでここで引き返そうかと思ってたけど、もう少し歩いてみた。

ファイル 2299-2.jpg

筑波山から連なる山と濃い青空を見ながら取り敢えず歩いた先は、来る途中の八郷からの県道から見えていた「真 壁 城 跡」と標示されている高めの土塁。これが本丸のものだとばかり思ってたけど、そうではなくて中城(三の丸)と外曲輪という外郭の土塁だった。
土塁上は狭く植木で歩けなくなっていて登れず、土塁の外の道に出てみたら、水堀の池が再現されていた。

大手門かと思った割れた中央がその郭の間で、道じゃなくて水堀跡だった。暑いからここでもう戻ろう、、と思ってたのに曲がれる道がないから仕方なくずっと歩くと、先の角は「外曲輪南虎口」との案内板があり、ちょこっと公園の入口っぽくなっていた。(こんなトコに公園の入口があっても来る人はいなさそう、、、)

土塁の間のキレイな道を進んで、虎口をくねーっと曲がって外曲輪の真ん中に進んだ。このまま西に進んで本丸の駐車場に戻るつもりだったけど、東を見ると鳥居の有る森の前に他より大きな案内板があった。
なんだろ、この城の歴史で最も重要な神社か何かかな?とか思ってそっちに歩いてみた。

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けど、この案内板は本丸にあった案内板と同じ大きさで、立派に外曲輪の説明をしてた。。
神社は鹿島神社。外曲輪の図に出てたので城の時代からあったらしい。森の中にひっそりと静かにあって、この日陰が涼しくて気持ちよかった。避暑避暑。
そして茂みの陰の合間に咲いたオレンジの花(ヤブカンゾウ?)がキレイだった。

神社の森から出ると、ここが城の西南の端。広く城域を見渡せた。
広い城だったんだなーと思ったけど、ほぼ荒地とはいえ平城で本丸から二の丸の先の先の外郭までそのまま残されてて見渡せる城なんて他に行ったことなく、普通は本丸だけとか二の丸までが公園になってると考えると普通サイズなのかな。

そして神社の脇には櫓台みたいな土塁もあり、外曲輪の東側から北の方へは歩けそうな土塁がずっと続いてたので、まわって戻るかとその外郭を歩いてみた。

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「外曲輪東虎口」との案内板から土塁に登ると外は深い堀になっていた。、土塁は歩きやすい広さで、時々木が植わってて日陰もあり、まぁ公園と言ってもいいかなって感じになっていた。
ずーっと城の広さを感じつつ土塁上を歩いて、一旦途切れる「外曲輪北虎口」の階段で塁を下った。その先に少し残った北側の土塁には登る階段がなかったので脇を歩いた。

その北側の土塁の終わったところが「中城東虎口」。詰所みたいなプレハブが立っててその先の二の丸に続く道の手前が工事中で閉鎖されてた。。ガーン。ここを通れれば本丸駐車場もすぐなのに。。
囲いの外から行けそうな気もしたけど荒れてて危なそうなのでヤメタ。他に道がある事を祈って中城を北に進んでみた。

けど、「中城北虎口」で道は終わってた。。
二の丸側に進む道はなく、城外に進む畦道は一応続いていた。なんとか廃田圃みたいな堀跡を越えられないかな、、と枯草の積もった上を歩いてみたけど、ズブズブと草の下は湿地で緩く危なく、渡ってもその先の土塁こえられるか分からなかったのでヤメ。無理せず城外への畦道を歩いた。

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畦道は場所によってはぬかるんでたり、水路を渡る橋が工事用の足場で不安だったりしつつも、水路で魚(たぶんカダヤシ)やトンボ(アカネ)やチョウ(ベニシジミ)を見ながらのんびり横断。

北側の前の道に出てホッとしつつ振り返るとこっちも「国史跡 真 壁 城 跡」と看板が立っていた。
あとは仕方ないので城外の車道脇をトボトボ歩いた。
西側の県道は車でよく通る道。歩くと遠く感じるわ。
ここは北曲輪から二の丸へ突っ切って城跡を遮断してる形らしい。一応道の反対側にも城跡が少し続く筈だけど、何もなさそうだね。

