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ぐうらーめん

ファイル 3030-1.jpg東金市田間の126号沿いにあるラーメン店。

何度か来てた店で点景も二度目。でも久々の来店。今年はなかなか千葉から出れないけどそのぶん久々の店も来れるのは嬉しい。
この店は振り切ったくらいの濃い口醤油のヤバいラーメンの人気店。午後を大きくまわってたから空いてたけど、昼だったら今でも列になるのかな?
竹岡式とはどこにも書いてないけどやっぱ濃い口醤油だから竹岡式なのかな?ちょうど先月その竹岡式の「梅乃家」に行ったばかりだから差も判るだろうと思った。

で、食べたのはプレーンメニューの「ぐうらーめん」んー醤油の匂い。いいねいいね。

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食べてみたら想像通りのヤバい濃さのモロ醤油味。そしてストレートの麺もイイ感じ。最初から玉ねぎも充分入ってて竹岡よりも竹岡に思えた。というか自分の中ではこれが竹岡式だと記憶してたみたいで、「梅乃家」に行ったときに「あれ?そうだったっけ」と感じた部分が補完されてた感じだった。
そっか、この店に来てからは「梅乃家」には行ってなかったのかもしれない。
違いを言えば、こっちの方がチャーシューは味濃くなくてその分汁濃いめというか堅めの味。んーエッジのきいた醤油の強さがいいよなぁ。この汁は飲み干しちゃだめだよね(ましてや高血圧の自分なんかが、、)とか思いつつも飲み干した。汁あってこそのラーメンよ。
それと、玉ねぎの切り方なども雑さが無くちゃんとした感じ。竹岡よりも町だからってトコかな。

まぁあえて竹岡式を名乗る必要はないけど、醤油の千葉!って感じなのでこういう店がもっと県内に増えて千葉のラーメンの顔になって欲しいよなぁ。(苦手な人も多そうだし、間違いなく体には悪いから増えないだろうけど)
っていうか醤油の町の野田や銚子とか(最近知った千葉醤油の佐原とか)にこそあって欲しいんだけどなぁ。

とにもかくにもうまかった。そして意外と食後にのどもかわかなかった。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:餐:ら

道の駅 みのりの郷東金

ファイル 3029-1.jpg東金市田間の126号沿いにある道の駅。

ここは初めて立ち寄った。(だのにピンボケw)
先月行こうと思ってた南房総の道の駅が千葉県内で唯一立ち寄ったことのない道の駅かと思ってたけど、他にもあったわw 道の駅は知らない間に増えるからねぇ、、まだまだ他にもありそうだ。
っていうか最近よく通る東金に道の駅ができてたなんて、、んー何となく知ってたような気もするけど、、この区間の126号は横切るだけで滅多に通らないからなぁ。(ここは2015年のオープンだそうだ)

ファイル 3029-2.jpgさて、飯岡で満足の食事はして来てたものの、そういえば昼の食事はちゃんとは食べてないのでぜんぜん空腹。トイレがてらではあるけどここで何か食べたいなと思って降りてみた。

けど、入り口前の焼そばの車両販売とドリンクメインのスナックコーナーがあるだけで、直売所の方に食堂はなく、惣菜も特に惹かれるものは無かった。
ので、まぁいいか。そのスナックコーナーの看板のドリンクが面白そうだったので飲み物休憩とした。
「東金産生いちごかき氷」というのも気になったけど、腹が少々こころもとないのでやっぱりドリンク。
「ゴロゴロ完熟いちごで作るソルティいちごソーダ」というのを買ってみた。新作だそうだ。期間物かな?

