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天王つつじまつり

七戸町天王の天王神社界隈で催される花まつり。

今回のドライブはここまで何カ所もの花のスポットがことごとく時季違いでハズレでツツジのスポットまで花はイマイチだったものの、ここのツツジは丁度頃合いでキレイに咲いてて良かった。

ファイル 3488-1.jpgその天王神社は車からよく見えて何か充分だったので寄らなくてもいいかなーって思ったけど「七戸城東門」というのもあって、城跡なら歩こうかと車を停めてみた次第。

七戸城は北方の安藤に対する南部の防衛拠点で、三戸や八戸と同等の権力ある城だったけど康正2年(1456)の蠣崎の乱で城を落とされてカが落ちたと説明にあった。
でも戦国時代までは七戸南部の城で、九戸の乱で秀吉の滅ぼされて廃城だそうで、その後江戸時代は代官所だったようだ。とするとこの東門はどの時代の復元なんだ?とか思ったけど、まぁ深くは考えまい。

取り敢えず門をくぐると、中は門の周りだけでなく斜面などに広くツツジが咲き広がっていた。

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そこから二ノ丸や本丸に上ろうと思ってたけど、そっちにはツツジは全然なく、坂道を登った先の二の丸の口が閉じられてるようにも見えて、そそらなかったので進まずに「門だけでいいや」とツツジを眺めて満足した。

ファイル 3488-3.jpg最後に前の道から天王神社のツツジを眺めて、これで出発、、
 と、思ったけど、城跡に上らなかった分こっちの石段は登ってもいいかも。。なーんて気になって、結局素直につつじまつりを楽しむように歩いた。

参道の石段はまっすぐで急なものの、先見えてるし神社としては極端に高くは無く、なによりまわりのツツジが少し高く植えられてて、ツツジのアーチというかトンネルみたいな感じで見上げつつ楽しく一気に登れた。

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そして登りきって振り返ると町役場庁舎方向の町が見下ろせた。
右手の向かいの丘が七戸城跡。同じくらいの高さかな。まぁこの時季のぼるならこっちだよね。

少し眺めてまわって息整えてから天王神社にお参り。
本殿がわかれてなく中に祭壇があってお寺のお堂のような社殿だった。

そしてゆっくりくだりは横の舗装路を下った。上に駐車場は無いので管理用の道だろう。

ファイル 3488-5.jpg

横に緩やかに流れて眺めもいいけど、他に石段との間につづら折りに下る未舗装の細道があったのでそっちに逸れてみた。
これはなかなか花の中のいい小道。真っ直ぐな石段よりも花の背は高く一層包まれた感覚で面白い。つつじまつりというからにはこういう道を通らないとね。夕方だからか人も多くは無くて自分のペースでゆっくり下れた。ナイス。

そして下りきると入口には何気にチューリップとかも並んでた。色が同化して一体感あった。
そういえば「まつり」と言いながら出店は屋台のアイス売りの二台だけで、もう終りな雰囲気で二人で話していた。
夕方で気温下がってアイス!という雰囲気ではないけど、神社の上り下りで少し汗ばんだので一つ買ってみた。「十色・六色アイス」という名前も気になってたけど10か6かとは聞かれずに盛り付けていった。

ファイル 3488-6.jpg

ちょっと雑だけどいろんな色の派手なアイス。これは(秋田のババヘラみたいな)青森の御当地アイスなのかな。(ネットで見ると「チリンチリンアイス」とか「カランカランアイス」とか呼ばれてるらしいけど、普通に「十色アイス」と呼んだ方が個性あると思うけどなぁ)

味はさっぱりシャーベット。色による味の差はあるけどほぼ違和感ないくらいの薄めのさっぱりアイス。極端に違って目立つのは黒いコーヒー味かな。どれもおいしかった。


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