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道の駅 みなとま~れ寿都

ファイル 2870-1.jpg寿都町大磯町の寿都港の道道沿いにある道の駅。

初めて立ち寄った。新しいのかな?(08年オープンだそうだからそうでもない)洒落た雰囲気の建物で、町からの坂にあって裏の坂の下の港側の駐車場から見ても洒落た外観だった。

坂の下なので裏口の入り口は階段をのぼる。その階段の前に木造の漁船が置かれていた。
「保津船」というニシン漁に使われた船で、大正から昭和初期まで使われていたものだそうだ。
その案内板の裏には大正初期のニシン漁の写真が並べて貼られてて驚いた。もっとちゃんとした目立つトコに飾ればいいのに。。でも港の真ん前の船の脇だからこそしみじみとその風景が伝わってイイのかもね。

そして寿都港の解説もあった。江戸時代からニシン漁で栄えた港町だったそうで明治には小樽、積丹に次いで三番目の漁獲高だったそうだ。(そんな町なのに、ここに来るまで「寿都(すっつ)」って読めないくらい印象ない町だった、、ごめんなさい)

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店内もやっぱり洒落た感じで、すっきりもしつつ色々飾りもありつつ面白い空間。
まず売店の奥の軽食コーナーメニューがいろいろ面白い物があって、ここで何か食べて行こう!と思わせた。けどどれにしようか迷った「たことしらすのホットサンド」とか「寿都産秋鮭といくらの塩ラーメン」とか、、やっぱニシンだよなぁと「鰊のアンチョビパスタ」とか、、、どれも捨てがたく、ニシンの町なのに何故かおススメのご当地グルメは「ホッケめし」だそうでそれも興味深い。。
と、しばらく迷ってウロウロしてた。

ご自由にの水はレモンとバジルが入ったガラスのサーバー。ファイターズの地元選手のパネルや弁慶の顔ハメ(前に行った弁慶岬がこの近く)それと明治時代の商店の歴史的な漆喰の扉などがあった。

で、やっぱもう昼だからしっかり丼飯が食べたいと思い、1日10食限定という「ねぎ塩ほっけ丼」にしてみた。
たのんで番号札持ってテーブルついて大型テレビの寿都町PR動画を見ながら待った。小女子漁の映像とか見ててシラスが食べたくなっちゃった。。(小女子漁ってなんかヤバい字面だよね、、ちなみにコウナゴはイカナゴの稚魚の呼び名で、イカナゴは漢字で書くと玉筋魚、、、ふざけてるでしょ絶対w)

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ってわけで「ねぎ塩ほっけ丼」
昨日釧路で刺身で食べておいしかったホッケを今日は塩だれソテーでお洒落な丼。
ネギと塩だれならどんな魚でもおいしい気もするけど、ちゃんとホッケもホッケらしいおいしさで厚みある身で食感もよかった。(上の赤いのだけ辛くてのけた)

ペロリと完食。やっぱ丼飯がいいね。満足満足。
なんかニシン漁の船見たからニシン食べてみたい気分だったけど、多分ニシンよりホッケの方がおいしいよね。(ニシンは殆ど食べる事がないのでどんなだったか思い浮かばないけど)

ファイル 2870-4.jpgっていうか、実はニシンは昔の話で昭和初期からガクンと減って全然獲れなくなったそうだ。(乱獲による絶滅だとしたらいたたまれない。お魚は大事に食べたいと思う)
今現在の寿都港で一番獲れるのがホッケで7割以上と断トツ。(残りは鮭、玉筋魚、鮟鱇)沿岸定置網漁での水揚げ量では日本一だとか。
なるほどそれならば名物にするしかないよね。っていうか変にニシンにこだわらなくてよかったw

写真は館内二階の展望室からみた寿都港。
もっと海が広くみえるかと思ったらそうでもなく、一階とからの眺めと左程かわらず、子供連れの休憩所って雰囲気の展望室までわざわざ階段上って来た甲斐はなかった、、w

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