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さくらみくら便利店

ファイル 3241-1.jpgみどり市笠懸町阿左美にあるコンビニ。

基本的にこの日誌ではコンビニの寄道は省略しているんだけど、ここは群馬県でしか見ない新しいコンビニなのでちょっと特別に記載。
先月伊勢崎の帰りに見かけて気になってたコンビニだけど地図で見たら別の店で、調べたらこっちの笠懸阿左美店が去年の10月にオープンした1号店なんだそうだ。(22年4月時点で群馬県内だけに六店オープンしてるそうだ)

なんか以前は色んなコンビニがあって地域性もあって面白かったんだけど、最近はセブンイレブンとファミリーマートとローソンの三大コンビニばかりになってしまい、少数でミニストップとヤマザキデイリー、地域限定でセイコーマートとポプラを見かけるくらいかなぁ。
つまんなくなったなぁ、、と思ってたトコで見かけた知らないコンビニだっただけに興味深かった。

ファイル 3241-2.jpgさて、期待半分で店内に入ると「みくら食堂」とあるモニターに食事メニューがあって注文なのか発券なのかセルフ操作の入力機が置かれててさっそく新しかった。今日はちゃんと食事してなかったので丁度いいからここで食事、、と思ってみたけど、イートインのテーブルは二つで、先に入った客で埋まってしまってた。
ので、とりあえず店内を見てまわった。

で、入り口にボードがあって気になってた「桜もち風マリトッツオ」というのを購入。それとおにぎりも30円引きのシールにつられてついつい購入。それとレジ横の軟骨唐揚げも買った。

食堂メニューの「コク旨!味噌ホルモンラーメン」というのが気になってたけどテーブルは空きそうにないから、まぁ取り敢えずは走りながら食べられそうな物だけで店を出た。

けど、店の外にもテーブルあって、何だこっちで食べられたじゃん。。と後悔。
まぁいいや、マリトッツオは走りながらじゃちょっと食べづらそうかもと思ったので、それだけは食べて行こうかと座って広げた。

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で、そのマリトッツオ。「さくらみくら」の名前っぽい感じでキャッチ―だから気になったんだけど、ああそうかクリームいっぱいの甘甘パンだよな。。大丈夫かな。と食べてみたら、意外なことにクリームは口の所だけで中までギッシリではなく、中にはなんときな粉かかったわらび餅が入っていた。なんじゃこりゃ。クリームとパンとわらび餅のちぐはぐな組み合わせが妙に面白く桜の風味もあっておいしく食べられた。
けどやっぱ食べづらかったので車に急がずに先に食べて正解だった。

他は走りながら。おにぎりは具が少なくてイマイチだった。渋沢のシールの深谷ネギおにぎりは辛かった。。
軟骨唐揚げはふつうにおいしかった。
また寄ったらちゃんと食事しよう。

タグ:楽:買 餐:麭 餐:飯 餐:揚

岩宿の里 カタクリの群生地

ファイル 3240-1.jpgみどり市笠懸町阿左美の片栗の自生する山斜面。
「カタクリ群生地」という案内を見かけて来てみた。

この岩宿博物館の駐車場には何年か前にも立ち寄ったことがあったけど、博物館は有料だし遺跡とかはそんなに興味深くないのでその時はトイレだけの休憩だった。
で、駐車場の入り口とかには「カタクリ群生地」とかの案内は無かったけど、多分そこらの山だろうと思って案内図だけでも見るつもりで車を降りてみたら、やっぱり案の定目の前の稲荷山の北斜面がカタクリ群生地とあった。

たしかカタクリって今時季の桜が終ったくらいだよね、、と思いつつ、ちょっとアピールが薄いのが気になりつつも山へ歩いた。

山はほとんど登らずに周りの道をまわるだけのようで楽々。気分よく日の差す山林の道を歩けた。

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そして北側にまわると、おお!紫の花が沢山咲いていた! え?こんなに密集して濃く咲いてるの?とか思ったけど、よく見るとそれはカタクリではなくてムラサキハナナ(大紫羅欄花:オオアラセイトウ)中国原産の紫の菜の花。キレイなだけに目的の花じゃなくて悔しい。

