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二本松城跡

ファイル 1954-1.jpg二本松市郭内にある国の史跡の山城跡。
公園としては「霞ケ城公園」という。
幕末の戊申の役で激しい攻防のあった城。やっぱ象徴だけでなく実戦の舞台となった城は感慨深いよね。
ちょうど朝焼けが朱色に照らしてて炎に包まれたような雰囲気だった。

まずは二本松少年隊の戦う姿の像を見て入城。
二本松少年隊はその戦いで散った12歳から17歳の少年兵達、會津の白虎隊の方が知名度が高いけど、それより年少が多く自刀より負傷で散ったので尊く思える。

さて、まずは復元された箕輪門をくぐって入城。この門と櫓がこの城唯一の復元建造物だったかな。
通り抜けるとその先は石垣の上から何本もの松が枝垂れていた。「箕輪門のアカマツ」と案内板が立っていて、樹齢350年の藩政時代からある松だそうだ。おーおーすごいな。二本松どころじゃなくて沢山松じゃないか。

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箕輪門の上が三ノ丸の広場になっている。
ここは桜祭りとかするみたいで提灯とか残っていたけど、桜は完全に散ってて一輪も残ってなかった。

さて、本丸はどっちだ?と案内図をみると階段の上に建物が見えた。あれ?御殿も復元してるんだっけ?と登ってみた。
「本坂御殿(姫御殿)」とあったけど、建物はとくに関係ない公園管理用の物っぽかった。
振り返ると朝日が眩しくイイ眺めだった。

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そんな本坂御殿跡で半分くらい登ったかな、、なんて気になってたけど、とんでもなかった。それは序の口で、しっかり山登りの城だった。。

紫のかわいい花が咲くのを見ながら、えっちらおっちら登り「硝煙藏」――「藩士自刀の碑」――「日陰の井戸」――「大石垣」――「蔵屋敷」――「乙森」と休み休み登って、やっと大きく見えた本丸の石垣は立派で感激した。
これはキレイに復元された石垣。しっかり山の頂上に聳えててカッコイイ!
そして登ると奥に天守台が見え、その天守台の先にまだ頭を白くした安達太良山がきれいに見えた。

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これはいい眺め!しかも山の頂点で気持ちイイ。
いやー運動不足でキツかったけど、これは登ってきてよかった。(っていうか腰が痛かったのはもうすっかり忘却)
風も緩やかで朝日が心地よく清々しすぎて嬉しくなった。

そして表の南東側には二本松市街が広く見渡せて、朝日が降り注いでいた。
城郭は北に天守台があって、西櫓台、東櫓台と続いていた。
しばらく眺めてのんびりしてて、ゴミを拾いながら登ってきたボランティアの人と挨拶。「ここには天守があったんですか?」と質問してみたら、天守はなく屋敷のような物が建ってたらしいとのこと、「いやあ、この眺めなら屋敷で充分ですよね」と話はずんで、城の話や二本松の話、道の駅の話とか旅行の話とかまで聞けてゆっくりできた。朝から丁寧にありがとうございました。

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25分ものんびりして本丸城郭からおりた。
そしてその石垣の周りをひとまわり。グルッと回って、今度は裏の北側から下ってみた。
築城初期の旧時代のままの石垣とか、整備する以前から露出した状態のままの二段石垣とかいろいろ見どころをぬって下り、「とっくり井戸」から「搦手門跡」の石垣もかっこよかった。

「新城館」という城代屋敷跡からは顕彰碑や歌碑が順に置かれ、飽きさせない城跡だった。

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中間まで下りて、二合田用水という350年前に安達太良山から水を引いた用水路が道脇を流れると、そこから下は様相変わって水と緑の庭園の雰囲気になった。
水路は分岐して幾つもの滝となり池にそそいでいた。
小さな丹羽神社はさりげなかったけど、何気に力士像が並んでてかわいかった。

池を見下ろしながら緑の中を下ると「霞ヶ城の傘松」という天然記念樹があった。
見事なほどにきれいな傘の形の松で、推定樹齢300年、樹高4.5mで傘は14mの広がりだそうだ。へー、なんか本当に松の城だなぁぁ。
その近くには推定樹齢400年のイロハカエデとかもあって小さな花の蕾をつけていた。秋に来ても良さそうだ。

