記事一覧

布良海岸

ファイル 3004-1.jpg館山市布良の海岸。

こっちの方の漁港にとりとりさん達のお気に入りの店があったそうで、おととしの大型台風被害以後店は大丈夫か確かめるつもりで海沿いに降りたそうだ。(大型台風被害はいまだに爪痕残ったままで、いしともさんの実家もやっと修復はじめたところだとか。。)

で、ちょっと入りこんだ場所が違ったみたいで先が怪しい海沿いの道。
車が停められる公園のような場所の前に「この先駐車場なし」とありどん詰まりの道らしいので停車。浜に出てみた。

ファイル 3004-2.jpg

っていうか風がものすごくてちょっと怖いくらい。
その分波も激しくイイ景色。目の前の洗濯岩のような磯に入りこんだ波は奥先で波の花を作ってこまかく飛ばしていた。

ファイル 3004-3.jpg

ちなみにとりとりさん達のお気に入りの店は、海沿いに北へ進んだ先の相浜の漁港の方にあって、時間的にしまってはいたけど店は健在だった。安くてうまいらしい。いずれこれたら来てみようかな。

タグ:景:海 景:磯

ふれあい野鳥館

ファイル 3003-1.jpg館山市大神宮の「館山野鳥の森」にある資料館。

安房神社の隣りにあって、神社に行ったオマケで寄った形だけど、安房神社の方は以前に来てて点景にしてた(→)ので今回はこっちを軽く点景に上げました。

ってわけで建物は裏口からの写真なのでアシカラズ。しかもピンボケめんもくない。

ファイル 3003-2.jpg

入館料無料だったので「館山野鳥の森」の解説だけの簡単な案内館かなと思ってたけど、入ってみると意外とちゃんと野鳥の解説があり、森を模した実物大ジオラマコーナーがあってどこぞの自然博物館博物館の一部かと思えるような展示があり、案内する野鳥も珍しいものじゃなく普通に見て観察できる種類の鳥で親近感もてた。

ファイル 3003-3.jpg

そして鳥だけじゃなくて野生動物から魚やキノコまで解説があった。

と、まぁこれだけなんだけどね。
生きてる鳥は裏のゲージにいた孔雀だけだたけどね。
一人だったら気を良くして野鳥の森にも歩いて行ったかもしれないけど、たしか結構な山だった筈で、前に来た時に展望に上ったトコが手前の一部だったと思う。一人じゃなくて良かったw

タグ:観:館 観:模 動:鳥

味処あさみ

ファイル 3002-1.jpg館山市犬石の410号沿いにある海鮮料理店。

館山が地元のいしともさんの運転で連れて来てもらった店。人気店のようで、昼を大きくまわった2時過ぎでも店の前に並んでる人がいた。
他に行く気もなくその後に並んでゆっくり待ってたけど、しばらくすると店の人が出てきて記名した人を呼び込んだ(並んでる人達以外に駐車場の車で待ってる人もいた。。)
で、ボードが無かったので「名前書いて待つのでしたか」と聞いてみると「あ、すみません、記名されたお客様まででもう終わりだったのです」と言われガッカリ。。まぁこの時間じゃ微妙だよねー。。
と、思いきや、知らずに並ばせてしまって申し訳ないので特別に最後にOKという事にしてくれた。(うちらの次に並び始めた家族には「すみません」と断ってた。。)

ファイル 3002-2.jpgというスペシャルなはからいで無事にいしともさん、とりとりさん、自分の三名入店。
早めにオーダーしないと申し訳ないとは思いつつ、いろいろあるメニューを見て少し迷った。
入口のマットに「房州名物さんが焼の店」とあったのが目についてて「さんが焼き」を食べるべきかと少し悩みつつやっぱり素直に「刺身定食」感謝のつもりもあって(上)をたのんだ。

そういえば手書きのボードの単品メニューには「アジのたたき」と「カツオのたたき」が並んで書かれてて、「カツオも刻んだタタキが出てきそうな並びだよね」という話しからいろいろグルメ話に飛んで楽しんで待った。

