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富里鎮守 香取神社

ファイル 3311-1.jpg富里市高松にある神社。

千葉の海をまわる定番コースの帰り道の芝山から酒々井に進む県道沿いに「香取神社」の幟が並んで立ってて、毎回通るたびにアピール強い神社だなぁと気になってはいたものの、そういえば一度も寄った事はなかった。
今日は妹が道の駅でもらってきた千葉北西部の観光案内パンフを見てて「スイカの神社に行きたい」とリクエスト。え?スイカの神社?そんなんあったっけ?とか思ったけど「富里の香取神社」と聞いて。あああそこねとピンときて迷わずに立ち寄り。県道からは折れてすぐだった。

で、来てみたら、駐車場にはスイカの横断幕、そして県道沿い以上の幟が立ち並んで、思ってた以上にスイカアピールの濃い洒落たスポットだった。驚いた。

まず花手水にスイカ!最近流行っててあちこちの神社で花手水を見かけるけど、これは洒落てるしちょっと色薄めのアジサイに囲まれたスイカが涼し気でイイ!ナイス。

そして狛犬にはスイカのマスクとスイカのよだれかけ。阿が赤いスイカで吽は黄色いスイカだった。かわいい。

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社殿の前には「夏越の大祓」との幟と茅の輪くぐり。
そういえばなんか妹と神社行くと何故かよく見かける気がする茅の輪くぐり。すっかり覚えてて左右左とまわってくぐった。

社殿は小さな平屋のような銅葺きの拝殿だけど、ここも提灯などで色々と飾られてて、四角いスイカとか奉納されてたし、スイカのお守りやスイカの御籤にスイカの絵馬に、月詣の御朱印も並んで貼り上げられてた。
いろいろ気になりつつ、拝んだ。

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小さめな造りの賽銭箱の上にはスイカの蚊取り線香。かわいい。っていうか香取神社に蚊取り線香って、、w。

裏にまわって本殿も拝見。やや無骨な屋根に守られた社殿は意外と彫刻もしっかりとしてた。
けど、いろいろ飾られてる神社の割には拝殿も賽銭箱もそしてこの本殿も、神社そのものは変に修繕されずにそのままなのがちょっと意外に思えつつ、昔からずっと地域の人に大事にされてた神社という感じで逆に好感もてた。

さて、妹は「おみくじだー」「御朱印だー」と素直にご所望。
絵馬は買ってなかったけど拝殿の横には「願いのトンネル」という西瓜絵馬奉納所のテントがあって、覗くとビニールハウスのようなその中一杯に西瓜絵馬が下がっててトンネルというか緑の洞って感じだった。

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そしてスイカの鉢植えもあった。へースイカってこんな風に鉢植えするんだ。生った西瓜を上に乗せてなんかカッコいいな。妹の月詣の御朱印と並べてパシャリ。
そして黄色い花も咲いていた。この小さい花がスイカになるの?想像つかないなぁ。

みくじをさげるのもスイカの看板。
そして幟にも書かれてた「夏詣」というのも看板で説明されていた。
年越しの後の初詣、そして半年過ぎて祖先供養の盆を迎えるこの時期に「お近くの神社に詣でてみませんか」という「夏詣」は僕も賛成。年に一度しかお参りしないんじゃ「初」もないもんだよね。

ファイル 3311-5.jpgっていうか、スイカと言えば夏!だから初夏のこの時季にはぴったりだけど、寒い時期はどうだろう。あー、初詣や七五三とかあるからいいのかな。。

面白い神社で気に入ったのでまた寄ろうかな。季節ごとにお参りしたいというような神社であってほしいと思う。(まさか秋にはイモの神社になってないだろうね、、)

妹の煙草を待って出発した。

タグ:観:宮 観:飾 植:花 植:実

海辺里

ファイル 3310-1.jpg旭市上永井にある食事処。

千葉県一の絶品名物「飯岡の磯がき」は数の少なさもあってか出す店が少なく、今ネットで調べると出てくる店はここだけの状態。
個人的に一番のお気に入りの店だった「つちや食堂」が店を閉めてしまったので、僕の知ってる店もここと去年食べた「浜ゆう」の二軒だけになってしまった。
なのでちょっと悔しいけど妹連れてリクエストされて来た今日は、無難にこの店に来てみた。
昼に到着なので混んでて無理かもと思いつつ来てみたら駐車場あいてたのでラッキー。でも停めて店に入った、ら、「予約客でいっぱい」と断られた。。
待っても無理かと食い下がると「1時過ぎれば」という話に。でも40分以上も待ってられないから店を出て、取り敢えず他の店探して飯岡界隈をウロウロしてみた。

