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東根の大ケヤキ

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東根市本丸南にあるケヤキの巨樹古木。

巨樹古木があるのは絶対神社だなんて思い込んでたせいで遠回りして迷いながら何とか来れた。
小学校だったか、、
入って大丈夫だよな、、通報されないよな。。最近怖いから、、まぁ夏休みで児童なんかいないから平気かな。。なんておどおどしないように堂々と見て周った。

うん、これは立派な樹。
ケヤキって一本真っ直ぐ伸びてる印象だけど、これはぶっとい大幹で太く大きく葉も多く生き生きしてた。

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ファイル 1197-3.jpgあちこちに沢山ある案内によれば、この大ケヤキは樹齢1500年以上。幹周16m、直径5m、樹高28m。
国の特別天然記念物で、日本三大欅のひとつ、番付では東の横綱だそうだ。なるほどね。

明治中期までもう一本生えてたけど枯れてしまったそうだ。
でもこの樹は全然元気で緑青く力強かった。

そしてこの小学校のある場所は南朝時代に築かれた小田島城の本丸跡なんだそうだ。
あー城跡ってよく学校とかになってるよね。
そんな城が出来た頃でももう200年の大木だったようだ。
城は江戸初期に廃城。国敗れて何とやら、ケヤキは残って良かったね。

さてそして、小学校の前には大きな池のある公園になってた。
「龍興寺沼」というらしい。
丁度池の先に西日が傾き水面に映って眩しかった。

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タグ:植:樹 観:然 観:城 観:園 観:池

與次郎稲荷神社

ファイル 1196-1.jpg東根市の市街、JRさくらんぼ駅の近くにある神社。

ちょっと咄嗟に窓ガラスを拭きたい状態になって(鳥糞)たまたま立ち寄った。
窓だけ拭くだけのつもりだったけどちょっと入口の由緒とか読んでたら面白かったので寄ってみた。

なんでも秋田藩主佐竹公の飛脚を勤めてた那珂與次郎がこの地で暗殺されて、恋人のお花が葬った場所を後に幕府の奉行が神社にしたという事だそうで、その與次郎さんを祀った神社だそうだ。
(帰ってからWebで見てみたら、與次郎は大狐の使いだったとか、幕府の陰謀でとか、暗殺後にかなり祟ったのでとか、いろいろ書かれてて面白かった)

ファイル 1196-2.jpgさて、神社は、まず目に付くのが入口の石の鳥居。
妙に小さくて狭いけど太くどっしりしてて味がある。
「六田の石鳥居」という市指定の文化財。

そしてその後に続く稲荷神社らしい赤鳥居をくぐって進むと、途中で少しインターバル開いた先に「パワースポット スポーツの神」と掲げられてた。
おお、みずからパワースポットと名乗っちゃう神社は初めて見たよ。

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ファイル 1196-4.jpgそして拝殿で拝んだ。

スポーツはしてないけど、健脚には憧れるからいいよね。
また沢山歩ける体に戻れれば嬉しい。

タグ:観:宮 観:石 観:伝

道の駅 河北

ファイル 1195-1.jpg河北町谷地真木の287号沿いにある道の駅。
ちょっと変った形の建物。初めて寄った。そういえば287号のこの区間は滅多に通らないからね。(347号で河北からの287号というのはよく通るけど)

時間は4時を過ぎてたし駐車場も空いてたから、もうお店は閉まっちゃったかな?とか思ったけど、全然やってた。

中に入るとソフトを食べてる人が何人もいてそそられた。
んー冷たいもの続きでお腹大丈夫かな?と思いつつもソフト購入。

ファイル 1195-2.jpg買ったのは「道の駅河北限定 秘伝豆ソフトクリーム」
JAFで50円引きだった。

「秘伝豆」というのは河北特産の大豆の品種名らしい。
最近よくある豆腐ソフトとか豆乳ソフトみたいなポサっとした感じではなく柔らかい甘さで大豆らしくて美味しかった。

食べながらフラフラしてたら四階が展望台と出てたのでエレベータに乗って上がってみた。

ファイル 1195-3.jpgけどエレベータは三階まで。
其処からの階段は灯りが消えていた。。あ、またこれは滅多に上がる人のいない展望台ってパターンか?
と思いつつ登ってみたら案の定、上の階は物置状態。

