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手打そば 湧水

ファイル 1692-1.jpg調布市深大寺元町にある蕎麦店。
「深大寺そば」の店。
ここらはもう昼時ともなれば、どの店も駐車場一杯で停められずつい先日も通過したばかりだったけど、午後も4時半を過ぎればどこも空いていて、逆に店がまだやってるのかっていうほうが不安だけど、来てみたらまだまだ大丈夫そうだった。

店は少し入口で待たされただけで席に着けた。
で、二人とも九割の「湧水そば」。僕は大盛り。
それとちょっと気になった「そば豆腐」というのをたのんでみた。

ファイル 1692-2.jpg先にその「そば豆腐」
二人で分けるのに丁度いい二片がやっこで登場。
まぁちょっと口慣らしって感じで食べてみた。
ら、
これがうまかった!そばの風味バッチリでしっかり豆腐の素敵な一品。
これは妹と顔合わせて「んーんーんー」と頷きまくった。

てわけで、豆腐がうまいんだから九割のそばなんてどれだけの風味かと否応なしに期待高まったトコで蕎麦登場。

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けど、、あれ、、なんかふつう。
九割ってけっこう堅そうなイメージだけど、そして蕎麦の風味強そうなイメージだけど、いろいろと普通なそばって感じだった。
やっべ、豆腐で期待値上げすぎた?と思ったのは妹も一緒で「深大寺そばってもっとおいしくなかったっけ?」と首を傾げた。

なんだろう今日は「期待させて落とす妖怪」にでも取り憑かれてるのかな?それとももう夕方で手打ちの麺も疲れてたのかな?前に何回か入った「深大寺そば」はどこもおいしかった気がするけど、、

ってわけで、店を出て、若干の満たされない気分を払うべく深大寺を歩いてみた。
ら、
あれ?深大寺って何度も来てたけど歩くの始めてだっけ?
と、また兄妹で不思議顔。歩き覚えのない寺だった。

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随分前になるけど、墓参り帰りに「深大寺温泉」によりつつ此処にも蕎麦食べに何度か来てたけど、ホントに蕎麦食べるだけだったみたいで、歩いたこと無かったのがお互い意外だった。

そして綺麗な水の池が幾つもあっていい雰囲気。さすが湧き水の深大寺。
夕方の遅い時間だけに風も涼しく、人もまばらで歩きやすく「等々力渓谷より全然好印象」だった。ああ、やっぱりタイミングなんだね。

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本堂に参拝して横の池を眺めつつ、その隣の元三大師堂では賓頭盧尊者坐像を撫でて、裏の奥の開山堂まで歩いた。
表に戻ってきて本堂の前のオオムラサキの網小屋を覗いて(まだ青虫だった)山門から出た。
この山門が一番古い建物だそうで元禄8年(1695)のものだそうだ。

メインの蕎麦だけはちょっと「?」だったけど夕方の寺院の散歩は雰囲気よく楽しめた。
ひょっとしたらお寺を気分よく歩かせるために深沙神さまが味覚を鈍らせたのかも?(んなわきゃない)

タグ:餐:麺 餐:豆 楽<残 観:寺 観:池 観:門 観:像 楽:触 動:虫

等々力渓谷

ファイル 1691-1.jpg世田谷区等々力にある谷沢川の渓谷公園。

評判良く興味はあったものの来る機会はないだろうと思ってた場所。
妹にリクエストされた時も「えー、世田谷に行くくらいなら、ちゃんと山の方の渓谷に行った方がいいよ」と一旦埼玉方面へ進んだものの、昼からの出発で埼玉の山は遠く、距離的には全然近いからやっぱ等々力に行ってみようか、、、と来てみた。

車で来ると下流側の等々力不動尊の駐車場に停めて入るので、電車で来た人とは逆になる形かな。

さすが都内って感じの人の多さだったけど、まずは軽く不動尊にお参り。
茅の輪を8の字にくぐって、、一瞬神社と勘違いしそうになりつつも、柏手うたずに拝んだ。

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不動尊の崖側はウッドデッキの展望台になってて覗いてみたけど、、林と茂みだけのとくにどうのという眺めでもなかった。

