記事一覧

道の駅 あいの土山

ファイル 3167-1.jpg甲賀市土山町北土山の1号沿いにある道の駅。

ここはたしか自分で自由に巻ける抹茶のソフトがあるトコで、なるべくならソフトが食べられる温かい時期に来たかったんだけど、まぁ仕方ない。何か食事したかった。

で、店の中に入る前に横の別棟の団子小屋が気になった。
種類もあったし中で食べることも出来そうなので団子をつまむ事にした。

ファイル 3167-2.jpg中はスッキリしてて、小学校の机の席で望郷感ありつつ、子供達の絵と文のカードが沢山貼ってあったりした。

で、団子は「だししょうゆ」と「みたらし」にして、それとポスターで気になった「抹茶ラテ」もたのんでみた。ソフトクリームより温かいやつがいいよね。

ファイル 3167-3.jpg

団子は弾力かわいくなめらかでおいしかった。
抹茶ラテは泡立ちよく茶の味もよかったけど、少し甘すぎた。
っていうかソフトの代わりなんだし、ラテだからこれでいいんだけど、お茶の香りがイイもんだから甘くないので飲みたくなってしまった。

そして道の駅に入ると、入口の狸の像が忍者衣装でかわいかった。
玉玉は忍んでなくてええんか?

ファイル 3167-4.jpg

前に来た時においしかった無料の土山茶を一杯飲もうと思ってたんだけど、、機械が開いてて「給茶機故障の為 本日使用できません ごめんなさい」とあった。。ガックシ

しかたないのでPETのお茶を買って出発した。


ちなみに前回の点景

タグ:食:串 餐:菓 餐:飲 観:像 楽<残 道の駅

大福屋

ファイル 3166-1.jpg宇治田原町奥山田大福の307号沿いにある店。

朝日まぶしい中に「いのしし肉」とか「たこ焼き」とかの看板が見え、横を通るときチラッと見たら開いてそうだったので、迷いつつ戻ってきて寄ってみた。

こういう店って話がくどそうな独特なおっちゃんがやってそうなイメージで身構えてはいたけど、向かいの駐車スペースから渡って店に入ってみると、店には感じのいいおばあちゃんがひとりだった。
何かすぐ食べられそうなものはないかな、、と思ってみてみたけど、並んでいるのは農産物メインで加工品はなさそうだった(看板にあった「たこ焼き」とか「焼きいも」とかもなかった)

「いのしし肉ならあるけどねぇ」と言われたけど、肉買ってもねぇ。。どうやらボタン鍋用にイノシシ肉を買っていくお客がメインの店のようだった。
空振りかと思いつつ、ふと気づくと店内につるされてた柿に「つるし柿150円」という紙も吊るされてた。しっかり干柿になってからではなくてこのままもう売ってるんだ。(そういえば行きの山梨で見た柿は「仕込中」とあって売ってなかったもんだから意外だった)「ひょとしてこのカキはすぐ食べられますか」と聞くと「おいしいよ」とのことで買うことにした。

ファイル 3166-2.jpg

「ポチャっとしたのがいいね」といって店先の物から選んでくれた。とくに何個とも言ってなかったけど6個で500円だった。(あれ?150円て適当価格?)

そのあとのおばあちゃんの話では、つい最近、明石家さんまと所ジョージがテレビの撮影(ダーツの旅)で来てたそうだ。1/3に放送されるそうだ。へー。

そして出発。走りながら柿を食べてみた。
たしかにポチャっとしたかわいい手触り。ちょっと悪い例えかもしれないけど寒くも温かくもないくらいの時の玉袋みたいな感じだった。(かわいくいないか、、失礼)

ファイル 3166-3.jpg

食べてみたら!!あまーーい!!
これはうまい!いいねいいね、日本の秋は最高だね。日本人でよかった。
こういうポチャっとした柿は初めて食べたかも、しっかりした風味と甘味が良くパクパク食べた。
只一つ難を言えば、元が渋柿だけに食べた後口が渋くなるところ。とくに口に残った種はしゃぶらずにすぐ出さないとヤバかった。お茶が欲しかった。。(それと、カキって確か一気に沢山食べるのは腹によくないんだよね、、一気に6つ食べちゃったけど、、 まぁ腹の調子悪くならなかったけど)