あれぇ?カタクリは?と思ってよく見ると反対の山の斜面側にチラホラと咲いている、というか咲き残ってる感じのカタクリの花があった。
これは少し時期遅かったかぁ。もっと前かぁ。でもまぁ少しでも咲いててくれてよかった。
っていうか小さいよね。前に三毳山で見たのとか近所の柏で見たのに比べて全然小さい花ばかりで逆にかわいらしかった。

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カタクリは笠懸の町のシンボルの花なんだそうだ。もっとも笠懸町は合併して「みどり市」になってもうなくなってるけど、この群生地は市の天然記念物にはなってるらしい。
そういえば紫花菜はこっちには一切咲いてないから天然とはいえ整備はしてるのかな。

さて、ムラサキハナナの派手さとは対照的な地味な山側だけど、片栗いがいにも花のプレートは立っていて「ヒトリシズカ」というブラシのような変な花もポツポツと静かに咲いていた。 と、思いきや先に進んでたらポツポツどころではなく密集して沢山咲いていて、むしろこっちの花の群生地。ちっとも一人静かではなかった。。

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それ以外にも「キバナイカリソウ」?とか「アズマイチゲ」とか「ホトケノザ」とかとか自生っぽい山の花がチラホラ咲いていた。じっくり見る気になる春の山の小さな花はいい感じ。

ここらからは引き返すのが早いのかなぁ、、と地図見て思いつつ、やっぱり来た道を戻るのは面白くないのでそのまま東側に進んだ。
こっちも高低差ほとんどないくらいで歩きやすい遊歩道が続いてて、やっぱり外側に紫花菜が濃く密集。
山側の斜面は草に覆われ気味の緑色で、その合間にチョコチョコと片栗の花が飛び出してていい感じ。一人静もいたし碇草もたまに咲いてた(こっちはキバナじゃなさそう)

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このまま山の周りを一周できるかと思いきや、最後の区間だけは私有地で立入禁止で宅地を通って、頂に西日が隠れる瞬間の稲荷山の陰を見つつ表の道に出た。道で見かけた枝垂れ桜もキレイだった。

車の通る道を歩くのはかったるいなぁ、、と思いながら稲荷山と琴平山の合間を進むと、稲荷山側に「岩宿遺跡」の石碑、琴平山側には「史跡岩宿遺跡遺構保護観察施設」という墳墓の口のようなのがあった。
なんかここは無料の資料館みたいな感じなので記名して入ってみた。

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丁寧に管理人さんが案内して中に入ると、あったのは地層のスケールとスクリーンだけで、少々古くさいアニメのガイド映像の映写が始まったのでゆっくり座って鑑賞。
この遺跡は縄文時代より前の旧石器時代の石器が発掘された国の史跡だそうで、縄文より前の時代の日本の物が初めて発見され歴史が深まった場所だそうだ。
地層のスケールは持ってきたものではなくて実物の発掘面を窓から見せてるんだそうだ。

外に出て駐車場に向かって歩くと、谷を出た先には広い池の公園の手前に「岩宿人の広場」という区間があって「住居復元」とあったのでちょっと覗いてみた。
したら旧石器時代の住居というのがあった。張ってあるのはテント地の布だけど、こんな感じで何かをかぶせてた住居だったのね。
他にもドイツの旧石器時代住居とかウクライナの「マンモス像で骨で作られた住居」なんていう遊園地みたいなのもあった。

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その先は鹿の川沼の公園広場。沼の対岸には桜の樹が並んでたから先週くらいだといい感じだったんじゃないかな。
ぱーっと見ながら歩くと、岩宿博物館の入り口があった。どれどれと進んでみたけど有料だったのでやっぱりやめた。(時間もおそいし)

って感じでひとまわり歩いて車に戻った。いい散歩になった。

ポカポカ過ぎて汗かいたので、すぐに向かいの日帰り湯「かたくりの湯」に車を移動して入浴休憩!、、と思ったら、入口に「現在コロナ感染防止の為規制によりみどり市民の方のみの入館となっております」とあった。渋渋悄悄あきらめて車に戻った。
コロナなのでしかたない。群馬県はきびしいねぇ。

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