ファイル 3002-3.jpg

ってわけで刺身定食(上)どーーん。
これはこれは見事な船盛で、カツオ、ハマチ、カンパチ、ネギトロでお頭付きのアジ。刺身それぞれが厚切りで思いきり頬張れておいしさ満点。去年かなんかの点景で「千葉のカツオはただのカツオ」とか書いちゃってたけど、これは土佐にも恥じない旨いカツオだった。ハマチ、カンパチ、ネギトロはもちろんとろけたけど、最後に食べたアジがさすがのおいしさで一番よかった。

大満足の昼食。お店の方ありがとう。いしともさん連れて来てくれてありがとう。

タグ:食:定 餐:魚 楽<待

成東・東金食虫植物群落

ファイル 3001-1.jpg山武市島畑田にある食虫植物が自生する国指定天然記念物の湿原。
11年ぶりに来てみた。点景は二度目。

前に来たのは何月だろう?季節ごとに見れる植物が違ってて、GWくらいに来たいなぁ、、とか思ったけどGWやこの季節に千葉県内をウロウロしてることなんてそうそうなくてそれは諦めてたって記憶あるから別の季節だった筈。(9月だった)

で、去年も緊急事態で千葉にずっといたんだけど忘れてた。。っていうか去年はみんなしっかり自粛してたからここもさすがにしまってただろうね。逆に今年はユルユルだから大丈夫だろうと来てみた。

で、相変わらず少し離れた田圃端の駐車場から管理棟に歩いた。
群落内にも歩いてる人がいたし、管理棟では管理の人が建物前に出てて受付。無料だけど記名するのはコロナの時期だからではなく確か昔から。
そしてパンフを渡されつつ、今見れる食虫植物の種類と場所をていねいに教えてくれた。親切だ。

小さな水槽には「イヌタヌキモ」が入っていた。これも食虫植物。水中のはコースからは見れないようでこうして見れるのもありがたい。ルーペで覗いたけど嚢に虫は捕まってなかった。

ファイル 3001-2.jpg

鑑賞コースは確か以前は木の道だったと思ったけど、コンクリのしっかりした道になってた。細さは細いままなので前の人が詰まってると抜かすのも大変だった。(自分の前の家族は全然動かなかった。。)

時季で花咲いてる植物のところにはプレートがあって、「ウマノアシガタ」「トキソウ」「ノアザミ」「ハルリンドウ」など小さな花が咲いてるのが見れた。けど、いやそうじゃなくて食虫植物は?と見ると「イシモチソウ」というのはあちこちにあって、花は午前中で閉じるそうで咲いてなかったけど(もっとも今日は全然咲かない日だったと管理人さんに聞いてた)ちゃんと虫は捉えていて食虫植物たる姿を見せていた。

どうも前に人がいると抜かしたくなるというか落ちついて見れず、管理棟前のコースはササっとまわって出ちゃった。
そして前の道を少し歩くと、その先にも同じように三角のコースがあって、そっちは誰もいなかったのでゆっくり自分のペースで見てまわれた。
っていうか、こっちの方がこころなしかイシモチソウの群生が濃く、もう探す必要ないくらいに普通に生えていて、やっぱり元気に虫をとらえてて「群落だわ」と思えた。

ファイル 3001-3.jpg

そして食虫植物のお口直し的な小さな花もこっちの方がキレイに咲いていてハルリンドウなんかも堂々と咲いてたし、トキソウの桃色の花もあちこちに咲いていて爽やかな湿原だった。

イシモチソウはどっち方向でも沢山生えていたけど、ん?そういえば食虫植物は三種類見れるって言ってなかったっけ?と思い、パネルを見てまわると「コモウセンゴケ」というのがあった。どこだ?と探すと、その下にちーーさな赤い苔草が見つかった。これも午前中には花が咲くそうで、来るなら午前中じゃなきゃなのか。。(虫も獲れてなかった)

半分は俯瞰でも楽しめてひとまわりした頃にさっきのコースにいた家族がやってきたので、交代するようにコースを出た。
そして前の道を少しあるいて横から眺めたりしてみた。
なんか雨降るかと思ってた空は逆に晴れだした。また暑くなってきたけど少し歩きたい感じだった。