それよか暑くて汗だくで涼みたいーと思ってたトコで、道沿いの菓子屋の「メロンパンじゅう」という幟が気になった。
個売りしてるかな?ダメでも店入って涼もう、、なんて図々しく考えて入ってみた。
ら、
なんと、個売りしてるばかりではなく、1個しか買わないのに「どうぞゆっくりしていってください」と、お茶と半分の大福を出してもらえた。ありがた過ぎる。神かよ。

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さてその「メロンパンじゅう」。メロンでメロンパンでまんじゅう。お茶にも合っておいしかった。
ここが遠いい所ならお土産で買ってってもいいなぁと思えた。(ありがたかったけど買わないという、、)

そして七夕の短冊「よければ何か書いてください」と渡された。うわー七夕の短冊書くのって何十年ぶりだろうか。
っていうか願い事って考えてみたら別になかった。。取り敢えず無難に書いて吊るした。


そして本丸跡の体育館駐車場に戻った。
車に戻る前にふと見ると、「真壁城跡」の石碑のある後ろの森も鳥居が見えて神社のようだった。ので、ちょっと歩いて森に入ってみた。
そしたら、ここの木陰も涼しくて気持ちよかった。梅雨開けたばかりで充分暑い夏だけど、湿気はまだまだなのかな。木陰が涼しいのは嬉しい。真夏になったらこんなもんじゃないのかな?

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そしてここには「本丸虎口(搦手)」の案内板。脱腸のような折れた半島の虎口だそうで堀に囲まれた先に神社。昔は門があったらしい。
その隣には「神道霞流剣術発祥の地」の標柱があり、堀に下る道をはさんで「真壁城址」の石碑があった。森の前のと同じ大きさの石碑だけど、これは昭和十年。むこうは平成六年のもの。国史跡になった時に作り直したようだ。

少し涼んでから車に戻った。こんな暑い日にこんなにがっつり城歩きするとは思わなかった。
ひと回りまわった感じでは、取り敢えず城跡公園として人が歩きやすくしようと外曲輪から整備し始めたけど、中城までは手が回らずに停滞しちゃってるって感じかな。また数年後に来たら少しは歩きやすくなってるかな?
案内板だけはマメに立ってるのが嬉しかった。っていうか立ってなかったらこんなに歩いてなかったと思う。

タグ:観:城 観:宮 観:飾 植:花 動:虫 動:魚 景:山 景:森 観:飾 餐:饅 楽:験 楽:歩

蕎麦蔵めぐみ

ファイル 2298-1.jpg石岡市柿岡の県道沿いにある蕎麦店。

もうなんでもいいから見かけた店に入って食事しよう!と思って進んでたものの、どうも寄れない時って良さそうな店があってもついつい通過しちゃうんだよね。
そんな状態から思い切って寄ってみた良さそうなお店。
柿岡の町はずれにあって隣が駐車場っぽかったので思いきれた。

洒落た蔵っぽい和風の新しい店で、空いてる時間だったからゆっくり席につけた。
店内にあったパンフとかを見るとこの界隈(旧八郷町)は「やさとそば街道」として蕎麦屋が多い地区らしい。そうだったっけ。。気が付かなかった。

ファイル 2298-2.jpgそしてメニューはシンプルで、冷たい蕎麦は二種類。
普通に「もりそば」にしようと思ってたんだけど、この店オリジナルという「ぶっかけ野菜そば」というのが気になったのでそれにしてみた。
蕎麦は石挽で十割の「常陸秋そば」だそうで、野菜はキャベツとニンジンの千切りを混ぜ込んだものだそうだ。(女性向けのヘルシーメニューかなとも思った、、)

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ってわけでその「ぶっかけ野菜そば」。こういう感じかぁ。
ニラとか大根とかの名物蕎麦はそれぞれおいしくて好きだけど、キャベツってどうだろうね、、 なーんて思ったけど、食べてみたらこれがまた美味しかった!
普段毎朝食べてるキャベツだけど、その甘い風味と蕎麦が意外とあってて爽やかですごくイイ。これは料理だね。そばもいいし汁もいいし、蕎麦湯も濃いし、そして付いてた炒り胡麻がいい味で良かった。量は多くなかったけど、ゆっくり食べられて美味しかった。

