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ばんどう太郎 小山中央店

ファイル 3989-1.jpg小山市雨ケ谷新田にあるチェーンのうどん和食系ファミレス店。

「ばんどう太郎」は、、、随分前に一度筑波の方で入った記憶があるだけで、ほぼ初めてのような店。だけどとんかつのチャンネルの「かつ太郎」は何度か行ってるし、味噌煮込みうどんの看板が気になってて寄って点景にしてた「むらさきはなな」(→)も「ばんどう太郎」のブランドだったらしいので、実はぜんぜん初じゃないんだけど、テレビで紹介されて女将がいるとか接客が最高だとか思いやりの店とか興味もってたのもあって、いろんなチェーン店が並ぶ国道沿いで食事処を決めかねてた時に見かけて兄妹一致で迷わず寄った。

ファイル 3989-2.jpg入口には「ばんどう太郎由来」というのが掲げてあって、「ばんどう それは関東平野の母のやさしさ… 太郎 それは日本一を誇る利根川の父の励まし…」というコンセプトがいい感じだった。

さて、メニュー見て少し迷いつつ、妹は「やっぱりココは味噌煮込みうどんが気になってた」そうで「白まるみそ煮込みうどん」
えー、自分はさすがにこの暑い時季に煮込みうどんは汗だくになりそうだから軟弱に素麵にして「坂東豚丼」のセットにした。

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この「坂東豚丼」はしっかりと味噌が絡んでいい味でおいしい豚。辛くないか危惧してたけど大丈夫だった。
素麵は普通に素麺。昼にうまい蕎麦食べた後だからというのもあってかピンと来てなかったけど、やっぱ夏は食べやすいこれくらいがいいね。

ファイル 3989-4.jpgとか思ってたけど、妹の味噌煮込みうどんをちょこっともらったら「あーこっちだねぇ」と負け気分。そして妹側の席は少し寒いくらい冷房が効いてたらしく、熱いみそ煮込みうどんが丁度良かったそうだ。「もっと食べる?」とか言われたけど悔しいから遠慮した。
ふと気づけば近くの席の他の客もみんな味噌煮込みうどんを食べてた。いや豚丼もおいしかったけどね。けどね。けどね。

妹大満足。くやし。

この日の日誌

タグ:食:丼 餐:麺 餐:肉

大同赤城神社

前橋市富士見町赤城山の赤城大沼湖畔の小鳥ヶ島という半島にある神社。

最初は湖畔で湖でも眺めるだけのつもりで寄ってみた。ら、駐車場は思いのほか混んでて奥の奥の湖畔に近い端で停めたので、大沼を眺めるには楽だった。

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そんな大沼は北側を横に眺める形。薄雲に隠れた西日がもやーっと湖面を照らしつつ濃い雲の影とのコントラストもいい感じだった。

そして神社にも歩いた。自分は来たの三回めくらいかな。(点景は二度目)赤城山には何度も来てるけど、神社に寄るのは久々。そういえば前は橋の方で停めて赤い橋渡って神社に参ったので、裏から入るのは初めてだったけど、すぐ社殿だったのでこっちの方が近かった。

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主祭神は赤城大明神。山と湖の女神様。
女性の願いを叶えるらしい。ってことは赤城山は昔から女人禁制じゃなかったんだね。(っていうか、女神さまなら男性にこそ優しくしてほしいところだけどねぇ)
つけあがりそうだから妹には教えなかった。
社務所はもう5時半なら当然の如く閉まってて「御朱印もらえん―」とぶーたれてた。

参拝した後は半島の先に歩いてみた。
けど、その岬の先に架かる啄木鳥橋は老朽化で通行止めで、手前の道から立入禁止になってた。平成31年からずっとだそうだ。

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岬の裏側で折り返すと、閉まった売店の脇に「願掛け緋鯉」の案内が地べたに置かれてた。新しく付け替える前だと思いたい。。
大沼・小沼は古代から願掛けの緋鯉を放す風習があったそうで、願いが叶うとまた緋鯉を奉納して大事にしてたそうで、逆にこれを釣り上げると祟られるそうだ。
目の前の入江の湖面を見ると錦鯉と黒い野鯉はいたけど緋鯉はいなかった。