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そして茅葺屋根の茶室小屋「洗心亭」というのがあった。
見た目新しいから公園整備で造ったものかな、、なんて思ってたけど、実は移築改修された現存物だそうだ!おお!
なんでも庭園内で崖崩れがあって城外に移築していたために戊辰の戦火から逃れたそうだ。へええ。

と、見所多くゆっくり歩いて下って楽しかった。(庭園だけでも別項目にしようか迷った)
何より中腹からの用水路を生かした滝や池の瑞々しさが気持ち良く、朝日と緑に包まれていい散歩になった。

駐車場に戻ったのは7時。二時間も歩き回ってた。
福島県内だと会津ばかりが注目されるけど、二本松城はそれ以上の好印象ですごくよかった。来てよかった。

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日中線しだれ桜散歩道

ファイル 1938-1.jpg喜多方市千苅中道上から青葉台までの3kmの自転車歩行者道。
昭和59年(1984)に廃線になった国鉄日中線の線路跡に作られた長いしだれ桜の並木道。
「しだれ桜並木↑」の案内に釣られてやって来て停めた臨時駐車場が丁度中間地点だった。

実はどんな感じか全然知らずに何気なく来てみたんだけど、これはなかなか、、っていうか凄くイイ並木道。
しだれ桜は割と若く背が低いんだけど、逆にそのくらいが程良い高さで目の前くらいの高さにしだれる桜並木!しかも密度濃く並んで、青空と相まってすごくきれいだった。

えっと、、
どっちに向かって歩こうかと少し悩んだけど、取りあえず白い山の見える北方向に進んでみた。

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いやーこれは知らなかったなぁー。
平日だけど結構な人が歩いていて賑わっていた。
これは明日からの週末はかなり混み合うんじゃないかな。平日休みとった日に来れて良かった。思わぬ収穫。大金星。

ほんのちょっと進むとなにやら蒸気機関車があった。
C11型の小型蒸気機関車で説明は何もなかったけど、この路線を走ってた車輌なのかな。

この廃線になった日中線は昭和13年(1938)の開業で、元々は今市から米沢を結ぶ「野岩羽線」の一部区間として開通した路線だったそうだ。国道で言うと121号だね。

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説明には「太平洋戦争やその後の社会情勢により実現には至らず」なんて書かれてるけど、、その121号でさえマトモに米沢まで通じる道が開通したのが平成に入ってからだから、構想だけで完成することもなく昭和59年(1984)に廃線になったのもムベナルカナ。無理矢理でも開通してたら東北中央部の発展の仕方も変わってたのかな?

さてウキウキでしだれ桜のカーテンの道を進む。
そううえば「さくらまつり」だけに、脇の道沿いに屋台の店が出てるところもあったけど、みんな歩いてて桜に夢中で買って食べてる人は余り見かけなかった。健全な花見だねw
これが週末で混雑して歩くのが大変になったら売れるんじゃないかな。

途中、公園っぽく木々の緑が増える部分もありつつ、抜けるとまた桜のカーテン。

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これはまるで道の両側に滝が流れているような枝垂れ具合。
まるでモーゼか空海が割った海の道。いやいやそんな厳しさはなく華やな楽園の直線道。なんかニヤニヤしちゃう。

そして工場脇の一部だけは染井吉野の桜が白めの花びらを風に飛ばしていた。
その先が一番濃い「桜のトンネル」と表現されてた区間かな。
その先に覗く白い山にはピントも合わないくらいの勢いの桜に包まれた。
これはすごい。暖簾だ。コイン洗車機だ。
桜色のシャワーをくぐり抜けた。

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濃い部分の先は少し落ち着きつつもまだまだずっと桜は続く。
落ち着いた気がしてたけど写真で見ると全然相変わらずの華やかさ。麻痺してきてたかもね。

そんな麻痺を緩和させるかのように、少し先には水仙の花が植えられて、ウエハースのようだった。


そして459号との交差点。
ここには横断歩道が無く、警備員が立ってて70m横の交差点に誘導された。ここらで引き返す人も多いのかな、その先の道は空いて静かに歩けるようになった。(ちなみにこの459号の場所に「会津村松駅」があったらしい。そっかこ459号って前はこの道じゃなくて狭い一通の別ルートだったっけ)