気にせず更に螺旋階段を登ると、その上が展望台になってた。
ジグザグのガラス張りの変な展望台。。締め切ってて空調もなく暑かった。。手元のソフトが一気に融け出し慌てて舐めた。

で、勝手ながら隅の開く窓を開けてみたけど入る風は弱かった。。

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メインの展望は目の前の287号の最上川を渡る谷地橋かな。
のんびり展望したい状態ではなかったので、ソフトを食べ終わったらさっさと下りた。

三階はレストラン。来たとき見たけど営業中でガラガラだった。
んーどうしよっかな。ここで食べてっちゃおうかな。ってことで入った。

メニューは色々あって秘伝豆の「豆腐ステーキ定食」とかも惹かれたけど、やっぱ河北名物の「冷たい肉そば」を食べることにした。

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「肉そば」は河北町内で二回ほど食べたことあったけど、冷たくなく常温だったりしてイマイチな印象だった。
けど、ここのはちゃんと冷たかった。
おおナイス。展望台で汗かいたので冷たくてありがたいw

麺もちゃんと蕎麦の風味あっておいし、、、いと思うんだけど、なんかイマイチなのは汁の味かな。
汁は和風のさっぱりした味だけど、、なんだろう、あんまし好きな味じゃないんだよね。
んー、これは、、、何だっけ、、、あー、切干大根だ。
普段、弁当屋の弁当でついつい邪魔でいつも残してる切干大根にしみた汁の味わいだ。食べられなくはないけどあまり箸が進まない風味。
でも一応汁まで飲み干して完食でごちそうさま。

なんか今日の食事はDisってばっかな気がするけど、いろいろ話したい気にさせるいい食事だったと思う。

タグ:餐:冷 観:楼 観:橋 楽:眺 餐:麺 道の駅

おやじラーメン

ファイル 1194-1.jpg山辺町山辺にあるラーメン店。

この店の斜め向かいに山辺名物の「すだまり氷」が食べれる店があったらしいんだけど、エステの店に変っちゃってて、あれー?あれー?と行ったり来たりしてたら、この店に「かき氷」の幟を見かけたので立ち寄って見たという次第。

そしてよく見ると「すだまり氷」の看板も立ててあった。

ファイル 1194-2.jpgけどね、、
ラーメン屋でラーメン食べずにかき氷だけで入っていいのだろうか、、とちょっと躊躇。
かき氷は150円と出てた。150円だけの客ってどうだろう、、
でも「どうぞお気軽にお入りください 店主」とも書かれてた。

「あのー カキ氷だけなんですけどいいですか」と入ってみると店のおばちゃんは「どうぞどうぞ」と快く招いてくれた。

店の中では中高生のあんちゃんが漫画を読んでいた。暫くしたらもう一人来て漫画を読み始めた。
近所の暇な学生が(何も食わず)漫画を読みにフラッとやってくる休憩所的なスポットなのかな?とか思った。

さて氷は「すだまり氷をお願いします」と言ったら「味は何にします?」と聞かれた。
「え?種類あるんですか?」
「すだまりだけっていうのでもいいけど、イチゴとかメロンとかにすだまりをかけて食べるほうがおいしいわよ」だそうだ。
そうだったっけ。。Webで見たのも随分前だったからすっかり忘れちゃってた。
取り合えず一番人気というイチゴにしてみた。

どんなのが出てくるのか楽しみに待ってたら、普通のイチゴ(赤シロップ)のかき氷にすだまりの瓶が添えられて出てきた。
ああ、自分で好きにかけるスタイルなんだっけ。

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この瓶の先の杉の葉は、出過ぎないようにする栓なんだそうだ。醤油みたいにさーっとかけずにパラパラっとかけるもんなのかな?

