旭市下永井の県道沿いの食堂。
「磯がき」の幟を見て入った店。(ピンボケもうしわけない)きれいな民宿にある食堂で、テーブル席だけのファミリー向けな雰囲気の店。
だけど、今日はもう飯岡の磯がきを食べる気で来たので思い切って入った。
なんかコロナのせいか元々か飲食店が減った感じで、何度か来てた店も閉まってたし「磯がき」の幟が立ってたのはここだけだった。(ネットで出てる刑部岬の店にはあるだろうけど絶対混んでるから行ってない)
実は前に一度妹と来た時に入ろうかと思った店でもあって、店先のメニューに磯がきはなくて牡蠣はカキフライ定食しかなかったから不安に思って他(岬の方)の店に行ったなんてことがあった。
で、テーブル席に座りメニューを見ると、やっぱ牡蠣はカキフライ定食しかなく、店員さんに聞いてみると、「磯がきはボードに」あると言われた。けど、写真は貼ってあって「磯がき入荷!」とはあるだけで品目としては無いので更に聞くと「生か焼きの単品で貝の大きさによって値段も変わる」とか、、時価ってやつか。。
これはもう腹をくくって欲望に素直になって生ガキと焼きガキをひとつづつたのんだ。
おひとりさまは他にはおらず、どうやら磯がきを食べてる組も他にはいなさそうだった。贅沢メニューだし、それを目的に来る人は他で予約しとくか岬の方に行くんだろうな、、とか考えながら外の「磯がき」の幟をぼんやり眺めて待った。
で、まずは生ガキ。
うん、いい大きさ。天然とはいえ此れぱっと見牡蠣に見えないよね。
で、ぺろり。んーーーんーーーんーーーー
んんんーー (訳:おいしー)
んっんんんんーー (訳:やっぱさいこーー)
もう口一杯にミルクとろけてまろやかで、貝の部分もちゃんとあって「あ、牡蠣だった」と思いだす。
っていうかやっぱこの磯がきは別種だよ。別の貝だよ。他のどこで牡蠣食べても「やっぱ違う」とか思っちゃうもん。
そして、焼きガキ
こちらは少し小さめ。うん、それは他の店でもそうだった。
やっぱ焼きは焼で味がしっかりしてイイ!
ミルクもしっかり味わえるし貝の部分や柱もヒモもおいしく、ゆっくり味わって食べたいのにやっぱりぺろりと食べちゃった。酒飲むならこっちだね。いや、酒飲むのも忘れそう。
個人的にはこの焼きガキの方が好きなんだけど、今日は生ガキも凄くよかったので甲乙つけがたくとにかく満足。
ペロリペロリで腹的には全然だけど、これで定食はやっぱ蛇足なので単品で良かった。
個人的に千葉で一番おいしいと思ってる隠れた名物。増々隠れて遠くなった感じで、年一くらいの贅沢で食べたく思いつつ、なかなか来れず久々に食べたけど、(三年ぶりくらい?)やっぱいいわ。贅沢だわ。
千葉スペシャルで千葉から出ないんだから味あわないとね。
(ちなみに生1000焼1100でした。鰻より全然安い)
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