羊羹のような蕎麦がきまで付いていい食事だった。
思いきって寄って良かった。

タグ:餐:麺 餐:菜

水戸ドライブイン

ファイル 2277-1.jpg水戸市加倉井町宿後の50号沿いにあるドライブイン。

古くからある水戸IC前のドライブインで、ここは以前から何度か寄ったことあってオフ会でも来てレストランで食事したことあった筈。

別の日に来たときは水戸の御当地丼「ねばり丼」を食べたこともあった。(コワクにしてた

そしてわりと近年ではそのレストランが軍鶏料理メインの店になってたのをWebで知って、来てみたけど午後で時間合わずに閉まってた。。(営業時間ではなくて既に閉店してたのかも、、)

ファイル 2277-2.jpgそのあと気にはしつつも、食事時に水戸という機会も少なく、来ても別な所で食べてたりして、今日久々に来てみたら、、
コンビニになっちゃってた。。

まぁ、仕方ないか。

取り敢えず土産屋を覗いてひと回り。
土産は充実してて色々あった。けど、やっぱ水戸って近いイメージだからよっぽどネタになりそうな面白いものでもないと買う気はせずにスルー。ちょっと心配になった。(ひやかしのくせに大きなお世話)

で、外に出たら、おもてのスナックコーナーにソフトクリームがあった。
売りのソフトはクインシーメロン。茨城はメロンも名物。
水戸より鉾田だけど、どこかでソフトでも食べれたらなぁーとか思いつつ鉾田のメロン産直店を横目に通過してきてたトコだったので、ここで食べれてちょうどよかった。

ファイル 2277-3.jpg

うん。いいあまさ。
先週のGWの連休は腹の調子が不安でソフトクリームを食べなかっただけに、余計においしく感じ、平常のドライブって感じもしてうれしく食べられた。

このドライブイン、昼は団体さんとかも寄るのかな?
もう少し元気に面白くなってくれたらなぁ、、と思うけど、やっぱ大きなお世話かな。

タグ:餐:冷 観:P

こうのの大福

ファイル 2223-1.jpg稲敷市堀之内の125号沿いにある和菓子店。

前の125号は広域農道の「ライブライン」が途切れたつなぎの区間なので、どちらからドライブしても通過する箇所。
「稲敷名物」「水郷名物」「自家製」等の看板が気になってたし、一軒家の店舗ながら店の向かいの駐車場に警備員が立ってたりして混む時間は混む人気店なんだろうなと気になってた。

で、たまにはその大福を食べてみようと咄嗟に寄ってみた。

ファイル 2223-2.jpg大福は赤〈つぶあん〉、白〈こしあん〉、草〈こしあん〉の三種。ショーケースに箱入りで並んでたので個売りはないのかな?と思ったけど、聞いてみたらあるそうで、「いくつですか」といわれ取り敢えず三種ひとつづつ買ってみた。

慌てて三つ買ったけど、そんなに食べるかな、、なんて思ってたら意外と一つ一つが小さい一口サイズ。これなら問題ないわ。

で、ひとつずつ食べながら出発。
まず赤大福を食べてみたら、お、ウマイ!
なるほど人気なわけだ。餅も餡もいい感じ。
ゆっくり間あけて食べるつもりだったけど、止まらずに白食べて、最後に草大福を食べた。あっという間に無くなっちゃった。

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特に最後の草大福はよもぎの感じもよくておいしかった。
これ、小さいのに気づいて二個づつとか買ってもよかったなー。
でもまぁ、間違いなく続けてペロリと平らげちゃいそうなので、(糖分的には)ひとつづつ三個だけにしててよかった。
またよろう。こっち方面の楽しみが増えた。