で、その展望台の下へ坂を下っておりてみた。
けどなんか、、こっちじゃないみたい。。「違う違うもっと渓谷っぽいトコの筈」と妹。
上から少し見えたアジサイもまばらでパッとせず、カエデの緑はいい感じだけど、弁天堂も地味でパッとしない公園みたいな雰囲気、そのまま出口に下りそうだったので地蔵のトコでUターン。

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一旦不動尊まで登って石段のほうへ下りなおした。
こっちが正解で渓谷方面。
で、下った先の稲荷堂の手前に、チョロチョロっと水が垂れてるトコがあった。  え?  ちょっとまって?  これが不動の滝?? えー
テレビではかなり格好良く写されてたらしく妹も眉顰めてた。
湧水は湧水らしいんだけど、手水に毛の生えた程度の寺院のオプションくらいにしか見えなかった。。

そして川の方へ歩く。

えっと、、先に言うとつまり、、
僕も妹も、ちょっと期待しすぎちゃってたせいで、、印象よろしくなかった。
公園としてしっかり整備されているわけではなく、かといって自然の侭っていうわけでもなく、川底コンクリだし、そして人が多く、場所によっては商店街みたいな密度。(更に撮影会モデルのセーラー服がやたらと多かった)
でもまぁ、こんなもんかなぁ、、
都内の公園としては珍しいくらいの景色なのかなぁ、、
と納得して歩いてたので、そんなに酷く嫌な感じではなかったんだけど、なんか文章にするとついついケチョンケチョンになってしまうように思えるので、好印象を持ってる人には申し訳ないです。ゴメンナサイ、、、

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谷間としていい感じの部分も、、まぁあったし、還八をくぐるトコの感じなんか結構好きだった。
けど、水はやや濁って生活用水っぽく、清らかという印象が持てず、川に入って水遊びしてる親子が頭おかしく見えた。(撮影モデルの娘は仕事だからごくろうさんだけど)

とにかく進むだけ進むと、途中で対岸に渡ってから道が少し細くなった。その辺りは渓谷らしい谷間でまぁなかなかの景色、「壁面から流れ出てた湧水が川に注ぐ都内の名水」という説明の通りに道が濡れてたりした。(東京の名水57選だそうだ、、、57もあるのか)

そして赤い橋が見えたら渓谷の終わり。
あー電車で来てこっち側から入ってきて歩けば印象違ったんだろうな。。

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そして折返し。
中間くらいまで戻ったトコにある公衆トイレに妹だけ入ったんだけど、「すげーきたねー」と驚いてた。

来た道を戻って、最後に等々力不動尊の対岸にある日本庭園に行ってみた。入園は無料なんだよね?と伺いながら門を入る。
ここに来てやっとチョウやトンボを見かけた。渓谷で全然虫を見かけなかったのは蚊除けで薬撒いてたんだろうかね。

庭園を脇の階段道から登って上にまわると芝生の広場になってて、寝転がって休む人が多かった。
ここのトイレはきれいっぽかった。。入るならココだね。

広場からの眺めも少し覗ける程度でそんなに良くもなかったけど、ツツジも咲いて虫も元気でのどかだった。

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その端にある書院は解放されてて、無料の紙コップでお茶が飲めた。今日は暑かったので冷水がうまかった。

そして等々力不動尊に戻った。
谷間では全然風が吹いて無くて蒸し暑かったけど、不動尊から前の車道に出るとイイ風が吹いていた。。駐車場が一番涼しかった。。


えっと、、
来たときの状況や周りの雰囲気などで随分と違うのかも知れないけれど正直な感想を言えばイマイチ。ちょっと期待しすぎたね。「テレビの写し方すげー」と妹。

「都内で渓谷なーんて、言うてもどうせ公園みたいなモンだろう?」ってくらいのつもりで来るか、もしくはこの点景みたいなイマイチ評価を読んで行くといいかもしれないねw

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