けど、「磯ガキ」の幟がでてたのは、「浜ゆう」と町内の鮮魚店だけだった。ひょっとしたら奥とか店の二階が飲食店になってたりしないかなーとその鮮魚店を覗いてみたけど、そんな事はなく店頭販売のみ。じゃあ「浜ゆう」は、、と言えばこっちは駐車場満車。ここは磯がきじゃないお客さんで混んでるんだよね。
ってわけで諦めて、もう1時になるからと結局この「海辺里」に戻ってみた。

いやいや、ずっと待ってれば1時には、、って事で、結局その後に来た客とかでいっぱいじゃないの?とダメ元で来てみたんだけど、意外と車はまたすんなり停められて、そしてまた意外とすんなり店も入れて席につけた。。タイミングか。。

ってわけで「海辺里(つべり)」で磯がき。
実はこの店、何度も前を通ってて国道の看板も目立つから昔からずっと知ってるけれど、入ったのはこれで二度目。六年前の前回の点景の時にやっぱり妹を連れて来て以来。ひとりじゃ入りづらいんだよね。(それは「浜ゆう」もだけど)

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妹と二人で牡蠣を前にして「食べたら一瞬ですぐなくなっちゃいそうだよね」とかいって箸を持つのをためらいつつ食べたらやっぱりペロリ。んー絶品。至福のひととき。
思った通り一瞬に感じてすぐ消えたけど大満足。やっぱこれだよな。

ファイル 3310-3.jpgさて、さすがにこれだけではお腹が満たないのでもう一品「かき釜飯」をたのんでたんだけど、テーブルでぐつぐつやるので時間かかってなかなか食べれないのと、牡蛎は普通に牡蠣で(以前、つちや食堂で食べてたカキ丼のような)磯がきっぽさは全然なくて些興醒。カキにこだわらずにシラス丼かフグ天丼にすればよかった。

けどやっぱ満足の食事。店出て飯岡漁港とモコモコの雲を眺めながら妹の煙草を待って出発した。

ちなみに前回の点景

タグ:餐:貝 餐:飯

堀川浜海岸

匝瑳市堀川の海岸。

県内定番コースの休憩場所で何度も来てる海岸。以前はここばかりだったけど、堤防工事が長く続いて入れなかったりしてて最近は中谷里海岸や屋形海岸などにもよく行くようになったので三回に一回くらいしか来なくなっちゃった。
そして来ても駐車場の水溜りが池並みに大きくて停められずに他に行ったりすることも多いけど、それは昔からだったかなw

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点景はこれで五回目だけど、前回は六年前。今日も別に点景にする気はなかった。
砂の上にヒルガオが咲いてていい感じだったけど、点景にするほどではない。

今日はちょっと初夏っぽい暑い日だったので浜辺に人が多く、海に入っちゃってる子供連れとかもいた。ので、浜辺は歩かずに眺めつつ堤の上を突堤へ歩いた。

突堤の先の方は誰も人がおらず九十九里の長い砂浜が眺められた。まぁ誰もいなくても砂浜を歩く気はなくて最近はもいつもこんな感じかな。

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そして浜と波を横に見ながら突堤の先に歩いた。
中谷里海岸の突堤よりも太くて長く、平らで歩きやすいかな。
横にはカニが沢山いたけど、それはズームで写して丁度いいくらいの距離。捕まえるような距離ではなく眺めるだけ。

そして突堤の先はテトラポッドにあたる波が高く舞い上がるくらいの勢いで激しかった。
けど、波しぶきかかりそうなとこで全然ビビらずにのんびり釣りをしてる人がいてスゲーと思った。

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しばらくのんびりとカニを見つつ、もっと高い波こないかなーとか思って突端の海も眺めつつ、釣りの人は魚釣れないかなぁ、、とか思って眺めてた。
そしたら、テレビ番組のようにちょうど魚が釣れてイイ型の魚が見えた。海で休憩してて魚を釣り上げるトコって滅多に見ないもんだからオオオっと沸いた。(だいたいいつもあまり釣れなさそうな時間に見てるからねぇ)
魚は「イシモチ」だそうだ。いいねぇ、塩焼きだねぇ、いや大きそうだったから刺身かね。見てるだけで嬉しくなっちゃった。
魚が見れたので点景にしようと思った。
 