したらのっそのっそと歩くクサガメ発見。あーちょっと今はカメに対して心苦しい気持ちがあったので微妙に喜べなかったけど、こういう自然なトコで育つ亀の姿が見れて少し救われた気持ちも持てた。(轢いちゃったばかりだったので)
ホントはカエルでも出てこないかなーと思って歩いてたんだけどね。鳴き声すれども姿は見えず。
他はシジミチョウ(ルリシジミとベニシジミ)くらいしか見かけなかった。

ファイル 3001-4.jpg

それと鳴きながら飛ぶ小型の野鳥が行き交ってて、ピーチクパーチク囀るヒバリはわかるんだけど、チョンチョンと短く鳴く鳥が種類わからず、どこかに停まったら写真撮ろうと目で追ってて、なんとか一枚撮ったんだけど、やっぱ遠くて特定できないくらいにしか撮れなかった。(追いかけててムクドリだったらがっかりだなぁ、、と思ったけどどうだろ)

そんなトコでゆっくり管理棟に戻った。
三種類の食虫植物の二つは見たけどもう一つは何だ?と思ってて案内を見に来たら「モウセンゴケ」だった。「コモウセンゴケ」より少し大きいくらいの似たようなもので、「あのあたりで見れますよ」と管理の人に教えてもらってまたコースに進んで見てみた。

なるほど、同じように赤くちょこっとだけ大きく葉が上にのびて立体的だけど、虫は捕まえてないようで地味だった。
もうこの季節は「イシモチソウ」の一人勝ち状態だね。どれも小さい草だけど色いろ見れて楽しめた。

ファイル 3001-5.jpg

また少しふらふらしつつ駐車場に戻った。
途中では草原の中にカキツバタが咲いてるのが見えた。植えて咲いてるのは見るけど、こういう感じで自然の中で咲いてるのは見ない印象の花だよね。
で、結局田圃に出てもカエルは見えず車に戻った。
 
 
ちなみに前回の点景
春が「イシモチソウ」で秋は「ナガバノイシモチソウ」なのね。

タグ:楽:歩 観:然 景:原 植:草 植:花 動:鳥 動:虫

部原簡易パーキング

ファイル 3000-1.jpg勝浦市部原の128号沿いにある駐車帯。

先月通った時は夕方にもかかわらず満車に近い混み方に見えて通過してたけど、今日はぱっと見悠々すいてたので寄ってみた。

トイレだけある無料の駐車場。
海がよく見える場所で、思えば房総でこういう駐車場は他にはなく、この先にいくつかある道の駅よりも景色いいし、車とめた前が海だから眺める分には手っ取り早くて便利いい。
でもやっぱ滅多には寄らず、実はまだ数回くらいしか寄ってない。

まぁ寄っても海見るだけだけどね。
近隣に何があるわけでもないので純粋な休憩。

ファイル 3000-2.jpg

それがさぁ、
ヤフオクで落としたデジカメ、なんかオートフォーカスがきかないときが多くてさぁ、四割方ピンボケ。帰って見てみてガッカリ。
というのを記しておこうと、点景にしてみた次第。

これはこれで味があるような気もしてきた

まぁまともに撮れた写真も無くはない

ファイル 3000-3.jpg

タグ:観:P 楽:眺 楽<残 景:海

蓮沼海浜公園 展望塔

ファイル 2999-1.jpg山武市蓮沼にある公園の展望塔。

随分前から気になってて、一度は車を停めて歩いて来てみたことあったけど、閉鎖されててのぼれなかった。
その後、Webで取り壊すという記事を見たような気がしてすっかり残念と諦めていたんだけど、何度か通って見かけてて取り壊されてはいなかった。
ひょっとしたら別のトコの展望塔の話題とごっちゃになって勘違いして憶えちゃってたのかもしれない、、

そして今日は手前から「あれ?まだあるんだ、、」とか思いながら見てたら、最上階で展望する人が見えた!「え?のぼれるの?」と気になって寄ってみた。(改修が終わって解放されたのは今年の3月だそうだ。)

展望塔は「こどものひろば」という区画の中央にあり、駐車場からまっすぐ歩く。すぐ脇にないから寄らないって人もいそうだ。空いてるので一番手前に停められた。

ファイル 2999-2.jpgそして展望塔。
一階に「展望塔利用(無料)についてのお願い」とあって、注意書きの他に利用時間や構造やデザイン由来とかがあったので写真撮っておいたんだけど、残念ながらピンボケで読めず、、やっぱ駄目だこのデジカメ。。