タグ:餐:菓 餐:餅

浮島園地 和田公園

稲敷市浮島の和田岬にある霞ヶ浦に面した公園。
霞ヶ浦沿いをドライブしてて何度か前を通ってはいたけど、公園自体は特に何もなさそうなので寄ったことはなかった。
今日は「稲敷チューリップまつり」の看板に導かれて来てみた。

ファイル 2222-1.jpg

東側駐車場で停めてその前のチューリップ畑を見て歩いた。
いい感じで咲いてるね。
天気も良く日が照ってた。 けど、時折雲に隠れて陰るので、写真撮るたびに晴れ間を待ったりして、のんびりゆっくり見て回った。

花は手前が多種混合のカラフルな花畑で、奥の方は種類別に並んでいた。
単色のものやちょっと変わったものも色々並んでいた。

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色とりどりの花を見た後は少し目を休める為ってわけでもないけど、公園の奥の和田岬の方へ歩いてみた。

園内には木道の湿性植物を見る池とかあるけど、もう少し解説が欲しいかな。
あとは広場があるだけの公園で、その先は霞ヶ浦。この道は車で何度か通ってるので見慣れた景色。
とくに見るところはない公園だけど戻るときにはシジミチョウ(ベニシジミ)が沢山飛んでたので満足。

ファイル 2222-3.jpg

さて、公園の案内板を見ると、もう一ヵ所運動広場のグラウンドの先に西側駐車場というのがあってそっちにもチューリップ畑があるようだった。ので、車で移動。そっちに行ってみた。

ら、こっちはいくつかの屋台が出てた。(何も買わなかったけど)こっちの方がメインなのかな?って雰囲気だった。

区分けしてなければ長く広がるチューリップ畑だと思うけど、二区画とその外に一面の三つ並ぶチューリップ畑だった。ゆっくり歩いて見て回った。

ファイル 2222-4.jpg

ちょっと前まではチューリップ畑なんて見向きもしなかったんだけどね。
最近は春になった嬉しさが楽しめるようになった。
そして、混み合う人気スポットとかじゃなくて、このくらいの気軽に寄り道できる花まつりくらいがいいね。

タグ:植:花 観:園 観:池 観:キ 景:湖 動:虫

ビッグスマイル

ファイル 2220-1.jpg取手市戸頭にあるハンバーガー店。

お気に入りの店で以前(CR-Xに乗ってた10年位前)は何度も来てたと思うけど、そういえばパッタリ来なくなって久々の来店。

なんだろ、その当時は本格的なハンバーガー店が都心だけではなくこういった近隣の県の住宅街の意外な所にでき始めてた頃で、ドライブがてらで来れるのが嬉しく気に入ってた。(都内とかの繁華街じゃドライブがてらってわけにいかないからね)
だけど、うちの自宅から歩いて数分の近所にもこういう本格バーガー店が出来ちゃって、珍しさも無くなっちゃったのかも。(その近所の店も一回行ったキリだけどね、、)

店の前に路駐して中に入ると、二軒隣りに駐車場がありますよと教えられた。
そっか!駐車場あったのか!知らなかった。路駐で気が引けるからというのも来なくなった要因でもあるから、これからはもっと気兼ねなく来れるな。と喜んで移動した。

さて久々なので食べたのはプレーンな「ハンバーガー」(ポテト付き)+ジンジャーエール。

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うん、やっぱりおいしい。
厚いけど一旦つぶして食べると口にちょうど良く、思いきり頬張れた。
外側カリッとしたバンスも美味しく肉もジューシー。
トマトの甘味とレタスのシャキシャキでハンバーガーってオールインワンの凄い料理だよなーと思える。
軽い食事に見えて丼ものくらいのボリュームを感じるので750円は満足のお値段。(前記のうちの近所の店は1000円するからね、、)

アメリカンな雰囲気の店内もいいし、各席に置かれたおもちゃゲーム(黒ひげとか)もお茶目で、また前みたいに友達と来たいなぁと思った。(友達三人CR-X三台で来たのは09/02/14、大昔に感じる。。)