 
ちなみに前回の点景
もっと前の点景    

タグ:景:海 景:浜 植:花 動:虫 動:魚

道の駅 発酵の里こうざき

ファイル 3304-1.jpg神崎町松崎の356号沿いにある道の駅。

東方向の定番コースにある道の駅で、通過も多いけど他に比べたら比較的よく寄る方だと思う。点景も六度目。
ここんとこはなんか混んでそうで通過することが続いてたけど、今日はたまには通って寄ってみた。

っていうか、道の駅の手前隣りで工事してて「圏央道神崎PA(仮称)をつくってます」という横断幕が出てたのを見かけて興味持って見てみようかとも思ってたんだけど、車停めた時には忘れちゃってて、裏を見ることはなかった。。。まぁここにPA出来てもねぇ、、まず寄る事はないだろうから関係ないけどねぇ。道の駅から入れたりするのかしら?(検索したら「道の駅と連携」とか「一体的整備」とかってあるね)

さてさて、今日はなんか蒸し暑いからソフトかなんか冷たいものでも食べようと喫茶コーナーに入ってみたら、味噌クリームチーズアイスというのが気になったのでそれを購入。

ファイル 3304-2.jpgてっきりジェラードみたいなのが出てくるもんかと思ってたらカップのアイスだった。。
えー、こういうのは店で売りなよーとか思いつつ食べてみたら、味噌っぽさはあまりなくクリームチーズのアイスでおいしかった。
けど、、カップ裏の成分とか製造元とか見てみたら、作ってるの松戸の会社だった。。地元で作ってるなら地元で食べたかったなw

その後は直売所も覗いてみた。
したらなんか夕方の割に総菜コーナーけっこう残ってて、20%引きシールが付いてた!いいねいいね、気になるもんをチョコチョコ購入。
買ったのは此処でのお気に入りの「ふわたま」と「赤飯おにぎり」、そしてちょっと冒険の「ポークカツレツクレープ」。定価だったら買ってなかったと思う。

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そして走りながら食べた。
まず「赤飯おにぎり」
これはもう既にお餅ってくらい柔らかくておいしかった。

つぎに「ふわたま」
以前は一口サイズのキューブ型だったり、串に刺さったコンニャク型だったりしてチョイ食いに丁度よかったんだけど、今はどう見てもチョイ食い用ではない厚揚げ型。。いやもうむしろこのくらいのを食べたかったとそのまま食べた。思い切り食べられた!おいしかった。

そして冒険の「ポークカツレツクレープ」
これはクレープと言いながらクレープ風の小麦粉の皮に包んだものだろうと想像して食べてみたんだけどアニハカランヤ。。ちゃんとクレープの皮で、クレープの甘みがあって、だのに妙にソースのカツとキャベツと合ってて不思議とおいしかった。パクパクパクと止まらずに一気に食べちゃった。へーこれは面白いね。買ってみて良かった。っていうかもうひとパック買ってきてもいいくらいだった。

今回この「ポークカツレツクレープ」が美味しくて面白かったので点景にしようと思った。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:餐:冷 餐:飯 餐:卵 餐:菓 道の駅

優善

ファイル 3242-1.jpg印西市平岡の356号沿いにある蕎麦食堂。

東方向のドライブ定番コースの356号利根川土手道からすぐなので、もうすっかりお気に入りで何度も寄ってる店。(と、此処まで定番のコピペ)
点景はこれで十回目。四ヶ月定期。

今日はゆっくり夕方の来店。
丼物にしたかったけど今日のオススメの黒板メニューは普通っぽく、ミニ天丼の「白菜の菜の花」はちょっと気になったけど、、んー弱いな。それよか「牛タンつくね蕎麦」とか「牛タン麺」とかのほうが気をひいて迷ってた。
ら、店主が「ハモがありますよ、天ぷらそばでいかがですか」とメニューにない手書きでも出てない品を提示。そういえばハモの天ぷらなんて食べた事なかったから素直にそれにした。
けど、どうせならそれで天丼にしてもらえないか聞けばよかったかも、、なんて思った。