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わたされたものは看板の写真のとおりイチゴが浮かぶソーダ。
その浮かぶ苺は匙で食べると凍っててシャリシャリだった。おお。これはおもしろい。きりっとした塩のソーダと浮かぶシャーベットの苺の組み合わせが面白い。そして苺は底にも沈んでて、その底の方の苺は冷凍ではなく甘いシロップを纏った柔らかい苺!更に変化ある面白みが隠れてた。

という何とも凝った面白いドリンクを隣りのベンチで食べ飲んで軽い小休止。
もっと暑い日に来て贅沢かき氷メニューも食べてみたいと思った。

タグ:餐:飲 餐:果 道の駅

玉崎神社

ファイル 3028-1.jpg旭市飯岡にある神社。

下総国の二宮という事で知って、前から行こうかと思いつつ毎度忘れてたし場所もはっきり知らなかった。そういえば飯岡の町をウロウロしたのは今回が初めてかもしれない。
ちなみに下総国の総社は市川の六所神社、一宮が佐原の香取神宮、で、二宮がこの玉崎神社だけど、船橋にも二宮神社というのがあってどちらが正とも非ともいえないようだ。まぁ船橋は市川から近いしドライブで行きたいようなトコじゃないから個人的にはこっちでいいんじゃないかと思ってる。(他の国には一宮が二つあるトコもあったりする)
場所は町のちょこっと裏で一休みするのに丁度いいような静かなトコ。駐車場らしい脇の広いスペースに悠々車を停めて歩いた。

まず参道には「玉崎の姫龍」という金の龍の像があった。けど、威勢のいいマサキの葉に隠れちゃってた。
そして水の止められた手水舎や境内の図などを見ながら進み、拝殿で参拝。(ピンボケ、、)拝殿は県指定有形文化財で嘉永5年(1852)の再建。龍と波の彫刻が立派だった。

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その拝殿の手前には御神木があり、「推定樹齢五百年」とあったけど何の樹かは書かれてなかった。。(イヌマキ?)一旦枯れたような洞のある幹から横に延びた枝幹に青々した葉が茂って生き生きしてて、一見変な形だけれど、廃れても復活して再度栄えるような力を感じさせる樹だった。

そして拝殿の横に解説板があった。
祭神は玉依姫命と日本武尊。日本武尊が東征の折に玉の浦(今で言う九十九里浜)の東端の玉ケ崎に景行天皇40年(110)に創祀した海の安全を祈る神社だそうで、後に兵火や海蝕を避けてこの場所に移ったそうだ。
昔は玉ケ崎っていう岬があったのかな?まぁ「昔年の海蝕を避け」とあるくらいだから海に沈んだんだろうな。

そして裏の本殿も拝見。こちらも県指定有形文化財で元禄10年(1697)の建築物。
本殿はしっかりしたシンプルな造りだけど、周りの塀に彫刻が施されてて立派に見えた。

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ぐるっと周りをまわってみたけど、本殿よりもその裏の石垣が面白かった。
この石垣(石塁)は17世紀中期の築造だそうで、海中より産出された飯岡石という石を積んだものだそうだ。
そういえば町内をウロウロしてた時にこういう石垣の家を見かけたけど、あれはこれを模してたんだね。始めて見た飯岡の歴史的景観、砂だらけに思える飯岡の海にこんな石が転がってるのも意外だし、それを揚げて石垣にしたっていうのも珍しいし面白い。

そしてそして中央に裏の森に出る出口があった。本殿の真後ろに出口がある神社って珍しいよね。石垣の通路を抜けて裏に出てみた。

その裏は木陰の涼しいい森。まず「飯岡助五郎が信仰していた稲荷神社」という標柱があり、その裏の塚に祠が並んでた。飯岡助五郎ってあれか「天保水滸伝」に出てくる飯岡の大親分。座頭市の雇い主だね。
森は涼やかながら草は鬱蒼としてて、埋もれそうな末社もあり、茂みの中にガクアジサイが咲いていた。

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並ぶ末社や石碑を見つつ森をまわって境内脇に戻った。
昭和天皇の歌碑や竹久夢二文学碑などがあったけど、興味持ったのは「天の石笛」という岩。
これは享保3年(1718)に漁師の網にかかり奉納された飯岡石で、頭部の溝穴や側面の穴に風が吹き込んで妙音がする霊石だそうだ。
そして漁に出るかをその音で占っていたとか。(割と有名な伝説らしく「まんが日本昔ばなし」にもなってたらしい)へー。どんな音がするんだろ。
っていうか、見た目はメイドインアビスのナレハテのミーティーみたいだな。。