思いがけず秋らしいものが買えたと満足。そして予想以上においしくて大満足。
ここまでの渋滞もこれに巡り合う為かと思うと納得wドライブの神様ありがとう。

タグ:餐:果 楽:買 楽:話

淡路島南PA

ファイル 3165-1.jpg南あわじ市阿那賀にある神戸淡路鳴門道のパーキングエリア。

寄ったのは三回目かな。点景は二回目。
毎回寄ったのは夜だったと思うけど、あれ?こんなだったっけ?と一瞬驚くほど建物の光がクッキリ強く形を表していた。
とくに周りが真っ暗なだけに引き立ってて派手だったし、手前の木には電飾が巻かれてて一層きらびやかだった。

さて、そういえば今日は朝昼軽めで、夕方の素麺ではさすがに少ないので、ここでちゃんと食事。
券売機の前でいろいろあるメニューに迷った。「淡路玉ねぎラーメン」とか気になるけどやっぱりご飯ものかなぁ、、したら「淡路玉ねぎたっぷり牛丼」が気になるけど、確か前に食べたぞ。(前回の点景がそれ)
ってことで「淡路産たこのから揚げ丼」にしてみた。

ファイル 3165-2.jpg

おお、タコ堂々としっかりした足で風味満点。いい味でウマかった。
けど、、おかず的には少ないよね、タコはタコで食べちゃうから、それに足してご飯を掻っ込む何かが欲しいよね。。とか思いつつ、タコで味わって余韻でご飯は食べられた。

食後は毎度のことながら売店を見てまわって、展望台に上がるエレベータがあったので上がってみた。

ファイル 3165-3.jpg

昼間なら大鳴門橋も見えるのだろうか、ライトアップしてないので位置もわからず、周りは真っ暗で、このPAだけが異様に明るいというのがよくわかる展望だった。
寒いのですぐに下りた。

ファイル 3165-4.jpg売店では「淡路島 姿天ぷらミニ」というのを買ってみた。淡路のタマネギの天ぷらで、島の形をしてるそうな。。

車に戻って、ここからが少し長かった。
本日の宿の検索、奈良かまた滋賀か、駐車場なさそうだったり、チェックイン10時までだったり、なかなか決まらなかった。

で、今日は珍しく大阪府で寝屋川のビジホにしてみた。
大阪は土地勘無いので道はもう完全にナビ任せ。セットして出発した。「淡路島 姿天ぷらミニ」は宿についてから食べた。うまかった。

 
ちなみに前回の点景

タグ:食:丼 餐:魚 餐:揚 楽:買 楽:眺 観:光 観:P

垂水PA

ファイル 3151-1.jpg神戸市垂水区下畑町鎌谷の第二神明道路にあるパーキングエリア。

少し西の名谷PAは寄ったことあったけど、ここは初めて。こっちは西行き専用で、名谷は東行き専用のPAだそうだ。

で、来てみたら一目見てわかるくらいの食堂があってバッチリ営業!トイレだけのつもりだったけど朝食もいけそうで有難かった。やっぱりPAは入ってみないと分からないねぇ。

ってわけで、トイレの後は真っ直ぐ食堂へ。

ファイル 3151-2.jpgメニューは「さすが解ってますねぇ」といいたくなるような御当地っぽいメニューがあって、最初に目についたのは「垂水醤油ラーメン」とかいう神戸風のラーメン。え?神戸のラーメンて聞いた事無かったけどどういうの?と興味もった。けど、二日連続で朝はラーメンと言うのもどうかと思いパス。
淡路島のタマネギ入りカツカレーというのもあったけど、カレーだし。。
ってわけで「神戸名物そばめし」にした。そういえばそばめしは前に新長田で食べて満足して終わっちゃってそれ以来だった。

