新宮市新宮にある神社。
熊野三山という熊野神社の総本山のひとつ。本宮は行った事あったけど、ここは初めて。本宮と新宮の立ち位置がイマイチよくわかってなくて、ドライブで来たら新宮の方が表で本宮は川上流の奥だけど、都から熊野古道で参詣したらこっちの方が奥だよね。まぁ上とか下とか奥とか表とかではないんだろうけど。
熊野信仰に興味深いわけではないけど、今日は新宮をフラフラと廻ってたので、神社も寄ろうかなと思って城の後で来てみた。
でもちょっと歩き疲れちゃってたから軽く参拝だけ、、とか思ってたんだけど、駐車場は奥の奥の参道寸前に誘導してもらえて楽だったし、思ったほど参道の長い広い大社でもなかったので丁度よかった。
でもまずは正面の表に戻って出て、鳥居から見て入った。
参道の途中には桜がキレイに咲いていた。おお桜だ!と沸いたけど、周りの人は特に喜ぶでもない反応。関西ではもう咲いてて当然くらいなのかな。
それよかその前には国天然記念物の「梛の大樹」樹齢1000年のナギの木。
国内最大で平重盛の手植えだとか。アニメの「平家物語」の重盛はよかったなぁ。
あとは武蔵坊弁慶の像とか見ながら、キレイな朱の神門をくぐった。
っていうか、弁慶って熊野別当の縁者だったの、、武蔵の生まれじゃないんだ。
中は鈴門の先に拝殿や参集殿が並んでて、どれも朱がキレイで青空に映えて華やか。人は多かったけどすんごく神社っぽい雰囲気だった。
並ぶでもなく順番待って参拝した。
(妹に「御朱印いるか?」とLINEしたけど、寝てるようで「いるいる」って返事は数時間後に返ってきた、、残念でした)
この神門内に生えてたのがオガタマノキ。ここより西南の木でこの地域にしては大樹だそうだ。
さて、駐車場の前のお土産屋の小屋は「川原家」という折り畳み式家屋だそうで五六人で30分で建つそうだ。まぁ畳むこともないんだろうけどね。
ミカンでも買っていこうかなと土産を見てたら味見どうぞとナイフで切ってくれた「せとか」というオレンジのようなミカンが滅茶苦茶甘くてうまかくて驚いた。「ミカンの大トロと呼ばれてる」品種だとか。ビッチリと実が入ってるミカンも初めて見たかも。
他の種類のも味見させてもらってそっちもおいしかったけど、やっぱり迷わず「せとか」を買った。(店の人としては梅干しを買ってほしかった感じだったけどね)