タグ:餐:ば

結城城城跡公園

ファイル 2219-1.jpg結城市結城にある結城城の城跡にある公園。
行政的に正式な公園の名前は「城跡歴史公園」というらしいけど公園の入り口には「城跡公園」としかなかったし、城の字が三つ並んで面白いのでこの表題にしましたwあしからず。

結城城は鎌倉以前からあって何度も戦乱の攻防があり、江戸時代には結城藩の藩庁があり、幕末も戊辰の攻防があった城の跡ながら、現在は市街の裏の丘の実に地味な公園。

うちの地元の千葉から延びた下総国の北端の城跡ということもあって僕もいままでに何度か来てはいるものの、毎回特に書く事がなく写真もパッとせず点景にもしてなかった。。

でも今日は「さくら祭り」と案内や幟が出てたので、やっと点景にできるかなとか思って来てみた。(というのは嘘で、本当はトイレ休憩ついでの寄り道)

さて、来てみたら、いい感じに桜が咲いていい雰囲気だったけど、催し物とかは別の日らしく、(一週間後だったらしい。。桜残ってたのかな?)屋台もイベントも何もない桜の公園だった。。

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いやいや、むしろ変に混んでなく、普通に近隣の人がシート敷いて花見してるような、飲んだくれも場所取りもないような平和な感じがのどかで朗らかだった。
これこそ本来の花見の姿だと思えるし、こういう感じの方が歩きやすく、ゆっくり桜を見ながら春を感じながら公園を歩けた。

久々に来たけど、やっぱり結城城の案内板などは増えておらず、城跡公園という名でなければそうは思えない丘(というか台地)
本丸だったこの公園は北から東側が斜面になっているけど、そんなに高くはなく縁も塁を盛っておらずピンとこない。
見下ろしたら、北側の県道沿いに広い駐車場があった。。ああそっちに停めるべきだったのか。

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公園内にある建物はこの瓦屋根の東屋を兼ねたトイレだけ。
新しいもののようで気軽に目的を果たせた。

そして公園を一回り。車を停めた入り口に戻る手前の横道をちょっと曲がってみた。
この道、歩いてる人が多かったけど、両側に並んだ桜の樹は幹以外ばっさり切られていた、、どうしたんだろう。
幹から生えた小枝にチョボチョボっと咲く花しかなく寂しい道だった。。

少し進むと「三日月橋」という橋があった。堀かな?と思って覗くと、下は水の無い池って感じで、堀というより公園の一部の変化をつけた部分て感じだった。(ネットで調べると、埋蔵金を探して掘った跡とか出てるけど、、そんな穴が残った城跡って虚しいなぁ)

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橋の先も道の両脇の樹は切られてて、チョボチョボっと脱毛ミスしたような桜しか咲いてなかったので折り返して車に戻った。

やっぱりパッとしない所だったけど、桜はキレイで気分は良く軽い散歩としては上出来だった。

タグ:観:園 観:城 観:橋 植:樹 植:花

美和ささの湯

ファイル 2198-1.jpg常陸大宮市(旧美和町)氷之沢にある日帰り温泉施設。

ちょっと谷の奥の辺鄙な場所ながら、割と気に入ってて何度も来てる温泉。
でも来たのは随分ご無沙汰で久々。前に来たのいつだろう?(日誌を振り返ってみたら2015/07/26が最後で三年ぶりのようだ)

温泉は浴室の写真撮れないからどんな風呂だったか忘れちゃうことが多いけど、ここは半円形の浴室が印象的で憶えている。
そして500円の入浴料は夕方4時以降は300円という嬉しい料金。これは来るまですっかり忘れてて喜んだ。

で、早速入った風呂だけど、ここの一番のお気に入りの、「流水浴」の高圧水流が、なくなってた!!がーん。。
流れが強すぎたから事故でもあったかな?(似た感じの荘川の温泉のは無くなってないだろうか、、)
代わりに五角形のジャグジー風の高圧ではない変な流れの浴槽になってた。。試してみたけどなんか浮いちゃって落ち着かずイマイチだった、、残念。