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最後の区間を悠々と歩くと、散歩道の終点は唐突に途切れるように終わってて、とくに何もなかった。
広場になって休憩所や売店くらいあるかと思った。。
ここが喜多方駅から3km地点てことかな。随分歩いた気がしたけど1.5kmしか歩いてなかったのか。。(またその1.5km戻らなきゃだけどね、、タクシーでも待ってたらいいのに、、)

てわけで来た道を戻る。
意外と一度通った戻りの道は早く感じるもんだ。(立ち止まって写真を撮る回数が減ったからかもしれない)
途中でベンチで休憩しつつ、座った位置から見上げる枝垂れ桜とか楽しんだ。
んー、降りかかるように延びている枝垂れた感じは、やっぱ写真じゃイマイチ良く分からないなぁ、、撮り方かなぁ、、写真は難しいね。

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戻ってみたら途中にチューリップも咲いていた。行きには全然気づかなかったw

駐車場まで戻って、更に喜多方駅方面へ、、、は、いいや。
運動不足だから少々疲れたw
でも、充分気分良く一時間チョイかけて3kmほどの花見散歩。
いやいやいやいや大満足。もう今回のドライブはこの先で楽しいトコに寄れなくても充分だわ。なんて思いながら出発した。

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牛乳屋食堂

ファイル 1937-1.jpg会津若松市大戸町上三寄香塩の会津鉄道芦ノ牧温泉駅の近くにあるラーメン店。
ここはすごく久々で三度目の来店。なかなか時間あわなかったし、人気店で行列長そうだったりだったからね。近隣の他の店もテイスト近くわりと美味しいので、最近はそっち行ってた。

で、今日は平日ながら昼チョイ過ぎの到着で数組の待ちだった。。
まあいいかと記名してのんびり待って10分くらいで入店。

数量限定メニューの会津アスパラを使った「地鶏アスパラ塩レモンラーメン」というのが気になったけど、ここは普通にラーメンにした。
麺が二種あって、中太會津麺と極太手打麺、細めが好きな僕は毎回中太會津麺を食べてたと思うけど、今回は極太手打麺にしてみた。

ら、これはこれは太めのうどん並に太い麺で驚いた。
でもちゃんと縮れててしっかりしたラーメンの麺。味わって食べられた。

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うん、うまい。何だろうこのまろやかさ。さすがだわ。
近所の他店「うえんで」と「ばんげや」も充分美味しくて、混んでるくらいならそっちでいいやと思ってたけど、やっぱたまには本家本元で食べなきゃだな。
もちろん醤油ラーメンには牛乳は入っていないけど、牛乳のようなコクを感じる美味しいラーメン。(店名は牛乳屋が始めたラーメン食堂という意味)
同じ会津地方で喜多方とは違う独得な味でやっぱお気に入り。おいしかった。

さてさて、混んでるからササッと食べて店を出た。
で、斜め向かいにある「牛乳や売店」に入ってみた。

ファイル 1937-3.jpgここは牛乳屋食堂のお土産ラーメンやTシャツなどのグッズが売られてる売店コーナー。
こっちで食後の牛乳を飲んでみた。やっぱ牛乳屋だけにね。

で、店の人に「ひょっとしたらこっちが昔からの牛乳屋なんですか?」と聞いてみた。
ら、「いえいえ、もともと今のラーメン店が80年前の開店当時からの場所ですよ。よく同じ事を聞かれますけどね」だそうだ。

満腹になったとこで、駐車場の前から駅前の桜が満開で綺麗だったので花見がてらちょこっと散歩した。
いやー青空に映えるね。
時折の風に花びら舞ってすごくいい感じ。
小鳥も戯れてた。(スズメだった)

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そして芦ノ牧温泉駅に行ってみたら、「ねこが働く駅」とかあってネコの駅長の駅だった。
けど、「撮影禁止」だそうだ。。
なんでもフラッシュで目が見えなくなってしまったとか、、マナーの悪い客がいるせいでネコが可哀そう、、、と、一瞬思ったけど、それでも働かせる駅側の方が酷いような。。
駅舎に入ってみたらネコ駅長は奥で寝てた。(働いてねーじゃんww)