さてこんなところかな、、と車に戻ったけど、神社の横の先に幟の立った店が見えたので何屋だろ?とちょっと歩いてみた。
店は餃子と麺の直売場で閉まってたけど、その前に池があって神社から続きの憩いの広場って感じになってた。これは気付かなかった!(境内の図にも書かれてなかったし案内も何もなかった。。)
ってわけで不意に発見した池に妙に気をひかれ周りを歩いた。

水は別にキレイではなかったけど、脇にはアジサイがちらほら咲いてたし、水面に浮いた枝には真っ赤なアカトンボ(ショウジョウトンボ)が停まってた。そしてミドリガメもやたら多く、50㎝くらいあるデカい奴も泳いでた。

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奥の方までまわるとその奥の桟の下にいたらしいカルガモの親子が出て来て泳いで逃げてった。
カルガモの子供たちは可愛いね。

意外と見どころの多い神社で雰囲気もよく思いのほかゆっくりできて面白かった。

タグ:観:宮 観:像 観:飾 観:石 観:伝 観:池 植:樹 植:花 動:虫 動:鳥

浜ゆう

ファイル 3027-1.jpg旭市下永井の県道沿いの食堂。

「磯がき」の幟を見て入った店。(ピンボケもうしわけない)きれいな民宿にある食堂で、テーブル席だけのファミリー向けな雰囲気の店。
だけど、今日はもう飯岡の磯がきを食べる気で来たので思い切って入った。
なんかコロナのせいか元々か飲食店が減った感じで、何度か来てた店も閉まってたし「磯がき」の幟が立ってたのはここだけだった。(ネットで出てる刑部岬の店にはあるだろうけど絶対混んでるから行ってない)

実は前に一度妹と来た時に入ろうかと思った店でもあって、店先のメニューに磯がきはなくて牡蠣はカキフライ定食しかなかったから不安に思って他(岬の方)の店に行ったなんてことがあった。

ファイル 3027-2.jpgで、テーブル席に座りメニューを見ると、やっぱ牡蠣はカキフライ定食しかなく、店員さんに聞いてみると、「磯がきはボードに」あると言われた。けど、写真は貼ってあって「磯がき入荷!」とはあるだけで品目としては無いので更に聞くと「生か焼きの単品で貝の大きさによって値段も変わる」とか、、時価ってやつか。。
これはもう腹をくくって欲望に素直になって生ガキと焼きガキをひとつづつたのんだ。

おひとりさまは他にはおらず、どうやら磯がきを食べてる組も他にはいなさそうだった。贅沢メニューだし、それを目的に来る人は他で予約しとくか岬の方に行くんだろうな、、とか考えながら外の「磯がき」の幟をぼんやり眺めて待った。

で、まずは生ガキ。
うん、いい大きさ。天然とはいえ此れぱっと見牡蠣に見えないよね。

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で、ぺろり。んーーーんーーーんーーーー
んんんーー (訳:おいしー)
んっんんんんーー (訳:やっぱさいこーー)

もう口一杯にミルクとろけてまろやかで、貝の部分もちゃんとあって「あ、牡蠣だった」と思いだす。
っていうかやっぱこの磯がきは別種だよ。別の貝だよ。他のどこで牡蠣食べても「やっぱ違う」とか思っちゃうもん。

そして、焼きガキ
こちらは少し小さめ。うん、それは他の店でもそうだった。

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やっぱ焼きは焼で味がしっかりしてイイ!
ミルクもしっかり味わえるし貝の部分や柱もヒモもおいしく、ゆっくり味わって食べたいのにやっぱりぺろりと食べちゃった。酒飲むならこっちだね。いや、酒飲むのも忘れそう。

個人的にはこの焼きガキの方が好きなんだけど、今日は生ガキも凄くよかったので甲乙つけがたくとにかく満足。
ペロリペロリで腹的には全然だけど、これで定食はやっぱ蛇足なので単品で良かった。

個人的に千葉で一番おいしいと思ってる隠れた名物。増々隠れて遠くなった感じで、年一くらいの贅沢で食べたく思いつつ、なかなか来れず久々に食べたけど、(三年ぶりくらい?)やっぱいいわ。贅沢だわ。
千葉スペシャルで千葉から出ないんだから味あわないとね。
(ちなみに生1000焼1100でした。鰻より全然安い)

タグ:餐:貝