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ってわけでハモ天ぷら。食べた事なかったから正解が分からなかったけど、歯応えあってしっかりした身の魚で味も少し独特だけどクセ強くなくすんなりおいしく食べられた。
「アオサの天ぷらもつけときました」とサービスされたアオサがいい味でおいしかった。

食後もお茶飲んで店主とウクライナの話などをしながら30分ほどゆっくりした。
 
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そして溜めてた過去ログ。

前回は3月12日。
オススメ黒板メニューは「そば・豚キムチ丼」とか無理そうで、手書きメニューの「フキミソそば」がちょっと気になってたけど、店主に「今日はキノコいろいろ入ってますよ!」と言われたのでもう考えるまでもなく「それで」と。やっと「きのこそば」をたのめた。

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おお、なんかいろいろ入ってるけど、何が入ってるのか分からないなぁ。。と思ってたら、手書きで品目をメモってくれた。シメジ、ナメコ、ヒマラヤタケ、ヒラタケ、タモギタケ、エノキ、マイタケだそうだ。 、、と教えてもらっても「ヒマラヤ」「ヒラ」「タモギ」あたりはどれがどれか分からなかったけど、形が違うのをそれぞれ食べるとそれぞれ味が違って面白く、混ぜて食べても面白く、これは知らない味だ!というのと馴染みの味のと混ぜて食べても面白く、楽しんで食べられた。(何気に添えられたコンニャクもうまかった)

前から話を聞いててタイミング悪くずっと食べられたかったメニューなので、やっと食べれて満足。店主ともゆっくりテレビ番組の話とかでのんびりできた。

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前々回は2月12日。
オススメ黒板メニューの「そば・ミニカモ玉丼」を素直にたのんだ。

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ああ、そうか、カモだと親子丼ではないんだね。
歯応えあって主張強くて「俺は俺」って言ってそうな肉でおもしろかった。

3時半とやや遅めの時間ながら店は他にも客がいて店主も忙しそうだったので、食べてすんなり店を出た。
 
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その前は1月16日。これが今年の最初。
オススメ黒板メニューはわりと普通で「そば・ミニマグロカツ丼」をたのもうかと思ってたら、店主に「桜えびカキ揚げとかいかがですか」と声かけられたので素直に「じゃあそれで」と天ぷらそばになった。
「チョコナッツとイチゴのタルトケーキも作ってみたんですよ、食後にいかがですか」とも言われたけど、ホイホイ素直に誘導され過ぎるのも恥ずかしいので「んーどうしようかなぁ」とか誤魔化して保留した。

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たっぷりエビ凝縮の桜えびカキ揚げはいい味で、半分塩で半分汁に沈めて楽しんだ。彩りよく乗せれた春菊天もおいしかった。

時間は2時半くらいで、今日は店主と話しながらゆっくりしようかと思ってたけど、食べ始める前くらいから別の客も来店してたのでそうもいかず、だったらタルトケーキでも食べてやろうか、、って思ってやっぱりたのんでみた。

ファイル 3242-6.jpg手作り感ありつつ普通においしい二種のタルトをゆーっくり食べてたら、前の道を通過してたらしい友達から来てた「そば屋にいました?」というLINEの返事の返事が来てて、まだ近くにいるみたいなのでじゃあ行ってみようかなと、ぱくりとタルトを食べて店を出た。

なんか、タルトはたのまなくてもよかったかも、、とか思ったけど、まぁおいしかったし、すぐに店を出てたらLINEの返事に気付かずに先の方まで進んじゃってたかもしれないからタイミングだよね。おかげで友達と会ってのんびりできた。

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今年は1月からマンボウだったけど、もう普通に千葉から出ちゃってたので優善も通常の月一ペース。これくらいが楽しみでいい感じ。
前回の点景

タグ:餐:麺 餐:揚 餐:魚 餐:菜 餐:菓 食:丼 楽:話

今井の桜

ファイル 3236-1.jpg白井市今井の金山落用水路(名内川)に並んだ桜。

定番コースから見えるので毎年一応見掛けるけど、歩くのは滅多になく点景にもして無、、、と思いきや一度してた。

で、川はちょっと淀んで濁っててイマイチなんだけど、桜が咲くと覆いかぶさるように濃く咲くのでなんかいい雰囲気。橋からちょこっと見るだけのつもりだったけど歩きたくなったので川沿いに進んでみた。

