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鷲子山上神社

ファイル 3590-1.jpg那珂川町矢又と常陸大宮市鷲子に跨った山頂にある神社。

全然知らなかったけど妹が検索して、最初夕方になりそうだから嫌だったけどフクロウの神社という事で興味持ってきてみた。ら、栃木の神社だと思ってたのに茨城から山登ってアレ?と思ったし、道も険しくこんな道の先の山の上でちゃんと駐車場あるのかと不安になったけど、ちゃんと駐車場あってホッとした。

そして歩くと鳥居の前の道の上から県境の標示があった。あーそういう事ね。ここは栃木県と茨城県の県境の標高470mの鷲子山(とりのこさん)にある神社で、古くからも常陸と下野の国境だったそうだ。

社務所はまだ開いてたけどもう4時半だから「先に御朱印いっとけば」と妹を待ってから鳥居をくぐった。

鳥居の石段の先が拝殿かと思いきや、楼門だった。
御手水の手前には「水掛け不苦労」という水をかけて撫ぜる梟像があった。へーおもしろい。

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そして大化12年(1815)再建という楼門をくぐると長い石段。。「フクロウの石段」という名で96段あるそうだ。うへぇ。
この石段も右側が茨城県、左が栃木県。僕は茨城側から登った。
96段の上に山門がありその先で折れてたので、まだ続くのか?と思ったけど、もうそこが拝殿だった。脇から大きな杉の木「千年杉」が見えてたけど先にお参り。(そういえば結局見ずじまいだった。。)
ここは裏の本殿が半分栃木県だそうなので拝殿は茨城のようだ。その茨城の木々の合間から西日が差して神々しかった。

この鷲子山上神社は大同2年(807)の創建で、最初は来る途中の「本宮」の位置にあったそうで、天文21年(1552)にこの場所に移ったそうだ。社殿は天明8年(1788)の大改修のものだそうで、こんな山の上なのにすごい歴史だわ。

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やっぱりここにも梟の像があり裏の本殿の脇にも小さいのが並んでた。凝ってるね。本殿は赤くその彫刻にはフクロウはなかった。フクロウだらけになったのはいつからなのだろうか。

そしてぐるりと回ると裏の奥の方にも何やら社殿、奥の院とかそういうのかなと坂を下って行ってみたら末社の稲荷神社だった。
なぁんだ、、坂下らなきゃよかったと思ったけど、その脇に「福ふくろう園」というルートの口の柱でが立ってた!そして「入園無料」「社務所まで行けます」と丁寧に書かれてたのでありがたく進んだ。
ら、フクロウの並ぶ長ーい下り坂はどうやらアジサイに囲まれた道。アジサイの咲く時期に来てればよかったねぇ。

坂を下りきると「十干十二支ふくろう」というのが並んでた。「なでてあげましょう」だそうだ。
そしてそこからの高低差のない道沿いには名のついた梟像が並んでて、なんとも飽きさせない濃い道だった。
写真に撮ったのだけでも「運気上昇ふくろう」「感謝元気ふくろう」「学業ふくろう」「方除けふくろう」

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「家内安全ふくろう」「自然保護ふくろう」「大ふくろう」「家族ふくろう」「見ざる聞かざる言わざるふくろう」「団欒ふくろう」「職場円満ふくろう」「恋人ふくろう」「友達ふくろう」「何でも叶うふくろう」は屋根付きで木彫りだった。

「大願成就ふくろう」「お願いふくろう」も屋根付き木彫り。「音楽芸術ふくろう」「平和ふくろう」「かぼちゃふくろう」は何なんだか。。

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一旦途切れたけど最後に集団で「見守りふくろう」「九星ふくろう」が社務所寸前の鳥居手前に並んでた。
谷の下を覗くと「笑顔ふくろう」が草でかたどられてた。そして「亀井戸」があるようだ。もう坂の上り下りしたくなかったけど、妹が乗り気で「行くべ」言うのでしぶしぶ下った。