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他にも静態保存された車輌の休憩室や除雪車が止まってたりしたし、会津鉄道神社なんてのもあって、祠を覗くとネコ駅長のスナップ写真が一面に貼り出されてた。(撮影禁止なのに容赦ないなぁ)
いろいろある駅で観光にはよさそうだけど、なにより桜がいい感じ。
脇から覗いたホームの周りの桜も綺麗だった。

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道の駅 猪苗代

ファイル 1871-1.jpg猪苗代町字堅田五百苅の115号沿いにある道の駅。
こんなとこにいつのまにか新しくでてきたんだー知らなかった。って知らないのも当たり前この九日前にオープンしたばかりの出来たての道の駅だったそうだ。

ひろーい駐車場に大きな建物で、トイレまで遠かった。

ファイル 1871-2.jpgあ、トイレ行く前に、ちょこっと雲が晴れて来だしてた磐梯山を見た。
んー雲なければかなりハッキリ格好良く見えるのにな。(まぁ何度も見てるけど)

そして店の中は平日月曜にも関わらず人いっぱいで混み合っていた。
まぁちょうど昼時だしね。
ウチらはホテルの朝食バイキングでたっぷり食べたからまだ全然ハラ減ってなかったから、どんなもんあるのか見るだけの冷やかし。
でもソフトクリームくらいなら、、と見るとちょうど面白そうなソフトだったので買ってみた。

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「猪苗代天のつぶと麹屋味噌ソフト」
味噌のソフトは他のトコで失敗した経験から、あまり期待はしてなかったけど、コレはいい風味で美味しかった!
「天のつぶ」というのは猪苗代のブランド米の名だそうだけど、米の感じは良く分からなかった。

店内を見ると他にも色々と気になる物があって、「磐梯黄金納豆パン」なんかは手が伸びたけど、、やめといた。また来よう。


いい天気で日差し強かったけど、外は風強くて寒かった。
でも一応道の駅を出てすぐ先の猪苗代湖の「白鳥浜」へ行ってみた。実はこっちが主目的で道の駅はたまたま見かけたオマケの寄り道だったりする。

ファイル 1871-4.jpgが、
白鳥はおろか鴨の一羽すらもいなかった。。
あれ?
時期早かったのかな?
志田浜の方がよかったのかな?
でもさっき見た猪苗代湖とは逆に眩しいトコから見る曇った奥へ広がる湖面の光景もなかなか良かった。
  けど、寒いからすぐに車に戻って出発した。

タグ:餐:冷 景:山 景:湖 観:光 道の駅

青松浜

郡山市湖南町福良松西の県道の先にある猪苗代湖の砂浜。
猪苗代湖は日本で四番目に広い湖。
母方の田舎が郡山市内にあるので、子供の頃に夏に泳ぎに連れてきてもらったりしてた馴染みの湖。なので贔屓目ながら個人的には、三番目のサロマ湖は湾が閉じた塩水の「潟」だし、二番目の霞ケ浦は衰退した香取の海の入江の名残の「浦」だから、純粋な「湖」としては日本二位だと思っている。
で、
この青松浜の湖水浴場にも来てたけど、車で立ち寄ったことは無く40年以上ぶりの再訪になる。
が、来てみたら広めの砂浜で想像と違ってて「あれ?ここじゃなかったかも」とか思った。。
けど、何ヵ所かで泳いでいるので記憶は混ざってるだろうし、多少の変化もあるだろう、何せ40年だ。

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風が強く湖面は波が立ってたけど、この浜は波打ち際の前にごく浅い静かな水たまりが波を通さずに静かな浜になってる面白い風景だった。

空は雨こそやんだもののドン曇り。
だけど対岸方向に雲は割れてたので青く明るく、その青を静かな部分の浜の水面が静かに映しててキレイだった。
正面奥に見えるはずの磐梯山も雲に覆われて裾まで隠れていたけど、これから北に進むので走っているうちに晴れそうな雰囲気。
しばらく眺めて駐車場に振り返ると、雲が割れて日が差してて神々しかった。

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後から聞くと従姉は猪苗代湖を湖岸の浜に出てじっくり見たのは初めてだったそうだ。

タグ:景:湖 景:浜 楽:眺

湖南精肉店

ファイル 1798-1.jpg郡山市湖南町福良中町の249号沿いにある精肉店。
「肉屋の手づくりかりんとう」という幟が目に止まって気になったので、興味のまま咄嗟に寄ってみた。