露天風呂は前のままで小さいんだけど、目の前にS字に折れる渓谷があって、正面から渓流の水が流れてくる景色はなかなかのもの。
そういえば今までは高圧水流ばかり楽しんでて、露天は小さいし別にいいやなんて思ってたけど、景色の良さに気づけて良かった。
すいてる時間に入って露天風呂で渓谷を眺めながらの入浴だけでも300円じゃ安すぎるいい温泉。お気に入り度は変わらないね。(五角形のなくして露天を広げてくれたらもっといいんだけど、、)

ファイル 2198-2.jpgさて、そして風呂上り。
ここで食事したことはなかったけどどんなメニューがあるのかな?と、大広間にある食堂を覗いてみると、気になるメニューもいくつかあった。
この地域は柚子が特産のようで「ゆず風味のペペロンチーノ」が一番気になったけど、、ペペロンチーノはからいよね、、唐辛子だもんね
ってわけで他に気になった「常陸牛丼」にしてみた。
そういえばビーフラインとかよく通るけど「常陸牛」って食べたことなかったなぁ。
食券を出すと、受け渡し口の周りには「常陸秋そば」の幟やポスターがあって、ああ蕎麦たべたかったんだっけ、、とか思い出したけどまぁいいや。

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うんうん、牛肉らしいおいしさの牛丼。
まぁ、そんなにウマイってほどの肉ではないけど多めに入ってたし玉葱もおいしく悪くはなかった。
ちゃんとしたトコで「常陸牛」食べてみたいけど、そういう機会はなさそうだから、よその名物牛ほどのプレミア感はない印象になっちゃいそうだ。

そのあと「ゆずソフトクリーム」も食べようかなーと思ったけどなんとなくパス。

ファイル 2198-4.jpgでもそのあと覗いた売店で「さわやかゆずサイダー」を買って飲んだ。
ゆずはサイダーのほうがおいしい印象。そんなことないか。
おいしくごくごくと一気に飲んじゃった。

外に出ると脇にカエルやツルの手作り感満載の像があった。
カエルは妙にヌペーっとした感じが牛蛙みたいでおもしろく、目玉がゴルフボールなのも変だった。

タグ:楽:湯 楽<残 食:丼 餐:肉 餐:飲 観:蛙

中華団欒食堂りんりん

ファイル 2197-1.jpg牛久市神谷にある中華料理店。

前の道を通った時に「最高の塩ラーメン」という看板が気になってた店で、「りんりん」という店名も気に入って来店。(応援してるグループのリーダーの名前と同じだったので)
来てみたら丁度昼前ぎりぎりの時間で混んでそうで、店横の八台分の駐車場はぎりぎり停められて店に入れた。

店内はカウンター席が三席しかなく、二席埋まってて間に座った。両隣ともに小柄なおばさんだったのでよかった。

さて、メニューはセット物や特製餃子も気になったけど、シンプルに「塩ラーメン」をたのんだ。はじめてだからね。

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うん、すっきりおいしい塩ラーメン。
やっぱシンプルな塩ラーメンが好きだわー。いい味わいで中華っぽい風味もあっておいしい。
麺は縮れのないスルッとした中華麺タイプ。
つるつるごくごく平らげた。

タグ:餐:ら

小田城跡

つくば市小田に戦国期まであった城跡。国指定史跡。
前々から気になってはいたものの、国史跡とはいえ江戸時代には廃城になった城跡で平城だと何もなくて記念碑くらいなもんかな、、とか思ってついついいつも通過してた。

ファイル 2196-1.jpgけど、来てみたらちゃんと発掘してその後に整備されているらしく、旧筑波鉄道の小田駅跡に駐車場と案内所があった。へー。

筑波鉄道は廃線になったのが87年だから30年以上前になるんだけど、線路跡はサイクリングコースになっているので、駅のホーム跡もこうして残ってる箇所が多い。

車停めて、まずはその案内所に入ってみた。

「小田城跡 歴史ひろば案内所」というその建物は、公民館みたいな入口だったけど、入ったら中は広い部屋にパネルや出土品などの展示物が配された資料館になってて、まず、大きなジオラマ模型で戦国時代の小田城本丸が再現されていた。(随分とスカスカな城に見えた。。)