ファイル 3151-3.jpg

んんいいねぇ、いいソース感。
そばが少し長めで焼きそば感もあったけど、やきめしな感じもあっていい感じ。
目玉焼きの上からもソースをかけたのは「好みで調整してください」とソースを出されたからで、ちょっとしつこいかも、、と思いつつ、そういえばオムライスだってケチャップご飯の味がちゃんとしててもケチャップ垂らすもんね!と思ってかけてみた。
半熟の目玉焼きと混ざって丁度よかった。

図らずもジャンクな神戸のイイ味で朝食にできて満足。
その後売店も覗いたけど、今日は甘いものは控えようと何も買わずに出発した。

タグ:餐:焼 餐:飯 観:P

中華そば専門店 正善

ファイル 2939-1.jpg和歌山市直川の県道沿いにあるラーメン店。

和歌山ラーメンで、京奈和道のICに向かう方向で、車が停められる店で検索して来てみた店。
今回のドライブは藤枝ラーメンに始まって笠岡、須崎、徳島と毎日ご当地ラーメンを食べてて今日は和歌山。
最近食べてないからねー和歌山ラーメン。でも実は御当地ラーメンとしての和歌山は他に先んじて知って、札幌と喜多方と博多の三大ラーメンを除けば初めて食べたご当地ラーメンは和歌山ラーメンだったりする。(あ、いや、その三ケ月前に熊本ラーメン食べてるか、、まぁ、それは友達同士飛行機での旅行だし、熊本はもっと昔から都内で食べてたから別枠ね)

さてさて店は新しくモダンな外見だったけど建て替えたのか移転してきたのか古くからの人気店らしい。
店内に入ると客席は意外と広く、両脇にカウンター席で中間にテーブル席で奥が厨房って、そういえば和歌山ラーメンの店ってこういう配置の店が多い気がする。
で、普通に中華そばを注文、そしてテーブルにあった早寿司もいただいた。

ファイル 2939-2.jpg

うんうん、うまい和歌山ラーメン。
あー和歌山だぁーと感じた。
なんだろう、細かいこと分からないけど同じ醤油豚骨でもやっぱり和歌山は和歌山で徳島や横浜や広島とは違うんだよね。

ファイル 2939-3.jpgそして早寿司。
よそ者のシロートなので正しい食べ方は分からないけど、僕は普段立ち食いそばで食べるお稲荷さんの感覚で、麺食べてる中間で少し食べて味の変化を楽しんで、あとは麺を食べ終わった後に、汁と交互に口に運ぶのが好き。おいしかったー。
ぺろりと平らげ大満足。
ホントいろんな地域でそれぞれ違ったラーメンがあって面白いよね。嬉しいよ。至福だよ。

そういえば和歌山ラーメン、点景を振り返ると三店しか書いてないね。。(丸京、丸宮、まるき)
点景つける以前の方が食べてたかも(丸宮、まるイ、井出商店、丸三、、こんなもんか)

タグ:餐:ら 餐:鮨

道の駅 みつ

ファイル 2922-1.jpgたつの市御津町室津の250号沿いにある道の駅。

ここは寄るのは初めてだと思う。
前に室津の町をフラフラ廻った時は通過してたみたいだし。(最近かと思ったらもう6年も前の事だった14/9/21)
で、今日もまだ店あいてない早朝だから通過かなーと思ったけど、朝日が昇って朝焼けの海のいい感じはとまってゆっくり展望しても悪くないかなと思って寄ってみた。

その道の駅の建物は二階のテラスが展望台っぽかったけど、登る階段は閉鎖されてた。。まぁ仕方ないかと建物裏から眺めてみた。

こっちから見えるのは手前下の浜と南にのびる室津の岬への海岸線。手前の海面には鳥の群れが浮いてて、調子悪いカメラのズームで見たらカモだった。(ホシハジロかな?)カモがのんびりできるくらい穏やかな海って事だね。