で、その1階は閉まってた。(裏の売店も閉まってたけど、トイレは開いてた)
なので、外側の階段を上った。二階も閉まってて中は不明。三階から塔の中の階段に入ると、そこに二階からの階段は無かったしエレベータなんか勿論なかった。
まぁわけないだろうとのぼってみた。
3Fから各フロアに階数が出てて7Fの上が屋上だった。8階分の登りかぁ。。でも一気に登れたのでビルの高さとは違うと思う。


ってわけで屋上からの展望。八階だけあってさすがに眺めよかった。
アクリル板の窓と高めの格子で飛び降り防止になってて少々閉鎖感はあったけど、俯瞰で見れば九十九里の海も広く見えたし、手前のたもとも平気で覗き込めた。東西南北全方位見れて、駐車場の自分の車も見えて嬉しかった。(まぁド真ん前に停めたからねぇ)

ファイル 2999-3.jpg

北方向を見るとプールの蓮沼ウォーターガーデンはずいぶん先の方だった。っていうか長い公園だよなぁ。。
足元の公園のゴーカートや特殊自転車は乗ってる人いなかったけど、ミニトレインは乗ってる人が見えてずっと先の方に走ってた。
塔のすぐ前に駅があって「日本一の走行距離2.1㎞」と出てた。へー。

たっぷり眺めて階段を下りた。
すぐ下の七階におりると、涼しいいい風が吹いてたのでちょっとまたここでも展望。上は日差しが暑かったので涼めて気持ちよかったし、こっちはベランダ式で窓はないので広く見渡せてむしろ最上階よりもイイ眺めだったかもしれない。

ファイル 2999-4.jpg

そして上で写真撮り忘れてた西側もよく見えた。
房総半島も中間のこの辺りは平べったいよね。遠くに見える総武線の先の丘もあまり起伏なくキレイな帯のようにのびていた。

手前の田圃では移動する田植機が見えた。ごくろうさまです。
涼んで眺めて階段を下った。

タグ:楽:眺 景:海 観:園 観:楼 観:具 観:一

麺家 香湯らーめん

ファイル 2998-1.jpg香取市小見川の356号沿いにあるラーメン店。

店先の看板に「小見川餃子」とあったのが前から気になってて寄ってみようかと思いつつ、食事の時間に合わなかったり合っても混んでそうだったりで通過してた。
で、今日は小見川に来たのが午前11時、丁度開店するくらいの時間だし朝食べてないしってことで寄ってみた。

まだ空いてる駐車場は真ん前に悠々停めて入店。店は新しくきれいで、あれ?ずっと前からあった店だったような気がしてたけど、、と少し不思議に感じた。

ファイル 2998-2.jpgカウンター席は5席、やっぱり一人客は少ない店なのかな。
メニューは多く迷った。
「ワンタンBLACK」というのが一番気になったし、塩メニューも牛乳とかバジルチーズとか冒険メニューも気になった。
メニューの表には「当店のスープは~」水郷鶏の鶏ガラと国産昆布、隠し味に胡椒豆と大豆をじっくり煮、揚げ葱と揚げラードを入れた香りのよいスープがこだわりとあった。
どのラーメンもそのスープが元になってるんだろうけど、そのこだわりの味を味わいたかったのでやっぱりまずはシンプルに醤油ラーメン。そして餃子(3ケ)にした。
ラーメンは細麺と中太麺とで選べた。普通な方でとあやふやなことを言ったら「中太麺ですね」となった。

ファイル 2998-3.jpg

まず先に醤油ラーメンから登場。
そして食べようと思ったくらいで餃子も出てきた。
麺は太くは見えずほど良い感じ、汁は危惧したギトギトさもなくいい醤油の汁を揚葱と揚ラードが前面に出張ってこうばしくいい味。甘めな感じもうまく纏まってた。これはいいね。
チャーシューは少し脂感強くてくどかったかな。若者にはいいだろうけど。

ファイル 2998-4.jpgそして餃子。
ぷっくらして餡ギッシリ、ひき肉が密でどっしりした餃子だった。
そういえばメニューには特に小見川餃子とは書いてなかったなぁ。。掲載もサイドメニューの枠で、どちらかというとワンタンを推してる感じにとれた。
餃子自体はおいしく満足だったけど、地域性ある得意なものではなかった。次回来たらワンタンメニューにしようと思った。