で、お味は
んー ん? んー? んんんー?
言葉にするなら珍妙な味。正直なトコまずくない。けど、うまいともいえない不思議な感じ。

氷の白いトコにもかけてすだまりオンリーでも食べてみた。
うん、これは酢醤油。単独だとおいしい。好きな味。
けど、シロップと混ざった感じはなんとも独特で珍妙。甘いシロップにエッジが立って輪郭がハッキリした感じ?
甘いだけのシロップより飽きずに食べられると思う。

ゆっくり食べてたら、店の主人が車で帰ってきた。
ああ、この人がおやじラーメンのおやじか。
「どう?おいしい?」という答えが難しい質問に始まって「どちらから?」と感じよく声かけてくれて親しみやすいおじさんだった。

アットホームな感じのいい店で、150円だけの会計に申し訳ないような気持ちで店を出た。
次来ることがあればラーメンも食べてみたいな。

タグ:餐:冷 楽:話

栄屋本店

ファイル 1193-1.jpg山形市本町にあるラーメン店。
山形名物「冷しらーめん」の元祖発祥の店にして人気店。
以前、北山形の分店には行ったこと有るけどここは初めて。
店に着いたのは1時半前で、少し昼の時間を外せたかなと思ってたのに行列になってた。平日でもこれか。人気なんだ。。

他の店探すのも面倒なのでおとなしく並んだ。
まぁ、雲っててそんなに暑くなく苦にはならないくらいでよかった。炎天下だったらさすがに考えるよな。

とりあえず20分くらいで席に着けた。

さて、食べるのは勿論「冷しらーめん」
注文してたら、後ろに並んでて隣に相席になったおばちゃんは「私は味噌ラーメン」と注文。。
「すみません今味噌ラーメンはやってないんですよ、、」と店の人。
「え?味噌ラーメンがないんだって、珍しいわねー」とこっち見て困り笑顔してたから「この店は『冷しらーめん』というのが人気の店なんですよ」とつい一言。「じゃあ」とそれを頼んでたけど、それで良かったのかな、、余計なことしたかな、、それにしても知らなくて並ぶ人もいるもんなんだね。

で、「冷しらーめん」

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これは思った以上にいい味わい。
味は薄くなく、かといって濃くもなく、醤油もさっぱりと仄かに甘く、冷やしというのを考えて試行錯誤を重ねたような初めての味だった。
あれ?「分店」のとは別物?
向こうのを食べた記憶ではもっと普通のラーメンが見事に冷えてる感じだったと思ったけど、これは特製って感じで凝った感じがした。

で、ペロリと完食。汁も飲み干して冷ややかでイイ夏の昼食。
(おいしかったけど個人的には「分店」の方が好きだな)

店を出るときも隣のおばちゃんと一緒になった。
「どうもありがとうごちそうさま」と言って貰えて良かったけど、(ごちそうしたわけじゃないけど、、)果たして口にあったかどうかはわからない。

店を出るともう列はなく、入口で一組待ちとかそんな感じだった。来るなら2時か。

タグ:餐:ら 楽<待 観:本

道の駅 喜多の郷

ファイル 1192-1.jpg喜多方市松山町鳥見山三町の121号沿いにある道の駅。
ここは大峠トンネルが121号として通れるようになったくらいの結構前から、日帰り温泉のある道の駅として何度も立ち寄ってる道の駅。
だけど、いっつも風呂だけの立ち寄りで食事することは殆んど無かった。
一回だけ発売当時で話題になってた「喜多方ラーメン丼」を食べてみようと食事したことがあるけど、「これ食べるなら素直にラーメン食べた方がイイや、、」という残念な結果で以後も風呂にしか寄ってなかった。

で、今日は暑いから山形で冷やしラーメン!と思ってたので、じゃあここらでは変化球ネタの食事でもいいかな、、と思って珍しく食事の立ち寄り。

その後も何故か続々と出るラーメンネタの一品、話題の「喜多方ラーメンバーガー」を食べてみた。 ネタとして。
具はチャーシューか会津地鶏の二種類。地鶏の方にしてみた。

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これはバンズの部分が麺で出来ているという凝った物。
感想は、、、

んー


やっぱ変。
会津地鶏はおいしかったけど麺が気持ち悪い。
やっぱ「これ食べるなら素直にラーメン食べた方がイイや、、」

支払いのレジ前には「喜多方ラーメン丼」が売られてた。まだあるってことは好きな人もいるんだろうな。人其々だね。

その後、残念な気分を癒すようなものないかな?と売店を見てまわった。
「喜多方ラーメンチップス」「喜多方ラーメン煎餅」、、なぜか喜多方ラーメンもじりの土産物ばかり目に付いちゃった。