店頭には他にも「馬さし」とか「味付きテッポーもつ」とかの幟もあり、コロッケ、カツ、フライの本業の張り紙もあってそれも気になり、「かりんとう」は冒険で他に普通にメンチでも買おうかな、、と思って店に入った。

けど、普通に昼前でお客さんいて忙しそうだったので怯み、かりんとうの包みだけひとつ買って出てしまった。。へたれー。

で、すぐに出発。走りながらつまんで食べてみた。
袋から出すと平たいのが多かった。あれ?かりんとうって棒状じゃなかったっけ?

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でも、これがしつこくない甘味で意外とおいしく、飽きずにパクパクと続けて食べた。
かりんとうというよりはビスケットって感じだけど、食べてたら黒糖の風味と揚げた油のコロッケっぽさが感じられて、ああなるほど肉屋のかりんとうってこういうことかとやや納得。

でもかりんとうってカリッとしてるものではないのかな?っていうか揚げるんだっけ?という疑問も多かったけど、形状は兎も角、おいしかったので気に入って一気に食べちゃった。もう一袋買っておけばよかったw
まぁ、294号はよく通る道なのでまた来たら買おう。
(っていうか実はこの店の近くに寄ったことはない親戚の家があるんだけど、会ったりしたら気まずいかも)

タグ:餐:菓 楽:買

道の駅 あいづ湯川・会津坂下

ファイル 1797-1.jpg湯川村佐野目の49号沿いにある道の駅。
割と新しい道の駅で、49号のこの区間は滅多に通らないので初めての立ち寄り。
でも一度くらいは通過しててここに出来てたのくらいは知ってたかな。

寄ってみると洒落た今風な道の駅で、こんな天気の日でも明るく新鮮な雰囲気の道の駅。
入り口前の水草が充実したメダカの水槽に足を止めそうになったけど、それより食事と奥に進んだ。

ファイル 1797-2.jpgレストランは一番奥だったけど、その手前の会津特産物コーナーの一角に「会津食のお持ち帰り処」というのがありテーブル席も並んで気軽そうだったのでこちらで食事。

「北塩原山塩ラーメン」とか気になったけどご飯物が食べたかったので「會津伝統ソースカツ丼」にした。
ラーメン以外のメニューは持ち帰れるそうなので、そういうパックで出てくるのかと思ってたけど、そうではなくてちゃんと器で出てきた。

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その「會津伝統ソースカツ丼」
味もよく肉もちゃんとしてておいしかった。
けど、店の雰囲気通りキチンとまとまった感じ。
会津のソースカツ丼って言ったらドーンと分厚いボリュームと濃い味付けで武骨な男らしいイメージ強いので、少々頼り無かった。けど料理としてはこのくらいで程よく食べやすかった。

ってわけで、満足ではあるけど若干の物足りなさも無くはないくらいに感じてたトコで、ちょっと入口に店開いてたベーグル屋さんで足が止まった。
「會ベーグル」という会津若松市のベーグル専門店の出店だそうで、なんかおいしそうだったので「会津味噌のごまみそベーグル」というのを一つ買って食べた。

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ら、これはどっしりもちもち。しっかりした食べごたえといい風味で美味しく、ドンと骨ある会津の印象を補完。

これで満足、いい食事になった。

タグ:食:丼 餐:麭 道の駅

かしまの一本松

ファイル 1779-1.jpg南相馬市鹿島区南右田谷地地内にある松の木。
東日本大震災のおける津波で流されずに残った一本松。
岩手の陸前高田の一本松ばかりが有名になってるけど、他にもあったんだね。

まぁあっちは流された町のまん前だし、国道沿いに見える場所なのにひきかえ、こっちは町も遠いいし国道から離れるしその国道もすぐ先の帰宅困難地域は長いこと通行止めだったしって場所だから聞いたことなくても仕方ないね。

来てみたら周りは沿岸工事でダンプだらけの殺風景な場所で、小雨も舞っていたけどちょっと車を停めて眺めてみた。

掲示板の下のボックスには一人一枚どうぞとカレンダーが配られていた。

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そして松の木の下に歩いて見上げてみた。
威勢良く反りつつ伸びた松の木。
こんな天気の時に来てしまったけど、雲の裏の太陽の光も見えて悪い雰囲気ではなかった。
でも木に葉はなく、枯れてしまった様に見えた。