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シート敷いてる人もたまーにいたけど、ほとんどは歩いて桜を見てた。本来の花見って感じでイイ。川に垂れた枝の桜もイイ感じ。
そして対岸に桜のフレームの様に車が覗けた。

すぐ先で折り返して橋まで引き返したけど、反対側は灌漑の取水口で少し溜めた水が段になってて流れがあったので、そこに落ちる花びらとか見て少し進んでみた。

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なんかもう少し歩こうかと気が変わって、そのまま進んでみた。

川に延びる幹を見ると、太めの幹からちょこんと出た短い枝に咲いてる花も多かった。え、こんな咲き方するもんだっけ。。

それと歩いてたら鳥も飛んできて少し飽きの枝にとまった。ズームで追って飛び移る前にギリギリ撮れた!とおもいきやピンボケだった。。どうせヒヨドリかなと思ったけどシルエットと色的にジョウビタキっぽいので残念。

そして一つ先の橋で南側に渡って折り返した。こっちの橋が今井一号橋。昭和38年の竣工。

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比較的南側は藪が多く、あまり川を覗けない印象。そのかわり川は南側に少し反ってるので、外側で見るとずっと先まで続く桜並木が見通せてよかった。

飽きずに歩けてほど良い散歩、最初の今井二号橋まで戻って車に戻った。

ちなみに前回の点景

タグ:植:花 植:樹 景:川 観:橋

山川食堂

ファイル 3218-1.jpg多古町多古の296号沿いにある食堂。

去年千葉県内ばかりまわっててこの296号も頻繁に通ってて「カツ丼親子丼500円」の看板を見て気になってた店。
ちょっと店が怪しい雰囲気なのと食事のタイミングじゃなかったのとで寄ったことはなかった。
今日も二時間前に食事したばかりでタイミングではなかったんだけど、食べたのが蕎麦だけで少々物足りなかったし、手前の道の駅で何も買えなかったので何か食べたいなーって気分だったトコではあった。そして店も見かけるまでは忘れてたけど、逆に咄嗟だったのでなんとなくで寄ってしまった。

正直、店はボロで、壁剥がれてたり暖簾破けてたりガラス割れてたりで、入る前にやっぱヤメようと思い直した方が素直というものだったけど、どうせ気になってるからいつかは一度は入るだろうから思い立った時に冒険しようと入ってみた。

ファイル 3218-2.jpgら、
店内も外観とシームレスでボロ。かててくわえてなんかくさい。
「あ、まちがえました」と言って踵を返そうかと思いながら席についてしまった。。
テーブル席から見上げると上の方には蜘蛛の巣もあり、なかなかマニアック。
店内は広く、左の座敷は八畳×二、右の部屋は六卓のテーブル席で何故か中央に自転車。。テレビは店主用の14インチブラウン管の昭和の物が有線番組をキレイに映してた。(なんかネットで検索すると好意的な感想記事が多いので、僕は見たままを書こうかなと思った)

メニューは沢山あって500円の丼以外は極端に安い物はなく、迷わずにカツ丼を注文。
そういえばちゃんとコロナの注意書きプリントも貼られ、時短営業も行ってて町に承認されているのはわかった。

さてさて、ブラウン管テレビの釣り番組を見ながら待ってると、ちゃんと肉叩いてカツ上げてタマネギ刻んでという音が聞こえた。

少々待ってカツ丼登場。

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これはちゃんとしたカツ丼。
肉は薄めでかためながらちゃんと一枚びっしり入ってて、味付けも濃い目ながらおいしかった。カツが妙に醤油っぽい味がしたのがちょっと独特で面白く感じた。
けど、おしんこはしょっぱ過ぎて食えず、汁は味噌が入ってるのか謎なほど薄くワカメも歪だった。
正直、メインのカツ丼以外は全部目をつむっての500円と考えて、まぁ妥当かな。

冒険の食事という感は否めないけど一度は食べてみてOK。
楽しめたは楽しめた。(のかな)