帰ってから調べたら2019年に同地域内から移転して来た店で、もともと人気店だったそうだ。
あれ?そうなの?もっと前から見かけてたような気がしてたけど、、まぁ店は新しかったから納得だけど、、前にもラーメン屋があった場所だったのかな?ひょとすると小見川餃子の看板ってこの店じゃなかったのか?今日あったっけ?とか気になって調べてみたけどわかんなかった。。
まぁどちらにしてもおいしかったからいいや。

タグ:餐:ら 餐:餃

臥龍の藤

ファイル 2997-1.jpg銚子市妙見町の妙福寺にある藤の古木。

「千葉県 藤の名所」でGoogle検索してあがってた場所の第三弾。
とはいえ最初から向かって来てたわけではなく到着は4時過ぎ強。時間的にはおとといこっちに来るべきだったのかもね。
駐車場は寺の裏側なのでこの案内板は後から見たもの。車はちゃんと停めて八台というトコかな。駅からも近いし工場見学できる醤油工場のすぐ前ということもあってか、停まってる車よりも歩いてる人は多かった。
そしてやっぱり藤の名所ということもありオープンな印象の寺院で気兼ねなく見て歩ける雰囲気でよかった。

で、
裏から歩いてもまずすぐに藤棚がありキレイに咲き揃っていた。
おお、これは整ってて密度濃くて優雅な藤棚、市街地の寺院は洗練されてて違うなぁと感じた。そして藤棚は囲いがあってその下には入れず脇から覗くだけだったけど、案内に「現在、足利フラワーパーク園長・樹木医塚本こなみ先生による抜本的治療中です」とあった。ってことは治療が終わったら下に入れたりするのかな。

ファイル 2997-2.jpg

とりあえず横から覗くだけでもその濃い紫の雰囲気と香りを楽しめて、ゆっくり周りを歩いた。
その藤棚の前には「北辰殿」というお堂があり、案内を読むと、聖徳太子が自らの童子姿を彫った「北辰妙見大菩薩御尊像」という物が奉納されているそうで、なんとこれは源頼朝から豊臣秀吉に伝承され、後に加藤清正が江戸城に奉遷し、多古城の松平氏に伝わって享保元年(1716)にこの寺に奉祀されたそうな。えーなんかスゴイ寺だったのか。知らなかった。(寺には興味薄いもので)

そんな「北辰殿」の前を通って進み左右に続く藤棚を抜けると本殿前の広場に出た。
その本殿の右脇の大客殿と社務所の前にある藤棚には案内板があって、これが「臥龍の藤」だった。

ファイル 2997-3.jpg

なるほどこれは立派な藤棚。下の樹を見ると幾柄に別れた幹が昇る龍の如く(正直いえばタコの足に見えたけど)棚に伝って隆盛に広がってて勢いよく花房も濃く圧巻だった。

この「臥龍の藤」は案内によると樹齢七百五十有余年の野田藤。京都御所内から船便で移植されたんだそうだ。
これはこれはと周りを廻って見てまわった。写真を撮ってる他の人達もいろんな角度で撮ってたりして面白かった。

こちらもやっぱり囲いがあって藤棚の下には入れないけど、社務所の入口前は高くよけた棚があって、ここは下に入れて藤の先の青空も見上げられた。
こっちの藤は少し密度薄いなとか思いきや、臥龍の藤の方を見ると続いて繋がってて、なんとこれも臥龍の藤の先っぽだった。広がるねぇ、まだまだ元気だねぇ。

ファイル 2997-4.jpg

鮮やかな紫に慣れた目を休めるように、向い側にあった白い藤棚も見てまわってみた。
白い藤ってなんか不思議な感じ。っていうかおいしそうw

そして本堂の龍の彫刻とかも見てまわると、その本堂の脇には「五葉の松」というのが案内付きであって、読むとこれは。薩摩の島津が育てて皇居吹上御苑に献じてたものだそうだ。なんかいろいろあるなぁ。