ファイル 2922-2.jpg

見たいのは朝日の海なので少し移動、駐車場の先の東側に歩いた。

うんうんイイ感じ。折り重なる岬の先の朝日から海に陽光の橋が架かって見えた。

まだ眠る入り江の奥の漁港の町から瀬戸内海の海まで(木々が邪魔だったけど)見まわせて、海の先にはうっすらと家島諸島の島々が見えた。

ファイル 2922-3.jpg

振り返ると背中の山は、朝焼けで赤いのか紅葉で赤いのか秋っぽい感じ。
でも気温はやっぱ冬だね、そんなにのんびりしてられなかった。

タグ:楽:眺 景:海 景:島 景:陽 動:鳥 道の駅

湾岸長島PA

ファイル 2921-1.jpg桑名市長島町松蔭の伊勢湾岸道にあるパーキングエリア。

何度か寄ってるPA。でも伊勢湾岸道はよく通るわりにはまだ数回しか寄ったことないって感じかな。

今日はまずトイレ目的で立ち寄り。なんかいつもよりトイレが近い気がする。
なんだろう、そんなに飲み物がぶがぶ飲んでないけどなぁ。

で、トイレ入る時にその奥が公園ぽく見えたので出てから行ってみた。
なんか雑草生えて枯れてそのまんまって感じの廃れたような雰囲気のコーナーだけど、奥に展望台みたいなのが見えたので歩いて行ってみた。

ファイル 2921-2.jpg

階段を上って先まで行ってみたけど、何を展望するための物なのかわからない景色。。
いちおう伊勢湾岸道とその橋は見えるけど遠いいしピンとこなかった。

裏のスロープからぐるっと回って降りてみたら「プレキャストセグメント橋のできるまで」という案内板が下にあった。
工業系専門的な説明でパッと見ただけで分かるもんでもないけど、どうやら伊勢湾岸道の橋の最新技術の構造の事を解説してて、その長島高架橋のセグメントを使った展望台という事らしい。わかりズラ。

ぽかぽかとのんびり歩いて戻って店に入った。
ここはPAだけど店は広くフードコートも広く充実。先に食事しようと思ったけど何食べようかかなり迷った。
確か前回は長島スパゲティを食べたんだっけ(これってスパーランドとスパゲティのスパをかけたダジャレだったんだね。。。)、で、悩んだ挙句ふつうに愛知名物の「きしめん」それと桑名のご当地B級グルメという「しぐれ肉巻き」をつけてみた。

ファイル 2921-3.jpg

「しぐれ肉巻き」は、あさりの時雨煮を混ぜたごはんを肉で巻いたもの。時雨飯はアサリって感じがしなかったけどおいしかった。けど一個200円は若干高い気がした。

「きしめん」はふつうにきしめん。平打ち麺のビラビラ感が好き。他の平打ち饂飩に比べてスマートで形しっかりしててすました印象。ツンデレみたいな。
ぺろりと食べて軽い食事になった。

そして土産を買って車に戻った。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:観:P 観:橋 餐:麺 餐:飯

福井家 城東店

ファイル 2905-1.jpg福井市城東の8号沿いにあるソースカツ丼の店。

ここは吉牛みたいな気軽さと価格で福井名物のソースカツ丼と越前そばが食べられる店。
実はここ、以前にも来てて開店一時間以上前で食事できなかったものの、店の人が駅前店を教えてくれてそっちに行ったら早くからやってて食べたのが福井での点景第一稿。
ってことは10年ぶりか、もっと気軽に頻繁に来るかと思ってたけど、福井で食事のタイミングがなかったのか、8号を158号より北に進むことがなかったのか、すっかり忘れてたってわけでもないけど十年は意外に思えた。

ファイル 2905-2.jpg店に入ってカウンター席に座ってメニューを見た。
メガカツ丼とか福井三昧セットとかいろいろあったけど、ここはスタンダードに「ヒレカツ丼とおろしそばセット」にした。
ソバは「温」「冷」えらべるそうで、今日は蒸し暑かったので冷にした。(越前そばは本来「冷」が基本らしい)

丼と蕎麦だと先にそばを食べるのが常なので、越前おろしそばから賞味。
悪くない蕎麦でおいしくすすれた。っていうか大根おろしが思ってたよりも辛くて、こっち系のトゲトゲな辛みはいくらかはイケるけど得意なわけはなくゆっくり休みつつ食べた。