タグ:食:丼

ふなとり

ファイル 3214-1.jpg柏市高柳の県道沿いにあるラーメン食堂。

何年か前に一度来ていらいの二度目の来店。点景にはしてなかった。
部分的にはちょっちゅう通る県道沿いにあるものの、この区間は滅多に通る事無く馴染み薄く、たまに通っても店先は車停めづらそうで通過してた。(実は対向車側に停めやすそうな駐車場があるんだけどね)
この県道の通称が「船取線」と言うので店名は「ふなとり」
、、なのは自然だけど、そういえばそもそもなんで船橋我孫子線が「フナアビ」ではなく「フナトリ」なのか、「トリ」は取手だろうけど6号を経由した先だしそもそも茨城で県違うし。。というところがどうも引っかかってた。まぁいいけど。

さて、店は神社のある森の横にあって、夜は周り真っ暗なので灯りが目立っててた。特に夜なんか通ることが無かったのでこれは知らなかった。

店の中はカウンターと小さなテーブル席がL字に並んだ昭和風街角中華。古銭の額とか掛かっててプチレトロ。前来た時は昼時でもっと混んでてカウンター席も狭く落ち着かなかったけど、コロナの今は間隔悠々なのはありがたい。(前回は慌ただしくて印象悪くて点景にしなかったのかな。。あ、いや、まだ喫煙OKだった頃かも。。それだけは懐かしくても嫌だな)

で、普通に「支那そば」と「半チャーハン」をたのんだ。

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うん、見た目通りの美味しい醤油ラーメン。
海苔とメンマは今でも普通だけど、法蓮草と鳴門まで乗る「なつかしの」という表現に偽りのない昭和スタンダート。ややあっさり味。(懐かしさなら化調がんがんでもアリだし、チャーハンに青豆とか遠慮なく乗せてイイと思うけど、そういうトコはうるさい客多そうだよね)
普通にどこの駅前にでもあったような味。これだよこれ、、とは思うけど、たまに食べたくもなるけれど、好んでわざわざ食べに行くほどではなく、なくなってから寂しく感じる味。

食べて満足してしばらく忘れちゃいそうなそんなスタンダート。つぎに思い出した時にもなくなってて欲しくないなぁと思うのは身勝手すぎるよね。


ちなみに、帰ってから調べたらこの店もバナナマンの番組で紹介されてたそうだ(去年の暮って、、ついこないだじゃん)店内になにもなかったし知らなかった。。バナナマン日村の跡を追ってるみたいで悔しいw

タグ:餐:ら 餐:飯

水郷落し圦樋

香取市一ノ分目にある取水施設。利根川から水路に水を引く水門と樋口。
構造物に興味あるわけではなく、そのあたりをフラフラしたってだけです。アシカラズ。

佐原と小見川の中間地点のここら辺は、川沿いの土手のバイパスなどは作られておらず、国道は以前の侭のルートで少し川から離れた区間。なので立ち入ったことなかった場所。
来てみたらバイパス工事のアタリくらいあったりして、、とか思ったけど何もなかったし、川沿いの道はどっち方向も一般車両進入禁止になっていた。

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先日見た映画「怪獣のあとしまつ」で怪獣の死骸の場所の地図の位置がここら辺だったので、怪獣を想像してのんびりできるかと思って来てみたけど、土手を上がってみたら思ったほど川は見渡せなかった。

でも川岸まで出れそうな道が蘆原に続いてたので、土手を下りて歩いてみた。

なーんかタイヤ痕で凸凹でだけど、ぬかるんでるでもなく歩きやすい道だった。圦樋と水路に続く細い川を見ながら進んだ。

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利根川本流側に出たけど、広く見渡せる感じではなかった。
けど、見えた感じではここらの利根川は川幅広く東関道の高架橋も見えてたから映画で見た感じとは違ってた。

今度は利根川に沿って歩くと少し先で道は終わってた。
そのどん詰まりのとこはなにやら鳥の羽が散乱して雪のように積もってた。ナニコレ?鳥剥き場?猛禽類の台所?不気味なような不思議なようなフカフカでフワフワな光景を眺めた。

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そして川側には小型ボートの桟があり、ワイルドな小屋があった。
私有地?少し怪しくて惹かれたけど覗かずに引き返した。