ファイル 1192-3.jpgそんな中で一番気になったのが「喜多方ラーメン生大福」
他の生クリーム大福「蔵の雪」と並んで冷凍で販売。
夏だしヒンヤリしたものがイイね。

ってわけでひとつ買ってみた。
そして、もしハズレだった時の為の保険で1個スタンダードな生クリーム大福も買っておこうと思い、餡や抹茶など5種類あって迷ったけど「黒ごま」を買った。
「自然解凍で20分から30分後に食べて下さい」との事ですぐには食べれなかった。
そうそうこの手のヤツはいっつも固いまま食べて失敗するんだよね。。

そしてこの道の駅の脇には「八方池」という貯水池がある。
何となく知ってたけど、いつも風呂だけなので見たことなかった。
ので、低い堤を上ってみてみた。

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白鳥や桜の季節が見頃なんだろうけど夏の緑に囲まれた池もなかなかよかった。
水もきれいで、覗くと小魚が沢山群れて遊んでた。
(けど写真じゃ色混ざってよくわかんないな)

暑い日の静かな水辺はイイね。


さてさて、
そして出発して20分後、(もう山形県に入っちゃったけど)
そろそろいいかとさっきの「喜多方ラーメン生大福」を食べてみた。
ら、
これは結構おいしかった!
みたらし風の醤油餡に胡椒のアクセントでラーメンと言われれば確かにラーメンぽく、クリームとも合ってていい味わい。
喜多方ラーメン系の変わり種食品で唯一の大アタリ。

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口直しの保険なんていらなかったな、、もう一つ「ラーメン」でも良かったな、、
なんて思いながら食べた「黒ごま」は、あにはからんや、絶品。
こりゃうまい。
逆に他のも全種類買ってくれば良かった、、と思った。(安くないけどね)

ホンの一口の幸せ×2で、バーガーの失敗も楽しく思えるくらいの気分にさせてもらった。結果往来。ナイスナイス。

タグ:餐:ば 餐:冷 楽<残 観:池 動:鳥 動:魚 道の駅

馬尾の滝

ファイル 1191-1.jpg須賀川市勢至堂の294号沿いを流れる勢至堂渓谷の滝。

この294号はかなり頻繁に通る馴染みの道なので、この滝の前も幾度と無く通り過ぎて、道路上から滝をチラリと見たり見なかったり。
車から降りてみたこととも何度かはあったけど、それも随分前の事。

そういえばこんな夏の明るい時間に通ることが珍しいかも。

で、滝のまん前の駐車帯のような路肩に車を停めて降りてみた。

ファイル 1191-2.jpgんー実に涼しげでいい感じ。
なんといっても道のすぐ脇なのがいいね。

この「馬尾の滝」はその名の通り馬の尻の様な岩肌を尾のように垂れ落ちる滝。
けして大きな滝というわけじゃないけど、個性的でいいじゃない。

チラッと見て涼むだけのつもりだったけど、渓流も道からそんなに高低差なかったので下りてみた。

おお、滝正面で癒される。
勢至堂渓谷の水もきれいでそんなに激しくない流れ。思わず足ぽちゃ。
んーきもちいい

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水に浸りながら、ちょっと上流に歩いてみて滝を振り返って見たり。
逆に下流に下ってみて滝を見たりしてみた。
そういえばここ、釣りする人はいないのかな?いたら怒られそう。
(いやーもっと奥で釣るでしょ)

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少し水が溜まって深くなってるトコとか覗いてみたけど魚影は見えなかった。

ファイル 1191-5.jpgその代わりに川原ではクロアゲハがひらひらと飛び回ってて、近くに来たり避けてみたりとかわいらしい。
やっぱり人なつこいよね。

そして暫く涼んで、濡れたサンダルのまま道路に上がって戻るのもすぐなので足元も汚れずに楽々。こりゃいい親水スポットだ。
朝からいい寄り道が出来て今回もいいドライブになりそうだ。

タグ:景:滝 景:川 景:谷 楽:浸 動:虫