そのまま湖面を見ながら岸を歩くと、他の人が足を止めてた所にカルガモの家族が戯れていた。コガモがたまに水遊びしたりしててかわいかった。

そんなカルガモが見つめる水際では小魚が戯れてて小波を立ててたりした。
あーこれはワカサギかな。と思って何枚か写真撮ってみた。(けど、あとから見たらどうもワカサギではなくオイカワっぽかった)

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引き続き湖面を見ながら岸を歩くと、大きく黒い鯉がうじゃうじゃいて妹は気持ち悪がってた。エサもらえるかもとか思って寄ってきてるのかなぁ。いやぁ別に願掛けしてないし、緋鯉以外にエサやる必要もないんだけどねぇ。
鯉に混じって小型の魚もよく見かけた。んーこれもオイカワかなぁ。

そんな感じで魚を見ながらゆっくり歩いた。ゆっくり過ぎて魚なんか興味のない妹はイライラしてた。

そして駐車場に戻ったけど、出る前にトイレ。
そのトイレの裏の森から湖面に落ちる西日が眩しく見えた。
「クマ出没注意」を見つつ、林を抜けて湖岸に進んでみたら、照った西日に沢山のアカネのトンボがチカチカ光って飛んでたし、足元の石に止まるトンボ(多分アキアカネ)も沢山いてこちらが歩くのに合わせて湖方向に飛んで誘ってくれていた。

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ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:観:宮 観:伝 景:湖 景:陽 動:鳥 動:魚 動:虫

桑風庵 本店

ファイル 3987-1.jpg前橋市富士見町赤城山の県道沿いにある蕎麦料理店。

妹がスマホで検索して見つけた店。来てみたらなんかちゃんとした料亭風な古民家風なお屋敷のお店だった。これは一人だったら間違いなく入らない店だなぁ。

駐車場は前の県道を挟んで対向車側に広く悠々とあり、端の枝垂桜の葉が垂れた半分日陰に停められた。
そして立派な幅広の門をくぐると森のような庭。緑瑞々しく幾つものヒグラシの声が近くで鳴っていた。

庭の先の店舗は古民家風なお屋敷で、入口には水瓶などあって蹲の前には毬を浮かべた器などでさり気無い飾りが素敵だった。
4時過ぎという時間で不安もあったけどむしろ空いてていいタイミングだったかも。すんなりと上座のような奥の間の席に通された。席は全部テーブルだった。

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床の間の筍の掛け軸とか琵琶とか見つつ、ガラス戸の外に見える笹林や廊下の吊るし雛など写真撮ったりして見まわした。

メニューは蕎麦と天ぷらと汁だけで、蕎麦は二人前、三人前、一升(四人前)とあった。
ので、天ぷら付き手打ちそば二人前、と、遠慮のない妹はビールをたのんで悔しいので自分はリンゴジュースをたのんだ。

ファイル 3987-3.jpg出てきたビールはハートランドビールだった。
リンゴジュースの器も陶器で洒落ていた。
ほぼ無理やり乾杯w

ゆっくり飲んでたら天ぷらが出てきた。
食材立たせてそれぞれが分かりやすく、すくう方の竹ザルに盛られてて洒落ていた。
天ぷらを写真撮ってたら箸つける間もなく蕎麦も出てきた。
おお、こういうふうに一つのざるに二人前なんだ。

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いやぁ演出が利いてて洒落てて素敵だなと思いつつ食べた蕎麦は、めちゃくちゃ美味しく風味よく麗しく今まで食べた蕎麦で上位と思える美味しい蕎麦だった。
もうしばらく数年はうまいそばといったらこの蕎麦を思い出しそうだ。これは三人前でもよかったかなとか思ったけど充分な量があったので二人前で丁度よかった。そしてもちろん天ぷらもおいしかった。

満足の食事で店を出た。
妹も気分良く「少し庭見よう」と奥に歩くと稲荷神社の祠や杓子を持った地蔵などいろいろ見て歩けた。

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それより気になってたのはヒグラシの声。こんだけ近くで啼いてるから一匹くらいは見つけたいなと木々を見てまわってたら、やっと見つけた!
いやー最近、蝉とか蛙とか見つけるの鈍くなってていつも悔しかったけどここでは見つけられてそれも嬉しかった。

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