その「亀井戸」はちょっと懐かしい手漕ぎのポンプ井戸で甕に石のカメが浸かってた。
やっぱ漕ぎたくなっちゃうね。出た水はカメのおしりに掛ってちょっとエッチwって言うかよく考えたらこんな山の上で手漕ぎ井戸ってなかなか珍しいね。なんでも「御神意により井戸を掘り底にカメの形をした石を沈めたら」清水が湧き出たという伝説の井戸だそうだ。
そこに「水占ふくろうみくじ」というのがあった。妹が飛びついた。すきだよねこういうの。水に浸すと文字が出てくるおみくじ。

えっちら来た道登って鳥居の前に戻ると、石段に鳥がおりてきた。お!フクロウか?と思いきや、そんなわけはなくハトだった。まぁね。
社務所はやっぱもう閉まってた。先行っといてよかったね。

閉まった飲食店を店頭のメニュー見ながら通り過ぎて、最初に気になってた本宮の鳥居の石段を上がってみた。
けっこう急な石段を一気に上がると、その上には金色の大きなフクロウがあった。

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「金運 不苦労御柱」だそうだ。真ん中の御柱を棒で三回たたいて両手押しあてるとイイらしい。いろいろ楽しませてくれますね。
拝殿の脇には「福運びフクロウ」御白石を籠に移して幸福を願いましょうだそうだ。

ファイル 3590-7.jpgお参りして石段を下った。脇に椎茸みたいなキノコ生えてた。
石段を下りると正面に樹齢200年の「朝やけもみじ」夕日は逆光で陰になってたけど、まだ紅葉してないのに夕日で少し赤くも見えてこれはこれでいい感じ。

ほんといろいろあって濃い神社だった。
そしてこんなギリギリ日が暮れる前の夕方に来てもたっぷり楽しめるスポットだった。
妹よくみつけたねGJ!


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田舎や

ファイル 3589-1.jpg下野市笹原の4号沿いにあるうどん店。

前に寄ったモツ煮込みの店の向かいにある店で、滅多に通る区間でもなかったけど全然気が付いてなかった。
今日は看板を見つけた妹の「ここでいいじゃん」で咄嗟ながら広い駐車場に入れて入店。「田舎や」という名前から熊谷の「田舎っぺ」が浮かんで武蔵野うどんかな?と察し着いた。

店に入ると何か概視感というか似た感じの店を知ってるなと思い、席に着いてメニュ-見て思い出した、前に野田の県道沿いにあったうどんの店と同じ感じだった。系列店なのかな。あーあそこも武蔵野うどんだったのかぁ。。とか今更ながら気が付いて、初めて食べた武蔵野うどんは印旛じゃなくて野田だったか。。とか思った。
その野田の店には「武蔵野うどん」という表記はなかったので意識してなかったけど、この店もメニューや看板に表記はなく同じ。。と思いきやメニューに重ねたペラに武蔵野うどんの解説があったりした。武蔵野うどんの認知度が上がったからさりげなくって感じかな。

さて自分は普通に肉汁うどん、妹はみそ煮込みうどんをたのんだ。

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うんおいしい武蔵野うどん。
どっしりもちもちいい感じ。啜りずらくて麺類という認識は薄いけどゆっくりしっかり食べれて満足。

ファイル 3589-3.jpg少し後になって妹のみそ煮込みうどんもぐつぐつと出て来た。
ちょこっともらったけど武蔵野うどんでの味噌煮込みもいい感じだね。そういえば武蔵野で味噌煮込みがあるのって珍しいかも。妹もすっかり武蔵野うどんが好きになってたからこれはイイと喜んで食べてた。ナイス。

それはそうと、カウンタ―食べてた客が1キロなんていう凄い盛りをぺろりと平らげてて驚いた。食べる人は食べるんだねぇ。武蔵野うどんは食べた後にお腹はるからこわいよなぁ。
自分は(こんな体格ながら)全然ふつう盛りで充分。ごちそうさま。
 
 
ちなみに帰ってから調べたら、やっぱり以前野田にあった店「ゆでたて家」は系列店だったようだ。
この店は池袋にある「うちたて家」の系列店(じゃなくてこの店ら池袋に進出したのかな)だそうで、野田の店はその暖簾分けだったようだ。閉店して久しく今更ながら惜しいなぁと思えた。(今では店の跡地はペット用品の店になって繁盛してるみたい)

っていうか、ギリギリ点景にしてた野田の店 武蔵野うどんだと思ってなくて草。。
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