ファイル 2905-3.jpg

そしてソースカツ丼。普通に食べるのは観光客で、福井市民はマヨネーズをかけて食べるのが一般的という話もしっかり覚えていたので、まず最初によそ者として普通に食べてみた。
うんこれで充分じゃんおいしいじゃん。福井らしいソースじゃん。
と思いつつ、地元方式のマヨをかけた方を食べてみた。
あ、こっちの方がいいわ!
濃さが補完されブーストかかったような感じ。もう戻れなくなって残りは全部マヨで一気に食べた。なるほどー。

個人的にはマヨラーって程ではないけどマヨは好きな方。
ではあるけど、マヨに邪魔されないで食べたい物やそういう気分の時もある。のでちょっとドキドキだったけどこれは邪魔ではなく勢いをつけてくれたターボの役割で福井市民に同調できた。これはいいね。でも他の店でやったら怒られるのかな?
 
 
ところで、、駅前店の点景みたら店名違ってるね。(→)
経営変わったのかな(そうらしい)駅前店はまだあるのかな(閉店したらしい)
ともあれ勝手ながら滅多には来れないけどこの店はなくならないでほしい。

タグ:食:丼 餐:揚 餐:麺

福井県年縞博物館

ファイル 2904-1.jpg若狭町鳥浜縄文ロマンパーク内にある博物館。

三方五湖の水月湖の湖底から採れた世界最長の貴重な「年縞」を展示して地球の歴史を示す考古学博物館。
この「年縞」というのは湖底に積まれた枯葉や花粉や塵芥の層の数で年数を測り、含まれる炭素分子量で他で発掘された古いものの存在した年代が正確に測れる基準となるもの。
ここ水月湖で出たものは世界も驚く7万年分もの「年縞」
7万年もの間、酸素がないアルカリ性の湖水の底で生物に邪魔されることなく静かに枯葉が沈んで積もった湖ということだ。物凄いことだよね。現代まで綺麗に示したここの正確な縞は「世界標準ものさし」として採用されているそうだ。

それをWebで見て知って前々から興味持ってて、それと友達の「TVでやってた三方五湖のイカ丼がうまそう」という話にも誘われて今回三方五湖に来てみた次第。
もう午後遅く天気悪く暗くなり始めてて空振りかな、、と思ってたのが、道の駅からの流れで見逃しそうだった一番の目的に来れたという事が実にうれしかった。(ついさっきまでは及び腰で迷ってたくせにw)

入館料割引で払って入ると、まずは一階の映像シアターで案内動画を視聴。
そして二階に上がると不思議な空間。その年縞の実物が展示してあり、裏から照らされていた。
光陰矢の如しというか、そんな長い歴史の物差しが目の前に続くのを見ると、年月の儚さと尊さを感じた。

ファイル 2904-2.jpg

近くで見ると火山の噴火などのメモが幾つもあり、長い歳月の厳しい気象変化を何度も越えてそれらすら些事に見える時間の痕跡を眺めているのかと思うと、まだ線にすらなってない今年始まったばかりのコロナ禍なんかすぐに超えられそうな気がしてきた。

そんな年縞の前に館の人がいて質問に答えて解説してくれていた。
とても分かりやすく丁寧に教えてくれるので、ずっと聞き入ってしまい、自分含めた熱心な何人かでついてまわって、ガイドさんみたいに解説していただけた。
この縞は黒いのが夏の落ち葉、白いのが冬の落ち葉なんだそうだ。
そして他の古代湖、たとえば琵琶湖などでは年縞は出来ないのかと質問すると、河川からの水の流入で規則的に積もらないのと魚などの生き物が底をかき回すからダメなんだそうだ。

7万年分歩いて一番先までいって折り返すと、裏側は猿人からの人類誕生の資料展示。
年縞と共に記された年表のパネルや模型などの面白そうな展示がされていたけど、ここまでゆっくり解説聞きながらきたもんだからここでもう閉館まで15分。。ちょっと急いで進んだ。

ファイル 2904-3.jpg

日本最古の人骨は中間の3.5万年前のもの。沖縄、対馬、北海道の三ルートで渡来したらしい。

展示の中でも気を引いたのは海外の他の年縞。同じように各地で採取されていて、モンゴルのなんかは1億2000万年前の地層の中にあった古代の湖の年縞とか更にすごいスケール。