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そして、壁の穴を覗くかたちの顔ハメは、カメラの穴もあって壁の裏の鏡に映った姿を撮れるという恥ずかしくない顔ハメ!これはいいね!(いかめつい顔をしてみたけど只の不機嫌そうな顔になってしまった、、)

そしてパネルで順番に城の歴史を見て回わり、終わって最後に床の航空写真を見た。往時の水堀領域が青く塗られていて、わりと大きな平城だったんだーと思えた。

さて、実物の城跡を見に行こうかな!と思ってるとこで、高齢のボランティアガイドのような館の人が配るパンフレットを貰い、気さくに案内話を始めていただけた。

これがこれが、なかなか話がうまく面白いお爺さんで、聞いているうちに話は脱線しまくりw
茨城の話から栃木や縁のある熊本秋田の話、歴史は律令から源平から戦国から幕末に加えて戦争の話まで。戦後は筑波鉄道の話とか「あーそれとあとひとつだけ!」とどんどん話が続いて一時間近く話を聞いてしまった。。いやぁ面白かった。

ってわけで3時半に来たのに城跡に歩き始めたのが4時45分。すっかり夕方。
線路跡を少し歩くと城跡の土塁が見えた。おーちゃんと整備されてたんだ。(調査を終えて2年前に整備された城跡公園になったそうだ)
っていうか、筑波鉄道の線路は見事に城のど真ん中を横断してたんだね。。(まるで城の歴史を無かった事にでもしたかったかの如く、、)廃線になって残念だなーとずっと思ってたけど、こうして発掘調査できて「歴史ひろば」として整備されるのならば、良かったのかなと思えた。

まずは北西隅の土塁に開けられた穴(中にトイレがあった)をくぐって本丸に進んだ。

これはまた随分と広く平らな本丸。
そのまま府庁が入りそうな広さ。溝で区画が分かれていて、この北側は「建物域」だそうだけど、何がどう建っていたのかは不明だそうだ。
そして周りをずっと高い土塁で囲まれていた。時代ごとに少しづつ高くして最後の戦国時代には4mくらいあったそうで、それを復元してるらしい。

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まずは北の虎口まで進んで土塁に上がり北東隅の台の上に歩いた。
振り返ると西日まぶしく、広い本丸を照らしていた。北には筑波山もよく見えた。

土塁上を歩き、一旦切れる東虎口で下って中央の案内板を見た。
また戻って土塁に上り、南東隅に進むと、東に外の東曲輪が見えた。ちゃんと堀に囲まれて曲輪らしい姿だった。

この一番高く盛り上がった南東隅は、城跡が埋もれていた時もそのまま残ってたそうで、昔からずっと立ってたらしい「小田城跡」の石碑があった。

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再現された東池跡(水があまり溜まってなくて残念な池だった)を見ながら下って、屋敷と庭園だったらしい南側の「園地域」を歩いて、もう一つある西池跡に進んだ。こっちの西池跡は掘り下げておらず玉砂利で表していた。

そして南西虎口から外に出てみると、その先に馬出しという出丸のような真四角で大きめの曲輪への橋が架かっていた。

渡ってみると、この馬出の周りに他の曲輪も見え、いくつもの堀と曲輪が重なって広がっているのがよく見えた。
すごいすごい。本丸の周りの部分だけ整備したのではなく、外周の堀と曲輪もいくつも形が見えて大きな城域が感じられて感激。田畑の郊外だからこそ再現できた城郭だね。こういう城跡が見たかった。

ファイル 2196-5.jpg

夕方も5時頃になると、犬の散歩の人がちらほらと見えた。
満足して、本丸に戻り、西側の土塁上を歩いて一周し、また北西隅のトンネル抜けて戻ろう!と思ってたら、トイレの穴は閉鎖されてた。。5時までか。
北虎口まで廻って外に出て堀を見ながら駅跡の駐車場に戻った。

タグ:観:城 観:池 観:館 観:模 景:山 楽:験 楽:話