野鳥とか眺めながらゆっくりと歩いて戻った。

と、まぁこれだけのとくに何を見たってわけでもない散策。いつもなら点景にしてないだろうけどね。

ちなみに後で調べてみたら、河川敷のロケ地はもっと手前の安食あたりだったらしい。
それはそうと映画の評判がなかなか酷くて笑った。僕はこの監督の作品が好きだから見に行ったので楽しく見れたんだけど、特撮の興味で見た人はてんで面白くなかったようだ。「近年随一の駄作」「令和のデビルマン」と酷評のオンパレード。一生懸命そのつまらなさを語ってて大笑いさせてもらった。ぷぷぷ。かわいそう。

タグ:景:川 景:原 観:装 動:鳥

麻賀多神社

ファイル 3197-1.jpg成田市台方の464号沿いにある神社。

友達と「どっかでお茶しようか」と話してて「初詣がてら神社とかでも」という話になって来てみた神社。

自分は何年か前の真夏の午後に来て以来二度目。(真夏でも涼しく雰囲気いいからまた来ようとか言ってて来てなかった。。)友達のとりとりさんはもっと前にやっぱり一度来て以来だそうだ。
で、「初詣がてら」とか言いつつ実は二人ともそれぞれ他で初詣は済ませており、正確には「初詣の雰囲気が若干残った寂しくないくらいの神社でもフラっと行ってみよう」というニュアンス。
そもそも「初」しか行かない詣でを初詣というのは違うと思う。

さて、神社は西日を隠した森の中で、木々の背に見える空の明るさと影と木漏れ差した黄色い西日で不思議な雰囲気だった。

「麻賀多神社」というのはこの地に数多く点在してて(18社だそうだ)ここがその総社、佐倉城の麻賀多神社の本宮でもある。
ついつい下総北総というと「香取神社」ばかり浮かんでそっちは何度も行ってるけど、頻繁にドライブしまくってる近場のこっちこそ来るべきだったと思った。

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まっすぐ歩いて拝殿はまだ新しい木材色の柱、近年再建したようだ。裏の本殿は赤だけど、さりげなく飾り気薄い伊勢式。
御祭神は稚日霊命と和久産巣日神。

お参りした後は大杉に進んだ。
何度見ても(二度目だけど)立派なまっすぐ伸びた太い杉。樹齢1400年以上で東日本一を謳ってる。
とりとりさんはお参りだけして帰ってたそうで、この大杉は知らなかったと驚いてた。

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あとは末社を見ながらひとまわり。
そういえば奥の裏への道があって、その先に古民家カフェの案内板が立ってたのでちょっとどんなもんか進んでみた。


森を抜けた先に何やらレトロな建物。「金鳥」とか「ヤンマー」とかのレトロ看板はあざといなと思いつつ出てみると、雰囲気イイまさに隠れ家的な古民家カフェがあった。
その隣には廃バス車両を配したドッグランカフェというのもあり、された空間。
神社の表側にはやってるかやってないかわからない寿司屋があるだけなのに裏にはこんな店があるなんて思ってなくて、これは驚いた。

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もともと「どこかでお茶しよう」というモードだったので、せっかくだからとその古民家カフェ「きのこくらぶ」に入ってみた。

席は奥の方の神社からの通りに面した狭い席まで進んで、隠れ家感を楽しみつつゆっくりお茶した。意外とこの神社からの道は人通りが多く、こんな場所のカフェって大丈夫か?などと心配する必要はなさそうだった。

そういえば店内には「鯖の文化干し」の貼紙が多く、食事メニューも充実してるようだった。(水のグラスが若干サバっぽかったのはご愛敬?)他にも徳之島の貼紙も目についてて、とりとりさんのたのんだコーヒーには黒糖が付いていた。「コーヒーには溶けないので齧ってお楽しみください」だそうだ。
セットのケーキはキャロットケーキだそうで、自分は食事したばかりだったから(そっちでタルトケーキも食べてたし)紅茶を単品で。

ゆっくり40分ほど話して5時前に店を出た。
日が暮れて暗くなってからの店の雰囲気も良かったけど、暗くなってから神社を抜けて戻るのは足元が心もとないのでギリギリってトコかな。

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そしてライトアップされてた大杉もカッコよく、少し眺めて神社を抜けた。
思いがけない発見で寛げた。どこもそうだけど分かった気になってないで、やっぱいい感じのトコは何度も行くべきだよね。

今日は楽しかったありがとうと、とりとりさんとはここでわかれるつもりで挨拶して出発した。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:観:宮 植:樹 餐:飲 楽:話