本殿から大客殿へと頭上に繋ぐ渡り廊下の「通本橋」の下をくぐって表の方に一旦出てみた。
ここを出ると銚子駅はすぐなのでこっちから歩いてくる人も多かった。
で、一枚目にあげた案内板を見て折り返した。(こういう見出し的なものの写真がほしかったので)

また境内に戻って臥龍の藤を眺めてたら、まだ明るいけど四隅のライトが照らし始めていた。あぁ夜もライトアップしてるのか。夜の藤とか見てみたいなぁ。。(それこそ鬼滅の刃っぽい雰囲気だろうねぇ)

そしてもうひとつの井戸の上の小さめの藤棚も眺めながら駐車場に戻った。
藤は、最初の奥の藤と、この井戸の藤、白い藤と、臥龍の藤の四つあってどれも綺麗だった。

ファイル 2997-5.jpg

そして藤以外にもいろいろあって、太鼓橋の前には滝が流れてて、これは滝行用のものだそうだ。
なんか見所多く、ベンチもあったりトイレもあったりした丁寧なお寺で好感持てた。どうも寺院というと部外者がフラフラ入っていいものかと不安になるけど、名所となるとさすがだね。

っていうか何度も来てる銚子だけど全然知らなかったわ。
今回はたまたま「某人気アニメの影響で藤の花を見に行きたい」なんて書いたメールがラジオで読まれたりしてたのもあって、嘘から出た誠ってわけでもないけど、口先だけじゃなくてちゃんと行こうとしとかなきゃ不誠実だよな、、とか思って調べた「千葉県 藤の名所」、知らなかったトコに来れて楽しめて良かった。

タグ:植:花 植:樹 観:寺

優善

ファイル 2996-1.jpg印西市平岡の356号沿いにある蕎麦食堂。

東方向のドライブで頻繁に通る定番コースの356号利根川土手道から古い方の356号に逸れてすぐなので、もうすっかりお気に入りで何度も寄ってる店。(と、此処まで定番のコピペ)
点景はこれで七回目。

前回「半年おきに上げよう」とか言ってたけど、ここんとこ毎月来てて溜まったので四っつづつの年三回とかでいいかな。

まずは今日 4月24日

なんか毎月「かた焼きそば」を食べようと思って来ててついつい別のを食べてるんだけど、今日は朝飯遅めで食べちゃってたので量多めの印象のかた焼きそばはヤメとこうと思い、おすすめメニューの「そば・ミニギバサ山かけ丼」というのが気になり「ギバサって何ですか」と質問。地域によって呼び名が変わるネバネバの海藻で、ギバサは秋田での呼び名とか。正式にはアカモクというのだそうだ。ちょっと弱いか、、と迷ってたけど「マグロ刺ものってますよ」と言われそれにした。

そばより先にギバサ山かけ丼が出てきたけど、わさびを醤油に溶かして上からかけようかと思ってたトコで蕎麦も来てそろった。

ファイル 2996-2.jpg

あーこれは好きだわ。かなりのネバネバでツルツルっと食べれておしい。
内房の金谷とかで出る「カジメ」とは違うのかな?(食感一緒だったけど別ものらしい)店の人はカジメは知らなかった。

で、今日も食べ終わってから店主人のあんちゃんと少し歓談。やっぱりコロナの話とか連休の話がメイン。連休中は店休みにするそうだ。
 
 
 
 
そして先月 3月28日

「かた焼きそば」を食べようと思って来てたんだけど、「冬限定メニューが今日までです」と言われて見てみた。気になったメニューは取り敢えず食べてたよな、、と思ったけど、そういえば「カキ天ぷらそば」って、何となく掻き揚げ天ぷらのそばかと思ってたけど、ひょっとしたら牡蠣の天ぷらなのかな?と聞いてみたらそうだた。あ、じゃあそれいってみよう。
ってことで「カキ天ぷらそば」

ファイル 2996-3.jpg

ふたつのカキ天ぷらは蕎麦とは別皿ででて来たので、軽く汁につけてサクッとたべつつ、もうひとつは浮かべ浸してフワッと食べた。
ふたつだけど、一つの中に牡蠣がそれぞれ二つづつ入ってたので食べ応えあり、意外とミルク部も多く牡蠣の風味とミルク感を味わえて期待以上に美味しく満足メニューだった。
 
 
 