そして日本の2億5000万年前の石「隠岐片麻岩」や世界一古い石のカナダの39億6000万年前の「アカスタ片麻岩」とかもあった。(ちなみに日本最古の石は25億年前のもので島根で去年発見されたそうだ)
ともあれ、古い時間を点ではなく線で現在まで繋がって年月を実感させてくれる年縞はやっぱりすごいなぁとすっかり魅了。
1億年前がどうかはもう考えが及ばないけど、7万年には間違いなく自分の血筋につながる祖先たる猿人がいたわけで、この長い時間脈々と絶えることなく生き抜いた祖先が大変な思いをして子孫を繋ぎ今の自分に受け継がれているかと思うと、、、そんな長い時間をまるで神様のように俯瞰して見る贅沢を感じ、そして独身なのでここで途切れさせてしまうという贅沢を感じ、感慨深く有り難く満たされる思いだった。

最後まで要所要所丁寧に解説してくれた館の人には感謝。
とても興味深く楽しませてもらいました。
7万年の間には今よりも暑い時期もいくらでもあったけど、寒い時期の方が断然長く多かったそうで、実は現代の我々は長い歴史の中では温かい恵まれた時期に暮らしててラッキーなんだそうだ。なので実は温暖化なんかよりその先に必ず来るであろう氷河期への対策の方が真剣に立てるべき課題だそうだ。「もっとも私たちの何代も後の先の話ですが」と、いつも年縞を見てる人のいう事はちがうよねw

ファイル 2904-4.jpg

ってわけで5時少し過ぎちゃっての退館。
外に出ると長い博物館から漏れる灯りが年縞のようで素敵だった。

あーもう少し早く来ればよかったー
っていうか、是非とも天気いい日に三方五湖をドライブしにまた来よう。(その時はイカ丼も忘れずに食おうw)

タグ:観:館 観:地 観:石 観:模 観:一 楽:映 楽:話

道の駅 三方五湖

ファイル 2903-1.jpg若狭町鳥浜の162号沿いにある道の駅。

初めての立ち寄り、っていうか162号じたいかなーり久々(02/8/27以来)なので道の駅があるのは知らなかった。けど手前から案内出てたので寄れた。

もう3時半をまわってたけど売店はやってて、ナイスと思ったけど食堂はなかった。
そして特に面白いものもなくチョイ食いというか食事的には空振りだった。

その売店とトイレの建物から廊下のような屋根続きの別の「自然観察棟」という棟があって行ってみた。

高床の階下は舟屋のようにボートがつながっていて、いい雰囲気で三方湖が覗けた。
階段を上がるとその「自然観察棟」はネイチャーセンターみたいな感じだった。

ファイル 2903-2.jpg

そして中に入ると水槽があって三方五湖の魚が泳いでいた。で、三方湖の説明で「ナガブナ」という珍しい鮒が生息してるとあったので「ここの鮒はナガブナですか?」と聞いてみたけど「いえ普通の鮒です」だそうだ。。残念。

そして広い窓から正面の三方湖を眺めた。天気よければねぇ。
単眼鏡もあって覗いてみたけど難しくて合わなくてよく見えず、梃子ずってたら館の人が丁寧に使い方を教えてくれた。
けど、「さっきまで渡り鳥が沢山いたんだけど、、」今はいなくてカモとカワウくらいしか見えなかった。(正直カメラのズームの方が見やすかった、、)

ファイル 2903-3.jpg

そして館内では三方湖の先にある水月湖で発掘された「年稿」についても解説してて、そういえば元々はそれに興味があって水月湖を見ようと思ってきたんだっけ、、とか言ってみたら、その年稿の博物館がすぐ隣にあるからとお勧めされた。
「んー、、でももう4時前だからなぁ、、」と迷ってたら、5時までやってる筈だから割引券もあるからと背中を押されたので行く気になった。
正直うわべの知識だけで水月湖を見に行っても薄い感慨しかなかっただろうし、もう暗くなるから触りだけでも博物館で知識を得た方が利口だろうなと思った。

敷地は隣でも広いので一応車で移動した。

タグ:景:湖 動:魚 動:鳥 道の駅