二本松市東新殿大林の459号沿いにあるベニシダレザクラの樹。
「三春の滝桜」の孫だそうで、樹齢は150年と若いけど、そのぶん毎年30cmずつ延びてるそうだ。
少し時季過ぎて散り始めてたけど、まだまだ全然咲き残ってて元気よく枝垂れていた。
それに見てる人もチラホラしかおらず、ほぼ独占のような状態で悠々と見れて良かった。(まだ朝早かったからかも)
うーーん!いいねぇーいいねぇー。
喜多方で見てきたトンネルのように並ぶ低いしだれ桜もいいけど、やっぱデカくダイナミックに枝垂れる桜は、降り注ぐような迫力があっていいよねぇ。行き帰りで両方味わえて至福ですなぁ。
この樹は実は並んで伸びた二本の樹で樹高はともに18m。仲いいねぇ双子デュオだね。
ぐるっと回って奥の方から見ると、半分以上散って緑が目立っていた。
周りには低いしだれ桜が並ぶ小道とかもあったけど、そっちは完全に散ってしまっていた。よく本体はこれだけ咲残ってたもんだとありがたくなった。
それと菜の花の黄色も勢いあって凄かった。
まるで、垂れ落ちた桜の花がパチパチ弾けて輝いて、黄色い光になって国道まで流れて広がっているように見えた。
さて、この合戦場というのは何の合戦だろう?
樹齢150年だったら戊辰戦争かな?なんて思ったけど、そうではなく平安時代の源氏と豪族の戦いだそうだ。
あー、戊辰の役で踏み荒らされたら桜なんか残らないか。。