 
先々月は 2月21日

この日は自分の誕生日なので、一番高いメニューにしようと決めてたので「かた焼きそば」もおススメで気になった「そば・ミニふぐ天丼」もヤメて「うな重」をたのんだ。
正直いえば餅は餅屋、鰻は鰻屋で食べるのが賢明だとは思うけど、おきに入りの馴染みの店で一度も食べた事なくまず滅多に頼むことないだろうというメニューを食べることこそ贅沢というもの。

ファイル 2996-4.jpg

ってわけでうな重。いや全然おいしいよ。焼き方やタレもそりゃ鰻屋とは違うけどこの店らしい個性も感じられつつ、食べ応えある身で思いきり食べられた。誕生日としても満足の食事になった。
 
 
 
 
そして今年の始めは 1月10日

しつこいようだけど「かた焼きそば」を食べるつもりで来てて、またまたついつい黒板のおすすめメニューに目移り。「そば・ミニたらばがに丼」って、、色んな食材を楽しんで入荷してるよねぇ。

ファイル 2996-5.jpg

食べて気付いた。そういえば正月もタラバ食べてたっけ。。
ってことで左程の感激はなく、半分弱占めたワカメが邪魔でそれを消化するのに手間取った。もう少し違ったアピールでタラバを味わいたかったけど、それでもやっぱりおいしいね。
 
 
 
と、今回もまたおすすめメニューを選ぶ事が多く、なかなか気に入ったメニューをリピートする機会がないのがもどかしいけど、毎回違うメニューで楽しませてもらったし、だんだん食後の歓談までセットの食事が定番化してくつろぐようになってきてしまった。よきよき。
 
ちなみに前回の点景

タグ:餐:麺 餐:菜 餐:揚 餐:貝 餐:魚 餐:甲 楽:話

龍頭寺の大藤

ファイル 2995-1.jpg匝瑳市木積の龍頭寺にある藤の古木。

「千葉県 藤の名所」でGoogle検索してあがってた場所の続編で、先に寄ったトコはイマイチだったけど、こっちはお寺という事で期待してた。
いつもの海見てひとまわりの県内定番コース上にある八日市場の近くだけど全然知らなかった。こういう検索で知れたのも嬉しい。

でも意外と八日市場からは離れててかなり奥にある寺院で県道からは細道ながら「おせん様の藤祭」という横断幕で案内されて分かったものの不安な道の先だった。しかも駐車場はいっぱいで(各々が少し寄せて停めればあと数台停められるのに)少々待って停めた。平日でこれだと週末はどんなになるのだろうか。

で、車から歩くと、大きな案内図があって他にも臨時駐車場があったらしい。ちょっと分かりづらいよ。

そしてお寺は道から坂を下った舌状台地の襞の谷間で、また登るのやだなぁって感じの急な坂を下るとすぐに寺が見えて手前の裏に藤棚があるのも見えた。

ファイル 2995-2.jpg

キレイに咲いていていい感じだったけど、建物の裏だから大藤はきっと表側にあるに違いないと思い一旦通過。
お寺の表にまわって本堂を見つつ歩きまわってみた、、けど、前の道に出たトコに小さな藤棚があるくらいでそれらしい藤はなかった。
あれ??おかしいな、ひょっとしたらあの裏のが大藤だったのか?と戻ってみたら、どうやらそれらしかった。

なんか狭そうな建物の裏なので(池も濁ってて)まるで貫録なかったけど、むしろ偉そうに勿体ぶったりしてなくて親しみやすくていいし、密度は濃く時雨のように垂れた花はキレイでいい雰囲気だったし、棚内に入れて長く垂れる花を間近で見て香りもよく包まれる感じで藤棚を鑑賞できた。

ファイル 2995-3.jpg

この「龍頭寺の大藤」は樹齢100年以上だそうだけど、そもそもこの地は元禄時代に加納せん(おせん)という婦人によって考案された「藤箕」が大ヒットして13万枚も制作して関東東北東海などに出荷された歴史があり、蓑づくりの発祥の地として「おせん様の藤祭」というのを毎年開催し続けてるそうで、大藤よりも古い歴史の藤を素材とした文化の息づく地域だったわけだ。へー知らなかった。

取り敢えずは大藤を見てまわり、順路らしい墓の丘に少し上りつつ大藤を見下ろしつつ、そういえば足元に並んだ七福神とかも見てまわった。(全部写したつもりだったけど六体だった、、あれ?)