そんな状態ながら、木の上には鳥の巣がつくられてたり、幹には蛾の蛹みたいなのがひついてたりして動物たちの拠り処となっている様子も窺えた。

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この場所はキャンプ場の松林だったそうだ。
震災後暫くは緑の葉を付けて元気だったそうだけど、高潮のたびに海水か流れ込んで枯死してしまい、とうとう伐採されることに決まったそうだ。。
まぁ仕方ないね。また新しい拠り処が立ち並ぶような海岸に戻ることを祈りつつ、少し強くなってきた小雨に追われて車に戻った。

タグ:植:樹

道の駅 よつくら港

ファイル 1778-1.jpgいわき市四倉町の6号沿いにある道の駅。
かなーり前に何度か寄ったけど、夜寝る人は届け出なければならない規則を導入した道の駅で印象悪く、寝るときは楢葉の道の駅(現在警察施設になって閉鎖中)を使ってた。

、、んだけど、久々に立ち寄ってみたら、キレイになってて印象変わった。
下り方向から入ると、信号の先の駐車場にまわって停めさせられるのが少々気に入らないが、出入り自由な解放された駐車場だったからもう届け出もないんだろうなと思った。(津波の前の話だから)

さてさて、トイレの後に何か食べられるかなと館内を覗くと、二階のフードコーナーは10時からでまだ閉まってた。
ので、直売所の惣菜コーナーを見てみた。ら、手頃な弁当があったので購入。
早速、情報館のテーブルでたべよう、、と思ったけど「飲食禁止」になってた。(やっぱりいろいろと口うるさくしないとダメな場所なのかな)
仕方ないので蒸し暑かったけど外のベンチで遊具を眺めながら食べた。

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食べたのはウニ飯の弁当。たっぷりのウニで風味あっておいしく、カキフライもうまかった。朝からいい食事になった。

その外のベンチ前の炭焼きの露店が気になってたけど、焼き出す様子がなかったのでまだなのかなと思ったけど、聞いてみたら「注文受けてから焼くからすぐ出来ますよ」とのことで、いわきの名物料理「さんまのポーポー焼き」というのをひとつ買って焼けるのを待ってみた。(弁当食べ出す前にたのめばよかった、、)

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その「さんまのポーポー焼き」は程よくツミレ風なサンマ串。しっかりサンマの味でおいしかった。季節だよね。

リニューアルして印象変わった道の駅。蒸し暑かったけどいい天気で気分よく、いい朝食になった。
いわきくらいなら日帰りで来れるから次は食事に来てみてもいいかな。

タグ:食:弁 食:串 観:具 道の駅

道の駅 きらら289

ファイル 1714-1.jpg南会津町山口橋尻の289号沿いにある道の駅。
ここは日帰り温泉施設がのちに道の駅になったトコで、ずーっと前の道の駅になる前に風呂に寄ったことがある場所。(99/11/7かな)
まだ日帰り温泉がそんなにあちこちに見かけなかった頃で、これはドライブで立ち寄りやすいイイ施設だと気に入って二回くらいは来たような気がするけど定かではない、、

そんなトコながら道的に滅多に来ない場所だし日帰り温泉も珍しくなくなってきたのでしばーらく来ることもなく久々の立ち寄り。
もうどんな風呂かも忘れてしまった。。

うーん、、ここで温泉入っていきたいトコだけど、、
まだ先長いし、時間も遅いし、、
と少し迷って、、

結局温泉には入らずに休憩のみ。
で、幟で気になった「南郷トマトのソフトクリーム」だけ食べてみた。

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おーこれはしっかりトマトの味するソフト。
ものすごくトマトだねー。
トマト嫌いな人にこっそり食べさせたら激怒されそうな味。
僕もそんなに好きな方ではないけれど、(前に岐阜のせせらぎ街道で食べたトマトソフトは食べるのきつくて残したかったけど)これはそんなに悪い気はせず、クリームの爽やかさが引き立ってておいしく食べられた。

あー風呂上がりだったらもっと美味しいだろうなー、、とは思いつつ食べ終わったらすぐに出発した。

タグ:餐:冷 道の駅