坂東市神田山にある神田山延命院の境内にある墳墓。
そういえば前の道は何度も通ってたけど、将門の史跡とは今まで気が付かなかった。。
今日はとりとりさんが気になってて自分もまぁ将門は興味ある方なので是非是非と乗り気で寄った次第。
裏の駐車場からは赤い幟が参道のように続いていたので、そこを通って進むと、大きな木と地蔵と石柱と石碑などがある所に出た。
ここがそうなのかな?「延命院の将門山」という案内もあって読むと、「胴体はこの延命院の一隅に埋められて将門山と呼ばれた」「神領なので将門山はあばかれることなく今に及んでいる」とあったけど、ここが「胴塚」とはなかったのでいまひとつピンとこず、とりあえずもう少し進んでみた。
ら、さっき車で入って来た白い雪の残る方に出た。
ここには「谷原光不動」というのがあり、雪の先には「毘沙門天」があった。
手前の隅に夕日を背に建ってた赤いお堂は「奉開帳聖観世音菩薩」、カッコよかった。
けど、これらは将門とは別だよな。やっぱりさっきの所が胴塚なのかなと戻った。
石碑の隣りの石の段の上の「大威徳将門明王」というのが墓石なのだろうか。「南無阿弥陀仏」と並んでた。
くるりと木の裏にまわってみたら「埋蔵文化財将門山古墳」とあった。やっぱりここが胴塚という事のようだ。(っていうか、入口の案内が「将門公胴塚」とあるのだから「胴塚」がどこなのか、およそここらへんという事なのかちゃんと表記して欲しいと思った)
「天然記念物カヤ」ともあった。カヤの木なのね。
そういえば首塚だって塚になってるわけではないので、こんもりしてなきゃ塚なわけじゃないよね。だいたいここら辺に胴が埋められてて、石柱も木も後に標として立てたんだろうね。
とりとりさんも将門に興味あって、将門の史跡をまわりたいと思ってたトコのようでちょうどよかった。「國王神社」おススメですよ。雰囲気を感じる神社だった。(行ったのは13年も前か→)
この場所はそこで感じたような特別な雰囲気はなかったけど、木陰の裏ながらちょうど木に沈む夕日があたってていい場所って感じだった。
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