そして「何か話かけて下さい」とか書かれ設置されてたテレビ東京のカメラを睨みつつ、脇に見えた立派なタケノコを見つつ、また坂を上って戻った。

ファイル 2995-4.jpg

駐車場の裏にある売店っぽいテントを覗くと幕には「国の重要無形民俗文化財指定「大積藤箕制作技術」300年の歴史館」とかあって、パネル解説の資料館になっていた。(ちなみに売店としては焼き芋を売ってるだけだった)なんとも雑な歴史館だなぁ。国重要文化財ならもう少しちゃんとしたのがあってほしいけどなぁ。
そういえば最初に見た案内板の前にも何かあったなと行ってみたら、こっちには藤箕の実物と製作工程などのパネルがあった。箕には文化財の証書のコピーがテープで貼られてて、雑だなぁ、、と思った。

悪くはないけどこんなもんかと少々微妙な気分で車に戻った。
けど、運転席から見た向かいの畑に「地上絵 金太郎と鯉」という幟が立ってて気になったので、また下りて歩いてみた。

どうやら芝桜で作ったデザイン花畑のようで、下からだと何が何だか分からなかったけど、幟の所にちょこと盛った土塁があったので上がって見た。

ファイル 2995-5.jpg

けどなんかやっぱりちょっとよく分からなかった。
丸いのがクマの顔なのでその横の赤いのが金太郎の腹掛けなのかな。黒い金具のトコが金太郎の顔か。んー微妙。これからもっと咲いてハッキリするのかも。(いや、もう咲き終わりはじめたとこなのかも)

で、ここから畑の先に藤棚があるのが見えたので更にオマケがてら畑を横断して歩いてみた。
ら、単に畑の脇にある農家の藤棚かと思いきや、そうではなくその奥にちゃんと一区画分の藤棚の広場があった。そうそうこういうのだよ。こういうトコをを求めてたのだよ。表の方に出たら「おせん様の藤園」とかパネルが出てた。。まじか。気がつかなきゃ見ずに帰るトコだったぞ。。

どうやらここは最初の看板にあった「箕づくり実演」とか「米はこび競争」とか催される「藤まつり」の祭会場らしかった。分かりずらいよ。看板だけじゃなく順路なりなんなり出しててほしい。

ファイル 2995-6.jpg

そしてその藤棚の広場の奥には「藤棚200m散策コース入口」と看板立ってた。ああ、それが「散策道」とあったやつね。まだまだ藤棚あるのね。
そうだよね、お寺で藤見てた人やすれ違ったは数人だったのに駐車場いっぱいだったのはおかしいなと思ってたんだよ。見て歩ける藤棚もちゃんとあるわけだ。 けど、順路は畑の裏の土の道で雨降ったらグチャグチャだろうと想像つく段を暗い森に下って怪しかった。。

暗い森は細いながらもちゃんとした道路で、坂を下って森を抜けると「藤棚200m」とあって藤棚があった。
200m先にチョロっとある藤棚ではなく、200m続く藤棚という事だった。よかった。ちょっとまばらだったり順路が雑だったりしてたけど、なかなかの藤棚の道。メインは坂道で、写真撮ってる人も多くゆっくりいろんな角度から眺められた。

ファイル 2995-7.jpg

藤は房の短い玉のような品種や桃色の花の品種などもあり色々と楽しめたし、雑な感じもあり乍らも舌状台地の襞の谷間を彩る感じは面白かったし、藤棚の外の木々に絡んだ藤も含めて自然な感じも良かった。

ゆっくり眺めて匂いも堪能しつつ坂を上って、藤の谷の200mをあとにした。
その坂を上るとさっきの「おせん様の藤園」の入り口に出た。え、こっちから行ってもよかったのか。。っていうかその方が順路っぽいよなぁ。。裏から裏からとまわっちゃったけど、まぁそれもよし。ほどよい散策で満足できた。こっちに気づいて歩けて良かったー。

タグ:植:花 植:樹 観:寺 観:像 観:具 観:発 観:道 観:重 楽:歩